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いろいろ悩み考えた末、
内視鏡システムを丸ごと
刷新することにしました。

新しいシステムを導入するのは
費用も手間もかかります。

出来れば使い慣れたものを
使い続けるに越したことはないと
思うのですが、

メーカーも含めて
機種変更を決めた
最大にして唯一の理由は
信頼と安全ということです。

システムの入れ替えがありますが、
検査を滞らせることは出来ません。

新しい機種もその機能も
患者さんへしっかり還元出来るように
自分の技術もしっかり
磨いて行来たいと思います。



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2017.04.19 Wed l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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高熱で来院された患者さん。

咽喉も鼻もすっきりしないし、頭痛もするとのこと。
何より、熱が出てから食欲が全くなくて
胃も痛むのがつらいと訴えられます。

大勢の発熱の患者さんの中のおひとりと
流れ作業のようにインフルエンザ迅速検査を行います。

しかし、結果は陰性。

それでもなお、この時期だから風邪の薬と一緒に
タミフルも処方していた方が良いかななどと思いながら、

高熱と胃痛がほぼ同時期に出現していることが
妙に気になり始めました。

いや、待てよ。もしや・・・。

胸騒ぎを抑えながらお腹にエコーを当てると、
痛いとおっしゃっている場所と一致して
肝臓の中に辺縁が不整な低輝度領域が描出されます。

おっと、肝膿瘍じゃないか。

発熱とインフルエンザの患者さんが
まさにけた違いに多いこの時期、
先入観にとらわれず、落とし穴に落ちないように
ますます慎重な診察が必要です。

患者さんは高次病院に転送。
無事に膿瘍のドレナージをして頂きました。



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2017.02.09 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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昨日の日曜日は
横浜市開港記念会館に行って来ました。

遊びに行ったのではありません。

「横浜市うつ病対応力向上研修」を
受講して来たのです。

メンタルヘルス、こころの健康は
なかなか奥深く、難しいテーマです。

嫌なことから逃げてばかりいてもダメですが、
嫌なことを我慢し続けるのもいけません。

過度なストレスは重荷になりますが、
少しくらいストレスがないとモチベーションは維持できません。

自分らしく生きることと
自分勝手に生きることもちょっと違うのです。

そこら辺の判断は非常に難しいのですが、
自分のボーダーラインが分からない大人が
増えているような気がします。

自分のこころは果たして健康だろうかと
心配になりながら、
講演を拝聴してまいりました。



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2016.12.12 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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寒くなって来ました。

それもそのはず、
今年も残すところ3週間です。

ここに来て、気になるインフルエンザが
流行の兆しを見せています。

いや、すでに流行している
と言っても過言ではありません。

今年は目下、AH3型(A香港型)が
多く検出されています。

48週での定点観測が3.02というのは
一昨年の年末年始にインフルエンザが
爆発的に流行したときに類似した動向です。

インフルエンザは飛沫感染だけだと
思っている方が多いのですが、
実は接触感染も少なくありません。

インフルエンザに感染した人が
口や鼻を手で覆って咳やくしゃみをして、

ウイルスが付着したその手で
つり革、手すり、ドアノブなどを触ると
そこから健康な人の手にウイルスが伝搬され、
鼻や口を触ることで感染します。

インフルエンザに限らず、
ウイルス性胃腸炎などでも手洗いは
感染予防の基本です。

外から帰ったときはもちろん、
職場や家の中にいる時でも
定期的に手を洗うように心がけましょう。

そして、むやみに手で
顔を触らないようにしましょう。

さあ、このブログを読んだあなた。

取りあえず、一回、
手を洗って来ましょうか。



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2016.12.11 Sun l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
本日、12月9日(金)も
日本肝臓学会東部会に出席のため終日休診いたします。

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新しいジェノタイプ1型C型肝炎の
経口治療薬が11月18日に発売されました。

インターフェロンフリーの
治療薬としては4番目となります。

2014年の秋に先陣を切って登場した
ダクラタスビル/アスナプレビル併用療法は
それまでのC型肝炎の治療を一新しました。

副作用もほぼないに等しく
インターフェロンの副作用に悩まされた
患者さんにとってはまさに魔法の薬となりましたが、

薬剤耐性を持つウイルスに対しては
40~60%の著効率に留まりました。

続いて2015年の秋に
ソホスブビル/レジパスビル配合錠が発売され、
薬剤耐性を持つウイルスに対しても
90~100%と驚異的な有効率をあげました。

一方で心臓・腎臓への影響が少なくなく、
高血圧・糖尿病・高齢者への投与には
十分な注意を必要とする問題点が残りました。

やや遅れて2015年11月に
3番目の経口治療薬として登場した
オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル配合錠も
薬剤耐性ウイルスでは80%の有効率と
先行したソホスブビル/レジパスビル配合錠を
凌駕する成績は上げられないものの

心臓への影響は少なく、高齢者でも比較的
安全に使用できる治療薬となりました。

ただ、降圧剤として汎用されている
Ca拮抗薬との併用が出来ないという課題も残りました。

そして、約1年の期間を空けて
C型肝炎治療薬として4番目に登場した
エルバスビル/グラゾプレビル併用療法。

薬剤耐性症例でも治験では
93.2%と良好な成績を挙げており、
さらに心臓・腎臓への影響も現時点では報告がなく、
併用薬材との相互作用も少ないという
大きな利点を持っています。

C型肝炎の患者さんの数は
年々減少傾向となっていく中で

これらの薬剤がどういった役割を果たしていくか、
しっかり見届けていきたいと思います。

さて、本日は肝臓学会の教育講演会。
夕方までしっかり勉強して来ます。



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2016.12.09 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
22016東部会

本日、12月8日(木)午後および
明日、12月9日(金)終日は

日本肝臓学会東部会出席のため、
休診させていただきます。

大変、ご不便をおかけして
申し訳ございません。

しっかり、勉強して日々の診療に
少しでも還元できるようにいたす所存です。

何とぞご了承くださいますよう
お願い申し上げます。



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2016.12.08 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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5日前から咳と発熱が続く10歳の男の子。

3日前に他のクリニックからケフレックスという
抗生物質も処方してもらって服用していますが、

咳と発熱がまだ続いていて週末に薬がなくなるので
処方して欲しいと来院されました。

まだ3日じゃ、治らなくてもしょうがないかなあ
と思いながら診察をすると
38.6℃と熱も高く、胸の音も良くありません。

インフルエンザの検査は陰性だったとのことですが、
マイコプラズマの検査はまだされていないとのこと。

急いでインフルエンザの検査をもう一度行うとともに
マイコプラズマの迅速検査もやってみましたが
どちらも陰性でした。

胸のレントゲンを撮ってみると
右下葉に肺炎、無気肺の所見。

基幹病院の小児科に転送して、緊急入院となりました。

入院後の検査ではマイコプラズマ陽性で
マイコプラズマ肺炎による無気肺との所見でした。

やはり、後医は名医と言うことです。

この時期、高熱、咳の患者さんが
老若男女問わず、数多くいらっしゃり、

「風邪という名の病気はない」などと言いながらも
「まあ、風邪でしょう」と急いで診察をしてしまう傾向が
無きにしも非ずかも知れません。

クルマも誰でも気を付けて運転していますが、
ふとした気の緩みで事故が起こる訳です。

手際とか、器用とかより、
どんな時でも、泥臭い診察が出来る医者に
自分はなりたいと思います。



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2016.12.06 Tue l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲
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今年はオリンピックの年だったからか、
マイコプラズマが流行っています。

マイコプラズマは細胞壁がないので
βラクタム系の抗生物質は効きません。

さらに最近ではマクロライドにも
耐性を持つマイコプラズマも多いようで
なかなかやっかいです。

インフルエンザや胃腸炎に混ざって
まだまだマイコプラズマ肺炎も油断できません。

しつこい咳をみたらレントゲン検査と
迅速検査が有用です。

早期に適切な抗菌薬を服用して
こじらせる前に治療をすることが大切です。



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2016.11.27 Sun l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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感染性胃腸炎の患者さんが目立っています。

また、インフルエンザA型の患者さんも
不気味に増えています。

まだまだインフルエンザワクチンを
接種される方も多くいらしゃり、思いがけず混雑して、
お待たせして申し訳ありません。

そんな慌ただしく混雑した夕方、
血液検査結果をふと見ると、肝臓の数値が少し高くなっています。

ああ、きっと脂肪肝だなと思いましたが、
お腹を触診した時に、妙な感覚があったので、
気になって、念のためエコーで診ることにしました。

肝臓はやっぱり白く、脂肪肝を確認した後、
ゆっくりと胆のう、腎臓、膵臓を観察して、
探触子を大動脈の上に持ってきた時に「むっ、AAA!」。

Abdominal aortic aneurysm、通称AAA。腹部大動脈瘤でした。

血液検査の変化とは直接関係ありませんが、
腎動脈の下あたりから総腸骨動脈分岐部付近まで
径5cm超の大動脈瘤。

破裂する前に外科的に治療が必要なので、
速やかに血管外科に診療情報提供を行いました。

混雑していても、少しでも気になったことは
検査しておかないと絶対に後悔すると改めて痛感します。

混んでいる時こそ、あえてしつこく。
小さなサインを見落とさないように
これは信条としていきたいと思います。



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2016.11.26 Sat l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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これから海の幸が美味しくなる季節。

先日、新鮮な生イカとしめさばを
召し上がった方が胃の激痛を訴えて来院されました。

そう、いるんです。
新鮮になればなるほどニクイあいつが。

緊急内視鏡を行ったところ、やっぱりいました。

胃穹窿部の噴門近傍の赤く腫れた粘膜に
食い込んでいるアニーちゃん。

鉗子でつまんで引っ張り出した途端に
胃の痛みは消失しました。

アニーちゃんとは寄生虫のアニサキスのことです。

新鮮なお魚やイカを食べる時は
細かく包丁を入れるか、よく噛んで食べましょう。

ブロードウェイ・ミュージカルの
アニーちゃんは何度も上演、映画化もされていますが、

胃の中のアニーちゃんは
一回、登場すればもうコリゴリですね。



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【閲覧注意】
胃の中のアニーちゃんをご覧になりたい奇特な方は
» Read More...から、どうぞ。
2016.11.22 Tue l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲