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インフルエンザのワクチンについてお知らせいたします。
10月1日(月)から12月29日(土)まで
インフルエンザワクチンの予防接種を行います。

★ 当院のインフルエンザワクチンは予約制ではありません。
★ 今年度のワクチン株は
  A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
  A/Singapore(シンガポール)/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
  B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
  B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)
   となっております。接種するのはこれらの4価混合ワクチンです。

☆ 65歳以上の方:2,300円 /1回 
 横浜市の高齢者インフルエンザ予防接種事業として、
 ワクチン接種を行いますので、
 横浜市所定の予診票に必要事項の記入をお願い致します。

☆ 13歳以上65歳未満の方:3,000円 /1回(税込)(任意接種)
 一般的に1回の接種で効果があると考えられていますが、
ご希望される方は、1~4週間間隔で2回目の接種も承ります。
 1回目、2回目とも同様の費用となります。

☆ 3歳以上13歳未満の方:2,500円 /1回(税込)(任意接種)
☆ 生後6ヶ月以上3歳未満の方:2,000円/1回(税込)(任意接種)
 13歳未満の方は、原則2~4週間の間隔で2回接種を行います。
 1回目、2回目とも同様の費用となります。

お彼岸が過ぎて急に秋めいてまいりました。
早めに接種して冬に備えましょう。



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2018.09.28 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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2017年まで製造された高血圧症の
とあるジェネリック医薬品が
発売中止になり自主回収されることになりました。

原材料が中国製でその中に
発がん性物質「N―ニトロソジメチルアミン」が
混入していたそうです。

現時点で健康被害の情報はないそうですが、
厚生労働省が安全性が確認して
半強制的に国民に服用を推進しているジェネリック医薬品。

こんないい加減なことでいいのでしょうか。

結果的に国民に「安かろう悪かろう」の
中国産のジェネリックを強要していたという訳です。

もちろんジェネリック医薬品が
すべていい加減なものではありませんが、

霞が関あたりの国家公務員御用達の病院では
先発医薬品を当たり前に処方されている現状を考えると

まず、国家公務員から率先してジェネリックを
積極的に使用するようにしてもらいたいものです。



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誠に急な話で申し訳ありません。

7月3日火曜日は都合により
午前中は休診させていただきます。

14時半以降の午後は
通常通りに診療を行う予定です。

大変ご不便をおかけいたしますが、
何卒ご了承のほどお願い申し上げます。



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横浜市もインフルエンザが
猛威を振るっています。

迅速検査キットの診断では
A型4割、B型6割といったところでしょうか。

この勢いだと2月上旬くらいに
流行のピークがやって来そうです。

咳や発熱で受診なさる場合は
マスクの着用などのエチケットにも
ご配慮いただけると幸いです。

インフルエンザの診断には
迅速検査は必ずしも必要ではありません。

そもそも検査の感度は
100%ではありませんし、
検査キットの結果にこだわって
治療が後手になっては本末転倒です。

一方、タミフル、リレンザやイナビルなどの
お薬を服薬しなくても、普段から健康なひとは
インフルエンザは自然に治ります。

薬でウイルスの増殖を抑えた方が
症状が早く楽になるのは確かですが、
小さいお子さんがタミフルを上手に飲めなくても
過剰に心配しないようにしましょう。

こまめに着替えをして
水分をよく摂って安静にしていれば
ほとんどの場合、大丈夫です。

インフルエンザの流行期は
受験シーズンでもあります。

健康保険は使えませんが
予防的に抗ウイルス薬投与という裏技もあります。
最後まで、あきらめないでください。

今週は寒さが厳しくなるようです。
とにかく、睡眠と食事をしっかり摂って
手洗いをまめに行いましょう。



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2018.01.22 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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ご不便をおかけして
大変申し訳ありませんでした。

11月13日の以降、中止しておりました
インフルエンザワクチンの接種を
本日から再開いたします。

出荷が遅れているメーカーからも
今後、ワクチンが流通する見込みですので
今月中にはワクチンの確保も
安定してくるとは思いますが、

インフルエンザにかかる方も
ちらほらと見受けられますので
根拠なき希望的観測は控えたいと思います。

現状ではインフルエンザワクチンは
まだ需要が供給を大きく上回っている状況です。

当院では予約制ではなく、
ワクチン接種をご希望でご来院頂いた方に
順番に接種しております。

円滑にワクチン接種を行えますよう
皆さまのご理解とご協力を
何とぞお願い申し上げます。



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2017.11.20 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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いろいろ悩み考えた末、
内視鏡システムを丸ごと
刷新することにしました。

新しいシステムを導入するのは
費用も手間もかかります。

出来れば使い慣れたものを
使い続けるに越したことはないと
思うのですが、

メーカーも含めて
機種変更を決めた
最大にして唯一の理由は
信頼と安全ということです。

システムの入れ替えがありますが、
検査を滞らせることは出来ません。

新しい機種もその機能も
患者さんへしっかり還元出来るように
自分の技術もしっかり
磨いて行来たいと思います。



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2017.04.19 Wed l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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高熱で来院された患者さん。

咽喉も鼻もすっきりしないし、頭痛もするとのこと。
何より、熱が出てから食欲が全くなくて
胃も痛むのがつらいと訴えられます。

大勢の発熱の患者さんの中のおひとりと
流れ作業のようにインフルエンザ迅速検査を行います。

しかし、結果は陰性。

それでもなお、この時期だから風邪の薬と一緒に
タミフルも処方していた方が良いかななどと思いながら、

高熱と胃痛がほぼ同時期に出現していることが
妙に気になり始めました。

いや、待てよ。もしや・・・。

胸騒ぎを抑えながらお腹にエコーを当てると、
痛いとおっしゃっている場所と一致して
肝臓の中に辺縁が不整な低輝度領域が描出されます。

おっと、肝膿瘍じゃないか。

発熱とインフルエンザの患者さんが
まさにけた違いに多いこの時期、
先入観にとらわれず、落とし穴に落ちないように
ますます慎重な診察が必要です。

患者さんは高次病院に転送。
無事に膿瘍のドレナージをして頂きました。



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2017.02.09 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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昨日の日曜日は
横浜市開港記念会館に行って来ました。

遊びに行ったのではありません。

「横浜市うつ病対応力向上研修」を
受講して来たのです。

メンタルヘルス、こころの健康は
なかなか奥深く、難しいテーマです。

嫌なことから逃げてばかりいてもダメですが、
嫌なことを我慢し続けるのもいけません。

過度なストレスは重荷になりますが、
少しくらいストレスがないとモチベーションは維持できません。

自分らしく生きることと
自分勝手に生きることもちょっと違うのです。

そこら辺の判断は非常に難しいのですが、
自分のボーダーラインが分からない大人が
増えているような気がします。

自分のこころは果たして健康だろうかと
心配になりながら、
講演を拝聴してまいりました。



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2016.12.12 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
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寒くなって来ました。

それもそのはず、
今年も残すところ3週間です。

ここに来て、気になるインフルエンザが
流行の兆しを見せています。

いや、すでに流行している
と言っても過言ではありません。

今年は目下、AH3型(A香港型)が
多く検出されています。

48週での定点観測が3.02というのは
一昨年の年末年始にインフルエンザが
爆発的に流行したときに類似した動向です。

インフルエンザは飛沫感染だけだと
思っている方が多いのですが、
実は接触感染も少なくありません。

インフルエンザに感染した人が
口や鼻を手で覆って咳やくしゃみをして、

ウイルスが付着したその手で
つり革、手すり、ドアノブなどを触ると
そこから健康な人の手にウイルスが伝搬され、
鼻や口を触ることで感染します。

インフルエンザに限らず、
ウイルス性胃腸炎などでも手洗いは
感染予防の基本です。

外から帰ったときはもちろん、
職場や家の中にいる時でも
定期的に手を洗うように心がけましょう。

そして、むやみに手で
顔を触らないようにしましょう。

さあ、このブログを読んだあなた。

取りあえず、一回、
手を洗って来ましょうか。



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2016.12.11 Sun l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
本日、12月9日(金)も
日本肝臓学会東部会に出席のため終日休診いたします。

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新しいジェノタイプ1型C型肝炎の
経口治療薬が11月18日に発売されました。

インターフェロンフリーの
治療薬としては4番目となります。

2014年の秋に先陣を切って登場した
ダクラタスビル/アスナプレビル併用療法は
それまでのC型肝炎の治療を一新しました。

副作用もほぼないに等しく
インターフェロンの副作用に悩まされた
患者さんにとってはまさに魔法の薬となりましたが、

薬剤耐性を持つウイルスに対しては
40~60%の著効率に留まりました。

続いて2015年の秋に
ソホスブビル/レジパスビル配合錠が発売され、
薬剤耐性を持つウイルスに対しても
90~100%と驚異的な有効率をあげました。

一方で心臓・腎臓への影響が少なくなく、
高血圧・糖尿病・高齢者への投与には
十分な注意を必要とする問題点が残りました。

やや遅れて2015年11月に
3番目の経口治療薬として登場した
オムビタスビル/パリタプレビル/リトナビル配合錠も
薬剤耐性ウイルスでは80%の有効率と
先行したソホスブビル/レジパスビル配合錠を
凌駕する成績は上げられないものの

心臓への影響は少なく、高齢者でも比較的
安全に使用できる治療薬となりました。

ただ、降圧剤として汎用されている
Ca拮抗薬との併用が出来ないという課題も残りました。

そして、約1年の期間を空けて
C型肝炎治療薬として4番目に登場した
エルバスビル/グラゾプレビル併用療法。

薬剤耐性症例でも治験では
93.2%と良好な成績を挙げており、
さらに心臓・腎臓への影響も現時点では報告がなく、
併用薬材との相互作用も少ないという
大きな利点を持っています。

C型肝炎の患者さんの数は
年々減少傾向となっていく中で

これらの薬剤がどういった役割を果たしていくか、
しっかり見届けていきたいと思います。

さて、本日は肝臓学会の教育講演会。
夕方までしっかり勉強して来ます。



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2016.12.09 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲