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ドクターフリッカーの診療所は「院外調剤」です。

開業して1年間は院内で調剤していたのですが、
薬剤師の先生が駐在していないため、
ドクターフリッカーがひとりで診療しては調剤、診療しては調剤と
大変時間がかかってお待たせしていました。

また、常備してある薬もどうしても種類が少なく、
後発品などの備えも不十分でした。

院外調剤は処方箋を発行して、
患者さんは町の「調剤薬局」に行ってお薬を調合してもらいます。

何だかめんどくさいようですが、
処方内容を「医者」と「薬剤師」と
必ずダブルチェックすることになります。

以前、大学病院の外来で
院外薬局の薬剤師の先生から電話がありました。

「先生、T薬局のSです。
Aさんに処方された○○ですが、1日あたり20mgで良いのですか?」

ドクターフリッカー
「ええ、△日の治療薬で確認しましたが、
他の薬と同様に○○もこの場合、倍量になるようです。」

薬剤師の先生
「あー、そうでしたか。そうかなとは思いましたが。
これは、勉強不足でした。」

ほどなくして、再度お電話。
「先生、やはり製薬メーカーに問い合わせましたが、
○○はやはり例外で倍量にならないそうです。
△日の治療薬の誤植だそうです。」

「マジですか?!」

勉強不足はこちらです。
とんだ赤っ恥どころか、投薬ミスをしてしまうところでした。

なにごとも「活字」をうのみにしてはいけません。

ドクターフリッカーの診療所の前にも
薬局があります。
今、建物の建替えで、仮店舗への引越しがあるようで
かなり忙しそうですが。

そんな忙しい時に、
ドクターフリッカーが言うのも何ですが、

処方について、
医者に聞き忘れたこと、
医者には聞けないことなど
ご遠慮なく、薬剤師の先生にお尋ね下さい。

ドクターフリッカーは調剤薬局と
医薬分業の連携をしっかりとって、
患者さんのお役に立てるよう頑張ります。

2008.03.31 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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中日ファンです。
しつこいようですが。

人生、「何かつかめる時」というものが、
あるかもしれません。

追い風が吹くのを、ただ待っていてもダメです。

役に立つか、損か得か、
そんな打算的なことではダメなんです。

やるべきことを一所懸命やる。

ふと周りを見ると、
周りが騒いでいる。

そんな感じかもしれません。

中日のピッチャーで
鈴木義広というひとがいます。

右のサイドスローでくせのある投げ方をします。
開幕して2試合、中継ぎで登板しています。

眼を見張る投球内容です。

素人判断ですが。

岡本真也という屈指のセットアッパーが、
西武ライオンズに移籍して、
今期の中日はどうやって穴を埋めるのだろう
と思っていましたが、

鈴木義広がでてきました。

開幕戦でもエース川上を岩瀬がリリーフした後、
鈴木です。
昨日は昨日で、好投朝倉をピンチでリリーフして
見事な火消しぶりです。

正直、「おい、おい、鈴木でだいじょぶか」と思いましたが、
とんでもありません。

「何かつかめる時」
です。

今年が、鈴木投手にとって飛躍の年になるであろうと、
期待と希望を持って応援しています。

さ!
今日の休日急患センター当番。

ドクターフリッカー、
先ずは自分のやるべきことを
一所懸命やってきます。

2008.03.30 Sun l ひとこと l COM(4) TB(0) l top ▲


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集団自決訴訟。

大江健三郎というひとが、「沖縄ノート」に
「第二次世界大戦の沖縄戦で軍が集団自決を命令した」
と記載しました。

それに対し、
名誉を傷つけられたと旧日本軍の元隊長さんが
著者と岩波書店を相手取り
出版差し止めと慰謝料を求めた訴訟です。

軍の関与の有無を直接争う裁判ではありません。

が、
判決では、
「原告が書籍記載の内容のとおりの
自決命令を発したことを直ちに真実であると
断定できない」
とし、

そのうえで、
「名誉毀損にはあたらない。」
「それなりに取材して書かれたものなので、
出版差し止めをするほどではないし、
慰謝料を支払うにはあたらない。」
というのです。

これでは、原告の元隊長さん、
納得できません。すぐ控訴です。

従軍慰安婦や南京虐殺問題など、
その事実の存在や、
旧日本軍の関与の有無が問題になっています。

軍とは何を指すのか?
ドクターフリッカーにはわかりません。

「軍令」、大本営の「参謀部」のこと?
「軍政」、「海軍省」「陸軍省」のこと?

それとも最前線の部隊長さんが、
修羅場の中で、下す決断も「軍」でしょうか?

この国は、先の大戦について、
蓋をしたままで、
こうした不毛な裁判を繰り返しています。

近隣諸国にも、訳も分からず、
頭を下げ続けています。

中国チベット自治区でのデモ弾圧にしても、
何も言えずに、欧米の顔色を伺い、
長いものに巻かれようとしています。

国を愛する心を育てるならば、
まず、第二次世界大戦に至るまでの
経緯を検証し、何を反省すればよいのか?

日本人自身で総括しなければいけないと
思うのです。

いま、この国が迷走を続けているのは、
それをしないからではないでしょうか。

2008.03.29 Sat l ひとこと l COM(3) TB(0) l top ▲


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「青いくま」

どこで読んだか、聞いたか忘れました。

たしか、世界の盗塁王、
元阪急ブレーブスの福本豊氏の言葉です。

「青いくま」はつまり、

「あ」焦るな。
「お」怒るな。
「い」威張るな。
「く」くさるな。
「ま」迷うな。

ドクターフリッカー、耳が痛くてちぎれそうです。

ここ数日、4月からの「診療報酬改定」に
翻弄されています。

医療事務を自分ひとりでやっている
ドクターフリッカーのような零細診療所にとって、
今回の大幅な改訂は、その処理だけで膨大です。

加えて、
退職されるスタッフの後任が、
なかなか決まらなかったこともあり、

うまくいかないなーと、
少し、弱気になっていました。

切羽詰ると見える世界が狭くなります。
どうしても目先のものしか見えなくなってきます。

自分のやりたかったことは何なのか。
そのためには、今何をすべきなのか。

もう一度、よく考えていたら、ふと
「青いくま」を思い出しました。

人間、なかなか「青いくま」にはなれません。

なれませんが、

焦っているとき、
怒りたいとき、
つい、わがままになってしまうとき、
もう、だめだ・・・・と思うとき、
どうしよう・・・・と迷うとき、

「青いくま」を思い出すことはできます。

思い出せば、もう一度、
外から自分がみれるかもしれません。

さあ!
今日から待ちに待ったプロ野球のセントラルリーグ開幕です。

がんばれ!ドラゴンズ!!

2008.03.28 Fri l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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いよいよ、「非常時」です。

ドクターフリッカーは、24日に
引き続き、昨日は夕方から「保険医協会」の
「診療報酬改定」の説明会に行ってきました。

聞けば聞くほど、わけがわかりませんが、
どうやら「非常時」のようですので、
そんな泣き言は言っていられません。

原という厚生労働省医療課長。

じぶんは患者さんを診察したこともないのに
「外来診療は懇切丁寧な説明をしろ」
といけだかに吠えています。

「医療法」第1条にそんなことはずっと前から、
書いてあります。
言われなくてもやってます。

わざわざ、診療報酬改定のときに言うあたり、
お里が知れます。

医者だけじゃなく国民の皆さんも「非常時」です。

75歳以上の方は後期高齢者医療保険に
強制的に入れられ、みんな保険料を払わなくてはいけません。

さらに追い討ちは、
深夜、夜間、早朝に病院にかかると
今までより、お金がかかるようになります。

総理大臣は、
日銀総裁も決められず、
内閣支持率がどんどんどん落ちていくことで
あたまが一杯なところに加えて、

イージス艦やミサイルを買ったり、
道路を作るのに
お金をかけまくっているので、

ま、
総理大臣とかやるようなえらいひとは、
おなかが痛いくらいで入院できるけど、

国民の健康にまで、お金を使えない、
ということのようです。

しかし、
ドクターフリッカーは、そうそう簡単に、
医療崩壊の「ポツダム宣言」は「受諾」しません。
欲しがりません。勝つまでは。

進め、一億火の玉で、何とかこの「非常時」に
医療の質を守りましょう。

2008.03.27 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨晩は都筑区でブログを毎日更新している
御三家とともに、
楽しいひとときを過ごしました。

御三家は
すごく偉い先生なのにちっとも偉ぶらない、医師の鏡「あざみ野棒屋先生」
週に一回は都内大学病院で手術をこなし、休日も救急や終末医療に取り組む「亜沙郎先生」
そして、その世界では言わずと知れたスーパードクター「ドクターM先生」
のそうそうたるメンバーです。

ドクターフリッカーは、
この御三家に触発されてブログを書き始めました。

そう、町医者として、これといってとりえもないので、
御三家に少しでもあやかろうと思ったのです。

貴重なブログ先輩方からの、
医療から税金のお話、
はてはブログのとっておきウラ話まで
多岐にわたってお話を伺い、大変ためになりました。

ウラ話?
そんなことは、後が怖くて、
ここには書けません。

で、結論はやはり、
「ブログは毎日更新しないとね。」

・・・・・・・・・。
あー。
やっぱり話はそこに行きますか。

たしかにブログを書くことで、
「なんだ、偉そうなこと書いてても、
やってることは・・・・。」

なんてことにならないように、
日々いっそう、襟を正して、
仕事に望むことができるのです。

とりあえず、昨晩、御三家とお会いするまではと、
何とか、毎日書き続けました。

昨晩、御三家とお会いして
よし。
これからも日々、ドクターフリッカーの
心のうちを皆様に少しずつご披露して行こう!
と、お酒の力(ビール2杯)もあったので心に誓った次第です。

今朝、起きたら、
早くも、決心が揺らいでますが。

2008.03.26 Wed l 意気込み l COM(3) TB(0) l top ▲


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昨晩、医師会で診療報酬改定の説明会がありました。

いったい、何をどうしたいのか、
さっぱりわかりません。

いろいろありすぎて、思い出すのもうんざりですが、
ま、明日、別の講習会にも行く予定です。

びっくりしたのは薬の「後発品」です。

今までは医師が「後発品」でも良いと
認めたものだけ、処方箋に署名捺印してました。

今度は逆に署名がない場合、
患者さんの希望で「後発品」に変更できるようになります。

いやー、「後発品」ってちょっと質に問題あるのもあるって
言われてたけど、よかったね。
お国が保証するんなら安心だね。

と思いきや、
「後発品」は主成分は同じでも添加物が異なり、
副作用や効力に不安も残るので、

な、なんと今なら
「お試し期間」として1週間、
「後発品」を服用してみて、
特に問題がないか試すことも出来るんですってよ。おくさま!!

どっかの化粧品じゃあるまいし。
一体なんですか。

「お試し期間」とは。

・・・・・・・。
開いた口がふさがりません。

「後発品」って厚生労働省が認可してるんじゃないんですか。
結局、何かあったら責任は、また医者ですか。

中医協の土井さんと厚労省の舛添さん。
冗談は、顔だけにして下さい。

2008.03.25 Tue l 医療 l COM(3) TB(0) l top ▲


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大腸内視鏡検査です。

ドクターフリッカーは
実は昨日、大腸肛門の達人のクリニックで検査を受けてきました。

4、5日前から紙に血液が付着するので心配になり、
水曜日に母校の外来に行く前に、一度、受診。
前の日に飲むお薬を処方して頂きました。

大学病院時代はドクターフリッカーも
大腸内視鏡検査をduty workでやっていました。

検査を行うことは好きで、ま、10年以上もやっていたので
それなりの自信もありました。

開業時に導入するか、診療所のスペース、設備の問題もあり
最後まで迷いましたが、結局、あきらめました。

すると、ドクターフリッカーの開業とほぼ同時期に
車で5分のところに
大腸肛門の達人のクリニックが開設されたので、
大腸内視鏡は導入しないで正解(?)だったでしょう。

で、昨日の検査。
やるのと自分が受けるのでは大違いです。

前の晩、なかなか寝付けません。
やっぱり、受ける立場になるとちょっと、いや、かなり緊張します。

朝、6時から腸洗浄のお薬をのみ、
予定より早めに出かけました。

受付をすませると、知らず知らずのうちに
体に妙に力が入り、
力を抜こうとすればするほど
なおさら、力が入ってしまいます。

おかしい。10年前に検査を受けた時には、
こんなに緊張しなかったのに。

うー。
ドクターフリッカー、一体、いつからこんなに、
気が小さくなってしまったのでしょう。

検査は、さすが「達人」でした。
スルスルと挿入され、初心者には難しいと言われる
「S状結腸」「碑臓の曲がり角」「肝臓の曲がり角」も
内視鏡がよじれることなく、難なく通過。
あっという間に盲腸まで到達です。

「せんせー、何にもないよ。」と
Y先生のありがたいお言葉。

紙に血が付くのは「お尻、ちょっと切れたのかな」
とのことでした。
はあ?。よかった。

終わってしまえば、緊張していた自分が
「アホみたい」
です。
スタッフの方々、ありがとうございました。

心より安堵し、ちょっとだけ変な感じのお尻を
気にしながら帰りました。

胃カメラ受けられる方も緊張されているんだろうな・・・。
いまさらながら、そんなことを再確認いたしました。

健康への不安。検査結果への不安。

患者さんの気持ちを忘れないように、
今日から、また初心に戻って、
ドクターフリッカーも内視鏡検査を行います。

2008.03.24 Mon l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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ブログを書き始めて早や3週間。

はー。

まだ、たったの3週間ですか。
もう、3年くらい書いた気がします。

ブログを1年も2年も続けているひと。
まさに神業です。
何が、そんなにブロガーをかき立たせるのでしょうか。
ドクターフリッカーには神業としか思えません。

そんな怠惰なブログ 「いつでも夢を」。
おこがましくもブログランキングに参加しています。

と、
上のランキングのバナーをクリックしてみて下さい。

うっそ。

FC2ブログランキングでは病院・診療所部門、堂々の1位。
もう一つの全国的な人気ブログランキングでも病院・診療所部門で
ドクターMに追いつかんばかりの勢い。

ふふ。
オレって何やってもイケルね。

とか、こりゃー勘違いもしちゃいます。

たまに、プロ野球で、
オープン戦や開幕直後に、
なぜか打ちまくって、
打撃成績ベストテンなんかに名前が出て、
5月の連休から梅雨ころには
すっかり、影を潜めてしまう選手がいます。

「春の椿事」という訳です。

3週間ごときで、
ブログを語っちゃいけません。
ましてやランキングを語るのは10年くらい早いでしょう。

この3週間で学んだこと。

ブログを続けているひとって「すげー」。

これが分っただけでもブログを始めた甲斐がありました。

何ごとも自分がやってみてから、
意見を述べるべき
と、身にしみています。

2008.03.23 Sun l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲


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横浜市営地下鉄。

3月30日にいよいよ日吉と中山を結ぶ「グリーンライン」が
開通です。

もともとあった湘南台とあざみ野を結ぶ「ブルーライン」が、
1号線と3号線。

新しい「グリーンライン」は4号線。

あらら、2号線はどうしちゃったの?

と思ったら
ウィキペディア
に詳しく書いてありました。

それにしても
「ブルーライン」の
「下永谷」と「上永谷」
「三沢下町」と「三沢上町」
「新横浜」と「北新横浜」

「グリーンライン」の
「日吉」と「日吉本町」
「北山田」と「東山田」

そして両ラインを連結する
「センター北」と「センター南」

駅名がまぎらわしくて仕方ありません。
どうにかならなかったのでしょうか?

以前、昭和大横浜市北部病院の先生が着任された際に
「北部」というから「センター北」で降りたのに
病院があるのは「センター南」だった
というお話をどこかに書かれていましたが、

港北ニュータウンなのに「都筑区」で、
「港北区」ではないなど、
初めて来られる方には、ややこしさ満載です。

東京でも
「品川駅」は品川区じゃなく港区で
「目黒駅」は目黒区じゃなく品川区など、
ま、慣れの問題でしょうが。

とにもかくにも「グリーンライン」開通!
港北ニュータウン「エリア」の一層の発展が期待されます。

新駅も多く開業。
新規医療機関もたくさんオープン。

うかうかしていられません。


2008.03.22 Sat l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲


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ドクターフリッカーは、
「居抜き」で開業しました。

昭和44年から開業されていた
「外科胃腸科医院」の院長先生が、
平成15年3月で引退されるので
後継者を探しているという情報が入り、
「是非!」と手を挙げました。

当時、大学病院では医局長という、
大変多忙で、雑用、じゃなかった、重要な仕事の多い
役職を担わせていただいておりました。

加えて、大学という組織の中、
15年もいると、定期的に研究をまとめたり、
後輩の研究をお手伝いしたりと、

何だか、学会発表や論文まとめのために
日々過ごしているようになってきます。

臨床と研究、教育の両立が上手に出来る先生もいらっしゃいますが、
ぶきっちょなドクターフリッカー、なかなか両立できませんでした。

もちろん、研究がすごく大事なことは分っていました。

が、
自分の思いえがいていた「お医者さん」という
イメージからどんどん離れていくような
気がして5年前に開業に踏み切ったのです。

「居抜き」開業では「新規」開業と比べ、
前の先生に通院されていた患者さんがいらっしゃいます。

ドクターフリッカーも開業初日から患者さんが結構来院されました。

ただ、良くも悪くも患者さんは
前の先生の「診療」を期待され来院されます。

そこには、多くのジレンマがありました。
いや、今でもあるかな。

先代の先生のご長男とご長女が
隣接して、眼科医院と歯科医院を開業されています。

ドクターフリッカーは、施設の一部をお借りして
診療所をやっている訳です。

「町医者」は、小さくても経営者。
それぞれ自分のカラーを持っています。

開業して5年。
隣接している眼科医院と歯科医院と
これまで以上に上手に融合して、
きれいなカラーが出せたらいいな・・・・。

とドクターフリッカーはふと思うのでした。

2008.03.21 Fri l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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QRコードです。

よく知りません。

ご近所の人気ヘアサロンのマスターがパソコンに超詳しく、
ひょんなきっかけで
「せんせーのとこ、良かったらQRコード作ろっか?」
と言ってくれたので

「あ、いいんですか。すいません。」
と気軽にお願いしたのですが、
実は・・・・、おっしゃってる意味、よく分りませんでした。

この人気ヘアサロンのマスター、
もともと都内でお仕事をされていたそうですが、
ヘアーコンテストで優勝されたり、
一級毛髪診断士であったり、
都内からおおぜいのお客様がいらっしゃるという実力派です。

ホームページの辛口ブログもなかなか、いや、かなりするどく、
いつも楽しみに拝見しています。

お店の前には、今度コンビニも出来るようで、
街並みも少し変化があるかも知れません。

実力派ヘアーサロンに負けないよう、
ドクターフリッカーも実力派クリニックとして頑張りたいと
思います。

で、2、3日してメールをいただき、
添付してあった模様を見て、

「ああ、この白黒の四角いマークのことだったのか。」
と早速、
診療所のホームページ
混雑状況とブログのとこに貼付けました。

カメラ付き携帯電話で読み込めば、
瞬時にURLが取り込まれる優れものです。

QRコードについてはウィキペディア
に詳しく書いてありました。

はあ?、世の中どんどん便利になるもんです。

2008.03.20 Thu l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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都筑ネーゼさんから
「薬害C型肝炎」
についてコメントをいただきました。

ありがとうございます。

同様なご不安をもたれる方も多いかと考え、
今回は、あえてブログ記事に取り上げさせていただきました。

そう、昭和の時代はガラスの注射器なんて当たり前でした。

しかし、ごくごく一部の医療機関での不衛生なまま
使用されていたガラスの注射器の血管注射が
C型肝炎感染の原因であることも明らかにもなっています。

どこでどう感染されたのか、
分からない方もいらしゃるのも事実です。

都筑ネーゼさんのように
きちんとドックを受けられている方は
心配ないと思います。

ただ、
無頓着で検査を受けられていない方も
少なくないのが現状ですので、

ちょっとでも、心当たりがある方は
検査をして頂きたいと思い
ドクターフリッカーは
「薬害C型肝炎」
をアップしました。

けして、不必要に不安をあおる意図ではない旨、
ご理解いただければ、
ドクターフリッカーとしましては幸甚でございます。

2008.03.19 Wed l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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医者がいじめられています。

新聞、テレビは、受け入れが不可能なのに「拒否」、「たらい回し」。
検察は、医療上の不可抗力も「業務上過失」。

医療崩壊の責任を一手に受けて、
あげくは、
町医者(開業医)は楽をしている、
夜間、休日に仕事をしないから、けしからん
と、踏んだり蹴ったりです。

医者たるもの。

ドクターフリッカーに言わせれば

医者たるものとは
実直で、清貧で、欲がなく、
口下手で、自分のことは後まわし。

いつも眉間にしわを寄せて、気難しい顔をしているけど、
心はすごく暖かい。

間違っても、ブログを書いたりしない。
っていうか、インターネットなんて知らない。

映画にするなら
主役はやはり「三船敏郎」、奥さん役には「倍賞千恵子」です。
フィルムはモノクロです。

ザー ザー
外は雨が降っている。長屋のような家の中。
四畳半の障子が破れている。

親子三人、コロッケとごはんと味噌汁の
ささやかな夕餉。
裸電球がゆれている。

腕白そうな子どもがさけぶ。
「わーい、今日はお父さんと一緒だ。
お父さんのコロッケにもソースかけたげるよ。」

喜んでソースをかける子どもを
いとしげに見つめる父親「三船」。

子ども、コロッケをほおばりながら、澄んだ瞳で言う。
「ね、お父さん、いつも働いているのに
なんでウチにはお金がないの。」

父親「三船」、無言で子どもの頭をなぐしゃぐしゃと荒っぽくなでる。

妻「倍賞」、「それはね。お父様がりっぱなお医者だからよ。」

・・・・。
みたいな感じですか。



は?
何が言いたいか、わけ分らん?
え?
お前はどうなんだ?

すみません。
ドクターフリッカー、もっと精進いたします。

2008.03.19 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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ドクターフリッカーは中日ファンです。

ドクターフリッカーが小学生の頃は、
巨人、大鵬、玉子焼きの時代です。
今の若い人には何のこっちゃという感じでしょうが。

ジャイアンツは長嶋、王の全盛です。
堀内恒夫なんていう凄いピッチャーもいました。
当時のテレビ中継はネット裏からマウンドに向かってカメラが向いていました。
もう、堀内のカーブなんて右打者の頭ねらって投げてんのかと思いきや
左肩からストーンと落ちてストライクです。

そもそもテレビではジャイアンツ戦しか放送しません。
で、小学校入る前から5年生までずっと毎年ジャイアンツが優勝です。
ホームラン王も王選手が独占です。

帽子だってジャイアンツもどきのマークの付いた黄色い野球帽しか売ってません。
川上監督の胴上げなんて秋の年中行事です。
感動もへったくれもありません。
仮面ライダーがショッカーをライダーキックでやっつけるのと一緒です。

プロレスでアブドラザ・ブッチャーが暴れようが
タイガー・ジェットシンがサーベルを振り回そうが、
必ず勝つのはジャイアント馬場とアントニオ猪木であるように
プロ野球も最後はジャイアンツが勝つことになってるんだと
世の中ってのは何だか知らないけど、強い権力みたいなもんがあるんだと
こども心にそう思ってました。

そしたら、あらら、忘れもしない昭和49年10月12日、
中日ドラゴンズが大洋とのダブルヘッダーで連勝して、
優勝したではありませんか!!

そりゃあ、もうビックリさ!!
関東でも特番で優勝シーンが何度も放送されました。

今は全日本代表監督に就任し、
もうすっかり球界のご意見番みたいになっちゃった、
眼のつり上がった若き日の星野仙一が顔をぐしゃぐしゃにして泣いているんです。

ああ、こういうこともあるんだ。
世の中は筋書きのないドラマだと、
一所懸命やれば常識がひっくり返ることもあるんだと、
やはり子ども心に思ったもんです。

何でも20年ぶりのセ・リーグ制覇とかで
坂東英二の歌う「燃えよドラゴンズ!」が心にジーンと沁みました。

それからです。
ドクターフリッカーがドラキチになったのは。

大リーグで活躍する日本選手が多くなり、
サッカー人気に押され気味のプロ野球でありますが、
何の何の、スポーツ紙一面はまだまだプロ野球が最多じゃないっスか?

2008.03.18 Tue l ひとこと l COM(2) TB(0) l top ▲


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麻しん風しん混合ワクチンです。

昨年、10歳代後半から20歳代の方に
はしか(麻しん)が流行しました。

厚生労働省はこれを受けて、
急遽、平成20年4月1日から平成25年3月31日までの期間

中学1年生を第3期として
高校3年生を第4期として

MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)を定期予防接種の対象とする予定です。

はしか(麻しん)の予防接種を1回しか受けていない年代に
2回目の予防接種を受ける機会をつくったということです。

市からは3月17日現在、公式の通達がまだありません。
が、上記の見込みです。

はしかの流行を前に、
自費(任意)で接種を受けようとされている方のお問合せが多いので
取り急ぎ、ここにもアップしました。


2008.03.17 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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「薬害C型肝炎」
重い話です。

そもそも1974年にはニューヨーク血液センターのプリンスという
ウイルス学者が「hepatitis C(=C型肝炎)」という
言葉を使った論文を発表していました。
つまり、従来わかっていたA型やB型とは異なる
第3の「C型」ウイルスの存在が示唆されていました。

ところが、日本ではちょうどそのころ、
分娩中の大量出血で妊婦の方が亡くなられ、
1975年に出血時にフィブリノゲン製剤を投与すべきだったとし、
そうしなかった医師が敗訴するという判例がありました。

そんな判例がでれば、当時の産科診療や手術の現場で、
フィブリノゲン製剤が汎用されたのも当然です。

実際に、C型肝炎が姿を見せるのは、
1988年のアメリカのカイロン社が患者さんの血清から
ウイルスの遺伝子の断片を見つけ出し、
ウイルスの抗体が測定できるようになってからです。

今、「フィブリノゲン」「クリスマシン」が薬害肝炎の元凶として
注目されています。

2002年、血液製剤による被害者の方たちが、
国と製薬メーカーを被告とする集団訴訟を起こしました。

2007年12月、福田康夫首相は原告団の代表と官邸で面会し、
この国、お得意の「おわび」を表明。

2008年1月、ようやく国会で薬害肝炎被害救済法が成立し、
原告団と政府の間で基本合意が締結されました。

しかし、ドクターフリッカーは強調して言っときますが、
日赤が献血にウイルスの抗体測定を行ってC型肝炎ウイルスが
除外できるようになったのは1992年からです。

感染源は、「フィブリノゲン」「クリスマシン」だけではありません。

「薬害C型肝炎」の問題に限らず、
この国はいつも、何が悪かったのか、どうすべきだったのか、
分かっていないまま、解決させないまま、
何でも「遺憾に思い」、「おわび」をすればすむと思っているようです。
厚生労働省の「感染者リスト放置」などあきれることばかりです。

輸血を受けたことがある方はもちろん、
大きな手術をした方、
大怪我をしたことがある方、
入れ墨を入れたことがある方、
ガラスの注射器で血管注射を受けたあるいは自分でしたことがある方、

とにかく、早めにウイルス肝炎の検査を受けましょう。

2008.03.17 Mon l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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昨日のドクターMのブログ。

「ドクターH先生と「ガチンコ」で「ブログ」対決できるかも?・・・。」
「負けられない!」という闘志メラメラ、
ますます日々の「ブログ」書きにも熱が入り、
診療外でも常に「アドレナリン出っ放し」状態であります。」

何だか、お腹が痛くなってきました。

よくプロレスで「おらあ、上がって来いよ!」
とかリング上からマイクで挑発されている風景を見ますが、

きっと言われた背広を着たリング下のレスラーも
ドクターフリッカーと同じ気持ちかもしれません。

ドクターMが「情熱発信系」ならば
ドクターフリッカーはさながら「ぼやき発信系」です。

えらいことになっちゃった・・・・・。

と思いましたが、
よく考えてみれば、心配するまでもなく、
とてもじゃないですが、敵う相手じゃありません。

ドクターMのブログで取り上げてもらっただけでも
ありがたいことです。

でも、もしも万が一ランキングで並ぶことが出来たら
それはそれで、年取ってから
「いやあ、あの頃はお互いイケイケだったねー」
なんていい思い出になるでしょう。

もう、やけくそで何でも思い出作りです。

そもそも書くことがなくなりつつあり、
朝、「よし、今朝もブログ、何とか書いたぞ」
と思ったら、眼が覚めて夢だったなんていう有様です。
ドクターMの足元にも及びません。

ま、ドクターフリッカーは、まだブログを始めて間もないので
ご祝儀クリックで少し上位にいますが、
ランキングはすぐ落っこちますので、

「おっしゃああ、なんじゃワレー!」
とか背広を脱ぎながらリングに上がっていく訳には
いかないと思います。

お手柔らかにね。



2008.03.16 Sun l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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最近、家では連日「おもちゃのチャチャチャ」です。

子どもがお遊戯会で合奏(?)するそうで、
「おもちゃのチャチャチャ」
ずっと家の中で流れています。

子どもは鈴のパートをやらせていただくそうで。

一昨日、熱心に練習(?)していたので
昨日がそのお遊戯会と思っていたら、
ただのリハーサルだったそうです。

本番は29日の土曜日。
え?!
おいおい、まだ2週間もあるじゃん。

すでに頭の中で「なまりの兵隊トテチテタ」
ずーっとリフレインしているんです。
まだ、2週間も続くですか!

本番もドクターフリッカーは仕事なのでもちろん行けません。

劇(?)もやるそうで「大きいかぶ」のお話です。
何だかよくわかりませんが、
白いタイツで「かぶ」の役をやるそうです。

その後に「おもちゃのチャチャチャ」の合奏。

ドクターフリッカーは昨日、帰宅後、
「ね、お父さんにもおもちゃのチャチャチャ見せてよ。」
と言うと
意味不明な歌を歌いながら、
一応、さびは「ちゃーちゃーちゃー」と。

鈴もシャンシャンシャンとならしてくれました。

あ?親ばか。



2008.03.15 Sat l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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新銀行「東京」です。

新銀行東京は2003年に石原慎太郎都知事の主導で、
「東京発 金融改革」を旗印に
「資金調達に悩む中小企業を救済すること」を理念として、
東京都が1000億円の税金を出資して設立されました。

いやー。
さすが、首都、東京都。
やることでかいです。

ドクターフリッカーのような中小にもなれない零細診療所では、
お金も貸してもらえず、医療機器が古くなってもおいそれと買えません。
なんて、素晴らしい理念をもった銀行でしょう。

ところが、その新銀行東京。
東京都に400億円の増資を要請しているそうです。
してくれなきゃ破綻して、
わが国初の「ペイオフ」だと大変なことになっています。

2006年度3月期決算発表と同時に、
トヨタ自動車出身の代表執行役は退任。
後任は元りそな銀行取締役。

2007年度3月期の中間決算を発表した2007年11月、
その代表執行役も体調不良を理由に退任、
後任に東京都港湾局長を選任。

まるでロシアンルーレットです。

3月9日付、東京新聞。
巨額の累積赤字を生んだ責任が問われている旧経営陣の一人を取材し、
「やり方をしくじった。」
「優良な融資先はメガバンクに持って行かれ、悪いところばかりに貸す形になった。」

そりゃそうです。
もともと「資金調達に悩む中小企業を救済すること」が設立理念ですから。

3月12日付、東京新聞。
「深刻な経営難に陥った新銀行東京が昨年来、
他の金融機関への事業譲渡に向けた交渉で、
預託金1000億円を条件として相手先に求められ、
断念していたことが11日、関係者の話で分かった。」

そりゃそうです。
なにしろ、累積赤字が1000億円近くあるそうですから、
持参金1000億円用意しろったって無理な話です。

で、石原都知事の責任が都議会で非難されています。
新銀行東京は石原都知事の「トップダウン」で設立したのだから、
経営悪化の責任は知事にあると鬼のような野党の追及です。

でも、ドクターフリッカーは問いたいです。

結果が悪かったからと、鬼の首を取ったように、
「責任」「責任」と言うひと。
じゃあ、あなたは何をやったんですかと。

「資金調達に悩む中小企業を救済する」ため、
ちっとは汗を流したんですかと。

今の世の中、「資金調達に悩む中小企業を救済する」なんてこと
実行しようとした政治家、お役人いますかと。

・・・・・・・・・・。
でも、まあこれで、首都はオリンピックもやろうってんだから、
おめでたいやら、たのもしいやら。
まだまだ、日本も安心です。



2008.03.14 Fri l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲


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昨日は母校の外来は休診。
昼から某情報誌の取材の予定でした。

午前の内視鏡検査が滞りなく終了。
程なく、取材のスタッフの方々、ご到着。

と、そこで電話。
聞けば、一昨日、受診されている1歳の女の子。
嘔吐と下痢がおさまらず、
下痢も白っぽい!!
ちょっとぐったりしているとのこと。
うーん。しぶといロタウイルス。

一昨日は元気があったので、
お薬だけお出していたのですが、
ぐったりとは・・・・・・。

とりあえず、すぐ来て頂きました。

拝見すると、
思ってたより、元気はあるものの、くちびるは脱水気味。
ちょっとお熱もあります。
お水は飲みたがるようですが、
イオン水も飲んでは吐いているとのこと。

「点滴して補液したほうが良いですね。」

取材のスタッフの方々には
「ちょっと、急患の方に点滴しますので。」

ドクターフリッカーはすぐ終わるだろうと
留置針をもっていそいそと点滴へ。

ところが、ぱっと針が入らない。
1歳のちっちゃな腕に針のあとがたくさん。
ごめんね。ごめんね。

申し訳なく、かわいそうになり、
点滴を止めようかとも思いました。

でも、それじゃあ何のために、
来て頂いたのか、
脱水の補正はどうするんだ、
ドクターフリッカーは心の中で、
自分の技量のなさに懺悔しながら、
何とか留置針を挿入。
点滴を行うことが出来ました。

お母様にも再度、吐物やオムツの取り扱いには
ご注意申し上げて、ご帰宅されました。

取材インタビューは後日に、
本日は院内の撮影のみとなりましたが、
取材スタッフの方々も
「我々は気にしないで下さい。」とありがたいお言葉。

○○ちゃん、
苦しいのに、いっぱい、痛い思いさせてごめんね。
今日は少し良くなっているかな?
また、早く元気な顔をみせてね。

2008.03.13 Thu l 医療 l COM(3) TB(0) l top ▲


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昨晩は、仲良しのドクターMとの定例?の「懇親会」でした。
ドクターフリッカーとしては「飲み会」と思っていましたが、
二人ともビールジョッキ2杯で「ふ?」。顔真っ赤。

ちなみに「いつでも夢を」も昨日からドクターMが入っている
「人気ブログランキング」に無謀にも参戦。
いや、ま、敵うわけないんですが。

このドクターM。
いまさら、ドクターフリッカーがブログで取り上げるまでもなく、
知る人ぞ知る、スーパードクターです。

年は少しだけドクターフリッカーが上ですが、
バイタリティといい、仕事に対する厳しさといい、
お手本とすべきことが多く、
いつも何気ない世間話をしていても、いい意味で
「負けちゃあ、いられない」という気持ちにさせてくれます。

もともとの専門は全く異なりますが、
至近距離での開業医どうし。
しかも標榜科も重なる医者どうしで、
気が合うというか、反目しあわないで、
ざっくばらんにお話が出来るのは本当に良いことです。

昨年、くしくも二人とも父親を亡くしています。
そんな時でも、お互い自分のことのように、
励ましあいました。

先だって、ドクターフリッカーが心身ともに、
疲弊している時も、わざわざ電話をくれたり、
昼食に呼んでくれたりしてくれました。

が、けして負け犬同士で傷を舐めあっている訳ではありません。
二人とも性格も違えば医療に対する考え方も違います。
単なる仲良し飲み友達と言うわけではありません。

ただ、医者としての根本的な価値観は
かなり共通するものがあるとドクターフリッカーは感じています。
勝手にですが。

武者小路実篤の
「和して同ぜず」
「仲よきことは美しき哉」

ドクターMとドクターフリッカーの盟友関係を
言いえているのではないかと感じています。
勝手にですが。

昨日も、いつも通りにたわいもない話に終始しましたが、
ドクターフリッカーは何とか「好敵手」として頑張れるように、
取りあえず今日の診療に全力を尽くそう!
と、決意も新たにしています。



2008.03.12 Wed l 意気込み l COM(6) TB(0) l top ▲


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皆さん、ご存知でしょうか?
「後期高齢者医療制度」。

「後期」やら「前期」やら、
何だかややこしそうです。

とにもかくにも、
有無も言わさず、

「後期高齢者医療制度」が4月から始まります。

75歳以上の人は、現在加入している国民健康保険や政府管掌健康保険などから、
新制度に移ることになるんです。

ご存知でしたでしょうか?
75歳以上の人は、新しい保険証になるんです。

受ける医療は74歳以下と「原則」変わらないとされています。
当たり前の話です。
なのに「原則」って付くところが胡散くさいです。

で、後期高齢者、つまり75歳以上の方は、
糖尿病や高血圧みたいな慢性疾患が多いから、
治療が長引くので「主治医」を決めなさいという制度になるんです。

何だか不便な感じがします。
「え? 主治医なんて決められないよ?
だって、泌尿器科と整形外科にかかってるんだから。」

大丈夫。「主治医」は別に内科でなくて良いのです。
「主治医」は患者さんが選び、かえることもできます。
とにかく一人、泌尿器科の先生でも整形外科の先生でも
「主治医」と決めて、複数の病院に通院していても、
「主治医」が総括して把握して行くってことです。

そのかわり、「主治医」になった医者は外来での治療方針や検査予定などを説明し、
定期的に診療計画を作成しなくてはいけません。

マジですか!
また書類ですか!!

お役人はいつまでたっても
書類とハンコがお好きなようで。

で、医療費は一般的な検査や処置などはひとまとめににして
自己負担が1割の人は月600円と決まっています。

ま、金額を決めてしまえば病院で余計な検査は
しないだろうというお役人の考えです。

うー。
何て短絡的なんでしょう。

でも、一人の「主治医」が総括していくってのは、
例えば旅先で何かあって救急病院に運ばれた場合でも、
「主治医」と連絡がつけば、経過がわかりますね。
これは良いことです。

制度でやることかどうかは別ですが。

今までは「かかりつけ医」とか何となく思っていても
他の病院のこととか、あまり話していないこともあるかも知れません。

「主治医」が頑張って作成した診療計画を上手に生かせば、
患者さんにとって有意義なことでしょう。

この制度が、絵に描いた餅にならにように。
患者さんが、不利益を被らないように。

医者も患者さんも新制度を熟知しないといけないと
ドクターフリッカーは思うわけです。


2008.03.11 Tue l 医療 l COM(2) TB(0) l top ▲

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昨日、センター南の亜沙郎先生
「書いたり書かなかったりするかもしれないので
フリッカー(点滅)という名前にしたのかと思っていました」
と コメントいただきましたが、

鋭い、鋭すぎます。
実はそれは「ブログ」を休んだ時の言い訳にとっておいたネタです。

人の心が読めるのではないか・・・と思いました。
さすが。

昨日は日曜日。
寝室のクロスが剥がれかけたので、
業者の方に張りなおしてもらいました。

普通の家には絶対ないでっかい脚立でお仕事をされていました。
「う?ん・・・。さすがプロ。」

と思って小一時間たったころ、
グワッシャーーーン!!と床が抜けるかという大きな音。
「イテテ、すいません。脚立がすべって・・・・。」
みると倒れた脚立と腕を押さえたプロ業者。

その横にお気に入りのAQUOSが無残に床に落っこちて
液晶画面に無数の白い線が・・・・・。

おいおい、床もへこんじゃってるよ。
あ、壁にも穴が開いてるじゃん。

「また出直してきます。」って、

おい、ちょっちょっちょっと、待っとくれよ。
テレビは?今日からテレビ見れないの?

・・・・・・・・・・・。
結局、AQUOSは新しいのを持ってきてくれることに、
部屋の改修は来週にということになりました。
申し訳ないやら、お気の毒やらです。

ドクターフリッカーの唯一の楽しみ、
プロ野球が開幕する前で良かった。


2008.03.10 Mon l つぶやき l COM(3) TB(0) l top ▲

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学生時代の部活の話です。
ドクターフリッカーは、こともあろうに「アメリカンフットボール部」に入っていました。

信じられないと思いますが、当時は体重50kgです。
まるで、もやしです。

「おい、ウチにはチアリーダーいるんだぜ!」と
お揃いのスタジャンを着た先輩たちの言葉を信じ入部しました。
真っ赤なウソでした。

2年生の秋のリーグ戦。
ディフェンスバックという最後尾につくポジションを守っていました。
やせてたので多少は足が速かったのです。

相手チームは事前のスカウティングで、大事な場面では
「フリーフリッカー」を使ってくることが分っていました。

「フリーフリッカー」は「flea-flicker」と書きます。
ボールをハンドオフされたランニングバックが走ると見せかけて、
後ろにいるクォーターバックにピッチし、
クォーターバックがレシーバーにパスを投げるという
姑息、おっと、頭脳的なトリックプレイです。

ボールがあっちこっちに投げられる様が
ノミ「flea」が飛び回る様子「flicker」に似ているために
「フリーフリッカー」と呼ばれています。

で、第4クォーター、自陣40ヤード、残り時間は2分を切っています。
点差は僅差でリードしていますが、ワンタッチダウンで逆転されます。

ディフェンスの我々は過度の緊張状態。
あたま真っ白です。
ディフェンスキャプテンが「おい、フリーフリッカー来るぞ!」
と言ってるような気がしましたが、あたま真っ白で、
何が何だか。
そう、船○吉○の御曹司の記者会見状態です。

プレイ再開です。
さあ、ランニングバックにボールがハンドオフされます。
「ランプレイだ!」と思うまもなく、
条件反射でランニングバックめがけて前に走り出してしまいました。

と、次の瞬間、ボールはピッチされ、投げられたパスは
ドクターフリッカーの頭上をはるか超えていきます。
後ろを見ると
あらら、あんな所にレシーバーが!
「やられた、フリーフリッカーだ」
こうして、逆転のタッチダウンを許してしまったのでした。

うー。苦しい。
「てめー!何聞いてたんだ!!」
バキッ!ドスッ!
先輩方のお怒り、お叱り、ごもっともです。

今は母校の消化器外科の教授になられた主将も
当時は血の気があり余っていましたから
「おめーのせいで負けたんだよ!オラ、わかってんのか!」
ガンッ!!ゴンッ!!ガンッ!!

うー。今思い出しても苦しい。

そんな苦い経験を、忘れないように、
今回、ブログ開設にあたり「ドクターフリッカー」を
名乗っているのです。
まあ、忘れられませんが。

あっ、
けして、強い人や権力のある人にこびへつらってあっちこっちに
ぴょんぴょん飛び回って寄り添うドクターという意味ではありません。


2008.03.09 Sun l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲

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ドクターフリッカーの診療所は電子カルテです。
今どき「電子」なんて、何て古めかしい響きでしょう。

開業する時にコンサルタントの方に勧められるがまま、電子カルテを導入しました。
カルテの保管場所がいらない、月末のレセプト集計が楽である、
などなどその恩恵は計り知れないものがあります。

その代り、ブラインドタッチで入力できないドクターフリッカーは、
ややもするとパソコンの画面ばかりをずっと見て、
患者さんの顔を見ないで話をしてしまうこともあります。

ドクターフリッカーはL社の製品を使っているのですが、
導入当時、電算請求には対応していませんでした。

ですから月末に診療が終わると入力ミスがないかチェックして
患者さんの数だけ「診療報酬明細書」をプリントアウトするのです。

これ、結構、手間かかります。
レーザープリンターで次々印刷されるのですが、
ちょっと目を離した隙に紙がくるくるとスルメイカみたいに丸まって、
ぐしゃぐしゃになっちゃいます。
ぐしゃぐしゃのスルメイカを仕分けして、紐で閉じて、
時々、紙で指を切って、「血染めのレセプト」なんかも混じっちゃいます。

でも3月から電算請求に対応できるようにバージョンアップしてもらいました。
当初、L社の開発の方に
「先生のとこはOSが古いからダメですよ」
と言われたのですが、お願いして何とかしてもらいました。
電子媒体(フロッピーとかCDとか)で「診療報酬明細書」を提出できるのです。
嗚呼、夢のよう!!

順調に行けば、4月分からはスルメイカとおさらばです。



2008.03.08 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲

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昨日はスタッフと勉強会でした。

製薬会社の方にお願いして
昼休みにお薬の勉強会です。

日頃、何気なく使っているお薬でも
順序だてて話を聞くと分かっているようで分かっていなかったり、
思いがけないことを気づかされたりするものです。

で、講義が終わって「何かご質問は?」と製薬会社の方が聞いたとたん
つぎつぎと熱心にスタッフが質問するではありませんか!

まるでドクターフリッカーが日頃、何も教えてないようで
複雑な気持ちではありましたが、
製薬会社の方が帰り際に
「先生のところのスタッフの方、本当に皆さん熱心ですね。」
と言ってくださり、
「いやあ、大したことないっすよ。」
となぜか鼻高々なドクターフリッカーでした。

ドクターフリッカーの診療所は諸事情で10名を超えるスタッフが
午前、午後、入れ代わり立ち代りで頑張ってくれています。

10人いれば、まさに十人十色で家庭や育児や他の仕事との両立、
それぞれのいろいろな事情もあるでしょうが、うまくやりくりしてくれています。

町医者のやり方も色々あると思いますが、
バンドで言えばドクターフリッカーはボーカル。
ギターとベースのナース、キーボードの受付、
後ろで黙々とドラムを叩くスタッフ。
誰が欠けてもダメです。
バックが頑張ってくれるから、最高のコンサートが出来るんです。

うちのスタッフたちもなかなか頼もしいじゃん。
とドクターフリッカーはあらためて感心し、
彼女たちといっそう日々研鑚を重ねて、昨日より今日、今日よりも明日、
前進を続けたいと思うのでした。



2008.03.07 Fri l 意気込み l COM(1) TB(0) l top ▲

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ブログを書き始めたことを仲良しのドクターMに告白したところ、
ウヒョー!驚くべきアクセス数!!

励ましのコメントもお寄せいただいた方々、
感謝感激でございます。

みなさんのご祝儀アクセス、けして無駄にしないよう
ブログ更新を続けていきます。
たぶん、続けていくと思う。
続けるんじゃないかな?
でも、ま、ちょっと覚悟はしておけ。
ってな調子でドクターフリッカーは決意を新たにしておりますです。

ドクターフリッカーは水曜日の午後は川崎の母校の外来に行っています。
かねてから母校は着々と建て替えを進めていましたが、
この4月から六本木ヒルズも顔負けの「教育棟」という
新しいビルというか校舎が完成します。
学生会館の施設も「教育棟」に移設されるようです。

講義もすべてその棟で行われるようですので、
ドクターフリッカーもそこで講義をすると思います。たぶん。

昨日、外来前に学生会館の地下一階にある書店に立ち寄りました。
移設前で忙しそうでしたが、「今日の治療薬2008年度版」を購入。
すると隣接する「CANON」が3月14日で閉店するというではありませんか!

「CANON」は学生会館が出来た時からあった老舗の喫茶室です。
本当に小さなお店ですが、ドクターフリッカーも入学当時から随分お世話になりました。

時には講義中に抜け出して「オムピラ」を食べに行ったこともありました。
「オムピラ」はオムレツとピラフのことで、ドライカレーとエビピラフがありました。
お好みで目玉焼きにもしてもらえました。

あ?、昔はおにぎりセットもあったなあ。

「オムピラ、エビで、目玉ね!」なんて注文して、
試験の答えあわせをしたり、
夜の合コンの打ち合わせをしたり、
部活前の腹ごしらえをしたり、
時には先輩にどつかれたり、

医者になってからも
研修医の時に朝から何も食べられず夕方ふらふらになって
「CANON」に逃げ込んで「オムピラ」をむさぼりました。

そんな「CANON」がなくなってしまうのです。
「新棟に移設しないの?」と聞きましたが、
「CANON」のお姉さんたちはにっこり笑って首を振るだけでした。

部活のリーグ戦で優勝したと言えば、我がことのように喜んでくれ、
国家試験に合格したと言えば、親のように喜んでくれた「CANON」。

昨日、最後になるであろう「オムピラ、エビで目玉ね。」を注文し、
しょっぱい味を忘れないようにしっかり、かみしめてきました。
ありがとう、そしてさよなら「CANON」。

眩いばかりの「教育棟」と消え行く「CANON」。
黄砂がまう中、久しぶりにユーミンのCDを聞きながら、
帰途についたドクターフリッカーでした。


2008.03.06 Thu l 思い出 l COM(4) TB(0) l top ▲

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3月3日付、毎日新聞によると

「千葉地検が業務上過失傷害容疑を不起訴とした医師について、
千葉検察審査会は27日付で不起訴不当を議決した。」

ということです。

「議決によると、院長らは左変形性足関節症で治療に訪れた男性に、
ステロイドの投薬を漫然と続けて動脈硬化と高血圧症の病状を悪化させたとし、
県警に書類送検された。」

つまり、治療の副作用で医者が書類送検されて、
不起訴になったのに検察審査会でそれはいかんと言ってるんです。

いやはや、恐ろしい時代になってきました。

変形性足関節症って若い人はならない病気です。
お年を重ねれば誰でも動脈硬化と高血圧の症状は、
少なからずあるでしょう。

ステロイドをどう投薬されていたのか、
動脈硬化と高血圧症の病状がどう悪化したのか、
詳細が不明なので治療の妥当性も肯定できませんが。

それにしても、です。

ドクターフリッカーは昔、United Statesでは熱いコーヒーをこぼして火傷した客が
店を訴えているという話を聞いて、絵空事のように思っていましたが、
わが日本でも、こうなったら何でも書類送検のようです。

タバコの販売を「漫然と続けて動脈硬化と高血圧症の病状を悪化させた」と
日本政府が業務上過失傷害で訴えられる日も遠くなさそうです。

いつからこんな世の中になったのでしょう。

ドクターフリッカーはお会いした方と誠心誠意お話を伺っているつもりです。
処方も熟考しているつもりです。
よけいな検査もしないし、手抜きももちろんしていないつもりです。
漫然と処方を続けることはないと思っています。

前に「そろそろ4ヶ月経つから糖尿の採血検査をしましょう」と言ったら
「医者はもうけることだけ考えてんな」と言われて
煮え湯を飲まされたように悔しい思いをしたことがあります。
でも、それは今考えれば検査の説明が至らなかったのでしょう。

「つもり」「思っている」じゃ、だめなんです。
人の心と命の問題です。

ドクターフリッカーはもう一度、自身を律して今日からの診療にあたります。
これからもお会いする一人ひとりの方と出来る限り、
信頼関係を築いて行きたいと切実に思います。
2008.03.05 Wed l ひとこと l COM(2) TB(0) l top ▲


思いつきで始めたブログ。

今日で三日目です。
三日坊主という言葉がありますが、
早くもちょっと後悔し始めています。

っていうか、誰も読んでないじゃん。
当院にいらっしゃる患者さん、
まだ誰も「ブログ」の「ブ」も言ってくれません。

世の中、甘くないね。

なんか、ブログ始めたらとたんに
「せんせー、ブログ読みましたよ!!」
みたいにノリノリになるかと思っていましたが、
考えてみたら、皆さん具合が悪くていらっしゃるのに
ノリノリになる訳ありません。

昨日書いたタミフル耐性インフルエンザはA型のことですが、
センター北のH先生の情報によると
都筑区内でインフルエンザB型出現とのこと。

皆さん、朝晩はまだまだ冷えますよ。
昨日の外来ではお腹の風邪もまだまだしぶとく流行っていました。

これ読んだ方は、はい、もう一回手洗い、うがいをしておきましょう。

2008.03.04 Tue l つぶやき l COM(5) TB(0) l top ▲