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ドクターフリッカーは中日ファンです。

ドクターフリッカーが小学生の頃は、
巨人、大鵬、玉子焼きの時代です。
今の若い人には何のこっちゃという感じでしょうが。

ジャイアンツは長嶋、王の全盛です。
堀内恒夫なんていう凄いピッチャーもいました。
当時のテレビ中継はネット裏からマウンドに向かってカメラが向いていました。
もう、堀内のカーブなんて右打者の頭ねらって投げてんのかと思いきや
左肩からストーンと落ちてストライクです。

そもそもテレビではジャイアンツ戦しか放送しません。
で、小学校入る前から5年生までずっと毎年ジャイアンツが優勝です。
ホームラン王も王選手が独占です。

帽子だってジャイアンツもどきのマークの付いた黄色い野球帽しか売ってません。
川上監督の胴上げなんて秋の年中行事です。
感動もへったくれもありません。
仮面ライダーがショッカーをライダーキックでやっつけるのと一緒です。

プロレスでアブドラザ・ブッチャーが暴れようが
タイガー・ジェットシンがサーベルを振り回そうが、
必ず勝つのはジャイアント馬場とアントニオ猪木であるように
プロ野球も最後はジャイアンツが勝つことになってるんだと
世の中ってのは何だか知らないけど、強い権力みたいなもんがあるんだと
こども心にそう思ってました。

そしたら、あらら、忘れもしない昭和49年10月12日、
中日ドラゴンズが大洋とのダブルヘッダーで連勝して、
優勝したではありませんか!!

そりゃあ、もうビックリさ!!
関東でも特番で優勝シーンが何度も放送されました。

今は全日本代表監督に就任し、
もうすっかり球界のご意見番みたいになっちゃった、
眼のつり上がった若き日の星野仙一が顔をぐしゃぐしゃにして泣いているんです。

ああ、こういうこともあるんだ。
世の中は筋書きのないドラマだと、
一所懸命やれば常識がひっくり返ることもあるんだと、
やはり子ども心に思ったもんです。

何でも20年ぶりのセ・リーグ制覇とかで
坂東英二の歌う「燃えよドラゴンズ!」が心にジーンと沁みました。

それからです。
ドクターフリッカーがドラキチになったのは。

大リーグで活躍する日本選手が多くなり、
サッカー人気に押され気味のプロ野球でありますが、
何の何の、スポーツ紙一面はまだまだプロ野球が最多じゃないっスか?

2008.03.18 Tue l ひとこと l COM(2) TB(0) l top ▲