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ドクターフリッカーの診療所は「院外調剤」です。

開業して1年間は院内で調剤していたのですが、
薬剤師の先生が駐在していないため、
ドクターフリッカーがひとりで診療しては調剤、診療しては調剤と
大変時間がかかってお待たせしていました。

また、常備してある薬もどうしても種類が少なく、
後発品などの備えも不十分でした。

院外調剤は処方箋を発行して、
患者さんは町の「調剤薬局」に行ってお薬を調合してもらいます。

何だかめんどくさいようですが、
処方内容を「医者」と「薬剤師」と
必ずダブルチェックすることになります。

以前、大学病院の外来で
院外薬局の薬剤師の先生から電話がありました。

「先生、T薬局のSです。
Aさんに処方された○○ですが、1日あたり20mgで良いのですか?」

ドクターフリッカー
「ええ、△日の治療薬で確認しましたが、
他の薬と同様に○○もこの場合、倍量になるようです。」

薬剤師の先生
「あー、そうでしたか。そうかなとは思いましたが。
これは、勉強不足でした。」

ほどなくして、再度お電話。
「先生、やはり製薬メーカーに問い合わせましたが、
○○はやはり例外で倍量にならないそうです。
△日の治療薬の誤植だそうです。」

「マジですか?!」

勉強不足はこちらです。
とんだ赤っ恥どころか、投薬ミスをしてしまうところでした。

なにごとも「活字」をうのみにしてはいけません。

ドクターフリッカーの診療所の前にも
薬局があります。
今、建物の建替えで、仮店舗への引越しがあるようで
かなり忙しそうですが。

そんな忙しい時に、
ドクターフリッカーが言うのも何ですが、

処方について、
医者に聞き忘れたこと、
医者には聞けないことなど
ご遠慮なく、薬剤師の先生にお尋ね下さい。

ドクターフリッカーは調剤薬局と
医薬分業の連携をしっかりとって、
患者さんのお役に立てるよう頑張ります。

2008.03.31 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲