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みなさん。
知っていましたか。

第3京浜道路の秘密。

ふふふ。
知らないでしょう。

そっと、
あなただけにお教えしましょう。

「港北インターチェンジ」
ってあるでしょう。

そう、IKEAやヤナセがあるところ、
あそこはね。

「港北」って言ってますけどね。

実は
「都筑区」
なんですよ。

びっくりした?

じゃ、もう一つ。
特別にお教えしましょう。

「都筑インターチェンジ」
ってあるでしょう。

あそこはね。
「都筑」って言ってますけどね。

実は
「港北区」
なんですよ。

そう、JRの
「品川駅」「目黒駅」
みたい
なんです。

え?
それがどうした?

いや、ま。
オチも何にもないんですが。

2008.05.31 Sat l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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スリーエフ。

いわずと知れた
「コンビニチェーン」です。

ついに昨日、
ドクターフリッカーの診療所から
歩いて1分のところに
「あなたの街に元気をお届け」
をキャッチコピーに開店しました。

「スリーエフ 都筑勝田橋店」。

さっそく、お昼休みに
行ってきました。

おー。
まさしく、正真正銘の「コンビニ」です。

お昼ごはんに
おにぎりを買いました。

うれしいじゃありませんか。
オープン記念セールで
おにぎり、50円引きです。

オープン記念ということで
キティちゃんのプレートを頂きました。

空クジなしのスピードくじは
5等。
「目もとひんやりシート」です。

ATMも完備、
あらら、宅配便の取り扱いまで
できるじゃありませんか。

なんて便利になったのでしょう。

スリーエフの名前の由来は、
Fresh(新鮮な)、
Foods(商品を)、
Friendly(気持ちよく買えるお店)
の頭文字だそうです。

これまで、
コンビニをこんなに
ありがたいものだと
思ったことがないくらいの
感動です。

この、感謝のきもち。
大事にしたいと思いました。

♪ 今日も行こうっと。

2008.05.30 Fri l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲


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「班会」。

昨晩は医師会の地域の
先生方との寄り合い
第4班の「班会」
なるものがありました。

なかなか
このご時世、

同業者の寄り合いは
忙しいのか、人が集まりません。

かくいう
ドクターフリッカーも
いままでこの手の集まりは

敬遠というか、遠慮というか、
参加しなかったのですが、

今年は「班長さん」になっているので
行かないわけには行きません。

「班長」というのは小学校の
そうじ当番の「班」以来です。

厚生労働省○▲×研究班「班長」
とかだと
かっこいいのですが。

それでも、きのうは10名の
先生がたが集合。

区医師会の会長先生は大事な
会議のため急きょ欠席となってしまいましたが、
副会長先生のご臨席を賜ることができました。

日ごろ、診々連携で
患者さんをご紹介しているあの先生や
とかく、ウデがよいと評判のこの先生とも
お会いできました。

なかよしのドクターM先生も参加です。

しばしの時間ですが長老と若手?で
仲良く、歓談。

港北ニュータウンから都筑区の、
いや、しまいにゃニッポンの医療情勢
についてまで
いろいろなご意見を
伺うことができました。

くわしい内容は
ここにゃ書けませんが。

顔では笑って、腹の探りあいなんて
「けち」な考えをもった先生はいません。

少なくとも、昨日はね。

ひとは一人ではつまりません。
みなさん、つらいことや苦しいことも
ぐっとこらえて頑張っているようです。

力を合わせて、地域の医療に
尽力しようと

参加者全員の意見が
一致したところで記念写真。

はい、チーズ。

あっという間の3時間。
でした。

2008.05.29 Thu l ひとこと l COM(2) TB(0) l top ▲


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新党大地の鈴木宗男代議士が
新聞に写真つきで出ていました。

いや、今日は政治の話じゃありません。

なんと、鈴木宗男代議士の横に、
都筑区医師会の重鎮で、
ドクターフリッカーの母校の大先輩でもある
O山先生が写っているではありませんか。

あら。イニシャルにしてもそのまんまだ。

いよいよ、O山先生、政界進出か!
と、色めきたってよく見ると

O山先生と思ったのは
松山千春のまちがいでした。

高校生の頃、
オールナイトニッポンを
よく聞いていましたが、

松山千春が、パーソナリティのときは
リスナーに向かって「おめーらよー。」
とか言う、下品な口調に閉口しました。

「ニューミュージック」というジャンルの
代表格であった松山千春は
女々しい歌ばかり歌うくせに、

オールナイトニッポンではえらそうにしゃべって
間違ってもレコードやミュージックテープを
買おうとは思いませんでした。

が、
「大空と大地の中で」。

これを聞いて、たまげました。
こいつ、こんなすげー歌、うたってたんだ。

高校生だった
ドクターフリッカー、
「ああ、オレは、なんて甘えた生活をしているのだろう」
と、
ガツンと一撃くらいました。

ドクターフリッカー、
かなり、オツムが単純だったようです。

でも、浪人しているとき、
この歌を聴いて、
なんど、自分を奮い立たせたことでしょう。

♪ 生きる事が つらいとか
   苦しいだとか いう前に
    野に育つ花ならば  
     力の限り生きてやれ

新聞に出ていたO山先生、じゃなかった
松山千春をみて、
これからも力の限り生きなければ!と
またしても単純に
心に誓ったドクターフリッカーです。

2008.05.28 Wed l 意気込み l COM(1) TB(0) l top ▲


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この国が、
財務省が、

何を考えているのか、
もっとみんな知るべきです。

財務大臣の諮問機関
「財政制度等審議会」では、

一定の金額まで
医療保険を適用しないで、
患者の自己負担とする

「保険免責制」の導入をマジで
考えています。

つまり、5000円の医療費がかかった場合、
今までの3割負担だと
負担金は1500円です。

ところが、仮に1000円の「保険免責制」
が導入されると、

1000円はハナっから自己負担。

さらに残りの4000円の3割を自己負担
ということになります。

つまり、1000円+1200円で
チーン、しめて2400円になります。

お会計のほう、よろしかったでしょうか。

額賀財務大臣、
ちっとも、よろしくありません。

国民皆保険制度は
もうやめ、やめ。

国が赤字なんだから、
国民の健康なんかにゃ金は出せんよ。

と、言ってるわけです。

「財政制度等審議会」の会長
西室泰三というひとは
2浪のすえ、慶応大学に入って、

昭和36年に「東芝」に入社。
国際事業部長や
海外事業推進部長を経て、
「東芝」代表取締役社長になったひとです。

なんだか「課長 島耕作」みたいです。

さすが、
生き馬の目を抜くような
世界で勝ち残ってきたひと。
これくらい
「お金の鬼」にならないと
この国の財政立て直しは出来ないようです。

どうしても、医療費を抑えたくて、
仕方がないんでしょうが、
ご自分は「東芝」病院で
「ジェネリック」を使ってますか?

財務省、もう少し、
医療費以外の他でも、
どうにかすることを
考えてもらえないでしょうか。

福田康夫さんも
もう、支持率が風前の灯で
後期高齢者医療制度で
あたまがいっぱいみたいですが、

「ほんとうにそれでいいのか!」
とか逆切れしているヒマがあったら、

もう少し、予算内でやりくりして、
社会のニーズを理解していない、
本当に無駄なことは何なのか、
よく考えてください。

2008.05.27 Tue l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨日は、
横浜みなとみらいで
「消化器内視鏡学会総会」に出席。

雨の中、出かけて行き
経鼻内視鏡のワークショップを聞いてきました。

経鼻内視鏡。
ドクターフリッカーの診療所でも
やっている「鼻からの内視鏡」です。

舌根にあたらないで
挿入されるので、
「おえーっ」とならないのが、
なによりの利点です。

眠くなる注射も使わずにすみます。

しかし、
ドクターフリッカーが、
感じていたとおり、

昨日の学会でも
いろいろな施設でのお話で、
「くちからの内視鏡」より細い分、
より慎重に、よく観察しなければいけないと
いうことでした。

先日、緊急で内視鏡を
施行したかたは、
「くちからの内視鏡」でした。
微妙な位置に
微妙な変化があり、
病理検査の結果、
大きな病院に行っていただくことになりました。

見た目は「早期」といえるものです。

黒いお通じと貧血で消化管出血の疑い
という紹介状をお持ちだったので、
例外的にその日のうちに
検査をしました。

そのときの検査の目的は
「緊急に処置を要する出血性の病気」
があるか、ないかです。

もしも
「鼻からの内視鏡」で
あわただしく行っていたら、

「とりあえず、出血なし。」
ということで
微妙な変化を見落として
終わっていたかも知れません。

もちろん
「くちからの内視鏡」でも、
気ぜわしく検査をしていたら、
見えるものも見えなくなってしまいますが。

「鼻からの内視鏡」、
いっそうていねいに、
時間をとって観察しないといけません。

楽に検査をすることも
もちろん大事ですが、

検査にかかる時間や
効率ばかり考えていてはだめです。

学会のあと、
夕方に雨があがったということで
ドクターフリッカー2世と
桜木町で合流。

市バス「あかいくつ号」に乗って、
「港の見える丘公園」まで
行きました。

横浜市に住んでいますが、
久しぶりに「みなと 横浜」を漫遊して
帰ってきました。

2008.05.26 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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「アロマ」。

ドクターフリッカー、
診療所の待合室に
アロマライトを置いてます。

「アロマセラピー」とか
きちんと勉強したわけでは
ありませんので
よくわかりませんが、

「ベルガモット」という
柑橘系の香りが、
なんだか気分をリフレッシュ
させてくれるようなので
愛用しています。

「ベルガモット」は
学名を「Citrus bergamia」というそうで、
アロマオイルは
その果皮から抽出されているそうです。

ただ、これからの季節。
陽気がよくなると
夕暮れに小さな虫が
出入り口から入ってきます。

「ベルガモット」の甘くフルーティな香り、
よけい虫をさそっているような
気がしました。

そこで、
どうせ、アロマランプを点けるのなら、
なんか「防虫効果」があるものは
ないかしら・・・と探したら、
ありました。

「ユーカリプタスシトリオドラ」
あー。
舌をかみそうですが、

さっそく、昨日から、
使っています。

うーん。
ユーカリの葉から抽出した、
すっとした爽やかな香り。

フマキラーの「虫よけ天然ハーブ」
と似ているような気がしますが。

ま、気分の問題です。

2008.05.25 Sun l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲


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科研費。

「文部省科学研究費補助金」のことです。

大学にいるときは、
毎年、秋に当時の文部省に
研究計画書を申請しなければ
なりませんでした。

審査に通るとお国から、
研究費が出るのですが、
そうそう簡単には
お金はもらえません。

それ以前に、
さえた研究テーマなんか
そう簡単にありません。

その難しい「科研費」。
ドクターフリッカー、
1995年、96年と立て続けに
獲得します。

自慢じゃありませんが。

95年は
「インターフェロンが血管内皮細胞におよぼす影響」。
96年は
「肝疾患の患者血漿の血管内皮細胞におよぼす影響」。

ま、なんだかわからない内容ですが、
当時はそれなりにがんばって研究しました。

夏休みも返上で。

でも、一番苦労したのは、
いただいた予算を使いきらなければ
いけないことでした。

使いきるといっても、
宴会したり、ディズニーランドに行ける
わけじゃありません。

当たり前ですが、研究で使いきらなければ、
いけないのです。

研究期間はそれぞれ2年ずつ。
二つのテーマが平行しており、
内容も似ていたし、どっちの予算だか
よくわからなくなることもありました。

最初の2年が終わるまえ、
予算が三分の一以上残ってしまいそうになったとき、

大学の教務課から
「余らせたら、二度と科研費がもらえなくなる。」
といわれてしまいました。

目的の研究成果さえ、
しっかり出せたら、
予算を余らせたひとはほめてもらえてるかと
思っていたドクターフリッカー、

あわてて
当時としては高価な統計ソフトや、
翻訳ソフトを買いました。

どっかの大学で「科研費」を
プールしといて、大学院生などの研究に流用したことが、
明らかになって問題になりましたが。

予算の使いかたとしては
年末になるときれいな道路を
意味なく掘り返す道路工事よりかは
なんぼかマシじゃん、

と思います。

2008.05.24 Sat l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲


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初めて当直したのは
川崎市にあるO病院というところ。

50床くらいの小さな病院で
「救急車なんて来ないからさー。
8時ころ回診して、テレビみて寝てればいいから。
たまにはゆっくり、寝たいだろ。」
と先輩に頼まれて出かけました。

まだ、医師免許をとって
3ヶ月くらいです。

ボストンバックいっぱいに
薬とか救急処置の書いてある本を
持って行きました。

コンビニでおにぎりとコーヒーを買って、
7時ころ到着。
院長先生が待っていてくださいました。

「あ?。せんせー、当直?
ごくろーさん。
ウチはねー、救急車で来た患者は一晩
入院させて様子をみるからね。
よろしく。」

は?救急車で患者さん来るの?

と思っていたら、
来ました。
ピーポー、ピーポー。

どっかよその救急病院に行くのだろうと
思っていたら、
だんだん音が大きくなって、
ドプラー現象が起きる前に音が止まります。

ナースからお呼び出しの内線電話です。
おいおい、救急車来ないって言ってたじゃん。

処置室に行くと
患者さんを診る前に
まず一言、超ベテランのナースが
「ウチは一晩入院ですから。」

って、さっき院長先生から、聞きましたよ。もう。

患者さんは60歳くらいの女性。
夕方から頭痛と吐き気、嘔吐が続いているとのこと。
ご本人、話をするのもつらそうです。
っていうか、もうろうとしています。
医者言葉で言うと?-10のレベル。
あらら、血圧も高いご様子。

精一杯、落ち着きを払って、
「えー、今、何か、かかっていらっしゃる病気はありますか?」
とかなんとか、家族の方に聞きながら、
頭の中はフル回転です。
持ってきた本なんか見ているヒマはありません。

頭痛、意識障害と嘔吐。
「髄膜炎」?いや発症も急だし、これはもしや、
言わずと知れた「クモ膜下出血」では?
つたないドクターフリッカーの頭ではじきだされました。

そこで、また超ベテランナース。
「ウチは一晩入院ですから。」
って、マジかよ。おい。

それでも、恐いもの知らずで
「クモ膜下出血かもしれないので、
ルンバール(腰椎穿刺)の用意をしてください。」
とか言ってみましたが、

「針がありません。」

あー。もう話になりません。

「じゃあ、CTとるため、大学病院に転送します。」
「いや、困ります。院長から必ず入院させるように言われているんです。」
もう、侃々諤々です。

家族の方にも一応は説明しました。
「クモ膜下出血の可能性もありますが、
時間も遅いので、少しこのまま様子をみます。
今晩は私が当直なので、私が拝見いたします。」

ご家族。
さっきまでのドクターフリッカーとナースとの
やりとりを聞いていたのでしょう。
「はー。そうですか。
失礼ですが、先生のご専門は。」

専門なんてある訳ありません。
医者になって3ヶ月です。

この一言で大学病院に転送する決心をしました。

超ベテランナースは「ウチは一晩入院ですから。」
をくりかえし、院長に報告するだの、何だの騒いでいましたが、
ドクターフリッカー、かってにで救急車を呼んで
大学病院の救命センターに連絡して受け入れてもらいました。

やっぱり、「クモ膜下出血」。
緊急手術となったそうです。
首尾よく後遺症も残らず、回復されました。

O病院はドクターフリッカーは出入り禁止。
ま、あんなとこ頼まれても二度と行きませんが。

後日、ご家族がカステラを持って
大学病院までお礼に来てくださいました。

21年前の救急病院には
こんなところもあったのです。

2008.05.23 Fri l 思い出 l COM(3) TB(1) l top ▲


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C型慢性肝炎。

治療法に次の一手です。

いままで
血液浄化療法は、
肝臓病では「劇症肝炎」など
おもい肝不全に対し、
肝臓のはたらきを補う目的で
血液ろ過透析や血漿交換が行われてきました。

こんどは、C型慢性肝炎に
血液浄化療法を行って、
直接、血液中のウイルスを
少なくしたうえで、
インターフェロン治療を
やろうというのです。

肝炎の原因であるウイルスそのものを
とり除くという、
コロンブスの卵のような発想です。

もちろん、C型肝炎ウイルスは
肝臓の中にいますから、
血液だけいくらきれいにしようとしても
だめですが、

「二重ろ過血漿交換療法」という
血漿交換を行い、
蛋白や血球成分は残しながら、
C型肝炎ウイルスを血液中から
できるだけとり除いて、

さらにインターフェロンと
リバビリンという飲み薬で
肝臓の中のウイルスをたたく
というものです。

2年くらい前から
金沢大学の先生方が精力的に
学会でその有効性を報告しておられましたが、

昨年、日本が発行している
「Hepatology Research」という
英語の論文雑誌にその成果が発表されました。

すでに4月から健康保険の適用になっています。

インターフェロンとリバビリン治療だけでも
倦怠感や気分不快といった副作用があります。

また、新たな治療法「血漿交換」までやって、
副作用は大丈夫かとも思いますが、
べつな薬を加えているわけではないので、
おおきな合併症は少ないようです。

まだ、C型慢性肝炎のインターフェロン療法
に「二重ろ過血漿交換療法」を併用できる
医療機関は限られています。

が、
今後、この治療法がスタンダードに
なっていく可能性も大きいでしょう。

2008.05.22 Thu l 医療 l COM(0) TB(1) l top ▲


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5月の連休に工事した
レントゲン設備。

フィルムカセットに貼るネームや
暗室や現像機はいらなくなり、
スタッフの負担も少し軽くなりましたが、
まだ、機械に慣れていません。

あるスタッフが
熱心に何か書いています。

のぞいてみると「取り扱い説明書」の
ポイントをわかりやすく、イラスト付きで
まとめてくれています。

他のスタッフが、
すぐに操作できるように
簡易マニュアルを
作ってくれていました。

ふと、診察室を見渡すと
壁に
「アルコールにかぶれやすい
方はお申し出下さい」
というポスターが張ってあったり、

そういえば、
みんな、採血や注射のたびに
「アルコールでかぶれませんか。」
と患者さんに確認してくれています。

胃カメラの介護手順をまとめた
小冊子もつくってありました。

受付にも問合せに対する
注意事項がいっぱい貼ってあります。

当たり前と言えば当たり前ですが、
ドクターフリッカーが、
何か言わなくても、
動いてくれているスタッフたち。

いつも、口うるさくスタッフに
注意と注文ばかりしてる
ドクターフリッカーですが、

みんな、考えていてくれるなと、
ちょっとうれしくなりました。

照れくさくてあんまり言えませんが、
「いつもありがとうね。」です。

ほんとです。

「頭動かねば、尾が動かず」
といいますが、

ドクターフリッカー、
ますます、診療所の「頭」
として自覚をあらたにせねばなりません。

みんなで患者さんに
精一杯の診療を提供できるように
頑張ります。

2008.05.21 Wed l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲


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はー。

おはようございます。

「NO」といえない日本人。
ドクターフリッカーです。

わかってると思いますが、
「NO」は酸化窒素のことじゃありません。

そりゃー、
やらなきゃならないことは
やりますが。

けっこう、毎日、
ギリギリのところでやっているので、
診療以外のことで、
気が向かないことは、

できるだけやりたくありません。

気が向くこと?

そりゃ、ブログ書いたり、
ラジオ出たりとか、そーいうことです。

ミーハーでしょうか。

わがままでしょうか。

協調性ないでしょうか。

お付き合いとか、
お顔つなぎとか、
お子さまチックなドクターフリッカーには
むずかしい世渡りのしくみは
わかりません。

そういうこと、
好きなひとは、好きで別にいいんですけど。

いしゃの世界。

なんか、いつまでたっても
人の上に立ちたがるひと、
おっとっとっと、

人の面倒をみたがる親切なひとが
いるような気がします。

ほんとに困ったとき、
助けてくれるんでしょうか。

ま、
ヤなら「NO」といえば、
いいんですけど。

なんで「NO」がいえないのでしょう。

優柔不断なんでしょうか。

「えーかっこしい」なんでしょうか。

昨日、「なんでも自分でやってみてから」
とか書いてたくせに
このボヤキっぷりは何なんでしょう。

自己嫌悪です。

はー。
みなさん、今朝のエントリーは
見なかったことにしてください。

2008.05.20 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨日、5月18日は、
2年前にブログの大先輩
あざみ野棒屋先生ドクターM先生たちが
偶然にも一緒にブログを書き始めた日です。

ブログ2周年、おめでとうございます。

ここだけの話、
ドクターフリッカー、
ブログとか酔狂なものを書くひとは
よっぽどのヒマなひとか、
かなりの自意識過剰なひと
と思っていました。

昨年、ドクターM先生がブログを
書かれていることを
知ってからも、

「それは、ドクターMのような
スーパードクターだからできるんだよなー。」
と、羨望のまなざしで愛読していました。

でも、ブログがきっかけで
ドクターMを介して棒屋先生とも
お知り合いになることができ、

防災訓練でお世話になった
亜沙郎先生までもが
「じゃーオレも毎日書くか」ということで

いつの間にか、専門も違うブログ御三家と
お付き合いさせて頂けることになりました。

これで書かないと、何だか
引きこもっているようなので、
ドクターフリッカーも
おずおずと書き始めたわけです。

自分が書き始めてから、
初めて、他のいろんな方のブログをみました。

思わず、目頭が熱くなるような
ブログも拝見します。

最近は、ブログの大先輩
あざみ野棒屋先生ドクターM先生の初期のブログを
読むのがマイブームです。

きっと書いているご本人は
かなり、抑えて書いてるつもりでも
そのとき、そのときの思いが文章に
にじみ出ています。

いろんな意気込みや葛藤の一部が
読んでいても伝わってきます。

2年間、書きつづけているご両人に比べたら
ドクターフリッカー、
まだ2ヶ月です。

まだ、ブログとは何ぞやとか
語っちゃいけませんが、

ブログを始めたことで
一日の初めに、気持ちを切り替える
ことが出来るようになりました。

それが一日の自分の仕事への
スイッチオンになっています。

そう、ブログのおかげ?で
ラジオにも出演できました。

先人には及びませんが、
ドクターフリッカー、なんとか
付いて行こうと思っています。

今は、ね。

何ごとも、まずは自分が
やってみてから。
です。

2008.05.19 Mon l 意気込み l COM(2) TB(0) l top ▲


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「海ぶどう」。

スタッフの一人が沖縄に旅行してきました。
ドクターフリッカー、
おみやげにいただきました。
「海ぶどう」。

「何これ、なんの卵?」
と何も知らないドクターフリッカーが
たずねると、

「え?せんせー知らないんですか。
もうがっかりです。」
とあきれられてしまいました。

「じゃあ何なの。」と
あらためて聞くと
「と、とにかく沖縄では
今すごく人気なんです。」
と本人もあまりわかっていないご様子。

生ものなのに常温で保存って
くさってないのかなと
ちょっと心配でした。

ウチに帰ってから、
水にひたすと、
おー、まるでキャビアのよう。

海ぶどうとは亜熱帯の海に
生息する海藻の一種だそうです。

見た目が小さなつぶつぶで、
ぶどうみたいだから
「海ぶどう」だそうです。

三杯酢をつけて食べてみました。

うん、こう、なんか口のなかで
プチプチして、
はー。
なんとも言えない磯の香りが絶妙です。

ドクターフリッカー2世にも
与えてみたら
「もっとー」ってお前、食べれるんか。

お気に入りの食材が一つ増えたと
思ったら、
沖縄でしか買えないそうです。

2008.05.18 Sun l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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昨晩は都筑区医師会の理事会というものに
はじめて出席しました。

ドクターフリッカー、
べつに理事じゃなく、平会員ですが。

あっという間に
膨大な数になった
都筑区の医療機関を地域別に分けたら
あたらしく「4班」という班ができたそうで、
その班長に
「今年は」
ドクターフリッカーがあたっているので、
出席しなさいと言われました。

理事会は、よる7時半からです。

うわー。めんどくさーい。
とか不謹慎なことを考えていると、

そういう時に限って、
あらら。
まっ黒なお通じと貧血という
紹介状をお持ちの患者さんが
6時過ぎにいらっしゃいます。

当日、胃カメラをすぐやることは
めったにないのですが、
昨日は状況によっては
救急病院にお願いしなければ
ならない方でした。

診療終了をまって、7時から
胃カメラ開始。

今すぐに大きな病院に
行っていただく必要はありませんでした。

鎮静剤をお注射したので
患者さんとお話が出来るようになったのが
もう、7時40分過ぎ。

例によって話の長いドクターフリッカー、
ながながと胃カメラの結果説明と
今日、明日のご注意を申し上げて、

胃カメラも電子カルテもそのままで、

あわてて診療所をでたのが
すでに8時20分頃でした。

かなり、遅れて医師会に行くと会議の真っ最中。

えらい先生たち、理事の先生がたが
担当の議題を報告、議論しています。
あ。理事の亜沙郎先生が座ってる。
「せんせー!!」と心の中で手を振りました。

ドクターフリッカー、
片隅にすわって神妙に会議を聞いていましたが、
例の特定健診のお話はなんど聞いてもわかりません。

なまじっか、理事会なんかで話を聞くと、
詳しすぎて、よけい何が何だかわかりません。

本当に6月から出来るのでしょうか。
「特定健診」とやら。

全く議論についていけず、落ちこぼれの生徒のように、
「今、お弁当食ってるひと。いないなー。
食い始めたら、目立つかなー。腹減ったなー。」
とか、考えていたら、

突然、会長先生から
「新しくできた、4班の班長のフリッカー先生。
ひとこと、何か。」

「弁当、食っていいスか?」
と言える訳もなく、

「えー。若輩ものですが、よろしくお願いします。」
とだけ、申し上げました。はい。

9時半ころ、閉会。

「いやー、理事の先生がた、
遅くまで大変ですね。毎月。」
と申し上げたら、

事務のかた、
「今日は議題が少なくて、すごく早いんですよ。
11時頃までやっていることもあります。」
ってマジですか。

ドクターフリッカー、
その後は診療所に戻って
電子カルテのバックアップと
さっきやった胃カメラの洗浄を行いながら、
ひとりさみしく、理事会でもらったお弁当を食べました。

2008.05.17 Sat l つぶやき l COM(3) TB(0) l top ▲


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「うい?。ひっく。
あー?

背番号11がメジャーに行くだあ?

おい、おい、そりゃー、
ニッポンのプロ野球をすこーし
なめ過ぎてんじゃありませんかっつーの。

仮にもエースとか言っててね。
ローテーションもはずされたりね。
気分がのらないとかで2軍で調整して
まだ、2勝ですわ。

いっつも肝心なところでね。
このザマですよ。

もう、すでにね。心ここにあらずなんですよ。
レッドソックスの帽子でもかぶってろって感じだね。

いまやるべき仕事ができないやつに
ひとつ上の仕事、できるわけねーわな。

今まで、メジャーに行った選手、
たくさんいるけど、
みんな日本で精一杯やってたでしょ。

だいたい今日のスワローズ戦はなんだい。
初回に5点も取られちまって。

もうね。見る気なくすんですよ。
初回から、打者一巡で相手ピッチャーにまで
フォアボールとかさ。
白けちまうよね。

そんでもって、味方が必死に反撃してるってのに
ベンチでしらーとしてふてくされちゃっててさ。

こいつを応援してきたかと思うと
情けなくって泣けてくるわな。

契約更改で巨人戦ばかりで投げるからとか
うだうだいってごねたくせに。
スワローズ相手につるべ打ちくらって。

寝言は寝て言えってんだよ。ったく。

メジャーね。
はい、はい。どうぞ、どうぞ。
レッドソックスでもヤンキースでも行ってちょうだいな。

あれかい?今日も神宮にメジャーのスカウトさん
大勢きたみたいだから、舞い上がっちまったのかね。

へー。
見上げたもんだよ。屋根屋のふんどしだね。」

と、
とある中日ファンが昨日飲酒してくだをまいてましたが、

いやですね。
酔っ払いは。

選手だって一所懸命やってるはずです。
心あるドクターフリッカーは最後まで応援するぞ。

がんばれ!ドラゴンズ!

2008.05.16 Fri l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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原点というほどのもんでも
ありませんが。

「男が仕事をする」ということについて、
ずっと頭にこびりついている
シーンがあります。

なんのドラマだったでしょう。
中学生のころ見ました。
松本清張の「砂の器」だったかも知れません。

ラストシーンです。

ベテラン刑事と若手刑事。
苦労を重ねて事件を解決しますが、

手柄はお偉い幹部の方たちに
持って行かれてしまいます。

若手刑事(森田健作?)が
「悔しいっすよねー。
俺たちががんばったのに。」

みたいなことを言うと
ベテラン刑事(仲代達矢)が
「あー。終わった。終わった。」

ごろりと寝そべって眼をつむる。

ドラマの中のテレビではちょうど
スターであるジャイアンツの長嶋引退の
セレモニーが放送されている。

というシーンです。

この
「あー。終わった。終わった。」
の中には

男がやるべき仕事を執念を持って
成し遂げるということは、

「長嶋引退」のように
大げさに取り上げられたり、
するものだけではなく、

べつだん、ほめたたえられたりしなくても、
いぶし銀のような誇りと達成感だけで、
必要以上に男を安売りしないものがある。

みたいな「かっこよさ」が
込められています。

と、かってに思っているだけですが。

ドクターフリッカー、
「男の仕事はああでなければ。」
と、
いつも考えています。

ま、仕事をするのに、
男も女もありませんが。

2008.05.15 Thu l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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昨日は診療後、
なかよしドクターMと会食。

一昨日のラジオ出演の話や
日々の診療での患者さんへの
説明のむずかしさについて
あーでもない、こーでもないと
たわいもなく語り合いました。

そういえば
3月上旬の読売新聞に
国立国語研究所が
全国の医師を対象に調査したところ、
患者さんに意味が通じなかった
言葉が736語もあるという記事がありました。

もっとも誤解された言葉が「予後」。

本来、病気のたどる経過についての医学的な
見通しをさす言葉だそうです。

がん治療の現場では「余命」の意味合いで
使われて混乱しているとか。

「合併症」は
「不可抗力による起こってしまう副作用の一部」
と言い換えても
「医療ミス」と思われてしまうとのことです。

ま、「副作用の一部」っていうのもちょっと
違うような気がします。

本人や家族にショックを与えないよう
「がん」を「悪性腫瘍」と言い換えたら
「がんじゃなくてよかった」と
誤解されたこともあったようです。

「がん」は不治の病、
「悪性腫瘍」は何だか分らないけど
「がん」じゃないんなら大丈夫そうだ・・・
と患者さんが考えてしまうのでしょうか。

そもそも、ショックを与えないようにって・・・。

それじゃ、何のために患者さんに話をするのか、
説明する医者の配慮の仕方のほうが
「意味不明」です。

ドクターフリッカーが思うには、
調査のあげあしを取るようですが、
「言葉」の意味は通じなくて当然です。

法律用語なんて、もっと複雑怪奇です。

だいたい、
そういう分りにくい「言葉」の意味を
分りやすく患者さんに伝えるために
「医者の説明」があるのじゃないでしょうか。

患者さんの立場になって
お話しなければ・・・。
と思います。

そう。
このブログにも「通じない言葉」が
いっぱいあります・・・ね。

みなさん、
診療中の話で「意味不明」なことがあれば、
なんでもご遠慮なく
すぐ、聞いてくださいね。

2008.05.14 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨日のFMサルース
ザ・ビタミンママワイド」。

いや、つかの間ですが、
なんだか「業界人」になった
気分でした。

やっぱスタジオに入るときは
「おはよーございまーす。」
かしら、と思っていましたが、
緊張していてそんなこと言えるわけ
ありません。

あら、ディレクターの方も
ガラス越しに指示を出していて、
なんだかすごくかっこいい雰囲気。

もう、ドクターフリッカー、
ワイシャツの前で
サマーセーターの袖を
結んじゃおうかと思いました。

本番は、
パーソナリティ
名城雪子さんという方が
超美しい方で、見とれているうちに
終わってしまいました。

「ラヂオの時間」のように、
一大スペクタルには発展しませんでしたが。

何をしゃべったのかまるで
憶えちゃいません。

おー。
終わったとたんに気がでかくなります。

なんだか「オールナイトニッポン」第二部
あたりのパーソナリティなら
出来るような気がしてきました。

いや、今度はNHKあたりから
「今日の健康」かなんかに
オファーがあるかもしれません。

うーん。
いそがしいけど、

ま、どうしてもって言うなら
出演も考えていいっスよ。

最後になりましたが、
「ビタミンママ」のスタッフさま、
付き添いありがとうございました。

スタジオに入るまで
いい歳こいて
「緊張するよー。ドキドキするよー。」
と駄々をこねていたのには
閉口されたことと思います。

すみませんでした。
はい。

2008.05.13 Tue l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲


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えー。
ゴホン。

本日、午後2時20分から
ラジオに出演させて頂くことになりました。

「FMサルース」84.1MHzです。

青葉区、港北ニュータウンエリアのママのバイブル
「ビタミンママ」の「ビタミンママワイド」という番組です。

なかよしブロともの御三家
あざみ野棒屋先生亜沙郎先生ドクターM先生
はすでに出演しているので
推薦してくれたのでしょう。

しかし、以前、
テレビ局から取材を受けたときにも
親戚中に言いふらしていたら
数秒「音声」が流れただけで、
しかも
「早口で何を言っているのかわからん」
と、大変不評でした。

ですので、
今日のこともあまり人に
言いたくないのですが。

今朝は今から緊張して、
ブログを書くどころじゃありませんので、
この辺で失礼いたします。

2008.05.12 Mon l ひとこと l COM(5) TB(0) l top ▲


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あざみ野棒屋先生が
辞表を提出されたときのブログ
いまさらながら読みました。

ドクターフリッカーも
教授のところに
「もうやっていられません。
辞めさせていただきます。」と
言いに行ったことがあります。

この話は、ブログに書くのは
止めようと思っていましたが。

96年のことです。
グループのトップだった助教授の先生が
あまりにもたくさんの治験を
製薬メーカーと契約してしまうので

病棟では入院患者さんが偏り、
緊急入院のベットにもことかく始末で
ひじょうに混乱していました。

特に若い受持ち医の負担は大きく
治験症例を受け持つと膨大な
データを整理しなければなりませんでした。

若手からの不満が大きくなり、
診療にも支障をきたす恐れもあったので、
ドクターフリッカー、談判に行きました。

なんども助教授と話し合い、
やっとの思いで
事前にスタッフのなかで
実施可能かどうか、よく検討してから
計画的に治験の契約をして頂くように
お願いして、助教授も承諾してくださいました。

ところが、その助教授、
数日後のカンファレンスの冒頭でいきなり、
「30例の治験を入れたから。」
とおっしゃられました。

え?
この間、あれだけ
話し合ったはずじゃなかったのかと、

ドクターフリッカー、
一瞬にして沸点に達して、
「約束が違うじゃないですか。」
とカンファレンスルームの
椅子を蹴っ飛ばす勢いで退出してしまいました。

ま、本当は治験のこと以外にも
いろいろとあったのですが。

それにしても、
助手ふぜいがなんと言う無礼な態度でしょう。
いったい何様のつもりでしょうか。

と、今は思います。

病棟をひとりで回診して、
頭を冷やしたあと、
医局に行って、医局長と教授に
「あの先生の下では、働けません。
辞めさせてもらいます。」
となんのあてもなく言ったのです。

まあ、それから大変でした。

そのせいかどうかはわかりません。
結果として助教授が転出され、
ドクターフリッカーは医局に残ることになりましたが、

偉そうに、「辞めてやる」とか大見得を切った手前、
後輩の学位論文の研究指導なども
「いやでござんす。」とは言えなくなり、
一所懸命に論文も書かざるを得なくなりました。

あのときの行動は後悔はしていませんが、
今でも、正しかったのか、良かったのかと
自問自答しています。

人生は後戻りできませんが、
過去を見て、これからを変えることは出来ますよね。

2008.05.11 Sun l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲


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肝炎のインターフェロン治療に対し、
医療費助成制度がはじまったことは
以前に書きました。

対象は
B型およびC型肝炎ウイルスの除去を目的として
インターフェロン治療を行う方、です。

厚生労働省のホームページをみると

「?肝炎が我が国最大の感染症であること

?肝炎に対するインターフェロン治療が
奏効すれば根治が可能であり、
その結果、肝硬変や肝がんといった
より重篤な病態への進行を防止することができること

?しかしながら、
このインターフェロン治療が高額で
患者の治療へのアクセスがよくないこと

などにかんがみ、
早期治療の推進のために行うものです。」

ということです。

ま、
あんまり「へ理屈」は言いたくないのですが、

インターフェロンが副作用などで使用できない方や
すでに肝硬変や肝がんに病態がすすんでいる方は
「置き去り」です。

「肝炎が我が国最大の感染症である」
という認識なら
なぜ、肝炎に起因するすべての医療に
助成を行わないのでしょう。

なにをもって「最大」と言っているのか、
わかりませんが。

肝硬変がすすんだ状態では
発がんの発生率は年10%です。

10人の患者さんを一年みていると
1人はがんになるということです。

すべて含めて「最大」なのではないでしょうか。

肝硬変や肝がんのかたは
治療費だけではなく、画像検査や血液検査も
お金がかかります。

もちろん、世の中の病気は肝炎だけではありません。
すべて平等であるべきです。

でも、
肝炎蔓延の責任の一端が
もし、国にあるのであれば、

昨年の福田首相の「おわび」が
形だけのものでないのならば、

ウイルス除去が困難である場合の
患者さんの気持ちにたって考えるならば、

ウイルス肝炎に起因する肝硬変、肝がんの
検査、治療は一律に助成すべきです。

2008.05.10 Sat l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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無免許研修医。

医師国家試験に合格したのに、
医師免許を申請しなかったひとが、
医師法違反(無資格医業)の疑いで、
書類送検されました。

無免許のまま研修医として約10ヶ月間、
福島県内の公立病院や赤十字センターに勤務して
医療行為をしていたそうです。

ドクターフリッカー、
無免許研修医と聞いて、
自分のことかと一瞬、あせりました。

実はドクターフリッカーも
無免許研修医でした。

ただし、自動車運転免許です。

研修医1年目のとき、
ちょうど運転免許の更新の年でした。

連日、ぼろ雑巾のように
研修しているんだか、
働いているんだか、
いじめられているんだか、
わからないような生活で、

やらなければならないことが山積する中、
オーベン(指導医)に
「運転免許の書き換えに行ってきますので、
半日休みまーす。」
なんてとても言えませんでした。

今にして思えば「なんてアホな」という感じです。

で、誕生日が過ぎて運転免許は失効。
当時は誕生日までに更新しなければなりませんでした。

約2ヶ月ほど「無免許」で自動車通勤。
非常識もはなはだしい話です。

とは言っても病院に寝泊りしていることが多かったので、
実際はそれほど無免許運転はしていません。

ま、そういう問題じゃありませんが。

オーベンからちょっと遠くの病院に当直に行くように
言われ、
「あのー、運転免許失効しているので、
高速道路はちょっとこわいんですけど・・・・・。」
とようやく告白できました。

「おまえ、ばかじゃないのか!」
とあきれ返ったオーベン、
ドクターフリッカーに二俣川の試験場に行くことを
許してくれたのでした。

さて、くだんの研修医先生。

「合格後、忙しくて申請できなかった」
と言っているそうです。
他人事とは思えません。

昨年10月に晴れて?医師免許を取得。
現在は愛知県内の病院で研修医として
頑張っているそうです。

どんなひとか知りませんが、
いつか、りっぱなドクターになってほしいと思います。

2008.05.09 Fri l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲


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「おそうじ」です。

ドクターフリッカー、
とくにきれい好きではありませんが、
診療所のそうじには
気を使います。

そもそも「病院」や「診療所」って
置いてあるものに
何となくばい菌がついていそうです。

ドクターフリッカーの診療所は
築30有余年。
貫禄はありますが、
ややクラシカルな感じは
否めません。

せめて、清潔感だけは保とうと
本当に日夜、スタッフとおそうじです。

午前が終了したら、床そうじとトイレそうじ。
午後が終了しても、床そうじと椅子拭きとトイレそうじ。

さらには殺菌灯のスリッパも
週3回、水洗いをします。

開業当初は全部
一人でやっていました。

6時30分に診療受付が終了し、
7時過ぎからカルテの整理、日報の点検。
ひとり寂しく、8時からそうじとスリッパ洗いを
していました。
終わるのは10時頃・・・・・・。

今はなんて恵まれているのでしょう。
スタッフのみなさん、ありがとうね。

以前、初めて来られたスタッフの方に
ゴミが落ちていたら拾ってねと言ったら、

「まるでディズニーランドですね。」
と言われてしまいました。

そうじゃないでしょ。
ディズニーランドが病院やデパートなみに
きれいにしているんでしょ。

清潔な診療所と心のきれいなスタッフ。

あとはドクターフリッカーが
一所懸命に誠心誠意、
診療を行うだけです。

2008.05.08 Thu l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲


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昨日で連休もおしまいです。
今日から、気分一新。

連休はレントゲン工事がありましたが、
上野見物に行ったりしてそれなりに
骨休めもできました。

一番心配した、その工事。
3日の朝はどうなることかと思いましたが、
古い機械も首尾よく撤去。

4日に天井裏にLANをはわせて、
5日にレントゲン室のペンキ塗り。
見違えるようにきれいになりました。

昨日6日にエックス線照射装置と
高画質コンピューター画像装置の
搬入と設置が完了しました。

フィルムがなくなる分、
保管のスペースも少なくて済みますし、
画像もアナログの写真に比べて
解像度は高く、後はドクターフリッカーの
読影能力の問題です。

何より、診察室の机に
モニターが三台、
キーボードも三つ、マウスも三匹。

まるで、新幹線のコントロールセンターか
はたまた地球防衛軍の基地のように
なってしまいました。

工事が予定通り進まないことも
あるかと思い、本日の内視鏡の予約は一件のみ。

だけど、そんなことは杞憂でした。

Hメディコ、Fフィルムの方々、
ありがとうございました。

さ、設備ばかりにお金をかけて
立派になってもしかたありません。

ドクターフリッカー、
なかみが伴うように
今日からまた、走り続けます。

2008.05.07 Wed l 意気込み l COM(1) TB(0) l top ▲


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落合監督になってからの
中日ドラゴンズ。

見違えるようになりました。
かってのV9時代のジャイアンツ
とは言いませんが、

昭和50年代の古葉カープ、
あるいは平成初期の野村ヤクルトのような
そつのないゲーム運びでした。
去年までは。

今年はまだ・・・・、
いま一歩です。

荒木、井端の機動力がいまだ鳴りを潜めています。

西武から鳴り物入りで移籍した
和田選手もまだまだエンジンがかかっていないようです。

好調森野選手を3番に上げましたが、
打線の覚醒は未だ遠し・・・です。

なにしろエース川上は、二軍調整をして
ようやく5月1日に初勝利という有様です。

中継ぎとして
ドクターフリッカーの一押しだった
鈴木義弘投手は
故障のため選手登録抹消中です。

連休中の対阪神3連戦。
1勝2敗で負け越しました。

小笠原投手、吉見投手、中田投手と
最も安定しているローテーションをぶつけて、
返り討ちをくらいました。

ゲーム差が1.5から2.5ゲームに広がりました。

第2戦こそ藤川投手から
イ・ビョンギュが奇跡的にサヨナラホームラン
を打って勝ちましたが、
3連戦、ホームグラウンドの
ナゴヤドームでのゲームであったにも
かかわらず、タイガースに押されっぱなしでした。

長いペナントレース。
今から、あきらめはしません。

当然ですが、すべてのゲームに
勝つわけじゃありません。

中学受験のとき、
解らない問題はとばして、
できる問題から確実に解答するように
指導されました。

プロ野球と中学受験を一緒にするな
と叱られそうですが。

勝てる試合、勝つべき試合は
を勝っておかないと、
最終的に合格点は取れません。

第2戦の藤川投手からサヨナラ勝ちは
素晴らしいことですが、
連打で攻略したわけではありません。

第1戦と第3戦はまったく、
中日らしさに欠けていました。

9連戦の残り、
今日からの広島、読売6連戦。

何とか中日らしさを取り戻してほしいです。

2008.05.06 Tue l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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ゴールデンウィークもたけなわ。
レントゲンの工事もたけなわです。

なんだか思っていたより
大掛かりになっていて、
5月6日のうちに終わるのかと
心配になってきました。

レントゲン室の内装も
少しきれいになるので、
患者さんにも喜んで
いただけるようになるはずです。

工事の素人のドクターフリッカーが
やきもきしていてもしかたありません。

で、
昨日はゴールデンウイークらしく
家族で動物園に行きました。

と言っても「ズーラシア」じゃありません。
「上野動物園」です。

ジャイアントパンダがいなくなり、
すいているのではないかと思って行きました。

浅はかな考えです。

昨日「みどりの日」は
国民の休日のせいだかなんだか
「上野動物園」入園無料です。

ものすごい人出です。
ディズニーランドだったら入場制限しているでしょう。

遠くから象を眺めて、
トラとライオンの背中をかろうじて目視して、
キリンはあきらめました。

田園都市線の朝のラッシュのようです。

みんな地面に座ってお弁当なんかも
食べちゃっています。

老若男女、日本人、外国人が入り混じり
さながら「大阪万博」を思い出しました。

結局、不忍池のほとりで鳩と白鳥に
ポップコーンをあげて早々に引き上げです。

動物を見に行ったのか、
人間を見に行ったのかわかりません。

上野公園に抜け出して、
「上野の大仏」と「西郷さんの銅像」で記念写真。

相変わらず、かなりと言うか、
そうとうな「おのぼりさん」ぶりを発揮してきました。

仕上げはドクターフリッカー2世の
似顔絵を露天の画伯に描いてもらいました。

今日はこどもの日。

いまだにドクターフリッカーが
風呂に入れると、
まるで虐待しているかのように
泣き叫ぶので、
つよい男になるように
しょうぶ湯にきびしい教育姿勢で入れて
やらねばなりません。

2008.05.05 Mon l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲


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入局した第二内科は、
「研究とは、論文(ペーパー)にして、
はじめて研究といえる」
という教授の方針でした。

はじめて、人前でしゃべったのは
神奈川県の小さな研究会でした。

神経内科の受持ち患者さんの
脳梗塞発症のしくみが珍しく、
脳神経外科でバイパス術を
していただいて、予後良好な結果を得た
という症例報告です。

当時は、まだパソコンなんてものは
ありません。

方眼紙に経過のグラフを書いて、
血管撮影やCTの写真をスライドにします。

読み上げる文章も原稿用紙に書きました。

最初なので、逆にあまり緊張もせず、
さくさくっと壇上でしゃべりました。

帰り道には指導医の先生がたと
お茶なんか飲んで
「上出来、上出来。」と言われ、
すっかり仕事が終わったつもりでいました。

2週間くらいたったころでしょうか。

「この間の発表のペーパー、
出来てるとこまででいいから持ってきて。」

凍りつく思いでした。
一行も書いていません。

過酷な研修医生活。
日々の入院患者さんのカルテや検査のオーダーで
いっぱいいっぱいです。

仕方がないので、
発表原稿を医局備え付けのワープロで
打ちなおしてそのまま持って行きました。

指導医の先生。
だまって眼を通すと
「こういうのは今度だけだからね。」と一言。

ドクターフリッカー、
夕方、病院を抜け出して、
当時、あざみ野にあったダイオーに
ワープロ「OASYS」を買いに行ったのでした。

2008.05.04 Sun l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲


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今日からというか、
今週からというか、
ちまたはゴールデンウイークです。

成田空港は先週土曜日
4月26日には4万2000人の
出国ラッシュだったそうです。

はー。

ドクターフリッカー、
本日から診療所は休診ですが、
4日間にわたる
レントゲン設備の入れ替え工事が
始まります。

気が重いですが、
機械が老朽化しているので
仕方ありません。

業者の方にも
無理を言って連休中に
スケジュールを組んでいただきました。

今回の入れ替えでは
エックス線装置だけではなく、
写真をフィルムに焼くのではなく
コンピューターを用いて画像をデジタル化し、
高精度な画像が得られる
CR(コンピューターレントゲン撮影法)
を導入します。

導入工事のために
時間もかかりますが、
お金はもっとかかります。

働くための設備なのか、
設備のために働いているのか
わかりません。

2008.05.03 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨日のドクターMのブログにも
書いてありましたが、
あきれてものが言えません。

厚生労働省が、生活保護受給者に
安価な後発薬を使うように
指示していた問題で、

くだんの舛添要一厚生労働大臣は
一昨日、従わない場合の手当打ち切りなどの
対応を撤回。

公明党の遠山清彦議員の質問に答えて、

「通知を見ていると、文章が役所的で、
生活保護の人は後発医薬品にしなさい
と取れるような文章があった。」

役所がつくった文章を「役所的」って。

・・・・。

だいたい、通達する前に厚生労働大臣は
文章を読んでないんでしょうか。
それとも、通達が出すことも
お役人に見せてらえないんでしょうか。

文章が問題なのではありません。
厚生労働省の考えている内容が問題なんです。

はい。
こんどは、福田康夫総理大臣が
一昨日の記者会見で、
後期高齢者医療制度について、
6月をめどに、運用上の問題点を点検し、
財政措置をとる考えを明らかにしました。

♪ お役人は、気楽な稼業ときたもんだ。
ほいほいと。

自分らで作った制度で
国民を未曾有の混乱に陥れて、
その点検をすることで、
また税金からお手当てをもらえるのですから。

いったい、お金をどんだけ無駄にすれば
気がすむのでしょう。

あー、そうそう。
厚生労働省医療課長の原某というひと。
医者に
「外来診療は懇切丁寧な説明をしろ」
とかなんとか、ほえる前に、
いやしくも国民の税金をもらっているのだから
まず、自分がもっと懇切丁寧な仕事をしなさい。

2008.05.02 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲