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昨日は診療後、
なかよしドクターMと会食。

一昨日のラジオ出演の話や
日々の診療での患者さんへの
説明のむずかしさについて
あーでもない、こーでもないと
たわいもなく語り合いました。

そういえば
3月上旬の読売新聞に
国立国語研究所が
全国の医師を対象に調査したところ、
患者さんに意味が通じなかった
言葉が736語もあるという記事がありました。

もっとも誤解された言葉が「予後」。

本来、病気のたどる経過についての医学的な
見通しをさす言葉だそうです。

がん治療の現場では「余命」の意味合いで
使われて混乱しているとか。

「合併症」は
「不可抗力による起こってしまう副作用の一部」
と言い換えても
「医療ミス」と思われてしまうとのことです。

ま、「副作用の一部」っていうのもちょっと
違うような気がします。

本人や家族にショックを与えないよう
「がん」を「悪性腫瘍」と言い換えたら
「がんじゃなくてよかった」と
誤解されたこともあったようです。

「がん」は不治の病、
「悪性腫瘍」は何だか分らないけど
「がん」じゃないんなら大丈夫そうだ・・・
と患者さんが考えてしまうのでしょうか。

そもそも、ショックを与えないようにって・・・。

それじゃ、何のために患者さんに話をするのか、
説明する医者の配慮の仕方のほうが
「意味不明」です。

ドクターフリッカーが思うには、
調査のあげあしを取るようですが、
「言葉」の意味は通じなくて当然です。

法律用語なんて、もっと複雑怪奇です。

だいたい、
そういう分りにくい「言葉」の意味を
分りやすく患者さんに伝えるために
「医者の説明」があるのじゃないでしょうか。

患者さんの立場になって
お話しなければ・・・。
と思います。

そう。
このブログにも「通じない言葉」が
いっぱいあります・・・ね。

みなさん、
診療中の話で「意味不明」なことがあれば、
なんでもご遠慮なく
すぐ、聞いてくださいね。

2008.05.14 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲