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原点というほどのもんでも
ありませんが。

「男が仕事をする」ということについて、
ずっと頭にこびりついている
シーンがあります。

なんのドラマだったでしょう。
中学生のころ見ました。
松本清張の「砂の器」だったかも知れません。

ラストシーンです。

ベテラン刑事と若手刑事。
苦労を重ねて事件を解決しますが、

手柄はお偉い幹部の方たちに
持って行かれてしまいます。

若手刑事(森田健作?)が
「悔しいっすよねー。
俺たちががんばったのに。」

みたいなことを言うと
ベテラン刑事(仲代達矢)が
「あー。終わった。終わった。」

ごろりと寝そべって眼をつむる。

ドラマの中のテレビではちょうど
スターであるジャイアンツの長嶋引退の
セレモニーが放送されている。

というシーンです。

この
「あー。終わった。終わった。」
の中には

男がやるべき仕事を執念を持って
成し遂げるということは、

「長嶋引退」のように
大げさに取り上げられたり、
するものだけではなく、

べつだん、ほめたたえられたりしなくても、
いぶし銀のような誇りと達成感だけで、
必要以上に男を安売りしないものがある。

みたいな「かっこよさ」が
込められています。

と、かってに思っているだけですが。

ドクターフリッカー、
「男の仕事はああでなければ。」
と、
いつも考えています。

ま、仕事をするのに、
男も女もありませんが。

2008.05.15 Thu l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲