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原点というほどのもんでも
ありませんが。
「男が仕事をする」ということについて、
ずっと頭にこびりついている
シーンがあります。
なんのドラマだったでしょう。
中学生のころ見ました。
松本清張の「砂の器」だったかも知れません。
ラストシーンです。
ベテラン刑事と若手刑事。
苦労を重ねて事件を解決しますが、
手柄はお偉い幹部の方たちに
持って行かれてしまいます。
若手刑事(森田健作?)が
「悔しいっすよねー。
俺たちががんばったのに。」
みたいなことを言うと
ベテラン刑事(仲代達矢)が
「あー。終わった。終わった。」
と
ごろりと寝そべって眼をつむる。
ドラマの中のテレビではちょうど
スターであるジャイアンツの長嶋引退の
セレモニーが放送されている。
というシーンです。
この
「あー。終わった。終わった。」
の中には
男がやるべき仕事を執念を持って
成し遂げるということは、
「長嶋引退」のように
大げさに取り上げられたり、
するものだけではなく、
べつだん、ほめたたえられたりしなくても、
いぶし銀のような誇りと達成感だけで、
必要以上に男を安売りしないものがある。
みたいな「かっこよさ」が
込められています。
と、かってに思っているだけですが。
ドクターフリッカー、
「男の仕事はああでなければ。」
と、
いつも考えています。
ま、仕事をするのに、
男も女もありませんが。