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C型慢性肝炎。

治療法に次の一手です。

いままで
血液浄化療法は、
肝臓病では「劇症肝炎」など
おもい肝不全に対し、
肝臓のはたらきを補う目的で
血液ろ過透析や血漿交換が行われてきました。

こんどは、C型慢性肝炎に
血液浄化療法を行って、
直接、血液中のウイルスを
少なくしたうえで、
インターフェロン治療を
やろうというのです。

肝炎の原因であるウイルスそのものを
とり除くという、
コロンブスの卵のような発想です。

もちろん、C型肝炎ウイルスは
肝臓の中にいますから、
血液だけいくらきれいにしようとしても
だめですが、

「二重ろ過血漿交換療法」という
血漿交換を行い、
蛋白や血球成分は残しながら、
C型肝炎ウイルスを血液中から
できるだけとり除いて、

さらにインターフェロンと
リバビリンという飲み薬で
肝臓の中のウイルスをたたく
というものです。

2年くらい前から
金沢大学の先生方が精力的に
学会でその有効性を報告しておられましたが、

昨年、日本が発行している
「Hepatology Research」という
英語の論文雑誌にその成果が発表されました。

すでに4月から健康保険の適用になっています。

インターフェロンとリバビリン治療だけでも
倦怠感や気分不快といった副作用があります。

また、新たな治療法「血漿交換」までやって、
副作用は大丈夫かとも思いますが、
べつな薬を加えているわけではないので、
おおきな合併症は少ないようです。

まだ、C型慢性肝炎のインターフェロン療法
に「二重ろ過血漿交換療法」を併用できる
医療機関は限られています。

が、
今後、この治療法がスタンダードに
なっていく可能性も大きいでしょう。

2008.05.22 Thu l 医療 l COM(0) TB(1) l top ▲