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はい。

メタボ。

聞けば聞くほど陳腐な略語です。

どっかの府知事は
「メタボ」対策でしょうか。
公用車でジム通いです。

ジムに行かなきゃ
運動ができないなどと寝ぼけたことを
言っているのはともかくとして、

そもそも、
府民みんながジムに行けるような
府政をつくりあげてから、

自分がジム行くってのが
「公僕」たる府知事の自覚だと思いますが。

運動したけりゃ、
知事室でひとりで腕立て伏せでも
やればいいじゃないですか。

恥ずかしげもなく、
テレビで流されている
「食べる前に飲む」
というCM。

調べたわけじゃありませんが、
「薬」を飲んでまで、
暴飲暴食を勧めるような
アホなCMを流しているのは
日本だけでしょう。

たぶん。

そんなCMをたれ流しておきながら、
何がいったい「メタボ健診」なのでしょう。

日本人。
「弱った胃」に「薬」を飲んでまで
なにが悲しくて飲み食いに行かなくちゃ
いけないのでしょうか。

はやく家に帰って、
おかゆ、食べて寝てください。

中身からっぽな
「メタボ健診」
のような無駄な政策にうつつを抜かす前に

「普通」に働いて「普通」に生活できる
世の中にして頂きたいものです。

閣僚をはじめとした国会議員。

官公庁の官僚たち。

中医協のご長老たち。

地方自治体の能天気な首長たち。

まず、自分たちの「メタボ」ぶりと
かさんでいる医療費を公表したらどうですか。

2008.07.31 Thu l つぶやき l COM(1) TB(1) l top ▲


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富山県射水市の
人工呼吸器取り外し。

2000年から05年にかけて
末期患者7名を死亡させたとして
もと外科部長の医者が
書類送検されました。

医者を志した人間が、
自分の手で
延命装置をはずす。

その葛藤は想像に難くありません。

しかし、一方、
患者さんのご家族は
かさむ医療費にの捻出に
苦労されながらでも、

人工呼吸器につながれて
話ができなくても、

手のぬくもり、頬のぬくもりを感じていたい
と思うのも当然です。

それを尊厳死を無視した
家族のエゴだと
誰が言えるでしょう。

07年4月に
厚生労働省は
「終末期医療の決定プロセスに
関するガイドライン」を策定。

主治医の独断を
避けるため、
延命中止は医療チーム全体で
判断すると指針をしめしました。

医療チームとは
どういう単位なのでしょう。

地方の公立病院の
減床や閉院はもう珍しくありません。

医者もナースも
人手が足りず現場は
疲弊しきっているでしょう。

そもそも、末端の医療現場で
複数の医者やナースが
治療方針を決定すれば
それでいいのでしょうか。

07年10月には
「日本救急学会」が延命治療を中止
できる基準として
終末期を「脳死」と定義した
延命治療中止の方法をまとめました。

しかし、「脳死」の判定は大変難しいのです。

学会の指針を順守しても
刑事訴追される可能性もあります。

そもそも
「脳死」なら生命維持を人の手で
止めてもいいのでしょうか。

みんな、
元気なときは
「延命処置はしないで欲しい」
と異口同音に言いますが、

そう簡単にいかないのが
ひとの命です。

書類送検をして検察に委ねても
何の解決にもなりません。

「延命治療」とはいったいどういうことなのか。

現場の医者、ナース、医療従事者
ばかりでなく、

いま、生きている者たちで
もっと掘り下げた議論を
しなければいけません。

2008.07.30 Wed l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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エコ。

この国はやることなすこと、
ピントがずれていると思うのは
ドクターフリッカーだけでしょうか。

ハイブリッドカーを作るのに
同クラスのガソリン車より
多くの環境負荷が発生して、

硫黄酸化物や窒素酸化物、
さらには
地球温暖化の根源と騒がれている
二酸化炭素を倍近く
排出するらしいです。

「自動車は乗りたいけど、
  私ってエコなひとなんですう ♪」
ということなんでしょうか。

洞爺湖サミットの温暖化対策。

主要8カ国がこれまで、
さんざん温室ガスを吐き出していたくせに、
高い目線で、
2050年までに
世界全体の温室効果ガスを半減させる
とか言っても

世界の二酸化炭素の2割を
吐き出し続けている
中国とインド、
納得しないで今後も二酸化炭素、
吐き出し続けるでしょう。

だいたい、分別されていないゴミを
調べるために
もう一回、ゴミ捨て場を「自動車」で
二酸化炭素を撒き散らして
走り回って、何がしたいんでしょうか。

陳腐すぎて情けなくなります。

ま、
ゴミの分別をする前に
国会議員の分別を
しなきゃいけないということです。

2008.07.29 Tue l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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待合室の椅子を一新しました。

淡いパープル色?の
新しい椅子になって
待合室が少し、明るくなりました。

なるべく、
お待たせしないように、
待合室の椅子に長く座ることのないように
努力しますが、

待っている時間の
ストレスが少しでも解消されればと
思っています。

お盆休みには
トイレの換気工事もあり、

少しずつですが、
来院してくださる方が
快適に、リラックスできるように
努力を続けてまいります。

もちろん、
一番大事な
ドクターフリッカー自身の診療と
スタッフの笑顔と気配りが
おろそかにならないよう、

気を引き締めて、
全員、一致団結してがんばります。

2008.07.28 Mon l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲


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先週、義祖父が
亡くなったので
今朝は、家内の実家に来ています。

葬儀は木曜日だったのですが、
仕事があるので、
昨晩、診療終了後に
横浜を出発。

夜の中央フリーウェイを
睡魔と闘いながら、
走りました。

深夜に到着。
夜中なので近くのホテルに宿泊し、

本日、お線香を上げにきた訳です。

義祖父とはいうものの、
家内の実家に来るたびに
いろいろな話を聞かせていただいたり、

ひ孫のドクターフリッカー2世も
かわいがってくれたので、

葬儀に参列できないのは
残念でしたし、申し訳なかったと
思っています。

しかし、町医者と言えど、
医者のはしくれ。

たった一人しか
医者のいない診療所を
急に休むわけにはいきません。

実父が亡くなったときも
15分差で死に目には会えませんでした。

開業医、
因果な仕事です。

2008.07.27 Sun l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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母校で
98年から2003年まで、
一緒に仕事をしたY先生が、

東京の国立大学で
准教授になられたので

昨晩は二子玉川で
Y先生に薫陶を受けた
後輩たちがお祝いの会を開きました。

ドクターフリッカーも、
診療終了後に駆けつけました。

Y先生は「肝臓病学」の
若き権威ですが、
肝臓病、消化器病に限らず、
勉強が半端じゃありません。

歳はドクターフリッカーと
たった二つしか違いませんが、
学問に対する姿勢、
ドクターフリッカーとは
雲泥の差があります。

「ドクターフリッカー先生、
もう読んだと思いますけど、
今月のHepatologyの論文で・・・」

などといきなり
話しかけられるものですから、

その場は生返事をして
いそいで医局に戻って文献を
読んだものです。

そんなふうに
上っ面だけ取り繕って
Y先生と議論しても
敵うわけがありません。

ともすれば、
大学病院は
専門領域だけに偏りがちですが、

日常診療の中でも
内科学全般、医学全般の広い見地から
考えなければならないという
ことを叩き込まれました。

そう、
言ってみれば、
母校にいながらにして
留学したのと同じです。

世の中、えらい先生は
大勢いらっしゃると思いますが、
なかなか、実際に指導を受けたり、
語り合える機会はありません。

Y先生と5年間、
一緒に臨床、研究ができたのは
ドクターフリッカーにとって
大きな財産であり、現在の礎です。

昨晩は、
日本の肝臓病学を背負って立つY先生と
久しぶりにお話をして、

ドクターフリッカーも
日々、勉強を怠らず、
Y先生に負けないように
がんばらなければ!
と、
おこがましくも思ったわけです。

2008.07.26 Sat l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲


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恐竜。

ホントにいたんですね。

新聞に載っていた
作り物かと思うような
化石の写真をみて、
あらためて、実感しました。

モンゴル古生物センターと
岡山市のバイオ企業の共同調査チームが

ゴビ砂漠から
ティラノサウルス科の大型肉食恐竜
「タルボサウルス」の
全身骨格化石をほぼ完全な状態で
発掘したと発表しました。

約7000万年前の地層から
発見されたそうです。

もう、「ジュラシックパーク」の世界ですね。

ティラノサウルスは
10歳ごろ、急激に成長して
体長12メートルほどになるそうですが、

今回、見つかったのは
全長約2メートルの
5歳くらいのこどもの化石です。

日本でも石川県白山市白峰の
約1億3000万年前の地層から
ティラノサウルスのほぼ完全な
歯の化石(8・2センチ)が見つかっているそうです。

1億年近くも栄えた恐竜。

類人猿とヒトが分かれたのは
約700?500万年前のことと
言われていますから、

まだまだ、人類。
地球上では新参者です。
滅亡するには早いですね。

2008.07.25 Fri l つぶやき l COM(0) TB(1) l top ▲


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くらげ。

中華料理の前菜のことじゃありません。

「くらげ」の持つ「癒し」効果の科学的な根拠を

日本大学生物資源科学部の
廣海十朗という科学者が
研究されているそうです。

新江ノ島水族館の
アンケートでも
「癒される生物」で
イルカについで「くらげ」は堂々の2位。

「クラゲヒーリングナイト」という
「くらげ」の水槽のまわりで
ご飯を食べたり、泊まったりする
イベントもあるそうです。

廣海十朗先生によると
「穏やかな拍動数や、
日ごろ目にするものとは違った色、
形が癒やしをもたらしている」
ということです。

慈恵会医科大学と連携しての
臨床研究も始まるとか。

自慢じゃありませんが、

ドクターフリッカーの診療所にも
「くらげ」がいます。

待合室でみなさんをお出迎えしてくれます。

タネ明かしをすると
ドクターフリッカーの診療所の
「くらげ」は人工くらげです。

残念ながら食べられません。

いやー。

受付のスタッフは
毎日、毎日、目の前で
「くらげ」をみて、

さぞかし、癒されているんだろうなー。

2008.07.24 Thu l つぶやき l COM(3) TB(0) l top ▲


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語り部として、生涯をささげた
名もなき兵隊。

昨日、92歳で
「戦友」のところへ旅立たれました。

第二次世界大戦。

末期の沖縄戦。

昭和20年4月1日に
読谷と嘉手納から上陸した
米軍はまたたく間に
北部、中部飛行場を確保。

4月5日までに東海岸まで制圧。

沖縄本島は南北に分断され、
日本軍守備隊は壊滅しました。

軍の指揮系統もなくなり、
残存兵による散発的な戦いが、
続きました。

名もなき兵隊は、
仲間とともに、
山腹に潜伏。

民間人とともに、
わずかな食料を分け合い
山中で飢えをしのぎ、
励まし合いました。

敗戦。

兵隊たちは民間人に
米軍に投降するように説き、

自らは、そのまま山中に潜伏。
戦闘を続けますが、
仲間は、つぎつぎと敵の銃弾に
倒れていきます。

たった一人になって、
海岸線に食料を求めて出てきたところを
民間人が米軍に通報し、
その兵隊は身柄を捕獲されました。

自決を考えますが、
残してきた妻、
五人の子供たちのことを思い、

そんな簡単に命を捨てられるものかと
これ以上、失うものはないじゃないかと、
その兵隊は「捕虜」になりました。

戦後、
「捕虜」になったという、
重い二文字を背負って、

生き残ったものの役目として、
その兵隊は、

日本各地を巡り、
戦争の悲惨さ、生命の尊さを
語り歩きました。

集団自決は日本軍による強制があったと
主張する方も
いらっしゃいますが、

こういう名もなき兵隊もいたのだと、
こういう事実もあったのだと、

素直に事実を後世に伝えたいと
思います。

2008.07.23 Wed l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲


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「日曜日」と「海の日」の連休で
行ってきました。

熱海。

ドクターフリッカー2世の
大好きな新幹線に乗って、
1泊2日の小旅行。

新横浜から
「こだま号」でたった30分です。

ふーん。

「熱海」なんて
かっては新婚旅行のメッカでも、
最近は行楽シーズンでも
めっきりさびれている・・・

なんてことは全くありません。

駅前から海水浴場まで
老若男女問わず、
ひと、ひと、ひと。

この繁盛振りなら、
大丈夫そうです。熱海。

泊まったのは
海水浴場からは
ちょっと離れている
老舗の旅館。

3年前にも泊まったのですが、
フロントの方も憶えていてくださり、
ちょっと感激です。

どこかの景気のいい
歯科医院が納涼会を盛大に
やっており、

ドクターフリッカー、
「いつかはウチもきっと・・・。」と
心に誓いました。

屋上の露天風呂に
ドクターフリッカー2世と入りました。

いやー。
けっこう熱いですね。
温泉って。

ドクターフリッカー2世、
家で風呂ではいる時以上に
絶叫してました。

まー、
露天ですから、
叫び声は青空と目の前の青い海に
吸い込まれていきます。

それでも、
ドクターフリッカー2世。
温泉からあがった後は、
広い旅館の部屋で
ハイテンションではしゃぎまくり、

お料理を運んでくれるお姉さんや
お布団を敷いてくれるおじさんに
愛想をふりまいてました。

7月になって、
体調も今ひとつでしたが、
「温泉」と「おいしい料理」で、
また、今日からがんばります。

2008.07.22 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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今日は「海の日」。

みなさん、
サーフィンしたことありますか。

8年くらい前でしょうか。

おじさん3人で
サーフィンにこってたことがあります。

「ロングだから、初心者でもすぐ、たてるよ!」

の甘い言葉に誘われて。

行きましたねー。
初夏の湘南。

もう、いかにもという感じの
先生のスクールに入りました。

当日、生徒はわれわれおじさんトリオだけでした。

まずは用語から。

「スープ」は波がブレイクしてできる白い泡のこと。
「レギュラー」は海に向かって左にブレイクする波。
「グーフィー」は海に向かって右にブレイクする波。

先生、書いてる途中で、
なぜか「グーフィー」と書けずに「グヘー」と書いてました。

それから、彼はわれわれ3人の間では
「グヘー先生」と呼ばれてました。

初日、とりあえず、ボードを借りて、
海に出ました。

波なんかありません。

パドリングの練習です。
とにかく「10km/h」以上のスピードがでなければ
波には乗れないということでした。

「あそこのブイまで、はい。3人で競争!」
とか言われて、ひたすらパドルのみ、やってました。

おじさん3人で、「グヘー先生」もあんまりやる気、
なかったのかも知れません。

波のないところで、パドルとテイクオフの練習が
2、3週は続いたでしょうか。

アホらしくなったころ、
いよいよ、デビューです。

言わずと知れたサーファーのメッカ、
「鵠沼海岸」。

グヘー先生は
「スープでテイクオフ」は邪道で
「ウネリからテイクオフ」して、
はじめて、「サーフィン」と言うのだという
厳しい方針でした。

いやー、
立てやしませんよ。
そう簡単に。

ウネリの状態からパドリングを開始しても
すぐに波においていかれます。

それでも、何回かやって
ようやく立つことができました。

調子にのって、
3人でボードとウェアも買いました。

秋から冬になっても、行きましたねー。

ドクターフリッカー、
根性がないので、雨の日はお休みしたいのですが、
後の二人がやる気まんまんで
いやいや行ったことも少なくありません。

でも、行けば行ったで、
結構、楽しんだものです。

ローカルのサーファーとボードがぶつかって、
焦ったこともありました。

マックの朝ごはんと
吉野家の昼ごはんがおいしかったなー。

2008.07.21 Mon l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲


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夜、暑いですね。

みなさん、
うなされていませんか。

スタッフから聞きましたが
寝言に話しかけちゃいけないそうです。

寝ているときは魂が抜けているので、
話しかけたりすると
そのまま魂が抜けてしまうそうです。

いやー。
ドクターフリッカー、
よく寝言を言うらしいので、
心配です。

「うーん。下から。」

「何が?」

「下から持ってきて。」

「何を?」

「紙。」

やめてくれー。

話しかけないでー。
魂が抜けたままになったら、
どうするんだよ。

だけど、
ウチの家族。

ドクターフリッカーが
夜間急患センターの当番で、

深夜、帰宅したときも
ごはんを出してくれてます。

それなのに朝になって、
「なに、何時ころ、帰ったの?」

いやー。

敵さんは、すでに
「幽体離脱」
してますな。

2008.07.20 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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<症例報告>
自覚症状を「実体験」しえた鉄欠乏性貧血の一例

ドクターフリッカー

症例 45歳 男性。
既往歴 特になし。
起始経過
 6月下旬より、倦怠感が出現。
 7月1日ころから、歩行、起立時の
極端な息切れ、動悸が出現。
 臥床安静時にも動悸が持続したため、
7月4日に採血検査施行。
検査結果
 7月 4日 ヘモグロビン10.6g/dl
        血清鉄 67μg/dl
        貯蔵鉄 58ng/dl
 7月10日 上部消化管内視鏡にて
        十二指腸球部後壁に潰瘍を認める。
 7月10日 ヘモグロビン8.8g/dl
 7月17日 ヘモグロビン9.7g/dl
        血清鉄 18μg/dl↓↓
        貯蔵鉄 7ng/dl↓↓
考察
 貧血による自覚症状の出現にくらべ
ヘモグロビン値の低下は遅れて出現した。
 潰瘍の確認時に、出血所見を認めなくても、
その後の貧血の進行を予測し、
 プロトンポンプインヒビターだけではなく
積極的に鉄剤も内服すべきであったと考えられた。

 以上、自覚症状を「実体験」した消化性潰瘍による
鉄欠乏性貧血の一例を経験したので報告した。

「いつでも夢を」第一巻、7号、143.

みなさん。
 ストレスとピロリ菌には気をつけましょう。

2008.07.19 Sat l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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ドクターフリッカー、
中学生のときから「めがね」をかけています。

別に勉強をしすぎたわけでもありません。

マンガの読みすぎかも知れません。

高校と大学の一時期、
例えば、部活をやるときなんかは
コンタクトレンズも使用しましたが、
基本的にはずっと「めがね」です。

かけてるひとはわかると思いますが、
結構、不便ですね。

「めがね」。

冬は、寒い外から室内に入ると
「ウルトラマン」の目になってしまいます。

シュワッチ!

しかも視界は真っ白で何も見えません。

おーい。みんなどこにいるんだよー。

夏は夏で暑苦しいですし、
顔を洗ったり、拭いたりするとき
面倒です。

一回はずすと、
どこに置いたか、わからなくなることもしばしば。

だいたい、普段から鼻が低いので
すぐに「めがね」、ずり落ちてきます。

「めがね」がずり落ちた顔ほどアホ面はありません。

ど近眼なので普通のレンズだと、
牛乳瓶の底のように
なってしまいます。

だから、「めがね」を買うときは
いつも圧縮レンズ。

これ、高いんです。
すごく。

だいたい、
近視って「病気」じゃないんでしょうか。

なんで、「めがね」って健康保険、
適用にならないのでしょう。

2008.07.18 Fri l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲


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いや、いや、
昨日は、忙しかったです。

まず、朝から
中学校に行きました。

夏休み前ということで
「中学生とアルコールの害」
のお話をしました。

いまの中学生、
8人にひとりは月一回以上の
飲酒機会があるんです。

最初はおとなが勧めるケースが
圧倒的に多く、

「おい、一口ぐらい飲んでみっか?」
「うえー、にがーい。」
「わはは。」

なんてことをやって
「飲酒」に対するハードルを
下げてしまうのです。

はい。
おとなが襟をただしましょう。

診療所に戻って
内視鏡検査。
時間がないので予約は一件だけ。

終了後は、区の医師会主催の
「社会保険特定健診に関する事務説明会」
を聴きに医師会へ。

「特定健診」。
流行りことばのように「メタボ」
とか言うのはやめていただきたいものです。

国家公務員が、夜中まで「残業」して、
帰りのタクシーに中でビール飲んでたら、
そりゃ、「メタボ」もなくなりませんわな。

だいたい、
民間業者にデータ入力を委託したり、
市医師会が手数料を別途に徴収したり、

国民健康保険も社会保険も
莫大なお金の無駄遣いを
しているような気がしてならないのですが。

なんど説明を受けても
よくわからず、釈然としませんが、

昨日は、細かいことに
こだわっている時間がないので、
もやもやしたまま、
ダッシュで母校の外来へ。

大幅な遅刻です。
申し訳ありませんでした。

外来が終わるころは
さすがに、日が陰りはじめました。

最後は、新横浜に直行して
「港北ニュータウン消化器勉強会」
に出席。

都筑区で数少ない「肝臓病」をご相談できる
頼りになる先生のご講演を拝聴。

いや。
ドクターフリッカー、

夜になったら「知恵熱」が出ました。

2008.07.17 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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ウチの食料隊長に言いました。

「ねー。
今度、ハンバーグ
作るときさ。

ほら、
お店なんかだと
白いスパゲティが付いてくるじゃん。

あれ、やってよ。」

そしたら、
隊長いわく、

「ごはんいらないの?」

え?
意味が通じてないのかしら・・・。

「いや、ごはんは食べるよ。
そうじゃなくってさ。
付け合せにスパゲティを・・・。」

「それは無理。」

おい。
無理ってことはないでしょう。
無理ってことは。

だいたい、
イタリアじゃ、パスタは前菜ですよ。

そう言ったら、

「イタリアでは茶碗でごはんなんか
食べません。」
ですって。

まー。
なんて言い草でしょう。

「じゃー、いい。
二度とハンバーグは作んなくていい!」

おまえは「こども」か、
という感じがしないでもないですが。

それから、
ドクターフリッカーと食料隊長、
今朝まで冷戦状態が
続いているわけです。

はい。

2008.07.16 Wed l つぶやき l COM(3) TB(0) l top ▲


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開業して
6回目の夏。

こんな、低空飛行の診療所の院長でも
その重圧は計り知れません。

ま、
自分で言うなというかんじですが。

内視鏡の検査も、
平日はほぼ毎日、8時スタート。

介助のスタッフも
7時40分ころには出勤してもらっています。

これは、けっこう大変なことです。

ドクターフリッカー自身は7時すぎに
診療所にきて、開錠して
パソコンや空調の電源を入れなければ
なりません。

受付のスタッフは9時にスタートですが、
やはり、15分前には準備に入ります。

すでにお待ちの患者さんをパソコンに入力していると、
お問合せのお電話があったり、
保険証がふるいものだったりで、
診療前からてんてこ舞いです。

ホームページに書いてあるように
「きめ細かく」「心の こもった診療」
をモットーにがんばっていますが、

患者さんのニーズはさまざまです。

「患者さんの立場になって」と思っていても
前の患者さんの診察が
長引いてしまうと、

大して混んでもいないのに
次の患者さんからしてみると
「思いがけず、待たされてしまう」こともあります。

「だいじょぶ、だいじょぶ」と言っているかたが
実は全然「だいじょぶ」じゃなく、
緊急入院をしなければならないこともあるのです。

そんな時の苦情もスタッフは受けなければなりません。

世の中、楽な仕事はない
と言ってしまえば、それまでですが、
日々のそうじやリネンの洗濯にしても重労働です。

受付スタッフやナースたちが
日常業務や雑用をこなして、支えてくれて、
ドクターフリッカー、
日々の診療に専念できるわけです。

開業する前は
立地や設備などハードの面ばかり気になりますが、

実は、
自分自身の体調、健康管理と
診療スタイルを理解してくれるスタッフの確保が
最も重要です。

6年目にして
胃に穴をあけてるようでは、
開業医として「失格」なのかもしれません。

2008.07.15 Tue l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲


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みのむし。

家のもくれんの木に「みのむし」がいます。

動いて、葉っぱをかじっているので
退治してくれと家族から言われました。

昨日、ドクターフリッカー、自ら観察。

うーん。
「みのむし」だよな。

でも、下を見ると黒いゴマのような糞も落ちています。

「何、これって、ほんとに夜中に動いてんの?」

「動いてるよ。
シャリシャリ、葉っぱ食べてるもん。」

「みのむし」って動くのでしょうか・・・。

だいたい、「みのむし」って
「が」のさなぎじゃないのでしょうか。

家族の話では、
日中は日陰で「みの」の中に隠れていて、
眼だけきょろきょろしているそうです。

夜になると「みの」ごと移動して
葉っぱを食べているとか。

シャリシャリと音も聞こえるそうです。

それ、「みのむし」じゃないんじゃないの。

ふつう、秋や冬のイメージがありますが、
こんな猛暑の中、
もしかしたら、ちがう昆虫かもしれません。

まー、いずれにしても
もくれんの葉っぱがかじられているのは
確かです。

もう少し、
成長を観察したいとも思いましたが、
ぶる下がっている枝ごと切って、

近くのやぶの中に
置いてきました。

カラスにでも食べられなければ
いいのですが。

2008.07.14 Mon l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨晩はアメリカンフットボール部のOB会。

相変わらず、PTAのような、OB会のような
集まりでしたが。

学生諸君も参加して
楽しいひとときでした。

みんな集まると、
一瞬にして時間が昔に戻ります。

3年生のとき、
はじめてJ医大を破って、リーグ優勝したことが
昨日のことのようです。

決勝のタッチダウンは、
現顧問の外科の教授になった
先輩のランプレーでした。

不肖ドクターフリッカーの右側を
フルバックの先輩が抜けていく
プレーコード「ストレート33」という単純なプレーです。

ひげのクォーターバックの先輩。
ドクターフリッカーサイドの「穴」を強引に使ってくれたのです。

見え見えのランプレーでしたが、
サードダウン3ヤードで決まりました。

その後、両チームとも互いに譲らず、
レフリーの
「ラスト ツー!」のコール。

最後の2分は、時計が止まりません。

最後にオフェンスになった時、
ひげのクォーターバックの先輩が
レフリーに聞きました。

「後、何秒ですか?」

レフリー、時計を見て
「8秒。」

イート・ザ・ボールで
そのままニー・ダウン。
優勝です。

試合後にひげのクォーターバックの先輩から
「お前の穴を使ったんだ。忘れるなよ。」と言っていただきました。
今でも忘れません。

いやー。
卒業して、20年もたっているのに
先輩はいつまでたっても先輩ですね。

優勝した夜、
六本木に行って、
「優勝パーティ」をしました。

明け方まで飲んで、講義に出席。

泥酔状態で講義に出ている
アメフット部員をみて
薬理学の教授が怒鳴ります。

「アメフットの部員は全員立て!」

ヤバイと思った次の瞬間、
教授の一言。

「彼らは昨日、優勝したんだ。
みんな、拍手を。」

思わず、涙がこぼれました。

2008.07.13 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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ドクターフリッカーが、
研修医で、ひーひー言ってるころ。

時代は「バブル」と「トレンディードラマ」でした。

何だか知りませんが、
男も女も「ワンレン」です。

患者さんの若いお兄ちゃんたちも
時計はロレックスのコンビでした。

BMWは「六本木のカローラ」と言われていました。

「想い出にかわるまで」とかいうドロドロのドラマや
「振り返れば奴がいる」とかいう非現実的なドラマもやってました。

さあ。

ドクターフリッカー、
薄っぺらさでは、負けませんよー。

「トレンディー」になるべく、
自宅を一階の日当たりの悪い部屋から
ドラマ風の部屋に引っ越すことにしました。

はい。
もう、決めたんです。
誰がなんていおうと、「トレンディー」になるんだと。

目指すは
「フローリング」
「エレベーター付き」
「最上階」。

探しましたねー。
不動産屋さん。

ドクターフリッカー、
時代は「バブル」でしたが、
自分の給料はちっとも「バブル」じゃないことに
気付いていません。

予算と条件のギャップで
不動産屋さんのあきれた顔が思い出されます。

ところが!

あったんです。
そんな夢のような条件で格安のお部屋!!

そう、
まだ、電車も通っていない
山だらけの「港北ニュータウン」の中に!

たまたま、第三京浜港北インターからの帰り道、
マンションの「入居者募集」の広告をみて
速攻で決めました。

はい。
29インチの「大型」テレビを床に置いて、
天井は低いのになぜか「シーリングファン」がくるくる回っています。

「メンズノンノ」と「スクランブルカーマガジン」を
無造作に床にちりばめ、
おや、大きなサボテンの向こうには間接照明がおしゃれじゃありませんか。

トランシーバーみたいな「コードレスホン」も
ベッドサイドに完備です。

まー。
病院からの呼び出し電話がほとんどでしたが。

たまに「当直」じゃない日、
その部屋で、「夜景」をみながら、
ひとり、飲めない「ターキー」と吸えない「セーラム」を嗜んでました。

「・・・ふっ。」

後は「千堂あきほ」か「鈴木保奈美」が
横にいれば完璧でしたが、
世の中は、そんなに甘くありません。

なんて、薄っぺらな人生を送っていたのでしょう。

そんなきっかけで住みはじめた
「港北ニュータウン」。

結婚しても住み続けています。

数年して、
市営地下鉄が通り、
みるみるマンション群やショッピングセンターが出来て、

ドクターフリッカーの
「ひとりトレンディータウン」も
いまや、すっかり
「ファミリータウン」となりました。

2008.07.12 Sat l 思い出 l COM(2) TB(0) l top ▲


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実は7月になってから、
息切れと疲労感が続いていました。

夜、寝ているときも
息切れで眼が覚めるほど。

内視鏡をやっていても
ドクターフリッカー、
自分が「はー、はー」と
息が切れてきます。

外来も、
疲労困憊して、
かなり、患者さんを診察したつもりで、
時計を見てみるとまだ10時。

「え、
まだ1時間しかたってないの・・・。

おかしい。何なんだ、
この疲労感は・・・。」

スタッフや家族からも顔色が悪いと言われ
7月4日に採血検査してみました。

あれま。

貧血じゃないですか。
白血球も上昇しています。

何?この貧血・・・。
といやな汗が出てきましたが、
必死に冷静に、冷静にと気持ちを落ち着かせて
考えて、

うん、きっと消化性潰瘍であろう。
と自分なりに診断。

なかなか、内視鏡を受ける
時間が作れないので、

川崎で開業している
医局の先輩に相談すると、

「木曜日、休診だから往診してやるよ。」
とのあたたかいお言葉。

という訳で、

昨日のお昼休みに
先輩に来ていただいて、
自分の診療所でやってもらいました。

内視鏡。

十二指腸後壁に
healing stageの潰瘍、発見。

潰瘍でよかったです。
いや、病気でよかったもないですが。

はー。
「十二指腸潰瘍」って・・・。

ドクターフリッカー、
いしゃの不養生以前に
おのれの「虚弱ぶり」にがっかりです。

2008.07.11 Fri l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲


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♪ トーマトってかわいい名前だね。
    上から読んでもトーマート。
      下から読んでもトーマート。

って歌があったような、なかったような。

小学生のとき、
2年生から6年生まで
山中湖に林間学校に行きました。

だいたい、
6月の梅雨どき。

2年生と5年生、
3年生と4年生の
組み合わせで出かけました。

6年生だけは
修学旅行?も兼ねてるので、
一学年だけで行きます。

イモリやカエルと、
何だかわからない植物を
たくさん採取してきて、

部屋に持ってきて、
夜中にイモリとカエルが逃げ出して
大騒ぎになったりしました。

最後の夜は
キャンプファイアー。

時期的に雨天のこともありそうですが、
中止になった記憶がありません。

楽しい思い出ばかりなのですが、
唯一、気が重かったのが、
「食事」です。

ドクターフリッカー、
自慢じゃありませんが、
こどもの時、「トマト」が超苦手でした。

いや、ホントのこといいますと、
今もあんまり好きじゃありません。

で、
林間学校で毎食、
必ず一切れ出るんです。

「トマト」が。

林間学校、ごはんを残すことは許されません。
ドクターフリッカーが「トマト」を食べなければ、
同じ班のひとたちも「ごちそうさま」が言えないのです。

キョロキョロっとした青いタネのとこ、
あそこがダメなんです。

いやー。
もう、死ぬ思いで、鼻をつまんで飲み込みましたね。

よく、「トマト」をフルーツとか言うひと
いますが、
あんな、青くさくて酸っぱいものが
フルーツなわけありません。

そういう話をすると、
「それはおいしいトマトを食べたことがないんだよ。」

とたいてい言われますが。

2008.07.10 Thu l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲


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時代はエコです。
地球温暖化防止です。

レジ袋もエコ袋にしなくちゃいけません。

ドクターフリッカー、
ちゃんと、ペットボトルも
プラスチックのラベルとボトルに分けてます。

割り箸もいけません。
お菓子の紙箱も紙資源です。

横浜市では、
分別していないゴミは
収集してもらえません。

で、
収集車のあとに
置いてきぼりになった
分別してないゴミの出どころを
探索するGメンが
別部隊でやってくるそうです。

ゴミを開けられて中を見られるのは
「羞恥心」。

見られて嫌なら、
ちゃんと分別すりゃいいのです。

その、別部隊。

自動車でやってくるより、
自転車にした方がエコだと思いますが。

そんなことは、

よっこらしょっと。

棚に上げときます。

長嶋一茂さんが、
テレビで言ってました。

「だいたい、
ゴミが出るからいけないんですよ。

オレは昔から、
好き嫌いなく、何でも食いました。」

さすが、一茂さんです。

まー、
そこまでして分別したゴミ。

ちゃんとホントに
リサイクルしてくれているのでしょうか。

割り箸をやめたら、
砂漠化が阻止できるのは本当でしょうか。

地デジで大量の
ブラウン管テレビが捨てられるのは
大丈夫なんでしょうか。

24時間テレビだか、27時間テレビだか
知りませんが、
一晩中、意味なく走るマラソンの中継のほうが、
エネルギーの無駄遣い
なんじゃないでしょうか。

2008.07.09 Wed l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲


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35年前、
ドクターフリッカーは、
祖母と両親、そして弟と
5人家族でした。

そのうち、二人は
もうこの世にいないということもありますが、

今の「家族」は
当時、まったくもって面識のなかった
ひとたちであり、
よく考えてみると不思議なものです。

35年後、
ドクターフリッカー、
生きているか、どうかも怪しいですが、
どんなひとに囲まれているのでしょう。

「サザエさん」のように
何十年も変わらない「家族」は
うらやましいですが、
あり得ません。

普段、日常と思っていることでも、
それは、色んな偶然が重なり合って、
「日常」となっているので、

未来永劫、変わらない「日常」は
あり得ません。

たまたま、
一緒になったクラスメートが
生涯の友人となったり、

偶然に偶然が重なって
たまたま出会ったひとが

生涯の伴侶になったり、

時間という大きな流れの中で、
ドクターフリッカー、
生かされているのだなー。

と思います。

普段はこんなこと、考えませんが、
「お盆」だったので、

両親の両親、
そのまた、両親と
考えてみると、

まー、自分の存在が、
いかに偶然でここに在るのかと

妙に感心してしまいました。

2008.07.08 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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お盆。

ドクターフリッカーの実家、
東京の下町は7月に行います。

昨日は、午前中から
東京の実家に行きました。

本来は7月15日頃のようですが、
お寺の都合もあり、
一週間、はやく
ご先祖さまと一緒に親父に
帰ってきてもらいました。

ありがたいお経のあと、

母と親父の思い出話を
久しぶりにたくさんしました。

不思議なものです。
生きてるときは、仕事の話はしたくなかったのに
今は、「こんなとき、親父はどうする?」
と聞いてみたいと思います。

親父はかなり、考え方が古くて、
コチコチでした。

きっと、実際に話したら、
すぐ「衝突」するでしょう。

こんなブログを書いていることを
親父が知ったら、
驚くか、悲しむか。

2世は無邪気に
実家の犬と遊んでいます。

「お母さん、一人暮らしなんだから
犬にばっかり任せていてはだめだろ。」


親父をはじめ、ご先祖様たちに叱られて
もう少し、親孝行しなければと
反省した次第です。

2008.07.07 Mon l 思い出 l COM(2) TB(0) l top ▲


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「ういー。ひっく。
おい。
どないなもんや。
阪神。
今季4度目の5連勝やがな。
死角なし、ちゅうところやな。

ま、あれやね。
岡田ちゅうのは
ぼさーっとしとるように見えて、
あれで案外、策士やな。

それと、金本。
なんや、あの気合の入りっぷりは。
ほんま、手を抜くちゅうことを知らん男やで。

それに比べて、
なんやねん。中日。

あんまりにも歯ごたえのうて
おもろないわ。

もすこし、死に物狂いで
かかってきてみいちゅうんや。

え?
きのうもジャイアンツに負けたん?
なんやねん。

笑えんな。マジで。

もう、中日でも巨人でも
どっちでもいいがな。
もちっと追い上げてみんかい。

10.5ゲーム差やて?
梅雨明け前にマジック点灯じゃ、
いくらなんでも白けてまうがな。

わはははは。」

と、
昨日、よっぱらいが
なぜか知りませんが、にわか大阪弁になって
やけくそで騒いでいましたが。

ふーん。

いいですね。
阪神ファンは。

今のドクターフリッカー。
洞爺湖サミット開催前で
「今後の日本」を憂い、考えることで
頭がいっぱいです。

プロ野球のことは、
阪神ファンに任せておきます。
はい。

2008.07.06 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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お暑うございます。

何なのでしょう。このむし暑さ。

横浜は昨日、早朝から雷と大雨。
朝7時前に雨は上がりましたが、
気温と湿度が急上昇です。

日中は30℃、超えてたんじゃないでしょうか。

沖縄の高校じゃ、
建替えのための
プレハブ仮校舎内が
40℃以上になって、
体調不良が続出だそうです。

かわいそうに。
冬に工事やれば良いのに。

と思うのは
ドクターフリッカーだけでしょうか。

高校生じゃ
放課後にビールも飲めません。

いらっしゃる患者さんも
夜中にお布団、けっ飛ばしてしまうのでしょうか。
お腹をこわすかたやお熱をだしたりするかたが
多いようです。

エアコンのあたり過ぎには
注意してください。

昨晩もむし暑かったですね。
ドクターフリッカー、
夜中に起きては、エアコンのタイマースイッチを
入れなおしていました。

ひとの心配をしている場合ではありません。

しめった空気が山をこえると
気温が上がる「フェーン現象」とかも
起きているらしいですが、
詳しいことは知りません。

知らないことを書くと
昨日のエントリーのようになってしまいます。

「花団」じゃ、「嗚呼、花の応援団」
になっちゃいます。
正しくは「花男」でした。

2008.07.05 Sat l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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「花団」。

診療終了後、
スタッフたちが盛り上がっています。

DVDも観て、
映画も観て、

あげく、単行本も入手して
読破しているそうです。

ふーん。

「花よりだんしってそんなに面白いの?」

と聞いたら

「はなよりだんごと読むんです!」

はー。
聞けば、10年以上の前の
少女漫画だそうじゃないですか。

ドクターフリッカー、
これでも中学時代は真剣に
漫画家をめざしたこともあるんです。

めざしただけですが。

え?
本に載ったことがあるかって?

週刊ベースボールの読者のページに
「星野仙一」と「高木守道」の似顔絵が載っただけです。
はい。

24ページも描いた長編作品は
少年ジャンプに投稿しましたが、
なしのつぶてでした。

一発、ヒット作でも
描いていたら、
今ごろ、印税で寝て暮らせたのに・・・。

と、
早くも暑さ全開で夏バテ気味なあたまは
不謹慎なことを考えます。

「せんせー、ホントに流行にうといですね。」

「ばかにするな!
最先端の歌、知ってるぞ!

♪ ぽっぽぽぽぽぽぽっぽ?。」

と歌い始めたら、
みんな、黙りこくって、おそうじを始めてくれました。

いやー、
何が流行るか、わからんですね。

2008.07.04 Fri l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲


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「お宝」を拾いました。

「日本胃カメラ学会機関誌」第一巻、第一号。
母校の内視鏡センターで
廃棄物の中にあったので
拾ってきました。

あー、
断っておきますが、
かってに盗ったんじゃありません。

捨ててあったんです。
捨てて。

昭和34年12月1日発行。

当時は胃カメラ、ガストロカメラと
呼ばれていたようです。

管の先端にフィルムマガジンとランプ、レンズを装着して、
暗室のなかでお腹の中の光を目安に
写真を撮って、取り出してから現像していたのです。

この先端の装置。
長さ6cm、太さ1.2cm。
けっこう、大きいじゃありませんか。

もともと、昭和25年頃、
東大分院外科の先生がたとオリンパス光学研究所の
共同創案で開発が始まり、

昭和28年に天然色撮影に成功したそうです。

いやー、
天然色撮影・・・。
カラーフィルムはものすごく貴重だったようです。

巻頭の原著論文に
「慢性胃炎に関する研究
?ガストロカメラを中心とした経過観察的研究?」
という論文が載っています。

執筆は母校の客員教授でもある
現在の消化器内視鏡学会理事長の先生。

所属に教授の名前が冠せられているのが
時代を感じさせます。

総会の風景も写真が載っていますが、
大学の講堂の黒板に
手書き模造紙を貼って発表しています。

当時は盲目的に撮影していますから、
リアルタイムには画像は見れないわけで、
レントゲン写真と同様に
後から写真を見ての「読影」ということになります。

裏表紙は「オリンパス光学工業株式会社」の広告。

いや、
検査をする医者も
検査を受ける患者さんも
大変だったことでしょう。

いま、ドクターフリッカー、
毎週、水曜日の午前中に内視鏡検査をやっています。

水曜日以外の日も、
朝8時にご来院できる患者さんに
ご予約いただいた上で
適宜、診療前に内視鏡検査を行っています。

当たり前のように電子スコープで、
大きな液晶画面を見ながら検査しています。

「お宝」のおかげで
先人の苦労と努力のうえで
内視鏡検査をさせて頂いていると
再認識いたしました。

自分で技術を習得したとか、
思い上がっちゃいけません。

ところで、
昭和34年12月1日発行の
「日本胃カメラ学会機関誌」第一巻、第一号。
お宝鑑定団に出したら、
いくらになるでしょうか。

2008.07.03 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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いやー。
大変なことになってます。

ガソリン、1リットル180円になりました。
何でも長崎県の対馬では210円とか。

ガソリンだけではありません。
原油・食料価格の高騰、どこまで上がるのでしょう。

どんどん、物価が上昇しています。
少しは税金、下げてもらえないでしょうか。
ガソリン税、もう一回、やめてもらえないでしょうか。

無理ですね。

日本は、財政赤字が
国と地方合わせて1000兆円もあるんですから。

はい。消費税もあげるそうです。

なのに、
なんで医療費は
下げ続けなければならないのでしょう。

1970年には、65歳以上のひとは
人口の7%しかいなかったのです。

2006年には20%に増えました。

ふつう、医療費にまわすお金、
増やすのが当たり前だと思うのですが。

かたや、ガソリン税。
特別会計として、1954年に制定されました。

当時は道路もなかったでしょうし、
わからないでもないですが。

それにしてもいったい、
50年以上もかけて、
この国はなにを作ってきたのでしょうか。

なんだか知りませんが、

日本橋の上の高速道路を取っ払って地下に埋めて、
昔ながらの景観を取り戻そうという話もあるそうです。

第二の東京タワー、
「東京スカイツリー」とかも出来るそうです。

渋谷駅も大改造して
ハチ公前広場を広くするそうです。

原油高もなんのその、
不況知らずの公共事業。

いや、どこからそんなお金が
湧き出るのでしょうか。

何が大事なのか、無駄なことは何なのか。
国家百年の計。
誤っていませんか。

2008.07.02 Wed l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲