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開業して
6回目の夏。

こんな、低空飛行の診療所の院長でも
その重圧は計り知れません。

ま、
自分で言うなというかんじですが。

内視鏡の検査も、
平日はほぼ毎日、8時スタート。

介助のスタッフも
7時40分ころには出勤してもらっています。

これは、けっこう大変なことです。

ドクターフリッカー自身は7時すぎに
診療所にきて、開錠して
パソコンや空調の電源を入れなければ
なりません。

受付のスタッフは9時にスタートですが、
やはり、15分前には準備に入ります。

すでにお待ちの患者さんをパソコンに入力していると、
お問合せのお電話があったり、
保険証がふるいものだったりで、
診療前からてんてこ舞いです。

ホームページに書いてあるように
「きめ細かく」「心の こもった診療」
をモットーにがんばっていますが、

患者さんのニーズはさまざまです。

「患者さんの立場になって」と思っていても
前の患者さんの診察が
長引いてしまうと、

大して混んでもいないのに
次の患者さんからしてみると
「思いがけず、待たされてしまう」こともあります。

「だいじょぶ、だいじょぶ」と言っているかたが
実は全然「だいじょぶ」じゃなく、
緊急入院をしなければならないこともあるのです。

そんな時の苦情もスタッフは受けなければなりません。

世の中、楽な仕事はない
と言ってしまえば、それまでですが、
日々のそうじやリネンの洗濯にしても重労働です。

受付スタッフやナースたちが
日常業務や雑用をこなして、支えてくれて、
ドクターフリッカー、
日々の診療に専念できるわけです。

開業する前は
立地や設備などハードの面ばかり気になりますが、

実は、
自分自身の体調、健康管理と
診療スタイルを理解してくれるスタッフの確保が
最も重要です。

6年目にして
胃に穴をあけてるようでは、
開業医として「失格」なのかもしれません。

2008.07.15 Tue l つぶやき l COM(2) TB(0) l top ▲