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内科なんてのは、
「診断」が命です。
「診断」がつけば、
あとは患者さんとお薬が
病気を治しているんです。
医者が
治しているわけじゃ
ありません。
ですが、
それだけに
「診断」がつかないと
つらいわけです。
「これは、何という病気でしょう?」
と聞かれて
答えられない内科の医者。
歌を忘れたカナリア以下のように
見えますが、
あたまの中では
「鑑別診断」と言う、
「容疑者」となった
「病名」たちが錯そうしているんです。
検査の結果で
あの「容疑者」が消えたと思ったら
新たな「容疑者」が
浮上したりすることもあります。
最初っから、
「真犯人」が
「容疑者リスト」に入っていないと
目も当てられません。
見当はずれの
検査のオンパレードと
なってしまいます。
患者さんに
「やっぱり、風邪ですか。」と
聞かれて、
「そう、風邪でしょう。」
とお答えするときも
「そうか、風邪か」と納得される
患者さんをみて
人知れず悩むわけです。
そもそも「病名」って
かってに人間が
そう呼んでいるだけで、
「病気」自体、
本当はヒトという動物の
一つの事象に過ぎない訳ですから。
「診断」。
これは容易いことではありません。
ドクターフリッカーの
万年研修医。
まだまだ続きそうです。