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内視鏡の洗浄。

大変、重要なことです。

ドクターフリッカーの診療所では
消化器内視鏡学会の
ガイドラインに準拠して

厚生労働省で正式に認可されている
「高レベル消毒薬」0.3%過酢酸
を用いて消毒しています。

この過酢酸、
有効性を保つためには
薬液を頻回に交換しなければならず、
ランニングコストが
すごくかかるんです。

いや、
ま、お金の話はヤメましょう。

この薬液を使用するには
「専用の内視鏡洗浄装置」が
必要なのですが、

開業したとき、
設置する場所がなく
「裏口」の近くに
水道と下水管を引いてもらって
新しく「洗濯パン」を設置しました。

この工事も
当時、すごくお金がかかりました。

いや、
そう、お金の話はヤメましょうね。

さて、
工事も終わり、

満を持して、
内視鏡メーカーのO社のかたに
「専用の内視鏡洗浄装置」を
搬入してもらうことになりました。

大人4人がかりで
表玄関から持ち込んでもらいました。

さあ、「洗濯パン」の上に
置こうとしたとき、

「あ。」

「専用の内視鏡洗浄装置」
のサイズがでかくて、
「洗濯パン」の上に置けないじゃありませんか。

おいおい、
勘弁してくれよ。

O社の担当者は
「せんせー、
 丈夫な木の板を持ってきますから、
 その上にこいつを乗せましょう。」
などと言い出す始末。

ドクターフリッカーも
「しょうがないか。置けないんだもんな。」
とあきらめかけました。

せっぱ詰まっていると
誰しも冷静な判断が出来なくなるもんです。

そのとき、
O社の一番若いかた、
きっと、重いものを運ぶので
連れて来られたんだろうと思いますが、

彼が
「これ、横にして置けばいいんじゃないすか。」
と一言。

「おお!」

洗浄装置は縦に置くものという
先入観があって気づきませんでした。

まさに「コロンブスの卵」と言うか、
人間、生きているうちに頭は使うものです。

彼の一言のおかげで
「丈夫な木の板」も不要になり、
新設した「洗濯パン」に
ぴったり「専用の内視鏡洗浄装置」、
収まりました。

普段、上から見ているものを
下や横から、ときには斜めに
みることも大切だなーと、

今でも、内視鏡を洗浄装置に
セットするたびに思い出すわけです。

2009.03.28 Sat l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲