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医療過誤をめぐる「刑事裁判」で

割りばしが刺さった男児が死亡した事故で、
業務上過失致死罪に問われた
担当医の2審の無罪が確定するまで、
約9年5ヶ月もかかりました。

帝王切開手術を受けた産婦が死亡したことで
業務上過失致死と医師法違反で逮捕起訴された
執刀医の無罪が確定するまでに
約4年8ヶ月の時間を費やしています。

心臓手術を受けた女児が死亡した事例で、
業務上過失致死罪に問われた医師に対し、
東京高裁は約8年も要して、
1審に続いて無罪を言い渡しました。

医師は「無罪になっても、今さら大学病院の
心臓外科医には戻れない」と語っています。

検察が暴走することで
「傷ついた遺族」のかたにも
やり場のない怒りや感情がうまれ、

さらには無罪になった医師の人生にも
取り返しのつかない影響を与えています。

さて、

巨額の企業献金問題で
野党第一党党首の公設秘書が
逮捕されました。

政治団体を経由して
企業からの政治献金が
容認されていることは
いわば「政界の常識」です。

同様なことをしている
与党議員も少なくないのに
なぜ逮捕されないのか。

政権交代の可能性もありうる総選挙を
半年以内に控えた今、この時期に

与野党を問わず行われている
献金行為を突然、摘発し、
野党第一党党首の公設秘書を
逮捕起訴したのはなぜなのか。

検察はしっかり
その根拠を国民に説明すべきです。

そして、マスコミもありのまま、
脚色せずに報道すべきです。

人の一生、
いや国家の命運をも左右する局面で、
一罰百戒の名のもとに検察が
恣意的な摘発をすることが、もしあるならば、

法治国家にとってこれほど危険な
ことはないと思います。

2009.03.31 Tue l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲