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おはようございます。
すっきりしない天気ですね。
まさか、このまま
「梅雨入り」なんて
ことはないと思いますが、
もう、今日で5月も終わり。
明日から6月です。
昨晩は夜遅くまで、
診療所にこもって
レセプトチェックをしていましたが、
「不況」に
追い討ちをかけるような
「新型インフルエンザ」騒動に
振り回された5月でした。
国立感染症研究所によると
感染経路が不明だった
近畿地方の国内集団感染の
ウイルスゲノムはほぼ同一なもので、
その塩基配列は
成田空港での検疫で
見つかったものとは
由来が異なっていました。
つまり、「H1N1」亜型の
「新型インフルエンザ」は、
知らない間に、かなり早くから
国内に入っていたということです。
昨日も「成田空港内」に
勤務する千葉県在住のかたが
「新型インフルエンザ」に感染したと
報道されていましたが、
別に「成田空港」が閉鎖される
わけでもありません。
ようやく「騒ぎ」は落ち着きつつ
あるのでしょうか。
これから
「冬季」となる南半球では
感染が拡大している様子なので、
いったん、
「咽喉もと過ぎて」も
日本でも秋になれば再び
「新型インフルエンザ」の
第2波がやってくる可能性は
少なくありません。
そのときになって、
また「騒ぎ」が熱くならないように
しっかり、対策をとらなければ
ならないわけです。
ワクチン生産に必要な
「新型インフルエンザウイルス」の
株の作成が遅れているため、
厚生労働省によると
早くても「新型インフルエンザ」の
ワクチン製造に着手できるのは
7月中旬からだそうです。
さらに、ウイルスの株は
入手できても「新型」なるがゆえ、
実際に開発を始めないと
本当に「ワクチン」ができるかどうかも
わかりません。
そもそも、
日本でのインフルエンザワクチンの
製造は最大でも2、800万人分。
その製造ラインを
「新型」ワクチンにまわせば
「季節型」ワクチンの製造が
減ってしまうわけですから
なかなか、話は複雑です。
いまのうちに
こういう現状をしっかり認識して、
「ワクチンパニック」ならないよう、
もし、
「新型」ワクチンが出来たとしても
基礎疾患があるリスクの高い方などが
優先的に接種できるよう
冷静に行動したいものです。