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「オリックス」という民間企業が
公立病院の経営に参画した
「高知医療センター」の
民間委託契約が
案の定、頓挫しました。
いや、何のことはありません。
病院経営は「儲からないから」
民間企業は撤退するわけです。
そりゃ、そうでしょう。
利息で儲けて、
出来レースで「かんぽの宿」を
買い叩いて甘い汁を吸おうなんて
会社に病院なんか経営
出来るわけありません。
「ちぇっ、なんだよ、
医者が儲けてるって言うから
病院に手を出したら
とんだ目にあったよ」と
民間企業の宮内会長は、
舌打ちしていることでしょう。
「病院の株式会社化」とか
意味不明な絵空事を言ってた
時の総理大臣の小泉さんと
金融経済大臣の竹中さんは
いったい、どういうつもりなんでしょうか。
今だに、のほほんと
そこらじゅうに顔を出して、
その「神経の図太さ」には
まったく舌を巻きます。
時代が時代なら
政策を誤った閣僚は、
「A級戦犯」で、訳の分からん裁判で
犯罪者にされて絞首刑です。
今の閣僚はそんな覚悟の
かけらもありません。
大臣になりたがってるかと思えば
ちょっと、つまづくとすぐ辞めて、
まったく、気楽なもんです。
タレント知事が「総裁候補にしろ」とか
かん違いするのも無理ないでしょう。
病院の経営は
施設の整備、管理、運営、
医師、看護師、従業員の確保、
医薬品の調達、管理、
医療事務管理など、
利潤追求の民間企業なんかに
出来るわけありませんよ。
医療は患者さんのためにある訳で、
金融業者のサイドビジネスじゃないんだという
「原理原則」をおざなりにした挙句が
このザマです。
2006年にも
滋賀県大江八幡市総合医療センターが
大手「ゼネコン」会社との
委託契約を解約しています。
郵政民営化も医療改革もみんな「でたらめ」。
そんな「日本」にした与党が
選挙を前に「看板」だけ、ペンキを塗り替えようと
していますが、
国民をなめるのも
いい加減にしろと言いたくなります。