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ヨーロッパの島国、
イギリスでは、

1980年代にサッチャー政権で
経済の停滞を解消するために
「聖域なき改革」を行いました。

医療も例外ではありません。

医療、福祉に対する予算が
大幅に削減され、診療報酬が激減した
医療機関が
設備や医療機器に投資できなくなり、
経営難に陥ってしまいました。

医者の給与は削られ、
多くの医者が
廃業したり、海外に流出して
「未曾有」の医者不足を
もたらすこととなったのです。

国民が医者にかかる時は

移住地域で決められた
「総合医」、「かかりつけ医」に
予約を取って、
2日から1週間程度待って、
診てもらわなければなりません。

今日、熱が出たからといって
すぐ受診することなんて
できないわけですから、
ちょっとやそっとのことでは
医者にはかかれません。

あそこの医者は「生意気」だから
いやでござんす、なんて選り好みも
できません。

やっとの思いで
「総合医」、「かかりつけ医」を
受診して、医者が「必要」と判断したとき、
紹介状を書いてもらって、ようやく
病院の「専門医」の診察を受ける
「待機リスト」にエントリーされるのです。

エントリーされても、
なにしろ医者が足りませんから、
病院の受け入れ能力は
極端に低下しています。

ここでも、さらに約1ヶ月も
待たされて、
待望の「専門医」の診察を
受けることができます。

もしも「入院」の必要がある場合は
悲惨です。
そこから、入院までは
またもや数ヶ月待つことになるのです。

こんな制度では
「手遅れ」にもなっちゃいますね。

極東の島国でも
「財政制度等審議会」とやらが

ニッポンの
財政は危機的状況なので
「医師の診療報酬を減らし、
 医師を強制的に適正配置するよう」にと

与謝野財務大臣に「意見書」を
提出しました。

いったい、
世界の何をみてるのでしょうか。

このままでは
遠からず、この国はイギリスの
二の舞でしょう。

この国の財政が本当に
危機的状況だとすれば

既得権益に固執して
「商売」をやっている
経団連の言いなりになってきた
政府の失政のためであり、
医療、福祉のせいでは断じてありません。

11兆円も国債を発行して、
採算のない「公共事業」を強行したり、
特定の企業に「肩入れ」するような
偏った「国策」を
恥ずかしげもなく「断行」しておきながら、
よくも、まあ、ぬけぬけと
「財政は危機的状況」とか
言えるものです。

これまで、
国を言いなりにして
「甘い汁」を吸ってきた
大企業の「商人」
たちと
実情を知らない「学者」センセイの
烏合の衆、

「財政制度等審議会」の
言ってることを
まともに聞いていたら、

ニッポンの医療、
いや、ニッポンそのものが
底なし沼に沈んでいくでしょう。

2009.06.06 Sat l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲