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今日、8月6日は
人類史上、最大の「過ち」が
起こった日です。
一冊の本があります。
岩波書店、1951年刊行の
長田新編「原爆の子」という本。
この本を中学生のとき
図書館で読んだときは
衝撃を受けました。
高校生のとき、
御茶ノ水の三省堂で見つけて
購入して以来、
自分に甘くなりそうな時、
時どき、読み返しています。
広島で原爆を体験した
当時の子どもたちの
作文を収録した本ですが、
淡々と子どもの文章で
綴られていることが
かえって、悲惨な情景を
思い起こさせます。
もちろん、戦争体験や
被爆体験もない者には
想像だけではとても解らない
残虐で非情な惨禍であったのでしょう。
人類は「過ち」を繰り返しては
なりません。
この「過ち」について
どういう意味か、
たびたび、話題になりますが、
「人類が核兵器を使った」ことを
指しているのは自明です。
アメリカ大統領の
オバマ氏は
4月のプラハ演説で
アメリカが
核兵器を戦争に使った
唯一の国として行動する
道義的責任があることと、
世界が核兵器廃絶を目指して
具体的な方策を取る必要があることに
言及しました。
しかし、そのアメリカ国民の
6割もの人たちが世論調査で
「原爆投下は正しかった」と
認識しているのが現実なのです。
「温暖化対策」も
大事じゃないとは
言いませんが、
そんなことより、
日本は唯一の被爆国として、
もっと、毅然と「反核」を訴えなければ
いけません。
他の国々と
協調して行くことは
もちろん大事ですが、
何ごとも、
譲れない国家の主張はしっかり
しなければいけません。