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10月から
新しいスタッフが加わって
くれることになりました。
ありがたいことです。
本当に。
スタッフの雇用問題は
いつも一番大きな問題です。
行列ができる
ラーメン屋さんのように
一日、20人前で終了
というわけにも行きません。
がらんとした待合室で
エアコンと有線放送の音だけが
空しく響いていることもあれば
ドクターフリッカーの
手際が悪く、予想以上に
患者さんをお待たせしてしまうこと
があります。
完全予約制にすれば
良さそうな気もしますが、
予約の時間が読めない
お忙しい方もいらっしゃいますし、
今の時期のように
インフルエンザの急な発熱などには
対応できません。
ドクターフリッカーの
信条としては、
「心を込めて、丁寧に」と
思っていますが、
その為には
スタッフとのチームワークが
不可欠です。
今まで、無理を重ねて、
ドクターフリッカーの
リクエストに応えてくれた
スタッフたちにも少し
余裕ができることを
期待しています。
余裕がないと
疲弊します。
疲弊に耐えるのには
限界があるでしょう。
新しいスタッフが
仲間になってくれることで、
余裕が生まれ、
スタッフたちと少しでも
より良い仕事がして行きたいと
10月を心待ちにしている
ドクターフリッカーです。


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血圧を測ろうと
患者さんの右腕に
マンシェットを巻こうとしたら
おや、
やけにリアルなブローチを
右胸に付けていらっしゃいます。
鮮やかなグリーンに
赤いラインの「カマキリ」の
ブローチ。
横にいる
ナースは「それ・・・?!」と
指をさして固まっています。
あれま。
このブローチ、動いてるよって、
よく見たら、ブローチじゃなくて
全長10cmはあろうかという
本物の「カマキリくん」じゃありませんか。
ドクターフリッカーの診療所へ
ようこそ!
カマキリくん!!
と、ふざけている場合では
ありません。
患者さんから離そうと、
そっとカマキリくんの
胸部の本体(?)を持って
引っ張ってみましたが、
4本の足でしっかり、洋服をつかみ、
2本のカマで威嚇してきます。
ドクターフリッカーが胸部本体と
2本のカマを抑えて、
ナースが4本の足を
1本ずつ、洋服から離しました。
いや、けっこう
恐いですよ。
10cmのカマキリくん。
やっと、
患者さんの洋服から
離れたと思ったら、
今度はナースの指のしっかりと
しがみついてしまいました。
「ああ、やっと、取れましたね。
それ、外に放してあげてね」と
にこやかに言って
ドクターフリッカーは
血圧測定に戻ろうとしましたが、
ナースは固まって
「え?わたし?わたしなの!わたしですか?」と
カマキリくんのしがみついた指を
見つめていました。
いや、そんなこと言ったって
もう、カマキリくん、しっかり
あなたの指にしがみついちゃったから。
後で気が付きましたが、
女性を「ムシ」から守るのは
「男」の仕事でしたか。
青ざめながらも
慌てて玄関からカマキリくんを
放しに飛び出していったナース。
いや、ごめん。
怖かったんだね。かわいそうに。
ご苦労さんです。ホント。
「いやだわ、私ったら、
変なものばかり、くっ付いてきて。」
と、おっしゃっていた患者さん。
いえ、いえ、
とんでもありません。
ムシにも好かれない
ドクターフリッカーより
はるかに素晴らしいと思います。


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昨日、中日ドラゴンズの
井上一樹選手の
引退セレモニーが
ナゴヤドームでありました。
試合は2対8でタイガースに
完敗し、井上選手の最終打席も
セカンドゴロでした。
ファーストを駆け抜けて
ベンチに帰る井上選手。
感極まって顔をあげることが
できません。
試合終了後のセレモニーでは
タイガースからは矢野選手が
花束を贈呈してくれました。
矢野選手といえば
元中日でキャッチャーです。
二軍で芽の出なかった
ピッチャー時代の
井上「投手」のボールも
たくさん受けたことでしょう。
矢野選手から
花束をもらったとき、
井上選手の目からは
こらえきれずに涙があふれました。
ピッチャーとして入団し、
苦労して外野手に転向。
そのスイングの早さと長打力からは
もっともっと、活躍できたと
思いますが、プロの世界、
そんなに甘くないのでしょう。
大記録を達成した「超一流選手」
でもないのに「引退セレモニー」が
用意されたのは
20年間、
毎日の努力を怠らず、
「超二流選手」としての
プロ選手として仕事を全うした
証であるのでしょう。
「ゴリラーマン」とも称された
独特な風貌ですが、
見た目と違い、繊細でファンを
大事にしてくれる選手でした。
星野監督時代、
ライトの守備でライナーを
ダイレクトキャッチしたのに
審判に「フェア」と判定され、
顔を真っ赤にして
抗議していた姿を覚えています。
まだ、中日ドラゴンズは
ナゴヤドームで
対読売3連戦も残っていますし、
横浜、神宮、甲子園での
公式戦もありますが、
昨日、セレモニーを行ったのは
あるいは今後はクライマックスシリーズ
に向けて、井上選手の出場は
ないのかもしれません。
これも、勝負の世界の
厳しさです。
努力だけでは「一流」に
なれないかもしれませんが、
仕事をしていく限りは
努力を怠らない、井上選手のような
「超二流」にドクターフリッカーも
なりたいと思います。


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産経新聞の
論説委員の岩崎慶市さん
というひとが
今年の6月14日に
日曜経済講座とやらで
「開業医は儲けすぎ」で
「国民医療費」が高騰を
続けるのは「開業医」のせい、
という「論説」を書いていました。
なんでも「勤務医と開業医の年収格差」は
「グラフを見れば明らかだ」そうで、
「勤務医の1415万円に対して
個人開業医は2804万円とその差は2倍」
という大変、景気のいいお話です。
いったい、どこに
そんな個人開業医がいるのか
まったく意味不明で、
出典不明の「グラフ」です。
人件費も含めた
スタッフの雇用や
桁外れに高額な医療機器の
借入金など、まったく考慮されていません。
ましてや、個人開業医には
身内の不幸や急な病気でも
ピンチヒッターはいないのです。
極めつけは
「開業医には定年がない」のが
おかしいそうです。
「開業医は週休2.5日、
時間外診療も往診もほとんどせずに、
この高報酬をずっと維持できるのだ」
悪意に満ちているとしか
言いようがない論旨の展開です。
そりゃ、世の中、
何のお仕事でも、儲けている人は
いるでしょう。
しかし、ドクターフリッカーのような
零細診療所まで罵倒して
産経新聞はどうしたいのでしょうか。
ま、「言論の自由」も
履き違えると「言葉の暴力」に
なりかねません。
仮にも「新聞」が
こういう個人的主観にのっとった
偏向した文章を載せて
良いものだろうかと
甚だ疑問に思っていました。
そんな中、昨日、
立派なA4サイズの雑誌が
勝手に送り付けられてきました。
「LAZER 10月号」。
「開業医のための
ストレスフリーマガジン」だそうです。
中を見るとびっくり。
見たこともない
高級腕時計から
ゴルフクラブの紹介記事。
高級ステーキ店やお寿司屋さん、
夢のような海外旅行や
オーケストラのお誘いと
いったい、このご時世に
何を勘違いしているのだろうと
いう内容の雑誌です。
記事のなかに、
こんな文章がありました。
「医師は何のために開業するのか?
開業医は一国一城の主である。
だからこそ、自らの理念、診療スタイル
を貫けるのである。」
いやー、立派な文章で
泣けてきました。
産経新聞の
論説委員の岩崎慶市さんにも
読んで頂きたいと思ったら、
あら、この雑誌、
その産経新聞の発行じゃないですか。
なんじゃ、そら。
こういう「ダブスタ」な新聞社が、
いつも、あっちこっちに火をつけて
かってに騒いでは
ことを大きくしているわけです。


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当たり前ですが
医者の仕事は
すべてが順調とは限りません。
いや、医者じゃなくても
何ごともそうでしょう。
青写真を描いて
順調と思っていたことに
思いもよらないことで
足元をすくわれることも
時にはあります。
油断をしていたわけでは
ありません。
むしろ、細心の注意を
払っていても、予想のつかない
こともあるのです。
不可抗力かも知れません。
しかし、
医者が「仕方がない」
と言うこと。
べつに「勝ち負け」の
問題ではありませんが、
それは、やっぱり「負け」
なのです。
本当にじぶんの
やってきたことが適切で
十分だったかと
自問自答して、
昨晩は眠れませんでした。
「WBC」で不調の時、
あのイチロー選手は
「心が折れそうになった」と
思ったそうです。
イチロー選手と比較しては
恐縮ですが、
ドクターフリッカーでも
今朝はそんな気持ちです。
ただ、くよくよしていては
前には進めません。
もう一度、前に進むために
後ろも見ることも必要です。
ここで、本当に
心が折れてしまうか、
イチロー選手のように
また、前に進めるか。
正念場です。


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他人さまに何か
指図したり、されたりすること。
実際には、みなさんも
多かれ少なかれ
経験があると思います。
難しいのは
やはり、切羽詰ったときの
「指示」というか「アドバイス」。
当たり前のことを
言ってもダメなんです。
「ていねいに」とか
「慎重に」と言われても
だれも好き好んで
「雑に」仕事をする
ひとはいません。
例えば、
野球で「ボールだまに手を出すな」とか
アドバイスされても、そんな当たり前のことは
全く役に立たないでしょう。
ドクターフリッカーが
大学2年のとき、
ゲームで
フリーフリッカーを
決められる直前、
ディフェンスキャプテンは
こう言いました。
「おい、フリーフリッカーくるぞ」
フリーフリッカーのプレー自体は
頭に入っていますが、
ワンタッチダウンで逆転されてしまう
瀬戸際で頭が真っ白な状態での
ディフェンスコールとしては
どうでしょう。
結果として相手チームの
フェイクにまんまとひっかかって、
クォーターバックめがけて
突進してしまいました。
ま、ホントに30年近くたっても
苦しい思い出です。
自分のエラーを責任転嫁するようで
誠に恐縮ですが
経験の浅い
選手に対してのアドバイスだったら、
「何があっても絶対、前に上がるな」
とだけ、言われたほうが身体が
反応したんじゃないかと思います。
いや、フリーフリッカーを
決められたことの
言い訳をしたいのでは
ありません。
こうしたことは
医療の現場でも
往々にしてあることです。
何に気をつけなければ
いけないか、
誰のためにどこで
働いているのか、
ひとつ、ひとつは
単純で当たり前のことでも
やらなければならないことが
多くなり、煩雑になればなるほど
パニックになります。
一所懸命に
なり過ぎているような時は
漠然と「当たり前」のことを
言ってもだめです。
「血中のカリウムと尿量だけ、
毎日、カルテに書きなさい」
こんな、一見、極端な
アドバイスの方が、若い先生は
かえって広い視点で患者さんを
見ることが出来るように
なることもあるのです。
いや、もう一度
念のために書いときますが
フリーフリッカーを
決められたことの
言い訳をしたいのでは
ありませんからね。


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。
ジャイアンツファンの皆さん
リーグ優勝おめでとうございます。
連休も終わり、
今日から、また「日常」が
戻ってきました。
ドクターフリッカーも
ディズニーランドや
野球観戦に出かけて、
気分転換(?)をさせて頂きました。
さー、
気分一新。
また、誠心誠意、
スタッフともども
仕事にまい進する所存です。
「暑さ寒さも彼岸まで」
日もどんどん短くなって、
これから、一層、
秋も深まるでしょう。
ちょっと寂しくセンチメンタルな
季節ですが、
そんな「深まりゆく秋」を
堪能するのも悪くありません。
好きな音楽を聴いたり、
たまっているDVDを観たり、
夏の疲れが出ないように
気持ちに余裕を持って
過ごしましょう。
新しい「冬物」の服を買って
今からうきうきしているひとも
いるでしょう。
手洗い、うがいは
もう習慣になっていると思いますが
うがいの時、「がらがら」だけではなく
「ぶくぶく」も忘れずに。
睡眠時間も十分摂って
朝は、軽く身体を動かすと
交感神経と副交感神経の
スイッチの切りかえがスムーズです。
ブログをご覧になっている方も
そうでない方も、
みんなで体調管理には
気をつけて「実りの秋」を満喫して
冬に備えようじゃありませんか。


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奇跡の逆転優勝も
かなり厳しい状態にある
わが、中日ドラゴンズ。
一縷の望みをかけて、
意地を見せて欲しいと
昨日は東京ドームまで
のり込みました。
いや、お仕事で
お世話になっている方も
「ドラキチ」で
チケットが手に入ったのでと
観戦に誘ってくれたのです。
開業してからは、もっぱら
テレビ観戦だけだった
ドクターフリッカー、
スタジアムに足を運ぶのは
何年ぶりでしょう。
しかも、席はレフト外野スタンド。
いや、かなりコアな人びとが
集結するところです。
35年間、
自他共に認める「ドラキチ」の
ドクターフリッカーですが、
いや、圧倒されました。
攻撃のときは全員起立です。
座っているひとなんていません。
後ろの席のひとは赤ちゃんを抱いて
立っていました。
選手ひとり、ひとりの応援歌が
あるのですが、よく分かりません。
ユニフォーム着用は
当たり前。
ひとり、普段着で
ドクターフリッカー、
かなり浮いていました。
弁当食べながら野球を観ようなんて
甘い考えを持っているもヤツは
家でテレビでも観てろって
感じでしょうか。
ま、「他人の人生」にあそこまで
精魂を込めるのは並大抵ではありません。
まさに「ファン」と言うより「サポーター」です。
日本一になったときは
風呂場で「ひとりビール掛け」を
やったドクターフリッカーですが、
外野スタンドにいるひとたちは
みんなで集まって
ビールを掛け合うというひとたちです。
いや、かないませんな。
実際。
ドクターフリッカー、
「ドラキチ」としてはまだまだ
修行が足りないと反省しきりです。
え?試合の結果?
そんなことは、
どーでもいいじゃないですか。


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せっかくの
シルバーウィークですので、
昨日は意を決して、
「ディズニーランド」に
行ってきました。
春のゴールデンウィークにも
来たような気がします。
別に一家揃って
ミッキーマウスの
熱狂的なファンという
わけではありませんが
他に思いつくところがなく
また来てしまいました。
ドクターフリッカー2世は
まだ、身長が足りなく
人気のアトラクションは
ほとんど楽しめませんが、
春に来たときに乗った
「グランドサーキット・レースウェイ」が
お気に入りのようで、
真っ先に乗りに行きました。
最高速度は時速12Km。
2世が得意げに
ハンドルを切っていますが
S字カーブやヘアピンカーブも
かってにレーシングカーが
曲がってくれるので
ま、となりでアクセルだけ
踏んでいれば大変、安全に楽しく
遊べるというわけです。
前回は並ぶことさえ
出来ずにあきらめた
「空飛ぶダンボ」や
「ガジェットのゴーコースター」、
そして念願の
「ウエスタンリバー鉄道」も
今回は2世も「がんばる」と言うので
並びました。
案の定、
「まだー?もう、のんない」とか
ふざけたことを言いはじめましたが、
「男がいったん、口にしたことは
しっかりやり遂げなさい」と
行列を完遂させて乗ってきました。
「忍耐」を学ばせるのには
ディズニーランドは最適です。
「キャッスルカルーセル」という
メリーゴーランドでは
白馬の顔を見て
なぜか、「恐い、恐いよー」と
怯えていましたが、
何か、前世で
馬に噛まれたか、蹴られたことでも
あるんでしょうか。
帰り道はポップコーンの容器を
持ちながら寝てしまった2世。
いつも大混雑の
ディズニーランドですが、
「スペース・マウンテン」や
「ビッグサンダー・マウンテン」に
乗れるようになった頃、
また来たいね、と
疲れきった2世のお母さんと
話しながら、帰って来ました。


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読書の秋だからと
言うわけではないですが、
ドクターフリッカーは
読書は好きです。
小学校1年生のとき
「さとるのじてんしゃ」という
「課題図書」の「読書感想文コンクール」で
品川区から賞状をもらいましたが
学校で賞状授与のとき
「サルの自転車」と間違われて
悲しい気持ちになりましたっけ。
だいたい、
趣味に「読書、音楽鑑賞」とか
書きますと、まるで「無趣味」と
言っているようですが、
好きなものは
好きなので仕方がありません。
太宰治から坂口安吾、
五木寛之から山崎豊子まで
まさに乱読です。
最近、読んだ小説では
重松清の「トワイライト」で
ちょっと、泣かされましたが、
別に小説が好きという訳では
ありません。
どちらかと言うと
「ノンフィクション」が
好きなので、厳密に言うと
読書というより、
文字を読んでいくことが
好きなだけかも知れません。
あー、でも、
教科書はあまり
読みませんでしたし、
デジカメやケータイの
取扱説明書はいつも読まずに
いきあたりばったりです。
トイレに入るときは
新聞でも雑誌でも
何か読むものがないと
落ち着いて用が足せません。
いや、家族は
ものすごく嫌がっていますが。
え?
そんなものは読書じゃない?
まー、そうかも知れません。
インクと紙のにおいも
いいですね。
心静かに、秋の夜長。
虫の声を聴きながら
ひとりで読書をするなんて
贅沢をしてみたいものです。


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今日から
「シルバーウィーク」です。
いや、もしかしたら
昨日の土曜日からすでに
5連休が始まっている方も
多いかも知れません。
秋の行楽シーズン。
きっと、また高速道路や
行楽地は大混雑でしょう。
「ハッピーマンデー」とか
何がハッピーなのか
よく分りませんが、
ホントにおめでたいことです。
どこかに出かけなくては
いけないのかしら、と
不安と焦燥感を感じるのは
ドクターフリッカーだけでしょうか。
毎年、春と秋に
連休があるんじゃ大変だな、と
思っていたら、
なんだ、
4連休は今年だけなんですね。
第3月曜日の敬老の日で
秋分の日が水曜日になったので
ついでに火曜日を
「国民の休日」にしただけで
秋分の日が木曜日になる
来年は、火曜、水曜日は
ふつうに平日だそうです。
次に「シルバーウィーク」が
やってくるのは2015年。
今、小学校1年生の
お子さんも中学生です。
ずいぶん、先のようにも思いますが、
時間がたつのは早いものです。
折りしも2015年は
いわゆる「団塊の世代」の方々が
すべて65歳以上となる年。
時代を牽引してきた
「団塊の世代」も
いよいよ、敬老の仲間入りです。
お休みを増やして
余暇を楽しむことには
異論はありませんが、
その頃までには
雇用制度の安定と
経済を回復を実現して
見せかけの景気だけではなく
高齢世帯の増加に
十分耐えられるように
福祉、医療を充実させなければ
いけません。


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インフルエンザの話は
何だか、不安を煽るようで
書きたくないのですが、
今年のインフルエンザ騒動は
ホントに困ったものです。
「新型」ワクチンはおろか、
「季節型」ワクチンまで
例年の6割程度しか入荷できないと
製薬卸問屋のかたが
苦渋に満ちた表情で
おっしゃっている状況では
患者さんからの
「ワクチンはいつからですか?」
の問いに明確にお返事な
できないのです。
本当に申し訳ありません。
ワクチン完全予約制にして
昨年の6割程度の患者さんの分だけ
確保するのが、一番確実だと
思いますが、なかなかそう
割り切れるものでもありません。
そんな中、昨晩、
厚生労働省は
「感染の疑いがある患者については、
感染が確定していなくても
医師の判断でタミフル等を投与できる」
とする通知を、今、この時期に
わざわざ、各都道府県に出しました。
そもそも、
インフルエンザの疑いがあるから
外来でインフルエンザの
簡易迅速検査を受けるわけです。
それじゃ、もう、痛い思いをして
簡易迅速検査を受けなくとも
さっさと、タミフル、リレンザを
処方してもらえば良いのでしょうか。
上気道炎症状に乏しく微熱しかなく、
学校や職場でインフルエンザが
出たので「不安」だから
検査して欲しいという方も
たくさんいらっしゃいます。
「疑い」と「不安」や「心配」の
線引きはどこで引けば良いのでしょうか。
だいたい、あれだけ騒いでいた
タミフルの異常行動騒動は
大丈夫なんでしょうか。
「10歳代の患者さんには
タミフル投与を差し控えるように」という
通知は撤回されたのでしょうか。
今回の厚生労働省による
「疑診でもなんでもとにかく、
すぐ、タミフル、リレンザを!」と
いうような公式な通達は、
医療現場の現実の葛藤を
まったく理解しておらず、
国民の不安をあおり、
医療機関の混乱を招く以外の
なにものでもありません。
だいたい、
金曜日の夜にそんな通知を
出したって県庁は土曜日、
「お休み」です。
いや、その後も連休ですから
来週の木曜日にならなければ
そんな通知はドクターフリッカーの
ところへは来ないかも知れません。
あい変らず「お役所」仕事です。
実地医療の最前線では
簡易迅速検査が陰性でも
周囲の感染状況や経過から
必要と判断すれば
言われなくても
とっくに「抗ウイルス薬」を
処方しています。
「不安」や「心配」ではなく
臨床的につよく「疑診」であり、
なおかつ「重症化」が懸念される場合に
速やかに適切に「抗ウイルス薬」が
用いられるようにすべきです。


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♪ パフィッザ マーズィック ドゥラーゴン
リーバイザッシー エン フローリッキン
オータンミ インナ レンコォーハナリー ♪♪
朝から、意味不明な歌で
失礼しました。
Peter、Paul & Mary の
マリー・トラバースさんが
アメリカ現地時間で16日、
コネチカット州の病院で
亡くなりました。
マリーは2004年に
白血病と診断され、
一時、活動を休止されていましたが、
たびたび、PPMを
再結成しては
多くのひとたちに
勇気を与えてくれました。
人種問題、
とくに南アフリカ共和国の
アパルトヘイトへの反対活動は
有名です。
「名誉白人」とかに
認定されて嬉々としていた
どこかのおめでたい国民としては
お恥ずかしい限りです。
音楽家と言いますか、
ミュージシャンと呼ばれる
人びとは、しばしば
世の中、あるいは世界に向けて
メッセージを発信する「活動家」でもあり、
マリーもそんなミュージシャンの
ひとりでした。
2007年には来日して
「北朝鮮拉致被害者支援コンサート」も
開催しました。
マリーは自身の病気については
何も不満は言わず、
ありのままの姿で
今年、5月までステージで
メッセージを発信し続けたそうです。
いろんな「活動」が
すべて正しいとは、
もちろん言いませんが、
信念を持っているというのは
本当に強いことです。
マリーのように
間違っていることには
いかなるときでも
「それは違う」と言える
人間になりたいと、
マリーの訃報をきいて
改めて思う
ドクターフリッカーです。


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昨日、
母校の外来に行って、
びっくりしました。
患者さんの検査結果を
待っている間、
病院正面玄関の
自動販売機に缶コーヒーを
買いに行ったら、
なんと、
正面玄関入ってすぐのところに
「ドトールコーヒー」が
出来ているじゃありませんか。
ふだんは大学本館と
外来ブースしか行かないので
気づきませんでした。
ジャーマンドックや
ミラノサンドなど、
軽食も販売されていて、
いや、
いきなり正面玄関が
華やかになって
明るくなった感じです。
「スターバックス」じゃないのが
また、微妙に病院っぽいところですか。
ただ問題点は、
座るところがありません。
待合室の長椅子に
座って、コーヒーを飲むと
いうことでしょうか。
それとも、
4階食堂に隣接されている
テラスまで持って行けば、
ゆっくり味わえるかも知れません。
せっかく作るなら
少しでも席を作れば
良いのにと思いましたが、
逆に正面玄関の
混雑を避けるため、
あえて、テイクアウト専門と
しているのでしょう。
ドクターフリッカーとしては
「モスバーガー」や「吉野家」あたりも
入店して欲しいと思いますが、
食事制限をされている方も
多いのでそういう訳にも行きません。
大学の教育棟にある
書店だけではなく一般書を取り扱う
本屋さんがあれば入院されている方たちも
便利だと思いますが、
スペースがありませんね。
さっそく、
ドクターフリッカーも
「ドトールコーヒー」でアイスコーヒーを
買おうと思いましたが、
出来たばかりだからでしょうか、
長蛇の列だったので
自動販売機で
いつものように
120円の「ジョージア」を買って
外来に戻りました。


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昨晩は「市医師会」の
「夜間急患センター」に出動でした。
今までは、
夜中に帰宅してから
ひとりで夕食を
食べていましたが、
それでは、
身体に悪いので
昨晩は「急患センター」に行く
クルマの中で、
「ウイダーinゼリー」を飲みました。
途中、お腹が空くかと
思いましたが、意外と
「腹持ち」が良く、
空腹感で悩まされることもなく
診療ができました。
帰りに診療所に寄って
カルテのバックアップの確認をして
電源を切って帰宅。
急いでシャワーを浴びて
それをしなけりゃ良いのでしょうが、
発泡酒を350ml、
1缶飲んじゃいました。
やっぱり、やめられませんね。
就寝は午前2時。
今朝も午前中は内視鏡検査。
午後は母校の外来。
ま、毎日こうだと、
とても体が持たない
と思いますが、
今のところ、
別段、支障なく「お役目」を
務めさせて頂いております。
でも、今日は
早く寝よーっと。


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。
夏の疲れが
出てくるころですが
みなさん、
如何お過ごしでしょうか。
初秋の風を
肌に冷たく感じるようになり、
あんなに鳴いていた
セミの声も、もう聞こえません。
すっかり、
空が高くなり、いわし雲が
秋の気配を感じさせます。
いわしと言えば、
この時期のいわしは
油がのっていて
大変、おいしいそうです。
いわしには
悪玉コレステロールや
中性脂肪を減らして
善玉コレステロールを増やす
エイコサペンタエン酸(EPA)が
多く含まれると言われています。
また、たんぱく質、ビタミン、ミネラル
も豊富ですから、風邪の予防にも
良いでしょう。
食欲の秋。
いわしを食べて冬に備えるのも
いいかも知れません。
今日は9月15日。
敬老の日でお休みか
と思いきや、
いつの間にか
第3月曜日が敬老の日に
なっていました。
思えば、昨年の9月15日。
あのリーマン・ブラザースが
経営破綻し、世界金融危機から
100年に一度、未曾有の
大不況の嵐が日本にも
吹き荒れたわけです。
それを見越してか、
辞任していた
総理大臣、
もしかしたら、
先見の明と言いますか、
危険回避の予知能力が
あったのかも知れません。


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。
昨晩、と言うか、
未明のことです。
ベッドサイドに落っこちた
メガネを拾おうとして
暗闇の中、
横着して寝たまま
左手をベッドの下に
勢い良く伸ばしたときです。
もう、まさに
目の覚めるような衝撃を
指先に感じました。
いや、もう、
痛いの何のって。
慌てて灯りを点けてみると、
左手の中指と薬指の間から
出血しているじゃありませんか。
最初は何がいったい
何が起きたのか、
さっぱりわからず、
ただ出血した指を口でくわえて、
痛みに悶絶していましたが、
どうやら、左手の
中指と薬指の爪の間に
ベッドのラタンがくい込んだようです。
分りますか?
爪の間にあの、薄い籐細工の
板がくい込んだんです。
もう、その時は出血が止まらず、
どうなることかと心配しましたが、
口で指をくわえて押さえているうちに
また、いつの間にか眠っていました。
朝になって、いま、みると、
中指と薬指の爪の先が
赤黒くなっています。
まだ、少し、
ジンジンしますが、
大したことはなさそうで、
こうして、キーボードを打って
ブログも更新できました。
そう言えば、
何日か前には
やはり、夜中に
階段を一段、踏み外して
左足の小指を強打しました。
身体能力が低下
しているのではないかと
心配になりました。
転倒や火傷など、
家の中での怪我は
意外と多いそうです。
みなさんは
気をつけて下さいね。


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関東大学ラグビー。
「重戦車」といわれる
強力FWで、名門の名を
欲しいままにして来た
明大ラグビー部ですが、
ここ数年は低迷し、
昨シーズンは大学選手権にさえ
出場できませんでした。
今年、明大は
OBであり、元日本代表の
吉田義人氏を新監督に迎え、
「名門復活」に燃えています。
別にドクターフリッカーは
明治大学と何の関係も
ありませんが、
父が熱狂的な明大ラグビー部の
ファンでした。
おかげで、子どもの頃から
冬の寒い最中、
よく、秩父宮ラグビー場や
国立競技場に明大の応援に
連れて行かれて、
きまって帰り道では
「ラグビーは、
他のスポーツとは違うんだ。
試合が終わればノーサイド。
こんな素晴らしい言葉は
他にないぞ」と、
耳にたこができるほど
聞かされました。
そう言えば
野球もプロ野球より、むしろ
六大学野球をよく観ていて、
やはり、明大を応援していました。
駅伝もかっては
明大が常連だったそうですが
名門校が出場できなくなった
ことをなげいていました。
なんで、昔の人は
自分の母校でもない
学校を応援するのだろうと
不思議に思いましたが、
今でも不思議です。
でも、お正月に
大学選手権の決勝戦を
NHKが全国放送するくらいですから
やはり、興味があるひとが
多いのでしょう。
対抗戦グループは
昨日、開幕。
明治大学は
10−13の後半29分、
フランカー三村選手のトライで逆転し、
見事、初戦をものにしました。
復活への一歩です。
紫紺のジャージが
まぶしく躍動することを
期待しています。


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東名高速道路は
できた当初、30年後には
無料になると言われていたそうです。
なのに、ちっとも無料にならないのは、
東名高速道路の保守、整備のためだと
思っていたら、
そうではなくて、地方の高速道路の
財源になっていた訳です。
1974年から35年間、
「暫定」税率によって
割り増しされた
ガソリン税や自動車重量税を
払い続けたうえに、
通行料金まで道路財源に
使われていたとは驚くじゃありませんか。
いまや衣食住、どれも道路を
使った物流なしでは考えられません。
食べ物でも、着る物でも、
そのお代の中に産地や工場からの
輸送にかかった費用が
上乗せされているわけです。
それだけ、お金を使いまくって、
この国の道路はどんなに
立派になったのでしょう。
タイヤの痕もない
きれいなアスファルトばかり
たくさん作る一方で、
幅50cm足らずの歩道に
電信柱が立っていて、
車いすのかたや、ベビーカーも
通れないところが都市部には、
ヤマほどあります。
もうこれ以上、霞ヶ関で
マッサージ機やカラオケセットに
流用されないように、
道路に特化しているはずの
35年も「暫定」してきた税率は
いい加減にやめて、
さっさと一般財源化して、
各地方自治体が
本当に必要としていること、
福祉や医療などにも
流用できるように
出来ないものでしょうか。
地方自治体の中には
道路がないと企業誘致ができなくて
過疎化すると主張しているところも
あるそうですが、
そもそも、地方の過疎化は
自給自足の原理原則を忘れ
農林、畜産、水産業をおろそかにして
大手ゼネコンや特定の自動車産業
ばかりに肩入れしてきた
「政策」の結果ではないですか。
道路と自動車だけが立派で
労働環境や住宅事情が
劣悪な現状はもうたくさんです。
都市部だって不安定な
雇用形態のおかげでもう青息吐息です。
サザエさんやのび太くんの家のように、
普通にがんばって、普通に働けば、
みんなが普通に暮らせる世の中に
して頂きたいものです。
それとも、そんな世の中は
もはや「マンガ」の中だけの
空想の世界なのでしょうか。


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。
みなさん、
「ジーアイ」って知っていますか。
G.I ジョー?
ぜんぜん、違います。
正解は
「Glycemic Index」。
「Glycemic Index」とは
食べた炭水化物が消化されて
糖に変換される速さを
表す指数のことです。
つまり、炭水化物を食べた時の
血糖値の上がりやすさを
示したもの。
あ?
ダイエットに詳しいあなたは
ご存知のようでしたね。
いま、ちまたで
言われる「内臓脂肪症候群」。
食後の急激な高血糖による
インスリン上昇が大きな要因と
言われています。
GIの高い食品ほど、
食後の血糖値が上昇が急激になり、
過剰のインスリンが分泌されます。
その過剰なインスリンは、
血液中の糖質をエネルギーに変換しますが、
消費されずに残った糖質は脂肪として
体内に蓄えてしまうのです。
ですから、早食いのひとは
「内臓脂肪症候群」になり易いのです。
逆にGIの低い食品を食べていれば、
食後の高血糖を抑制でき、
ひいては高インスリン状態に
なることを防ぐことが
出来るというわけです。
いま、「低GI食品」というものが
テレビCMやネットでも
話題になっています。
勘違いしてはいけないのは
「低GI食品」でも吸収されて
糖に変わるのがゆっくりなだけで、
たくさん、食べれば
カロリーオーバーになります。
ぜんぜん、関係ありませんが、
T邦大学医学部の
アメリカンフットボール部の人たちは
試合前のアップのとき、
「ジーアイッ、ジーアイッ、ジーアイッ!」
と、かけ声を出していましたが、
あれは何だったのでしょう。
「ガんばって イこうぜ」のことだよと、
当時は勝手にうわさをしていましたが、
本当の意味は知りません。
えっと、何の話でしたっけ。
そうそう、GIですね。
「高GI食品」でも、
量を控えてゆっくり、食べれば
大丈夫な理屈ですが、
なんでもガツガツ食べるのが
好きなドクターフリッカーは、
玄米など「低G I食品」を
食べた方が良さそうです。
でも、銀シャリって
美味いんだよなー。


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昨日は内視鏡検査が
少し長引き、
検査終了後に
あわてて地域ケアプラザに伺って、
デイサービスや介護保険などについて
協力医としてお話をしました。
時間がおしていたので急いで、
母校の外来に行きました。
やっと、外来が終わると
帰り際、またもや、
ドクターフリッカー2世の
お母さんからメールです。
先週は
保育園のお迎えの要請でしたが、
昨日はなんと、
「大根とさやえんどうを
買ってくるように」とのこと。
しかも、
「大根は葉っぱが付いてる
上半分のもので、
なるべく緑色の濃いもの、
さやえんどうは2パック買うこと」と
事細かな指示もあります。
どこで、買おうかと
迷いながら、結局、自宅近くの
スーパーに行きました。
いや、夕方のスーパー、
混んでますね。
小さなお子さん連れから
お勤め帰りの方まで、
いや、みなさん、
ホントに、ご苦労さまです。
大根とさやえんどうだけでは
悔しいので、
発泡酒も買いました。
帰宅して、
「はい、買ってきたよ」と
レジ袋を渡して
発泡酒を飲み始めると
「さやえんどうのヘタ、取って」と
2世のお母さんに
言われてしまいました。
いや、何十年ぶりでしょう。
子どもの頃はよく
母親にやらされた記憶が
ありますが、
まさか、この年になって
さやえんどうのヘタを
取るとは思ってもみませんでした。
発泡酒の飲みながら
ヘタを折って、筋を取っていましたが
気持ちが入ってなかったのでしょうか。
ヘタというか、さやえんどうの
3分の2くらいのところで
プチプチ折っていたら、
「ねー、それじゃ、食べるところ
なくなっちゃうんだけど」と
お叱りをうけて、ようやく夕食。
「本日の献立」は
鶏肉のおろしポン酢ハンバーグと
さやえんどうの塩茹で、
あと、何かよく分からない
きのことニンジンが入った
けんちん汁?もどきの汁物でした。
ちょっと、ヘルシー過ぎないかと
思いましたが、
ぜいたくは言ってはいけません。
「男子厨房に入らず」とか
言いますが、
一人暮らしのときも
自炊は皆無でしたので、
ドクターフリッカーは
カップめんとレトルトカレーくらいしか
作れません。
食材の買出しや、
豆のヘタ取りくらいは
すすんでやって、ありがたく
お食事を頂戴しなければ
バチがあたると言うものです。


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ま、
どうでもいいことですし、
敗者を鞭打つようで
気が引けますが、
現内閣は9月16日に総辞職。
麻生太郎総理大臣は
同時に旧与党総裁も
辞任されるそうです。
辞めるひとを
もう一回、首相に
指名するのはかっこ悪いだの、
「白票」にするだの、
旧与党は、ここ、数日、
なんで総選挙に敗れたかを、
挙党一致して総括するでもなく、
国益や国民は
そっちのけで
メンツとか、見栄とか、
どうでもいいことで大混乱です。
結局、
旧与党は特別国会の
首相指名選挙に
「両院議員総会長」の
お名前を書くことに
なったそうですが、
いや、
これではやっぱり、
旧与党では
ダメだったんだなと
思ってしまうのは
ドクターフリッカーだけでしょうか。
今回の総選挙の大敗は
むしろ、旧与党にとっては
生まれ変わる大チャンスでも
あるわけです。
旧執行部から
各党員は国会議員としての
誇りと責任を持って、
次期党総裁にふさわしいと
思うひとを、個々の判断で
「首相候補」として
投票せよ、とか通達を
出したならば、
それはそれで、
大きなカンフル剤になったと
思うのですが、
ま、
学級委員の選挙じゃあるまいし、
世の中、そんなに
単純なもんじゃないんでしょう。
ましてや「永田町」は
そんな「ぬるい」世界では
ないということです。
それにしても、
こういうひとたちが
これまで国の「舵取り」を
してきたのかと、
改めて恐れ入る次第です。
それにしても
麻生太郎さん、
去年、総裁、総理大臣になって
1年間。
「医者は社会的常識が
かなり欠落している人が多い」とか、
暴言も吐きましたが、
総選挙で当選して
むじゃきに万歳している
福田某とか言う「前」総理大臣よりは
はるかに責任を全うしたと思います。
お疲れさまでした。


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象に踏まれたこと
ありますか?
いや、ドクターフリッカーだって
ありません。
昔、「象が踏んでも壊れない」という、
頑強なプラスチックカーボンで出来た
「筆入れ」が流行って、
ご多分に漏れず
ドクターフリッカーも
買いました。
それ以前は
セルロイドか、ソフトビニールの
テレビのキャラクターの
子どもっぽい筆入れが主流でした。
テレビのCMでは
本物の象が踏んでいましたが、
実際に
象に踏んでもらうわけにも行かず、
少し肥満気味の
友だちに踏ませたり、
校舎の3階のベランダから
落としたりして
その「筆入れ」の屈強さを
確認したものです。
いま、考えると
「筆入れ」には随分と
気の毒なことをしました。
だいたい、筆入れが
「象に踏まれる」なんてことは
通常、考えられず、
なんであんなコピーで
みんなが夢中になったのか
不思議です。
そう言えば、
今でも、どっかの「物置き」のCMで
「やっぱり、100人乗っても大丈夫!」
というのがありますが、
物置きに100人乗るってのは
どういう場面を、
想定しているのでしょうか。
そうそう、
「筆入れ」のほうは、
しばらくして
マグネットの鍵付き「筆入れ」が
登場すると
もう、今度はみんなで
そっちに夢中になってしまって
「象が踏んでも壊れない」ほうは
なまじっか頑丈なぶん、
いつまでも机の中で、
寂しそうにしていました。


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一年に一回、
家族写真を撮ることに
しています。
とは、言っても
ドクターフリッカー2世が
生まれてからなので、
まだ4回目です。
昨日、
横浜島屋にある
写真館に行きました。
写真館は早くも
七五三の撮影で
かわいらしい着物を着た
お子さんが大勢いました。
ドクターフリッカーたちは
別に、よそ行きの服を
着るわけでもなく、普段着なので
なんだか「場違い」な感じでしたが、
写真館の方に
「本日は、何の記念でしょう?」
と尋ねられて
「いや、ま、今日の記念に」と
意味不明の返事をして来ました。
写真館のある6階は
ブライダルコーナーや
貸衣装のコーナー、
旅行代理店のコーナーもあり、
結婚を控えたカップルや
ご両親とウェディングドレスを
選ぶ若い女性で賑わっていました。
海外旅行のコーナーで
新婚旅行でしょうか、
肩を寄せあって打ち合わせをする
若いカップルを
2世のお母さんは
はるか、遠くを眺めるような
目で見ていました。
「あはは、オレらもさ、
あんな時、あったよね」という
ドクターフリッカーを一瞥して
鼻を「ふっ」と鳴らしましたが
笑ったのか、ため息なのか
わかりませんでした。
まー、そのうち、
どかんと海外旅行に
連れてってやるよ。
いつになるかは
わからんけど。


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「父の患者さん」が
通院されています。
他の皮膚科に行ったが
やっぱり、父の薬じゃないと
良くならないと、
ドクターフリッカーが
父から教えてもらった外用薬のために、
遠方からわざわざ横浜まで
通院して下さるのです。
父の皮膚科診療所は
JRの駅、改札口から
徒歩30秒という最高の立地でした。
ただし、ビルの3階で
エレベーターなし。
広さは、そう、確か
40平米ほどの狭い診療所です。
レントゲン設備もなければ
トイレも患者さんと共用です。
大学勤務の頃、
水曜日の午後、週一回、
透析に行く父の代診を10年近く
していました。
将来は皮膚科医として
継承するだろうと
思っていた息子が
いつまでたっても
内科の医局にいて
開業を決意しないことが
父にしてみれば
不満であったようです。
一度、父に内緒で
こっそりと「開業コンサルタント」に
その場所での内科開業について
調べてもらったこともありました。
学位を取ったり、
海外の雑誌に論文が受理
されたことを話しても、
「それで、いつ大学を辞めるんだ?」
と言われ、口論になったことも
しばしばです。
それでも大学で「講師」に
昇進したときは
じぶんの後を継がせることを
あきらめたのか、
珍しく、上機嫌で
恵比寿で「昇進祝い」を
してくれました。
結局、その後
大学に残る訳でもなく
「内科」で、しかも、横浜で
開業することを決心したときは
父は何も言いませんでした。
ま、そういう父も
急逝した祖父の診療所を
継いだと思ったら、
たった6年で、そこを叔父に譲って
自分はやりたかった皮膚科を
新天地で開業したのですから、
似たようなものです。
「父の患者さん」が来院されるたび、
父のことを思い出し、
人生の岐路の選択は
もしかしたら、間違っていたかも
しれないけど、
今は「この道」を
石にかじりついても
進んでいくよ、と
空の上の父に
話しかけるのです。


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研修医になって、
まだ、1週間も経たない頃、
夜中に病棟で
カルテを書いていた時です。
入院中の患者さんの
容態が急変しました。
ナースの方々もはなっから、
研修医になって1週間の
ドクターフリッカーなんかは
当てにしていません。
そこに居ても
まったく「しかと」され、
2年目のネーベン当直の先生が
コールされました。
「先生、ちょっと前から
呼吸が苦しそうなんです」
聴診器を当てて
診察するネーベン当直の先生。
ドクターフリッカー、
羨望のまなざしで見学していました。
「よし、血ガス、採ろう」と
ネーベン当直の先生がおっしゃいました。
血ガスとは、動脈から採血して
血中の酸素分圧や二酸化炭素分圧を
測定することです。
少しでも役に立ちたいと思った
ドクターフリッカー、
たまたま、その日の昼間、
動脈採血をしたばかりだったので、
「先生、オレ、やります」と
自ら申し出ました。
採血管を渡され、
緊張の中、採血をして
夜中の検査室まで走りました。
結果を見て、あら、大変。
酸素と二酸化炭素の分圧が
逆転しています。
急いで、病棟に戻り、
「先生、逆転しています!」と
ネーベン当直の先生に報告しました。
それを聞いて
「え?!逆転?
酸素、毎分2リッターで投与開始!」と
ネーベン当直の先生はナースに指示し、
オーベン当直をコールしました。
夜中ですが、医局で実験でも
されていたのでしょうか、
厳しいことで有名な
A山先生が数字がたくさん書いてある
手書きの表をにらみながら
険しい表情で登場です。
「血ガスを採ったところ、
逆転しているので、オーツー
開始しました!」とネーベン先生。
A山先生、採血データを見ると
険しい顔がさらに険しくなりました。
「お前、これ、誰が採血したんだ」
と、ちらっとドクターフリッカーのほうを
見ながらA山先生。
「研修医です」と言うか言わないうちに
「貴様も、まだ研修医だっ!」と
鉄拳がネーベン先生の横っ面に飛びました。
ドクターフリッカーの採血のせいで
ネーベン先生がぶっ飛ばされています。
その場から逃げたくなりましたが、
「す、すみません、それ、あの、オレが・・・」
と、言うと「お前はだまってろ!」と、
叱られる対象にもなりませんでした。
そう、ドクターフリッカーが
動脈のつもりで採血した検体は
静脈血だったのです。
いや、その時は
医者としてやっていけるかどうか、
本当に不安で心配になりました。
後で、ネーベン先生に
「すいません、オレのために・・・」と
謝りましたが、
「いーよ、オレが悪かったんだ」と
殴られて鼻血にティッシュを詰めながら
おっしゃる1年先輩の先生が
何故か、とてつもなく、
立派に見えたのです。


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日本では
大幅に不足する
「新型」インフルエンザ
のワクチン接種について、
有識者や患者団体の代表者が
集まって、先月、都内で
会議を開きました。
年内に生産できるワクチンは、
1,700万人分程度。
ワクチン輸入については
国際的な非難や
安全性の面から
どうなることやら、
全く見当がつきません。
厚生労働省は、
8月31日、優先順位を
医療従事者、持病がある人、
妊婦、小児、および乳児の両親とする
厚生労働省の基本方針案を
決めましたが、
医療従事者と言っても
市中医療機関で
いま現在、インフルエンザの
診断、治療をしている医者や、
救命センターで重症化した
インフルエンザ感染者を診ている医者から
じぶんの専門分野のみ
診察している偉い先生や
研究室で日々、マウスの
データを記録しているような
先生もいます。
また、
持病があると言っても
その疾患によって
重症度は必ずしも
一定のモノサシでは
判断できません。
ワクチン接種の
優先順位をつけると言うことは、
一つ間違えると人の命を
差別するようなことにも
なりかねないので
慎重にならざるを得ません。
アメリカ、ニューヨーク市では
まず、市内の全児童、生徒、
約100万人を対象に、
ワクチンを無料で提供する
方針を明らかにしました。
疫学的に流行を
最小限に留めるには
ある程度、効果が見込める
10歳代の人たちを対象に
早期集中的にワクチンを
接種することは確かに
有効だろうと思います。
日本ではワクチンに対する
「アレルギー」が根強くあるので
ニューヨークのような
思い切った対インフルエンザ戦略が
立てられないのかも知れませんが、
限りある、ワクチンを
いかに効率的に使用するか、
建前や面子にとらわれず、
決断しなければいけません。


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母校の外来から帰るとき、
ドクターフリッカー2世の
お母さんからのメールに
気づきました。
ピアノのレッスンが
遅くなるので
帰りに保育園に
2世を迎えに行ってほしいとのこと。
マジですか。
いや、保育園。
送ったことも、
迎えに行ったことも
ありません。
場所もなんだか
はっきりしませんし、
せっかく迎えに行ったのに
「お母しゃんじゃなきゃ、やだー!」
とか、言われた日には
父親の面目が丸つぶれで
目も当てられません。
保母さんには
連絡してあるとのことなので
保育園を探して
ウロウロしていても
不審者として通報されることは
ないだろうと思って、
お迎えに行きました。
初めて、ドクターフリッカーが
迎えに行ったため、
2世は「きょとん」としていましたが、
幸い、泣かれずにすみました。
「なんで、今日はお父しゃんなの?
ちゃんとお菓子持って来た?」
とか、言われてもお菓子なんかありません。
近くのコンビニによって
何か好きなものを買っていいよ
と言うと、「これ」と
でっかいベビーラーメンの袋を指差し、
「いつも、お母しゃんと
これ食べてんだー!」と
ご満悦。
ま、今日は夕食も
遅れそうだから、これくらいはいいかと
夕方6時、
少し、日が短くなって
薄暮となった曇り空を眺めて
2世お気に入りの
The Stylistics、
「愛がすべて」を
聞きながら帰ってきました。


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小学生のころ、
体育でよくドッジボールを
しました。
今では信じられませんが
小学生のころは
体が小さく、本当に華奢でした。
体育になると
俄然、張り切るような
でかい連中が投げる強いボールは
とてもじゃありませんが、
受けることはできませんでした。
何しろボールを
キャッチすることが
出来ないのですから、
ドッジボールでは
いいカモなわけです。
ですが、
ドクターフリッカーも
ただ、キャッチしないのでは
ありません。
捕球しないのなら、
ボールから逃げることに
徹底しました。
いや、スポーツとして
そういう姿勢は
いかがなものかと思いますが、
当時は必死です。
なので、大抵
ゲームの終盤になると
相手チームの内野は
クラスのエースの
「ハッチャマ」こと橋口くん、
こっちは「逃げの一手」の
ドクターフリッカー、
で、内野は1対1の
サドンデスゲームとなりました。
ボールを二つ使用するとき
なんかは大変です。
四方八方から、ボールが
クロスしてドクターフリッカーを
攻め立てますが、
もう、意地になって
飛んだり、伏せたりして
逃げまくりました。
すると、あせった相手チームは
ときどき、ボールを投げ損なって
ワンバウンドしてしまうこともあります。
そうするとドクターフリッカーが
味方の外野にボールを回して
けっこう、勝つこともありました。
何ごとも逃げてばかりでは
いけないのですが、
「逃げるが勝ち」という
こともあるわけです。


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一昨晩、
衆議院総選挙の特番を
だらだらと深夜まで
見てしまいましたが、
昨日は8月31日で
レセプト集計でした。
診療終了後に
作業に取り掛かりましたが、
いや、レセの前の日だったら
早く寝るべきだったですね。
台風の影響で午後の診療は
閑散としてしましたが、
夕方になって、
少しだけ立て込んでしまいました。
以前の保険証資格の入力が
間違っているようなので
スタッフに再確認を頼んでいると
かかりつけの患者さんが
他のクリニックを受診中で
当院での診療内容についての
問合せの電話があったようです。
次の患者さんを
診察室にお呼びした後だったのですが、
急を要する電話と判断して、
中座することになってしまいました。
先方も診療中なので
急がなければいけないのですが、
診察室に入っていただいてからの
電話は患者さんに大変失礼です。
患者さんは
そのことについては
何もおっしゃいませんでしたが、
内心、いい気持ちはされなかった
と思います。
本当に申し訳ありませんでした。
深く、反省いたしております。
診療後、スタッフと
どうしたら、このようなことが
防げるか、反省会です。
医療機関ですから
どうしても出なければならない
電話もあることは事実です。
受付スタッフが保険証資格の確認と
その再入力の真っ最中に
他のクリニックからの
お問合せの電話があったため
少し、あわててしまって
ナースサイドやドクターフリッカーへの
電話の報告が遅れたことが
原因なのですが、
あわてず、患者さんの入室前に
「急ぎ」の電話があることを
受付スタッフからナースサイド、
もしくは直、ドクターフリッカーに
報告してくれれば
良かったのかも知れません。
また、ドクターフリッカーも
間髪いれずに次の患者さんの
入室を促すのではなく、
受付の状態、電話の内容に
もっと気を配るべきでした。
混んでいるときこそ
慌てず、ていねいに。
いつも、気を付けているつもり
ですが、「やはり」つもりでは
ダメなんです。
そんなことを反省しながら
レセプト集計をしていたら
いつもより、大幅に
時間がかかってしまいました。
今日から9月。
新学期も始まってますね。
秋に向かって、
もう一度、ドクターフリッカー、
気を引き締め直します。