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昨晩は診療終了後に
区医師会館まで
「都筑区泌尿器科医会」による
学術講演会に勉強に行ってきました。

ドクターフリッカーは
泌尿器科は門外漢ですが、

泌尿器科の疾患には
内科の病気と鑑別を
必要とする病気も多々あります。

また、泌尿器科の先生
ご依頼するとき、
きちんと情報提供が
できるようにするためには、

20年以上前に
国家試験を受験したときの
知識ではとても追いつけません。

診療受付の終了間際に
立て続けに「インフルエンザA型」の
患者さんが来院され、

30分ほど遅刻して
特別講演に行きました。

遅れていったおかげか、
真ん中の最前列の席が
空いていました。

タイトルは「STD 最前線」。

STDとは「Sexually Transmitted Diseases 」。
すなわち、性病のことです。

最近は、無症状のものや
もっと、大きい範囲で性感染症と
考えようということから性病を
「 Sexually Transmitted Infections」、
STI と呼称するようになったそうです。

講師は日本で
最もSTI を診察されていることで
ご高名な先生。

30分遅刻しても
聴講して良かったと思える
中身の濃いお話でした。

内科の診療ですと、
患者さんとも「性」のお話は
なかなかフランクにお尋ねできない
ことも少なくありませんが、

「性行為」は人類の存続のためには
避けて通れない「行為」でもあり、
ともすれば見逃してしまうような
貴重な症例、検査所見を
Up to Dateに解説していただきました。

消化器疾患も含めた
内科全般の日常診療に
大変ためになるご講演。

インフルエンザ一色で
真っ白になりつつある
ドクターフリッカーの「頭の中」に
貴重な「カンフル剤」になりました。

2009.10.31 Sat l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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早いもので
今日と明日で10月もおしまいです。

「新型」インフルエンザの流行と
「季節型」ワクチンの壊滅的な
品不足状態で、

本当に慌しい10月でした。

「季節型」ワクチンの接種に
ついては、大変ご迷惑をおかけしました。

「新型」インフルエンザ流行
については、過ぎたことを
とやかく言っても始まりませんが、

グローバルな今のご時世。

いくら、島国だからと言っても
港や空港の「水際」検疫は全く
効果がなかった訳です。

「豚インフルエンザ」を教訓にして、

もし、今後、
「強毒性」のウイルスによる
パンデミックが発生したときには

従来の「季節型」ワクチンの
製造ペース、検定ペースを
低下させないで、

速やかに
「ミュータントインフルエンザ」に
対するワクチンを製造、検定する
システムを構築することが急務です。

言ってみれば「国防」問題ですから、
「厚生労働省」まかせにしないで
「防衛省」あたりも、積極的に
協力して頂きたいものです。

さて、11月からは
重篤な持病がある方や妊婦の方などの
「新型」ワクチン接種も始まりますが、

今日、30日になっても
医療機関へのワクチンの配布予定など
まったく分かりません。

お問い合わせの
電話も大変多いのですが、
はっきりしたことを申し上げられず、
心苦しい限りです。

しかし、「新型」ワクチンは「選択」
された方々に優先的に接種して行くので
流行を急速に沈静化することは
期待できません。

くどくて申し訳ありませんが、

念入りに手洗いをして、
食事を規則正しくとって、
可能な限り、早寝早起き。

免疫力の向上に努めましょう。

2009.10.30 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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結婚したばかりの頃、

「ボタンインコ」を
飼っていました。

名前は「チョコ」。

インコと言うと
あまり、利口ではなさそうに
思う人もいるかも知れませんが、

とんでもありません。

ひとり(一羽?)で
留守番もできるし、
フンも決まったところでしか
しません。

ほぼ、24時間、
部屋の中で野放しに
していましたが、

ホントに家族の一員で
食事も一緒にテーブルで
食べていました。

ただ、気性が激しく
すぐ、首などに噛み付くのには
閉口しましたが。

あと、鳥の習性でしょうか、
紙という紙をつぎつぎに
かじって、上手に短冊を作って

キッチンの引き出しの中に
「巣」を作ってしまったこともあります。

本棚の上に無造作に
置いてあった、「医師免許証」も
チョコのおかげで「きれい」に
周囲がギザギザになって
一回り、小さくなってしまいました。

何度も卵を産んでいましたが、
一度、卵が詰ってしまって
獣医さんに診ていただいたところ、

「巣作り」をやめさせないと
産卵が止まらないと指摘されて、
紙を取り上げてしまいました。

チョコがなんだか
不憫で仕方がありませんでした。

もう、10年以上前のことです。

昨日、母校の外来に行く前に
福祉保健センターに寄って
「麻薬免許証」の更新を済ませました。

手続きの際、
自分自身で「医師免許証」を
呈示しなければなりません。

久しぶりにみた
「医師免許証」。

相変わらず、
一回り小さくギザギザで
昔、家族の一員だったチョコを
思い出したわけです。

2009.10.29 Thu l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲


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別に中日ファンだから
落合監督を擁護するわけでは
ありませんが、

産経新聞の
今村忠さんという記者は
「甘口辛口」というコラムで

落合監督の
「木で鼻をくくったような」
試合後の談話について

「話すのがいやなら
 監督をやめた方がいい」と
いったい、何様かと思うような
ことを書いています。

「記者はファンに
 成り代わって聞いている」。

バカを言っちゃ困ります。

スポーツに限らず
いつも、新聞の無責任な報道で、
当事者や読者がどれだけ困惑しているか

この新聞記者さんは、一度でも
考えたことがあるのでしょうか。

「中日ドラゴンズ」で
5年以上、監督を務めたのは
落合博満監督の他は
過去、ウォーリー与那嶺さんと
星野仙一さんしかいません。

6年間でリーグ優勝2回、
日本シリーズ優勝1回、

一度たりともBクラスに
なっていないのは
落合監督だけです。

実績をみれば
球団史上、最高の
「名将」と言えるでしょう。

「勝っても負けても、
 ファンのためにチームを
 代表して話すのも監督の
 大事な仕事だ」。

もう、がっかりです。

この記者さんは
ファンが何を記事に期待しているのか、
全く分っていません。

書くまでもありませんが、そもそも、
プロ野球の監督は「しゃべること」が
仕事じゃありません。

チームを率いて「戦うこと」が仕事です。

負けて「ベラベラ」と
言い訳がましいことも
聞きたくありませんし、

そういうのは
野球評論家の仕事でしょう。

どっかの監督のように
ペナントレースの真っ最中に
オールスター戦のテレビ解説に
嬉々として出ているような
ことでは困るんです。

何かしゃべってくれなければ
記事が書けないのなら

新聞記者などやらない方が
いいのではないか、と
老婆心ながら思うわけです。

2009.10.28 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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いったい誰のために
何をやっているのか、

さっぱりわからない
「日本医師会」。

唐澤某センセイという会長は
臨時代議員会で

「国民が安心できる医療を
 目指しているからには、
 自民党だけでなく、

 他の政党の多様な価値観を
 認める包容力が欠けていたことは
 否めない」と、

何を今さらという挨拶を
述べられました。

「できるだけ新政権に
 協力する態勢を築いていきたい」と、

風見鶏と言いますか、
日和見的と言いますか、

さすが、日本医師会長ともなると
おっしゃることがご立派すぎて、

下々の医師会員として
穴があったら入りたくなったのは
ドクターフリッカーだけでしょうか。

「中医協」の委員からも
「日本医師会」のメンバーが
はずされそうになっているので

あわてて新政権に
寄り添いたいというわけです。

もともと、末端の会員には
まったく良く分らなかった
旧与党と日本医師会執行部の
「不透明」な関係ですが、

膨大な会費を徴収して
いったい、今まで何に使って、
何をしてきたのかと、
問い正したくもなるじゃありませんか。

来年、春の会長選挙に
出馬するそうで、

唐澤某センセイ、今になって、
「身命をとして
 日本医師会のために頑張るつもりだ」
とおっしゃられても、
 
全国の医者は鼻白む
ばかりです。

もう、こういうひとにとっては、
「日本医師会長」のための
「日本医師会」であって

何に執着しているのか、
何がしたいのか、さっぱりわかりません。

こんなブログを書いていると
「懲罰」や「除名」とかに
なってしまうかも知れませんが、

今の「日本医師会」は
全国の医師のためとか、
国民のためとかそんな理念は少しも
見えてきません。

政権がどこであろうと、
自らの主張をしっかり持って

政府に対して
意見の具申が出来なければ
「日本医師会」の存在は
ないに等しいのです。

2009.10.27 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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昨日は午後から
参議院補欠選挙の投票後、

横浜べイクォーターから
シーバスに乗って山下公園まで、
行ってきました。

天気も今ひとつ、

「開国博 Y150」も
とっくに終わってるのに
今さら、出かけるというところが、

世間様の感覚とは
相当、ズレているかも知れません。

山下公園には
それでも大勢のひとで
にぎわっていました。

県民ホールは大変な
人出で驚きましたが、
「w-inds.」のコンサートだった
ようです。

いや、よく知りませんが、
イケメンの3人組みの
ボーカルダンスユニットです

海からの風が
すっかり「冬」の気配の
山下公園で人びとを眺めて
ボンヤリしていると

日ごろの慌しさが
嘘のようです。

病院や診療所を
訪れる患者さんたちも
十人十色なら、

いわゆる「病気」も
自然に「治る」ものから、

放っておいたら、
知らない間に進行してしまうもの、

自覚症状がなくても
細かい経過観察をすべきものまで
千差万別です。

ですから、
検査でも治療でも「絶対」ということは
ありません。

自然に治る病気は
自然にまかせたほうが
良いのかも知れません。

細かい経過観察も
したくないのに「強要」するのは
精神衛生的には
良くないかも知れません。

インフルエンザに
タミフルやリレンザを
処方することが本当に
正しいのか、

お忙しいなかを
「お変わりないですね」と
申し上げるために
採血や超音波検査のために
わざわざ来て頂くことが
正しいのか、

毎回毎回、
細かく、食事の内容を
聞き出して、あれやこれやと
ケチをつけるようなことが
正しいのか、

迷うわけではありませんが、
時どきは、振り返ってみることも
必要です。

常に「自分だったら」という
「原点」を忘れなければ、
進むべきベクトルが
大きくずれることはないと

横浜の港と若い女性で
にぎわう県民ホールを眺めながら
考えてきました。

今日から、また
自分の仕事にまい進します。

2009.10.26 Mon l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲


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電子カルテの
調子が悪いんです。

正しい「病名」を入れても
チェックをかけると
適応外でエラーとして
検出されてしまいます。

今のところ、
診療録自体には
問題ありませんが、

大きなトラブルになる前に
昨晩はサポートの方に
リモートコントロールで
夜遅くまでかかって
不具合を調整してもらいました。

しかし、まだ、
完全復旧ではありません。

そう言えば
先月はマウスが
フリーズして
取り替えてもらった
ばかりでしたっけ。

パソコンも7年も
使っていると
マウスのクリックボタンや

キーボードの
エンターキーの表面も
ツルツルになって来ます。

開業時からですから
来春でまる7年。

OSも古くなり、
最新バージョンのものには
ドクターフリッカーの持っていない
機能もたくさんあります。

フロッピーディスクも
遠からず、なくなるそうですし、
レセプトのオンラインが
本決まりになったら

電子カルテの買い替えも
検討しようかなー。

いや、でも
まだ、たった7年です。

マジで高いんですよ。
電子カルテって。

パソコンが進化するたびに
買い替えていたら
一生、電子カルテや医療機器の
奴隷です。実際。

内視鏡や超音波、
レントゲンのデジタル化など
きりがありません。

毎日、使うものですし、
効率があがれば患者さんのためにも
なることなのですが。

医療機器も、手入れをして
使い込めば使い込むほど
「味」の出てくる

板前さんの包丁や
大工さんのカンナみたいだと
いいんだけどな
と、思わずにはいられない
ドクターフリッカーです。

2009.10.25 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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プロ野球の選手が
「ニンニク注射」をしたということで

アンチ・ドーピング規定違反の
疑いがあるため球団から
日本プロ野球組織の医事委員会に
「カルテ」の写しが提出されたそうです。

いや、隠すまでもありません。
今年のセ・リーグの
最多勝投手、中日ドラゴンズの
吉見一起投手です。

日本プロ野球組織が
順守する世界反ドーピング機関の規定では、
静脈内注入は緊急の医療状況などを
除いて禁止されているそうです。

「ニンニク注射」ですから
吉見投手が点滴したのは
ビタミンB1誘導体製剤でしょう。

違反か否か、判断基準として、
点滴が「正当な医療行為」であるか
どうかが問題で医事委員会が
カルテを精査して判断を下すそうですが、

ふつう、「緊急」というのは
生命に関わる事態のことです。

「正当な医療行為」の基準が
「緊急」の状況でなければ
ならないとするならば、

やはり、規定には
抵触するかも知れません。

ビタミンB1誘導体製剤の
添付文書の中には

「ビタミンB1の需要が増大し、
食事からの摂取が不十分の際の
補給」と書かれており、

「激しい肉体労働時など」と
注釈も付いています。

最多勝を獲る投手ですから
登板前後は
「激しい肉体労働時など」に
該当するでしょう。

しかし、
「食事からの摂取が不十分」か
どうかは「微妙」です。

ドクターフリッカーの
診療所でも、高熱の患者さんや
激しい肉体労働を行った方が、
いわゆる「ニンニク注射」を
ご希望されることもあります。

ビタミンB1で風邪が良くなったり、
疲労がすぐなくなる訳ではないので、

「いや、食事をしっかり摂って
 お薬をのんで、今日は早めに
 おやすみ下さい」と申し上げても、

「いや、もう、疲れちゃって
 メシもノドに通らないのです」と
患者さんがおっしゃる場合は

ビタミンB1誘導体製剤の
注射も行うこともあります。

吉見投手も
あるいは、別の消化器疾患で
胃腸の調子が悪く、
食事も摂れないうえに、
肉体労働によるビタミンB1の
需要が増大している状態だった
ということならば、

医事委員会も
「正当な医療行為」と
判断するでしょう。

一般のかたがたは
受けられる医療行為でも
プロ野球選手では
大きな問題になってしまいます。

そんな中、よもやと思いましたが、
昨日のクライマックスシリーズ
第3戦、なんと渦中の
吉見投手が先発しました。

ホームランも打たれましたが、
6回、2失点とまずまずの
好投をしました。

やましいことは
何もないということなのでしょう。

ま、たしかに「ニンニク注射」で
最多勝が獲れれば、世の中、
苦労はないのですが。

と言うより、

前述した規定があるにも
かかわらず、安易に「点滴」を
容認していた中日球団は、もう少し

「李下に冠を正さず」と言うことを
肝に銘じるべきです。

2009.10.24 Sat l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲


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♪ 雨あがりの朝 
    とどいた短い手紙
  
   ポストのそばには
    赤いコスモスゆれていた ♪♪

ダ・カーポの
「結婚するって本当ですか 」。

今の若い方は
知らないかも知れませんが、
ドクターフリッカーが
小学生のとき、昭和49年に
大ヒットした曲です。

当時は「結婚する」なんていうことは
遠い「未来」の話でしたが、
いつの間にか
すっかりセピア色の「過去」の話です。

大人になれば、この歌みたいな
シュチュエーションもあるのかしらと、
思っていましたが、

今になって、よく考えると
ずいぶん無理のある設定です。

だいたい、
他の女性と結婚するひとが
別れた元カノに手紙を送るでしょうか。

歌の主人公の元カノも元カノで
別れて半年も経つ元彼の写真を
机に飾っておくでしょうか。

って言うか、別れて半年って
結婚を決めるには
あまりに早すぎませんか。

元彼は二股をかけていた
疑いもあります。

まー、
そういう細かいツッコミを
入れること自体、

ドクターフリッカーが
平成の時代に結婚して
すっかり「オッサン」に
なったということですか。

昭和49年は
何ごとも今よりもっとウエットで、
こういう歌の設定にも
無理なく溶け込めたものです。

まー、今と違って、
ジトジトした当時の世相に合っていて
それはそれで、いい時代だったと思います。

♪ 机の写真は 笑っているだけ

   ほんの小さな 出来事で
    別れて半年 たったけれど
    
   やさしい便りを待っていた
           待っていた ♪♪

2009.10.23 Fri l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲


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水曜日の午後は
母校の外来です。

水曜日の楽しみの一つ。

ドクターフリッカーと同様、
やはり、水曜日に
非常勤で専門外来を担当する
先生と「症例検討会」を行うことです。

「症例検討会」と言っても
外来終了後にたった二人で
外来ブースや医局のソファーで
缶コーヒーを飲みながら
じぶんの経験した
症例を話し合うだけですが、

検査データやレントゲン、
超音波、内視鏡の写真を
持って行って、

「これ、先生だったら
 どう診断しますか?」

などと、フランクに他の先生の
「見立て」をたずねることは
他にありそうで、なかなかありません。

ときには、
「たった、これだけの所見で
 早期に発見できたよ」とか
自慢話(?)を聞かされることもあれば、

「いや、その前にエコーを
 あててみるべきだったな」とか厳しい
ご教示を頂いて反省会にもなるわけです。

現職の大学の先生との話では
どうしても、消化器疾患、
特に肝疾患の話題が多く
なってしまいますが、

その先生は
となりの市で開業されていて
ドクターフリッカーより7年先輩です。

内科全域にわたって
開業医の視点でなければ
なかなか、気付けない

「はっ」とするようなことも
教えて頂き、日常診療に
大いに役立っています。

昨日はその先生、
休診でお出でになりませんでした。

先週はドクターフリッカーが
学会で休診だったので
2週続けて「症例検討会」は
流会です。

週一回の
「水曜日の恋人」と会えないと
「忘れ物」をしたような、
何だか「損」をしたような
気持ちにのまま、帰途につき、

途中、まだ6時なのに
すっかり、暗くなった中、
ドクターフリッカー2世を保育園に
お迎えに寄って帰ってきました。

2009.10.22 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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親を切ると書いて
「親切」。

中学のとき、
国語の先生から

「切」の字は
刃物を直に当てるくらい
「身近」であると言うことから
「行き届く」いう意味があり、

親しく行き届くということ、
すなわち、「親切」と
教わりました。

「小さな親切運動」と
いうのもありましたが、

本当は親切というものには
大小の区別は要らないのでしょう。

そう、「大きなお世話」に
なってしまうこともありますね。

昔は「深く」「行き届く」と
いうことで「深切」と
書かれていたそうです。

中村天風と
いうひとの言葉に

「今日一日、
 怒らず、怖れず、悲しまず、

 正直、深切、愉快に」。

というものがあると、
よく、父に説教で
聞かされました。

そう言う父も
「喜怒哀楽」に
包まれた人生を
送っていましたから、

ま、並大抵のことでは
たどりつける心境では
ありません。

それにしても、
見栄や欲望、
あらゆる煩悩に
振り回されて、

近視眼的になってしまう
ドクターフリッカー。

一度は
インドにでも行くか
滝にでも打たれに行ったほうが
良いのではないかと思う、
今日この頃なのです。

2009.10.21 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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中日ドラゴンズ。

昨日はクライマックスシリーズの
第1ステージ第3戦でした。

レギュラーシーズンで
勝率5割を切っている
東京ヤクルトスワローズなんかに
負けるはずがないと
思っていたところ、

初戦はまさかの
逆転負け。

昨日の第3戦に
もつれ込みました。

和田の2点ホームランや
代打、立浪の
タイムリー2点ツーベースで
楽勝ムードかと思いきや、

セットアッパーの
「速球王子」浅尾が
8回に2失点し、

さらに「守護神」岩瀬も
最終回に失点して
けっこう、危なかったようです。

昨年は10ゲーム以上も
離されていた2位阪神を破って、
第2ステージに進んだドラゴンズですが、

読売にはまるで
歯が立ちませんでした。

今年も下位の東京ヤクルト相手に
こんなにドタバタしているようでは
先が思いやられます。

一方、パリーグでは
球団初の2位に躍進した
東北楽天ゴールデンイーグルスが
クライマックスシリーズでも
健闘しています。

落合ドラゴンズ対野村イーグルス。

知将で名高いこの二人の
「三冠王」シリーズを
観てみたいと思うのは

高望みというものでしょうか。

2009.10.20 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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一昨日の土曜日、
「季節型」インフルエンザワクチンが
午前中で在庫が底をついてしまいました。

土曜日の午後から
お問合せをいただいた方、
また、直接ご来院された方には
ワクチン接種についての
ご案内ができず、
誠に申し訳ありませんでした。

大変、厳しいお叱りも
賜りました。

こんなブログを
ご覧になっていらっしゃるかどうか、
わかりませんが、

重ねて、お詫び申し上げます。

金曜日の夜、
卸さんに無理を言って
週末の分を確保するべく
可能な限り、手を尽くしましたが、
ご迷惑をかけることに
なってしまいました。

こうして、一所懸命に
ワクチン接種を行っていても、

一方で「新型」インフルエンザの
流行に歯止めがかけられないと思うと、
やり切れない気持ちにもなりますが、

卸さんからの入荷があれば、
すぐに「季節型」ワクチン接種を
再開いたします。

できることは全力でやります。
今、しばらくお待ち下さい。

しかし、今後、
「新型」のワクチン接種も始まる予定であり、
なお一層の「混乱」が予想されます。
こちらは、まだ行政、医師会で
調整中で医療機関への分配など、
具体的な数字はまったくわかりません。

「季節型」「新型」とも
流通状況が不安定なようです。

何とぞ、ワクチン接種希望の方々の、
ご理解、ご協力をお願いいたします。

2009.10.19 Mon l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲


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大好きな
加藤和彦さんが
昨日、ご逝去されました。

いつも、笑っている顔しか
見たことがありません。

幼稚園の頃、
近所の商店街の
レコード屋さんで

ねだりにねだって
買ってもらった
「帰ってきたヨッパライ」を
夜に聴いていたら、

エンディングで
「お経」が読まれるところで
なぜか、急に恐くなって、

弟とふたりで
母親のところに
飛んでいった思い出が
あります。

「イムジン河」など
メッセージを強く込めた
楽曲もありますが、

「ぼくのそばにおいでよ」や
「家をつくるなら」など
いつも、やさしく、暖かい
「陽だまり」のような
作品が印象的でした。

つい、この間まで
ラジオのパーソナリティーを
されていたように思います。

加藤和彦さんのように
穏やかに生きていきたいと
思っていました。

昨日の晩、
屋根裏にこもって
夜中ですから
大声で歌うわけにもいかず、
ギターを爪弾いていたら
涙が知らずに溢れてきます。

未来に残る
素晴らしい音楽を
ありがとうございました。

合掌。

2009.10.18 Sun l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲


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やれ「草食系」だとか
「肉食系」だとか、巷では
騒いでいますが、

原始時代から
人類の原点はやはり、
「安定した生活」が
大事であったようです。

アメリカ科学振興協会の
発行する科学雑誌「Science」の
10月1日号によれば

エチオピアで発見された
人類最古、440万年前と
推定される全身骨格化石、
ラミダス猿人は

四本足で樹上生活をしていたものの
地上を歩くときは、すでに
二足歩行をしていたそうです。

さらに人類の大きな特徴、
門歯と犬歯の縮小も認めています。

440万年前の
エチオピアは森林地帯で
寒冷、湿潤な気候。

そうした中で「種族」の繁栄の
ために、排卵期のメスを
ほかのオスと戦って奪い合う
ような状況では、

繁殖可能であるかどうか
メスは排卵期であることが
識別可能でなければならなかった
はずです。

オスも大きく鋭い犬歯を持ち、
たくましく、強くなければなりません。

ところが、
ラミダス猿人の骨格は
オスでも犬歯が小さく、
二足歩行で動き回っていたことが
伺えます。

「Science」誌の論文では
ラミダス猿人が二足歩行で
歩き回るようになったのは

オスは手を自由に使って多くの果実を
メスにプレゼントをするためであり、

メスも犬歯が小さくても
安定的にエサを運んでくれるオスを
好むようになったという仮説を唱えています。

さらにラミダス猿人は
メスが繁殖可能かどうかの
排卵期を自覚的にも外見からも
判断できなくすることで

繁殖期でも、そうではない時でも
一定したエサを供給してくれる
オスを選択するようになり、
オス、メス一対の関係が
成り立つようになったというわけです。

この仮説がホントなら、
人類は原始時代から
「草食系」だったと言うか、
「ミツグくん」だったと言うか、
サルからヒトへの「あけぼの」です。

現在、何だかんだと
屁理屈をこね回して思い悩み、
煩悩に右往左往している「人類」ですが、

ヒトは所詮、ただ効率的に
繁殖しようとする「DNA」によって
動かされているだけなのだと思うと、

悩むことがバカらしくなる反面、
なんだか、ホッとします。

2009.10.17 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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♪♪ そこらじゅうで インフルエンザの
     若者が増えている

    今朝みた 誰かのブログに
     書いていた

    だけども問題は 
      季節型 ワクチンがない

    行かなくちゃ 
      ワクチン射ちに行かなくちゃ
    診療所に行かなくちゃ 
       インフルエンザの中

    少ないワクチン
       流行るインフルエンザ
    ワクチン以外のことは
          考えられなくなる 
  
    「新型」ワクチンは
          どうなるんだろ? ♪

けして、
ふざけている訳では
ありません。

予約制ではなく、10月5日から
始めた「季節型」インフルエンザワクチン。

すでに在庫が厳しい状況です。

ワクチン自体の供給、流通が
きわめて少ないことと

例年は10月から12月までの
3ヶ月間に分散されていた
接種希望の方々が10月の
前半に集中されたこととが

重なり合って、接種希望の方には
大変、ご迷惑をおかけしています。

入荷しだい、順次、
接種は継続する予定ですが、
在庫がない場合はご容赦ください。

「新型」インフルエンザの
流行も一向におさまる気配がありません。

準備の良い「自治体」ですと
すでに「新型」ワクチン接種の
具体的な指示がでているようですが、

ここ、横浜市は
「新型」流行地であるにも
かかわらず、現在のところ
市内の各医療機関には、
実施に向けての具体的な通達は
なにもありません。

いつから、「新型」の
接種が始まるのかという
お問合せにもお答えできない
苦しい状況です。

重ね重ね申し訳ありません。

いま「新型」流行の中心である
小学生、中学生の方々、

早くても「新型」のワクチンを接種できるのは
来年以降です。

しかし、「最優先順位」の方は
別としても、まず「台風の目」である
小学生、中学生を集中的に、

ついで、小学校低学年、
幼児にも優先的に
「新型」ワクチンを接種することが

予防医学的にも
これ以上の拡散を防ぐ
有効な手段なのではないでしょうか。

徐々に「新型」の感染の中心が
低年齢化しつつあるのが心配です。

いずれにしても、
ワクチンは100%の効果が
あるわけではありません。

ワクチンに頼るなとは
申しませんが、

無理をしないこと、
しっかり食事は摂って
早寝をすることが、
なんども書いているようですが
大事なことです。

そして、もし、インフルエンザと
診断された場合は

最低でも抗ウイルス薬を
服用中は熱が下がっても
自宅療養をするように。

これは、しっかり厳守しましょう。

2009.10.16 Fri l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲


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わが国の
C型慢性肝炎の患者さんは
欧米に比較して年齢も高く、

そのため、肝臓の線維化が
進んでいる場合が多いので、

欧米でスタンダードである
治療が必ずしも最善であるとは
限りません。

悩ましいところです。

インターフェロン治療の
欧米の治療ガイドラインでは
対象患者さんの平均年齢は
40歳代前半。

そのため、治療効果に
関与する因子として
40歳未満であることが
重要だと記されています。

わが国では臨床試験の
段階ですでに対象患者さんの
平均年齢が50歳以上。

ですから、欧米では
インターフェロンが
効きにくいウイルスの場合、
治療4週から12週までに
血液中のウイルスが
消失しない例は中止も考慮し、

24週まで延長しても
効果がない場合が中止すべきと
推奨されています。

しかし、日本では
臨床試験で、たとえ、
血液中のウイルスが消失しなくても
肝炎の進展を抑止できるという
科学的根拠があるため、

血液中のウイルスの消失が
なくても長期に肝機能正常を
維持することは有用であり、

早期にウイルスが消えなくても
24週までに血液中のウイルスが
消失する場合は72週間まで
治療を延長することが推奨されています。

また、最近では
血液中のウイルス検査の
感度があがったため、

インターフェロン治療開始、
36週目までに血液中のウイルスが
消失すれば、72週間に
治療を延長することで
治癒率が向上するという成績も
明らかになり、科学的根拠として
認識されるようになりました。

こうした学会での
勉強は、大変興味深く、
診療を行っていく上や患者さんへの
説明に役立つことが多いのですが、

実際に仕事をしながら、
あるいは育児をしながら、
72週間もの間、治療を継続することは
並大抵ではありません。

治療のためとは言うものの、
本当に頭が下がる思いです。

ドクターフリッカーとしては
薬の量や治療期間は
減らすわけにはいきませんが、

通院にかかる時間や
心のご負担を少しでも軽減できるように
お手伝いをしなければと思います。

2009.10.15 Thu l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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本日、10月14日は

京都で行われる
「消化器病学会週間(JDDW)」に
出席するため、

午前中の内視鏡検査も
予約を入れていません。
午後も含めて診療所は
終日休診です。

母校の外来も休診です。

「秋の京都」と言っても
学会場と会議に出席するだけで
日帰りですから
とても観光なんか出来ません。

午前9時からのシンポジウム、
「肝炎ウイルス治療
 ガイドラインの検証」に
間に合うでしょうか。

夕方からは「肝臓学会評議員会」
にも出席しますので、
帰りは何時になるでしょう。

大学のときは、
学会と言えば大手を振って
泊りがけで出席しましたが、

なかなか、この季節、
そうも行かないドクターフリッカーです。

って、もう、そろそろ
出かけなければなりません。
では、行ってまいります。

2009.10.14 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。

昨日は義兄の
お宅におじゃましました。

「超高層マンション」。

いや、うわさには
聞いていましたが、

エントランスのロビーには
フロントカウンターもあり、
まるでホテルみたいなんです。

床や壁も大理石で
重厚な高級感を醸し出しています。

かっこいいなー。

角部屋のせいか
窓も広く眺望も最高でした。

市街地なので
うるさいのではないかと
思いましたが、

そんな下界の喧騒は
上まで聞こえません。

バルコニーから
眺める街並みはなかなかの
ものです。

夜景はもっと
素敵なんだろうな。

ま、それでも
家の中は、姪っ子の
無敵の3姉妹が、牛耳っていますから、
高価な家具や調度品も
おいそれと置くことは
出来ませんので、それなりです。

3人の姪っ子たちは
会うたびに
オシャマに成長著しく、

ドクターフリッカー2世も
たじたじと言ったところでしょうか。

9月の連休で行った
ディズニーランドで買った
おみやげを持って行きました。

ボクのは?って、
2世くん、キミのはあるわけ
ないでしょ。

ここ、港北ニュータウンにも
マンションがたくさんありますが、

オートロックですし、
勝手に入って行くわけにも
行きません。

なんか、急に
「超高層マンション」に
住みたくなった
ドクターフリッカーですが、

ま、無理な話です。

帰り際、いとこの
3姉妹との別れがつらく、
大粒の涙をこぼしていた
ドクターフリッカー2世。

叱られて泣くだけではなく
たまには、こういう「涙」も
いいでしょう。

2009.10.13 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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♪ 戦い終わって 明日を夢見る
    いつの日か 再び
     みんなで ここに立とう ♪♪

昔の白黒の
「サイボーグ009」の
エンディングテーマ。

子どもの頃から
心にジンとくる歌でしたが、

いま、思い返しても
心にジンと来ますね。

アニメや特撮ものは
ホントに子どもの頃しか
見ていませんでした。

アニメは「マジンガーZ」、
特撮?と言うか、実写ものでは
「仮面ライダーV3」以降の
作品はほとんど見ていません。

体の一部がロボットに
改造されているのがサイボーグ。

思考の中枢は
生身の人間ですから、
「戦うこと」に悩み、葛藤し、
それでも戦うわけです。

そう言えば
「人造人間キカイダー」の
宿敵ハカイダーも
子ども向けの番組にしては
かなりヘビーな設定。

キカイダーとハカイダーの
壮絶な戦いは
子ども心に見ていて辛くなった
ものでした。

いずれにしても
「戦い」は悲しいものです。

「いつの日か 再び
 みんなで ここに立とう」

昔の子ども番組は
オープニングは軍歌も
顔負けの勇ましいもの
ばかりでしたが、

エンディングは
子どもたちに「悪者」を
やっつければ、それで良いのか、
本当にそれで解決しているのか、と

問いかけるようなものも
多かったと思います。

いや、ま、当時は
そんなことは全く考えず、
風呂敷を「赤いマフラー」
代わりにして、

サイボーグ009ごっこに
夢中になっていた
ドクターフリッカーなわけですが。

♪ ああ われら サイボーグ
    平和の戦士 ♪♪

2009.10.12 Mon l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲


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中学生、高校生の
文化祭シーズン。

今年はインフルエンザが
流行して、思うように準備が
進まなかったり、

参加自体を「辞退」する
サークルもあったようです。

いや、本当に大変です。

ドクターフリッカーは
高校のとき、
なんと「美術部」に入っていました。

ウチの美術部は
代々、部長は「芸大」に
進学すると言う「名門」なのですが、

ドクターフリッカーが
在学中はなぜか衰退の一途を
辿っており、あわや、廃部寸前という
状況でした。

絵やマンガは好きですが、
別に「美術」には興味もなかった
ドクターフリッカー、

部員が少なくなってしまったため、
美術の先生に「是非」と
言われて、「部長候補」として
入部しました。

2年生のときは
予定通り「部長」となり、
陣頭指揮で文化祭に
参加することになりました。

ただ「静物」や「風景画」、
を並べてても芸がないと思い、

当時、人気絶頂だった
「松田聖子」や「田原俊彦」の
似顔絵を貼りだし、

無料で来賓者の
似顔絵を描くコーナーを
作りました。

ま、他校の女子高生が
目当てだったのは
言うまでもありませんが、

世の中、そんなに甘くありません。

並んだのは「父兄」のお母さん方が
ほとんど。

リアルに描けば描くほど
不評で、お母さん方も
笑っているのか、怒っているのか
分らない表情で「似顔絵」を
持って帰られました。

おまけに文化祭の後の
朝礼の際、教頭先生の「総評」で

「美術部は本来の、あるべき姿を
取り戻してもらいたい」と酷評され、

苦い思い出として
残っています。

前後の部長は先輩も後輩も
芸大に進学したので
ことさら、ドクターフリッカーの
「不出来」が際立ってしまいました。

ま、美術とか芸術と
いうものは、なかなか奥が
深くて難しいもんです。

2009.10.11 Sun l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲


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平和ってなんでしょう。

昨年、アメリカ大統領に
就任したばかりのオバマさんが
今年度のノーベル平和賞を
受賞しました。

「核廃絶」を訴え、
「イスラムとの対話」を重視した
政策はたしかに特筆に価するでしょう。

9月の国連安保理首脳会合では
「核兵器のない世界」を
提唱するオバマさんが議長を務め、

「核兵器のない世界」実現を
盛り込んだ安保理決議が
全会一致で採択されました。

しかし、依然として
アメリカは「核大国」であり、
「アメリカ対イスラム圏」の図式は
続いています。

「We can change.」
しかしまだ、
「The United States has not changed yet.」
なのです。

崇高な理念ですが、
アメリカは原子爆弾を
唯一、投下した国です。

しかも、広島にウラン原爆、
長崎にはプルトニウム原爆と
一度ならず、二度も。

アメリカの現職大統領として
贖罪の意識などは一連の発言からは
読み取れません。

オバマさんは、
広島や長崎の原爆資料館を
訪れたことがあるのでしょうか。

岩波書店「原爆の子」
お読みになったでしょうか。

漫画「はだしのゲン」は
ご覧になったでしょうか。

あのオバマさんのことですから、
「核廃絶」をご自身の
政治活動のカードとして使ったわけ
ではないと思いますが、

第二次戦争以降、
常に戦争をしているのは
アメリカであり、
そのすべての戦争で
アメリカ本土は一度たりとも
戦場になったことはありません。

もちろん、ドクターフリッカーも
被爆経験もなければ、
戦争体験もありませんが、

本来、核廃絶は
被爆国である日本が
もっともっと、世界に向けて
発信すべきです。

アメリカの「核」によって
守られていた「日本」では
世界に発言できないのでしょうか。

そんな、バカな話はありません。

ほかの事はともかく、
「未曾有の惨劇」をアメリカによって
もたらされた日本は
もっと強く、「核廃絶」を
訴えることが「使命」です。

今からでも遅くはありません。

CO2排出削減による
温暖化対策も大事ですが、

わが国の新しい総理大臣も
「非核三原則」堅持より、

もう一歩、踏み込んで、
「全世界から核兵器廃絶」と
世界にアピールしてもらいたいと
思います。

2009.10.10 Sat l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。

みなさん、
朝ごはんはちゃんと食べていますか。

朝食は一日の始まり。
きちんと食べて、
一日の食生活を
規則正しく送りましょう。

と、かく言うドクターフリッカー、

恥ずかしながら、朝食に
「菓子パン」を食べることが
多いのです。

実は「あんぱん」が大好きでして、
牛乳と一緒に口の中で
「あんこ」がとろける感じが
たまらないのです。

あと、チョココロネも
子どもの頃から好きですね。

モスラの幼虫みたいな
チョココロネ。

先っちょをちぎって
下からチョコクリームを少し
付けて食べるのが「通」の食べ方だと
勝手に思っています。

しかし、常日ごろ、
「炭水化物を摂り過ぎないように」と
患者さんに偉そうに
申し上げている手前、
10月になってから
「菓子パン」は止めることにしました。

と言うか、診療所で
ズボンのチャックの上のボタンが
自然にプチッと取れちゃったんです。

いや、超能力かと思いましたが、
「脂肪」という名の「腹筋」のせいでした。

これは、いかんと
代わりに食べているのは
「SOYJOY」。

数種類、色んなフルーツの
組み合わせがありますが、
味覚が鈍いドクターフリッカーは
どれを食べても一緒です。

大豆を主成分にしているので
低カロリー高タンパクで、
身体に良い気がしますが、

うーん。
やっぱ、「あんぱん」と「牛乳」の
ほうが、「パワー」が出る気がします。

でも、ここ数日、
朝食を「菓子パン」から
「SOYJOY」に代えて、

心なしか、ウエストが
細くなったような気がします。

患者さんやスタッフから
「そんなに痩せてどうしたんですか?」と
言われるのを期待していましたが、

一向に言われる様子がないので
ブログに書いてみました。

いや、別に「痩せたね」とか
言って欲しいわけじゃないですよ。

2009.10.09 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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台風18号。

横浜でも5時半現在、
大変、強い雨と風です。

四国、近畿、東海では
空の便や鉄道が大幅に
乱れ、欠航や運転見合わせが
相次いでいます。

首都圏でも
臨時休校の処置をとる
小中学校もあり、

「としまえん」や「よみうりランド」は
8日の営業を休止するそうです。

これから、診療所、
無事に行けるでしょうか。

患者さんのみなさんも
午後には天候も
回復してくるようなので、
けして無理をなさらずに
ご来院ください。

秋の学会シーズン。

けっこう、台風に
振り回されます。

数年前、福岡に学会で行ったとき、
早朝便を予約していたのですが、
なんと、台風で福岡に
着陸できず、羽田に逆戻り。

直ちにキャンセル待ちの
手続きをしましたが、
台風が過ぎ去る午後6時過ぎ
まで、一日、羽田で過ごす羽目
になりました。

空港ロビーのテレビで
一日、「台風情報」を眺めてた
わけです。

新幹線で行くことも
考えましたが、
山陽新幹線も新大阪から岡山まで
不通となっていたので

運行再開を待って、
結局、夜の8時の便で
福岡に行くことが出来ました。

ドクターフリッカーの
発表は翌日でしたが、
当日は、演者交代や
口頭発表の中止も多かった
そうです。

来週、14日の水曜日は
学会で京都に行くのですが、
新幹線の土砂災害とか
ないと良いのですが。

2009.10.08 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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ドクターフリッカー的
秋の味覚の王様。

それはサンマです。

お寿司や天ぷら、すき焼きなど
海外でも人気のおいしい日本料理は
数多くありますが、

サンマの塩焼きには敵いません。

昨日の夕食は久しぶりに
サンマの塩焼きでした。

おいしかったなー。

この時期のサンマ、
脂がのってて実にうまい。

さらに高タンパク、低カロリー、
ビタミンやミネラルも豊富で
栄養的にも超優等生です。

ところで、みなさんのご家庭では
「はらわた」をとって焼きますか。

ドクターフリッカーの家では
ドクターフリッカーの強い要望で
「はらわた」はとらないで焼いています。

ほかの家族は
「苦いし、何だか気持ち悪い」
とか言っていますが、
なんと、バチ当たりなことでしょう。

サンマ、苦いかしょっぱいか。

あのほろ苦さ、
まさに、日本人ならではの
絶妙の味ではないですか。

「秋刀魚」と書いて「サンマ」と読む。

しみじみ考えるとこれもなかなか
風情があります。

もし、人生最後の晩餐はと
聞かれたら、迷わず
「サンマの塩焼き」と答えるでしょう。

もちろん、「大根おろし」は必須です。

サンマの「はらわた」には
ビタミンAが豊富に含まれているそうです。

ビタミンAはのどや気管粘膜の
形成や働きにが大きく関わっており
ウイルスの体内へ侵入防止にも
役立ちます。

これからの季節、
旬のものをおいしく食べて
インフルエンザなんかに
負けない身体をつくりましょう。

2009.10.07 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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おはようございます。
ドクターフリッカーです。

昨日も雨、今日も雨。

予報では今日の最高気温は
19℃。

秋雨前線の影響で横浜は
冷たい雨が降ったりやんだりです。

スッキリしない空模様ですが、
乾燥した空気が、少し湿って、

流行しているインフルエンザの
勢いを抑えてくれるのでは、と
淡い期待の抱いている
ドクターフリッカーです。

ずいぶん、日も短くなりました。

朝、5時過ぎに目が覚めると
まだ、外は真っ暗です。

夕方も診療受付が
終了する頃は
すでに夕闇の中です。

秋の日はつるべ落としと
言いますが、

本当にあっという間に
日が暮れて行きます。

何のお仕事もそうでしょうが
患者さんのいない
診察時間以外の仕事が、

本番である「診察時間」に
生かされてきます。

ドクターフリッカーも
スタッフの支えによって
「診療」ができ、より良い
仕事が出来ています。

診療終了後、
もう外は真っ暗なのに
薬品や医療用消耗品ばかりか、

洗剤や掃除用のクリーナーなどの
在庫を確認してくれる
スタッフたちには頭が下がります。

通勤の往復の途中、
郵便局なんかにもお使いに
行ってもらうことがあります。

家庭の仕事も大変なのに、
本当にありがとう。

これからの季節、
少し、忙しくなって
タイムカードを押す時間が
遅くなってしまうことも
多いかも知れません。

忙しい時期だからこそ、
力を合わせて頑張りたいと
思っています。

すぐに目を三角にしては
いけないと、
分かっちゃいるんです。
ドクターフリッカーも。

2009.10.06 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲


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「飲酒」は合法的な
生活習慣の一つですが、
長期にわたる多量の飲酒は

肝臓だけではなく
膵臓、胃、食道、脳、筋肉、骨髄
と、全身の臓器に障害を
起こすことが知られています。

診療所や病院を
アルコールによる
臓器障害で受診される方は
残念ながら、
大変多いのが現状です。

こうした患者さんに対して
臓器障害の原因が
飲酒によるものであると
しっかり、認識していないと

飲酒習慣の改善をしないまま、
漫然とした「投薬」治療が
行われることになってしまいます。

アルコールが体内で酸化されて
生じるアセトアルデヒドは
ミトコンドリアを障害して、
肝細胞に脂肪酸やアセトアルデヒドを
蓄積させます。

肝細胞からの蛋白輸送も
障害され、その結果、
糖タンパクや水分が
肝細胞内に貯留して、まるで
風船のように細胞が膨らんで
しまいます。

アルコール肝障害の
典型的な病理所見です。

いわゆる「お酒」は
古来から、世界中で嗜まれ、
生活習慣、文化とともに
発展してきました。

「フレンチ・パラドックス」などと、
赤ワインを多く飲むフランスでは
動脈硬化が少ないと
よく言われていますが、

第二次世界大戦で
壊滅的な打撃を受けた後、
ワインの生産量減少と
相関して肝硬変死亡者が
激減したことは医学界では
有名なことです。

そもそも、日本人の45%は
アセトアルデヒドの代謝に
重要な役割を持つ
アルデヒド脱水素酵素の活性が
欠損しています。

都合の良いことだけを
鵜呑みにしない方が良いでしょう。

アルコール依存症なども
ともすれば、本人の意志の弱さ
などで片付けられてしまう傾向が
あるわが国ですが、

生まれつき
「薬物依存」になるひとが
いるはずありません。

人間関係、商談など
何ごとによらず、飲酒機会が
多く、「杯」を勧めたり、
あたかも、お酒を多く飲めることが
良いことであるような土壌に
問題があるかも知れません。

依存症になってしまうと
「飲酒運転撲滅キャンペーン」を
行っている警察の方まで
飲酒運転を起こしてしまいます。

ましてや、飲みたくもないのに
ストレスや不眠で「飲酒」することは
絶対、やめましょう。

2009.10.05 Mon l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲


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明日、10月5日の月曜日から
季節型インフルエンザワクチンの
予防接種を開始いたします。

数日前から
診療所のホームページにも
載せていましたが、

例年、10月中旬に
開始する「季節型」の
「インフルエンザワクチン」、

今年はすでに
「新型」が流行していることも
鑑みて、開始を早めました。

13歳以上の方は2,500円(税込)、
13歳未満の方は1,500円(税込)です。

13歳未満の方は例年通り、
2回接種が望ましいところですが、

例年に比べて
ワクチンの供給が極端に少なく、
在庫がない場合は2回目の接種は
難しいことがあるかも知れません。

あらかじめ、ご了承下さい。

65歳以上で
市公費をご利用の方は2,000円です。

なお、諸事情から「任意」、「公費」とも
予約制ではありません。

「新型」のワクチンも
医療従事者への接種を
10月19日から接種が始まると
政府が発表しました。

持病のあるかたや
妊婦のかたには11月以降に
順次開始するとのことです。

「季節型」のワクチンを
早めに接種されておくことを
お勧めいたします。

2009.10.04 Sun l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲


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9月30日の水曜日。

ナゴヤドームでの
今シーズンの
レギュラーシーズンの
最終戦でした。

ミスタードラゴンズ、
立浪和義選手の
引退試合だったのです。

関東圏では
中日主催の対読売戦。

地上波やスカパーでの
放送がなかったので
試合はおろか、
不覚にもスポーツニュースも
見逃していました。

と、言うか、
その時間、すっかり
ドラゴンズのことは忘れて、
母校から診療所に戻って
一心不乱にレセプトを
集計していました。

昨日、クルマの中の
ラジオ中継で
引退セレモニーを聴いたという
製薬会社の方から

「感動しましたねー」と言われて、
気がついたわけです。

くそー、VTRで良いから
どっかで見れないかなー。

最終打席も
タイムリー二塁打を放ったそうで
さすがは立浪です。

思えば、1988年、
ドクターフリッカーが
国家試験に合格して
医者のはしくれになったとき、

立浪選手は中日ドラゴンズの
「若きプリンス」として
ピカピカのルーキーで
デビューしました。

ドクターフリッカーは
内科に入局を決めて、
医者になってイバラの道でも

立浪選手が頑張っている限り、
負けないようにやり抜くぞと

心に誓ったものでしたが、
もう22年も経ったのですね。

いや、ホントに昨日のことのようで
「光陰矢のごとし」とはよく言ったものです。

しかし、遠からず、立浪は
ドラゴンズに監督として
戻ってくるでしょう。

まだまだ、
立浪には負けられん、と

かってに思う
ドクターフリッカーです。

それにしても、
引退試合を見逃したのは
痛恨だー。

2009.10.03 Sat l 思い出 l COM(1) TB(0) l top ▲


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みなさんは
落ち込んだとき、

どうやって
じぶんを奮い立たせますか。

スポーツや映画、
あるいは
ご自身のご家族など
まー、人それぞれ
いろいろあると思いますが、

ドクターフリッカーは
芸能人の石田純一さんに
元気づけられています。

最近の石田さん、
もう、「前向き」だとか
「positive」だとかと言う
レベルではありません。

歳を重ねるごとに
枯れるどころか、

顔もつやつやして
どんどん若返っていきます。

一昨日は22歳も年下の
東尾理子さんと婚約発表しました。

いや、良かったですよ。
お父さんの東尾修さんより、
辛うじて石田さんのほうが年下で。

でも、そんな
「平凡」なモノサシでは
石田さんの人生の価値は
測ることはできないのでしょう。

別にドクターフリッカー、
「不倫は文化」だとも
思っちゃいませんが、

あやかりたいと言いますか、
見習いたいものです。

「人生のフェアウエイを一緒に歩いてください」。

じぶんより10歳も年上のかたが
おっしゃっているとは
思えません。

ドクターフリッカーの人生、
ラフとバンカー、林の中、

場合によっちゃ、となりのコースの
フェアウエイだったりしますが。

理子さんのお父さんは
現役時代、バッターの
インコースをきわどくつく
ピッチングで有名でしたが、

石田純一さんは
「隠れた苦労」を顔に出さないで
人生の「インコース」を攻め続けます。

ドクターフリッカーも
「疲れた」とか、甘えたことを言って

人生、「守り」に入っている
場合ではありません。

2009.10.02 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲