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平和ってなんでしょう。
昨年、アメリカ大統領に
就任したばかりのオバマさんが
今年度のノーベル平和賞を
受賞しました。
「核廃絶」を訴え、
「イスラムとの対話」を重視した
政策はたしかに特筆に価するでしょう。
9月の国連安保理首脳会合では
「核兵器のない世界」を
提唱するオバマさんが議長を務め、
「核兵器のない世界」実現を
盛り込んだ安保理決議が
全会一致で採択されました。
しかし、依然として
アメリカは「核大国」であり、
「アメリカ対イスラム圏」の図式は
続いています。
「We can change.」
しかしまだ、
「The United States has not changed yet.」
なのです。
崇高な理念ですが、
アメリカは原子爆弾を
唯一、投下した国です。
しかも、広島にウラン原爆、
長崎にはプルトニウム原爆と
一度ならず、二度も。
アメリカの現職大統領として
贖罪の意識などは一連の発言からは
読み取れません。
オバマさんは、
広島や長崎の原爆資料館を
訪れたことがあるのでしょうか。
岩波書店「原爆の子」を
お読みになったでしょうか。
漫画「はだしのゲン」は
ご覧になったでしょうか。
あのオバマさんのことですから、
「核廃絶」をご自身の
政治活動のカードとして使ったわけ
ではないと思いますが、
第二次戦争以降、
常に戦争をしているのは
アメリカであり、
そのすべての戦争で
アメリカ本土は一度たりとも
戦場になったことはありません。
もちろん、ドクターフリッカーも
被爆経験もなければ、
戦争体験もありませんが、
本来、核廃絶は
被爆国である日本が
もっともっと、世界に向けて
発信すべきです。
アメリカの「核」によって
守られていた「日本」では
世界に発言できないのでしょうか。
そんな、バカな話はありません。
ほかの事はともかく、
「未曾有の惨劇」をアメリカによって
もたらされた日本は
もっと強く、「核廃絶」を
訴えることが「使命」です。
今からでも遅くはありません。
CO2排出削減による
温暖化対策も大事ですが、
わが国の新しい総理大臣も
「非核三原則」堅持より、
もう一歩、踏み込んで、
「全世界から核兵器廃絶」と
世界にアピールしてもらいたいと
思います。