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中学生、高校生の
文化祭シーズン。
今年はインフルエンザが
流行して、思うように準備が
進まなかったり、
参加自体を「辞退」する
サークルもあったようです。
いや、本当に大変です。
ドクターフリッカーは
高校のとき、
なんと「美術部」に入っていました。
ウチの美術部は
代々、部長は「芸大」に
進学すると言う「名門」なのですが、
ドクターフリッカーが
在学中はなぜか衰退の一途を
辿っており、あわや、廃部寸前という
状況でした。
絵やマンガは好きですが、
別に「美術」には興味もなかった
ドクターフリッカー、
部員が少なくなってしまったため、
美術の先生に「是非」と
言われて、「部長候補」として
入部しました。
2年生のときは
予定通り「部長」となり、
陣頭指揮で文化祭に
参加することになりました。
ただ「静物」や「風景画」、
を並べてても芸がないと思い、
当時、人気絶頂だった
「松田聖子」や「田原俊彦」の
似顔絵を貼りだし、
無料で来賓者の
似顔絵を描くコーナーを
作りました。
ま、他校の女子高生が
目当てだったのは
言うまでもありませんが、
世の中、そんなに甘くありません。
並んだのは「父兄」のお母さん方が
ほとんど。
リアルに描けば描くほど
不評で、お母さん方も
笑っているのか、怒っているのか
分らない表情で「似顔絵」を
持って帰られました。
おまけに文化祭の後の
朝礼の際、教頭先生の「総評」で
「美術部は本来の、あるべき姿を
取り戻してもらいたい」と酷評され、
苦い思い出として
残っています。
前後の部長は先輩も後輩も
芸大に進学したので
ことさら、ドクターフリッカーの
「不出来」が際立ってしまいました。
ま、美術とか芸術と
いうものは、なかなか奥が
深くて難しいもんです。