

↑↑共感して頂けたら、クリックお願いします。
結婚したばかりの頃、
「ボタンインコ」を
飼っていました。
名前は「チョコ」。
インコと言うと
あまり、利口ではなさそうに
思う人もいるかも知れませんが、
とんでもありません。
ひとり(一羽?)で
留守番もできるし、
フンも決まったところでしか
しません。
ほぼ、24時間、
部屋の中で野放しに
していましたが、
ホントに家族の一員で
食事も一緒にテーブルで
食べていました。
ただ、気性が激しく
すぐ、首などに噛み付くのには
閉口しましたが。
あと、鳥の習性でしょうか、
紙という紙をつぎつぎに
かじって、上手に短冊を作って
キッチンの引き出しの中に
「巣」を作ってしまったこともあります。
本棚の上に無造作に
置いてあった、「医師免許証」も
チョコのおかげで「きれい」に
周囲がギザギザになって
一回り、小さくなってしまいました。
何度も卵を産んでいましたが、
一度、卵が詰ってしまって
獣医さんに診ていただいたところ、
「巣作り」をやめさせないと
産卵が止まらないと指摘されて、
紙を取り上げてしまいました。
チョコがなんだか
不憫で仕方がありませんでした。
もう、10年以上前のことです。
昨日、母校の外来に行く前に
福祉保健センターに寄って
「麻薬免許証」の更新を済ませました。
手続きの際、
自分自身で「医師免許証」を
呈示しなければなりません。
久しぶりにみた
「医師免許証」。
相変わらず、
一回り小さくギザギザで
昔、家族の一員だったチョコを
思い出したわけです。