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おはようございます。
ドクターフリッカーです。

昨日は、朝から母校に行きました。
そう、午前中は学生諸君に講義です。

久しぶりに教育棟に入ると
古い医学部本館とは別世界の
「明るい」世界が広がっています。

ま、建物の「採光」の
加減もあるのでしょうが、
行き交う学生諸君や
明るい話し声が響く
教育棟は

薄暗い本館とは
まるで違います。

所定の位置にICカードを
置けば、自動的に
講義用のコンピュータが起動して
パワーポイントを映す
スクリーンが降りてきます。

学生諸君たちも
それぞれ着席して
所定の位置に学生証を
置くと、着席表に氏名が
表示されるシステムです。

カードだけ置いて
講義を抜けることは
出来ません。

と、言いますか、
ICカードを携帯していないと
教育棟への出入りは
出来ないのです。

ドクターフリッカーが医学部に
入学したころもよく、
「医学部の勉強量は
 昔の数百倍になっている」と
叱咤されたものでしたが、

それは今の学生諸君にも
言えることで、学ぶべき勉強量は
ドクターフリッカーの頃より
はるか膨大になっています。

じゃ、昔は量が少なく
楽だったのかと言えば
別にそういう訳ではないところが
大学の「勉強」の難しいところです。

今、講義で話している
「当たり前」のことも
20年や30年前には、全く未知のもので
先人が、試行錯誤を重ねて
得られた貴重な「知見」である訳です。

まだ、2年生ですが
「薬剤性肝障害」について
お話しました。

ふふん。

学生諸君、まだ医者の「卵」の
顔にもなっていませんが、
それは、裏返せば
限りない可能性があるということ。

若いっていいですね。

世の中の流行には疎い
ドクターフリッカーですが、

昨日の学生諸君が
一人前のドクターになる頃でも
「最先端」の医学の
話題だけにはついていけるように
したいと思うのであります。

2009.11.19 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲