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今年の診療報酬改定。

勤務医と開業医の
「格差」をなくす為に
開業医の再診料を
引き下げることが中医協で
検討されています。

ま、再診料はいくらが
「適当」なのか、
ドクターフリッカーには
解りませんが、

ドクターフリッカーも
大学病院のときは
午前外来を昼食も摂れず
午後の3時過ぎまでかかって
診療していました。

その後に
病棟の患者さんの
治療や検査を行うので
心身ともに「休むひま」もありません。

他所の病院に行った後も
夜は必ず大学病院に戻り、
重症患者さんの状態を
確認しました。

当直すれば
「腹痛」の患者さんは
なんでもかんでも
「消化器内科」が
直ぐにコールされ、
救急センターの医者と
「裏」でもめた事も少なくありません。

そういう殺伐とした環境で
「研究」や「教育」などの
業績を積み重ねて行くことは
並大抵のことではありません。

ましてや「医局長」のときは
まるで「人事課」や「職業斡旋」まがいの
ことまでしなければならず、

いくつ身体があっても
足りないと思ったものです。

ですから、
病院でなければ出来ないこと、
特に急性期疾患の
高度な救急医療に対しては
十分、配慮すべきと考えます。

一方、
開業医でなければ出来ないこと
もたくさんあります。

患者さんの話をよく聞いて
「内科」だとか、「消化器科」だとか
そういう枠ではなく広い範囲で
健康づくりや治療のパートナーと
なるのは、専門性がより高度な
大病院では難しいでしょう。

入院が出来ない方や、
限定した予約通院が困難な方にも
出来る限りの対応をするのが
開業医の仕事です。

忙しいと言っても
大学病院での外来は
毎日ではありませんし、

なんと言っても
医者が自分ひとりだと
いうことの「重圧」は
開業しなければ解りません。

勤務医でも開業医でも
そもそも、一律に
「診察料」を決めることに
無理があるわけです。

医療費の抑制策という枠組みで
「初診料」、「再診料」を
一律に定めるのであれば、

どこの医者にかかっても
同じ医療が受けられるように
「内容」も「統一」しなければ
おかしい訳ですが、

そんな矛盾した
バカな話はありません。

2010.01.26 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲