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ドクターフリッカー

今年から新しく中日ドラゴンズの
球団社長になった方が
9月上旬のジャイアンツ戦で
敗戦が決まったとき、

関係者通路で
こともあろうに「ガッツポーズ」を
したと言うのです。

事の真偽は定かではありませんが、
このことを知った現場首脳陣、
選手たちは、かなり憤慨したそうです。

そりゃ、そうでしょう。

球団社長が負けて「ガッツポーズ」では
球団、ドラゴンズというチームの
存在意義さえなくなってしまいます。

もっとも、この球団社長。

「コストカッター」と異名をとる
徹底的な経営至上主義者で

球団の財政立て直しに
親会社から送られた「刺客」
だったわけですので、

何とか高年俸の落合監督の退任に
こぎつけようとしていたため、
ジャイアンツに敗れたとあって、
つい、「ガッツポーズ」となったようです。

追い討ちをかけるように
9月22日に落合監督退任の発表。

しかし、オレ流に鍛えられた成熟した
「プロ」集団はそんなことには動揺もせず、
「監督のために」などという
陳腐な言葉もなく淡々、粛々と
ペナントレースを制しました。

ま、「経営」あっての「球団」ですから
親会社の方針も解らなくもないですが、
もう少し、上手にものごとを進めることは
出来ないものかとすごく残念に思います。

あと2年で勇退してもらう旨を
あらかじめ落合監督に伝え、
その上であらためて「常勝」に加えて
「後継者育成」を条件に2年契約を結べば
10年間、指揮を取っての円満退団と
なったことでしょう。

それにしても、件の球団社長。

優勝祝賀会のビールかけでは
ビールをかけられるどころか、
だれ一人として近寄らず、いよいよ最後になって
一人、自分で自分にビールをかけたそうです。

2007年、日本シリーズで優勝したとき、
ドクターフリッカーは風呂場で
スーパードライを一人、頭からかけましたが、
よもや、球団社長たる方も同じことするとは
思いませんでした。

つい、本音でやってしまった
球団社長の「ガッツポーズ」。
つらい「一人ビールかけ」となりました。

いや、経営とはつくづく大変ですが、
そんなチームの
来シーズンを指揮する高木守道さんも
大変だなと、今から心配です。



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2011.10.25 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲