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跳び箱

先日、どこかの中学校の
校長先生が意気揚々と
テレビで語っていました。

中学生になっても
「跳び箱」を上手に
飛べない生徒が少なくないそうで
それは小学校のときに
ちょっとした「コツ」を教えないから
だそうです。

それで中学校の校長が
わざわざ、自ら小学校に出向いて
小学生を指導。

みんな、跳べるようになったと
得意満面でした。

いや、良かったですね。

ま、「跳び箱」は跳べないより
跳べたほうが良いに決まってます。

ただ、
跳び箱を跳ぶことが大事なのか、
跳ぶための過程が大事なのか、

「コツ」を教えれば画一的に
跳べることが出来るかも知れませんが、
そんなことは百も承知で
小学校の先生がたはあえて「コツ」は
教えていないのかも知れません。

いや、話は別に「跳び箱」に
限ったことではないと思うんです。

中学校の先生がわざわざ
小学校に出向いて「跳び箱」を教える前に

中学校の先生は中学生に対して
しっかり教えることが
あるんじゃないかなーとか、

余計なことを考えてしまいました。
教育って難しいです。



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2012.04.30 Mon l つぶやき l COM(0) TB(1) l top ▲
ドクターフリッカー

大安となった昭和の日。

今日は久しぶりに
結婚式にお呼ばれです。

数少ないスーツから
比較的、今風のデザインの
一張羅を選んで着て行きます。

何しろ、学会と結婚式くらいしか
スーツを着る機会もなく
新調しても一回着ると
なかなか次に着るチャンスも
ありません。

似合わないんですよねー。
スーツって。
何か、七五三みたいに
なっちゃうんです。

夫婦は他人の始まりとも
言われますが、
家族の最小単位でも
あるわけです。

この先、いろいろあるでしょうが
二人で乗り越えていくのも
また、良いものです。

おっと、挙式は午前中からでした。

新宿のホテルですから
そろそろ出かける準備を
しなければなりません。

みなさんも良い休日を!



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2012.04.29 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

医師会からの要請で、
医者としての診療以外に
地域の健康保健活動に
参加することが多々あります。

学校医としての健診や講演、
地域ケアプラザでの活動や
ミニフォーラムなどもそうです。

先日、そうした活動の
途中で体調を崩された方が
いました。

本来、医療行為を
行う場ではありませんが、
医者ですから、
施設の方に診て頂けませんかと
言われれば、当然診察はします。

腹痛、と言うことですが
お腹は軟らかく、筋性防御、反跳痛は
認めません。

いわゆる、腹膜炎の兆候には
乏しいということです。

瞼の結膜に貧血は認めず、
熱もなく、血圧計はありませんが
脈や意識もしっかりしています。

痛みのせいか、やや過呼吸気味。

嘔吐はなくその日はお通じがないようで
胃腸炎かも知れませんが、
年齢などから虫垂炎の初期も
否定は出来ません。

早く受診した方が良いですが、
救急車を呼ぶ緊急性はないと判断。
何故なら、幸い、平日の昼間なので
どこの医療機関もやっている時間。

ご家族を呼んでかかりつけ医を
受診するようにとスタッフに伝えました。

ところが、もとの仕事に戻っていると、
最初に相談に来たスタッフが
いつの間にかいなくなりました。

地域の保健活動は
施設のスタッフと医者が協力して
行わないと、なかなか円滑に進まないので
大変困る事態になりました。

後で聞くと、腹痛の方、
施設長命令でなんと「救急車要請」となり、
そのスタッフが同乗して行ったそうです。

自分が診た後に、
急に容態が悪化したのかと心配しましたが、
別にそういうわけではないようです。

診て下さいと言われ、
お腹を診察して緊急を要する事態ではなく、
速やかに「通常受診」を勧告したわけですが、

腹痛のお腹を触ってもいない
施設長の何とかの一声で「救急車要請」。

「救急車」をタクシー代わりに
使っているとは言いませんが、
これではなんのために
自分が診察したのかわかりません。

腹痛の方は救急病院で
「急性胃腸炎」の診断。
歩いて帰宅です。

大事にならなくて良かったですし、
施設のトップは施設長ですから
いろいろな難しい判断もあるでしょう。

それはよく分りますし、
結果論でことの良し悪しを議論する
つもりもありません。

しかし、診療を要請された
居合わせた医師としては
一定の責任をもって患者さんの
診察を行い、診断を下しているわけで、

どうしてもと言うなら
せめて、施設長から
「救急車を呼ぶことにしました」と
一言、あってもしかるべきかなとも
思いましたし、

スタッフが同乗していくことで
本来の保健活動に影響が出ることなど
についてもその時点で
こちらにもコンセンサスが欲しいところです。

腹痛の方が大事に至らなかったこと。
これは本当に何よりです。



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2012.04.28 Sat l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲
Fravent2

地域の生活情報マガジン、
「フレヴァン」。
人気のフリーペーパーです。

毎月発行されていますが、
ま、諸事情で年2回ほど
広告記事を載せてもらっています。

5月号、出ました。

雑誌のど真ん中の
見開きに右にドクターM、
左にドクターフリッカー。

うーん。
なんか濃いな。すごく濃い。

こう言っては身もフタも
ありませんが、
同じ町内のクリニックで
見開きですよ。

これはもう、ガチンコで
張り合ってるとしか思えません。普通。

毎号掲載しているドクターMに
年2回だけ、ガチンコを挑む
ドクターフリッカーという感じでしょうか。

医療はケンカやスポーツでは
ありませんから、
ガチンコとか言っても
別に何かを闘って勝負している
訳ではありません。

ただ、自分に負けそうになる時、
ライバルの存在は貴重です。

他人の真似をしても仕方が
ありませんし、自分の出来ることを
しっかりやることが大切です。

これからも
「おかしな医療」だけは
やらないように自分に厳しく
して行かなければと

この掲載された記事を見て
気持ちを新たにした訳です。



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2012.04.27 Fri l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲
楼外楼

昨晩は六本木で
埼玉と都内で開業している
同級生と後輩と
三人で会食をしました。

後輩が開業して
無事一年たったので
そのお祝いです。

六本木。
何と華やかな響きでしょう。

もう、六本木ヒルズとか
ミッドタウンとか、
名前だけで圧倒されて
しまいますが、

昨日は飯倉片町交差点から
程近い中華料理。

開業して1年間の苦労を
聞いてあげるつもりでしたが、

結局、学生時代や
大学病院時代の昔話で
盛り上がりました。

そんなことしたかなと言う
話も出てきましたが、
ま、ブログには書けません。

それにしても
三人とも結構なオジサンに
なったものです。

木曜日が休診の二人は
夜の帳に消えて行きましたが、

今日も朝から胃カメラの検査がある
ドクターフリッカーは
一人、帰途につきました。

いや、真面目だ。
真面目すぎる。

何とも健全な
六本木の夜でした。



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2012.04.26 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
第一外科実習

大学に入った頃、
なかなか医学の授業は
始まりませんでした。

21世紀の今は
1年生から白衣を着て病院に行って
積極的に医療現場での実習を
何がしか行うようですが、

20世紀の医学部は
入学当初は一般教養の単位が
たくさんありました。

別に教養も
身につきませんでしたが
1年生のときは、
医学部らしい講義は
辛うじて「医学概論」という名の
学長自らの「お説教」だけでした。

昼ごはんなんかは
学食が混んでいる時には
大学病院の売店や食堂に
行くのが便利ですが、

学生の身分では
むやみに病院内に立ち入っては
いけない雰囲気でした。

2年生の終わり頃になって
ようやく基礎医学が始まり、
3年生でやっと臨床医学の講義に
たどり着いたのです。

5年生になると
臨床実習として医者と同じような
格好をして病院に入ることが
出来るようになります。

1年生のとき、
5年生の先輩に
「先輩、まるで医者のようですね」と
軽口をたたいたら、

「センセイと呼べ」と
叱られました。

今考えると、滑稽ですが、
1年生のときの5年生は
白衣が眩しくて
本当に天上人のようでした。

ですから、1986年、
自分が5年生になった時は
白衣を着れる嬉しさで

わざわざ、ワイシャツとネクタイを
買いに行きましたが
これも、今考えると失笑です。



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2012.04.25 Wed l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

高校のとき、親友が住んでいた
下宿がありました。

風呂はなくトイレは共同で
部屋には小さな流しが
付いていました。

無論、女子禁制です。

学校から近くだったので
悪友たちの溜まり場になりました。

下宿に住んでいるのは
高校生ばかりではありません。
浪人生や大学生もたくさんいました。

親友の部屋にたむろしていると
大抵、浪人生や大学生の
「先輩」がやってきます。

「お前ら、若いのー」とか
言ってタバコの煙をふーっと
かけられたりしたものです。

土曜日なんかに
徹夜でトランプの「大富豪」とか
つき合わされると
翌日の朝、喫茶店でモーニングを
驕ってくれました。

高校生だけでは入りにくい
喫茶店も浪人生や大学生の
「成人」と一緒なら入れます。

「ハッチ」とかいう名前の喫茶店。
まだ、あるのかな。

ドアを開けると「カランコロ~ン♪♪」と
鐘が鳴る昔ながらの喫茶店です。

ああいうところで
延々と人生の先輩の話を聴くのは
けして無駄ではなかったと思います。

アフロの頭にボール紙で作った
自作の「早稲田の角帽」をかぶった
浪人生の「先輩」もいました。

「必勝!早稲田」と書いた紙を
机の前に貼っていましたが
違う大学に進学するあたりは
なかなか人間味溢れる先輩でした。

今は、昔ながらの喫茶店、
あんまり見かけませんね。

スターバックスもかっこいいですが、
ナポリタンセットとか食べられる
喫茶店が近くに欲しいなと
思う、今日この頃です。

下宿の先輩が言っていた通り、
確かにあの頃は
若かったんだなーと思います。



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2012.04.24 Tue l 思い出 l COM(0) TB(1) l top ▲
ドクターフリッカー

日曜日の朝、
ゆっくりとコーヒーを飲んで
新聞を読み、午前中から
髪を切りに行ってきました。

何という幸せな
ひとときでしょう。

シャンプーをしてもらっていると
あまりの気持ちよさに
睡魔が襲ってきます。

さっぱりした頭で
駅前を少しブラブラして
本屋さんをのぞいて来ました。

やっぱり、たまには
こういう日も必要です。

午後からは税理士の先生との
今年度、最初の月例会。

個人事業主が
こんなに複雑で大変だとは
開業するまでは知りませんでしたが、

税理士の先生のおかげで
何とか「経営」というものも
成り立っています。

医療、日常診療に
出来るだけ集中するためには
この月例会はかかせませんし、

ときには税務以外の
個人的なことも
ご相談をすることもあります。

個人事業主が世の中という
大海を航海して行くのも
なかなか大変ですが、

医学部を卒業してから
ずっと大学病院で働いていた
「世間知らず」にとって
かけがえのない羅針盤。

一期一会と言いますが
人の出会いやご縁は本当に
大事だと思います。

4月も下旬だというのに
肌寒く、はっきりしないお天気。

今日も空はぐずついていますが
気温は高くなるようです。

大型連休前の一週間。

さて、はりきって
今日も朝一番の胃カメラから
始めましょう。よろしくお願いします。



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2012.04.23 Mon l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

知らない間に日本医師会長が
替わっていました。

ころころ替わるところは
日本の総理大臣にそっくりです。

いや、そう言えば
朝のラジオで4月1日に
会長選挙が何たらみたいな話題を少し
小耳に挟みましたが、

興味も関心もなく
前会長が落選したことも
知りませんでした。

朝日新聞社発行の
「AERA]に
「仁義なき戦いの構図」として
その会長選の舞台裏の
抗争の一部始終が掲載されていて

患者さんが
「こんなの出てましたよ」と
お持ちになって下さったので
初めて詳しく知ったわけです。

朝日新聞もヒマですな。
医師会なんかのことより、
今、大事なのは尖閣問題ですよ。

ま、山積する医療問題をそっちのけで
医師会の権力抗争に
明け暮れる医者という構図を
描きたいのでしょうが、

はっきり言って
本当にどうでもいいですし、
全国の医者、医師会員でどれだけのひとが
関心を持っていたのでしょうか。

記事を書いた
ジャーナリストの辰濃哲郎さんというひとは
ポスト争いにしのぎを削る会長選の
どこに国民がいるのだろうか、と
お嘆きのようですが、

医師会員でさえ不在な訳ですから
それは無理からぬことかも知れません。

医者が医者としての
仕事を全うすることが
先ず、第一であるべきであって、
もともとはそのための
「医師会」のはずです。

確かに地域というレベルでは
医療の連携という点で医師会という組織は
機能もしていますし、必要だと思います。

しかし、日本医師会、神奈川県医師会、
横浜市医師会、そして区の医師会と

幾重にも会費を払ってまで
何が何でも入会し続けることに
どれだけの意味と価値があるのでしょうか。

ま、日本医師会の会長は
誰が会長になっても同じです。

いや、別に同じがいけないとも
思っていませんし、
何も期待もしていませんが

それはそれで
医師会員としては
少しさみしいことです。



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2012.04.22 Sun l つぶやき l COM(0) TB(2) l top ▲
パスプロ

「パスプロ」とは
パス・プロテクション。

アメリカンフットボールで
パスを投げるクォーターバックを
プロテクトするオフェンスラインの
役目、仕事です。

パス、特にロングパスは
決まれば華麗です。

しかし、ロングパスを
投げるためには
レシーバーが遠くまで
走らなければならず、

必然的にクォーターバックの
ボールキープは長くなり、
それだけラインは身体を張って
パスプロをしなくてはなりません。

がんばって長くパスプロして
見事にロングパスが決まっても
スポットライトが当たるのは
クォーターバックとレシーバー。

万が一、ディフェンスライン、
もしくはラインバッカーが
メージラインを越えて侵入し、
クォーターバックが
タックルされてしまった場合、

これをQBサックと言いますが、

役目を果たせなかった不甲斐なさで
本当に申し訳ない気持ちになります。

しかし、オフェンスラインは
言い訳も出来ませんし、
する人もいません。

地味な縁の下の力持ち
「男」の仕事は寡黙なのです。

医者もそうです。
男は黙って仕事をする。

これが、医者たるものの理想の姿だと
常々、思っていますが、
なかなか、理想通りにはいきません。

え?上の写真、
パスプロがもれてる?

だから、言ったでしょ。
言い訳はしませんって。



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2012.04.21 Sat l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲
御三家

さー、今朝は
ぶっ飛ばされるのを承知で
禁断の似顔絵をアップします。

本当にすみません。

怒らないで下さい。
悪気はないのです。

はい。左上から時計周りに
あざみ野棒屋先生ドクターM
そして、亜沙郎先生です。

どうです。

毎日、ブログを更新している
御三家の先生がたです。

似顔絵にしても
すごい迫力でしょう。

ブロ友オフ会の時に
持って行って、ちゃんと
ご本人に見てもらってからと
思っていたのですが、
前回、欠席したので出しちゃいました。

ま、知らない方は
知らないわけで、
完全な楽屋オチです。

あれ?
なんか空気が凍ってます?

あちゃー、
またやっちゃいましたか。



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2012.04.20 Fri l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

毎年、恒例の
新学期の内科健診が
昨日から始まりました。

午前中の内視鏡検査を終えて、
すぐソイジョイをかじりながら
校医を務める中学校へ直行。

新学期を迎えて
活気あふれる生徒諸君、
200名余りの健診です。

聴診器を付けたり外したりで、
耳が痛くなるのももう大分慣れました。

校医になって7年目。

初めて健診を行った時
中学1年生だったひとが
今年は大学生になっている訳です。

当時は全校生徒数が
横浜市内で一番多く、1,000名を
越えていて、内科健診も
5~6回に分けて行いました。

今は新設の中学校も
出来たので少し減りましたが
それでも軽く800名以上の大所帯です。

先生がたも授業に部活に
生活指導にと、目の回る忙しさで
ご苦労も多いと思います。

今年は昨日と来週、
そして5月に2回の合計4回の
内科健診の予定です。

午後3時前に中学校を出て、
今度は地域ケアプラザへ。

昨日は新しい所長さんにご挨拶し、
地域の方との健康相談や
ケアプラザのスタッフの方との
話し合いをして来ました。

いろいろと変化のある新年度。

日々の診療も地域での活動も
足をしっかり地に付けて
自分の役割をしっかり果たして
行きたいと思います。



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2012.04.19 Thu l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲
HAPPY BIRTHDAY

カートゥーンネットワークから
こんなメールが届いていました。

子どもを相手にするには
マメじゃないといけないようです。

昨晩は医師会の班会だったのですが、
ドクターフリッカー2世の誕生日だったので
欠席にさせてもらって早く帰って
バースディケーキを一緒に食べました。

食事とケーキ。すでに相当なカロリーですが
お祝いなのでビールも飲みました。

育児ブログのようだと
評されたこの「いつでも夢を」ですが、

最近、彼には彼なりの世界もあるようで
みやみには2世の話題も書きにくくなってきました。

なにしろブログを書き始めた頃は
ろくすっぽに会話も出来ませんでしたが、
今は生意気な主張もいろいろと出てきました。

少しは成長しているのでしょうか。
月日が経つのは早いものです。

さて、今日の午後は
今年度最初の中学校の内科健診。

ま、成長と言っても
2世が中学生になるのは
まだずいぶん先のことです。

だいたいその前に
ランドセルを背負って
もらわなければなりませんからね。



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2012.04.18 Wed l つぶやき l COM(1) TB(1) l top ▲
ドクターフリッカー

昨日、話の最中に
だしぬけに左肩を小突かれました。

いきなりだったので、
こちらも動揺しましたが、

相手もとっさだったのでしょう。
思わず、と言った感じかも知れません。

別に肩は痛くありません。

しかし、心は痛みます。
いろいろな意味で。

人間同士、誠心誠意で
「話せば分る」と思っていましたが、
昨日はそれ以上、話すことが
どうしても出来ませんでした。

残念です。

こんな歳になって
自分の精神力が意外に
脆弱なことにもがっかりします。

それでも気持ちを切り替えて
全ての人と向き合いたいと思います。



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2012.04.17 Tue l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲
みやこメッセ

日帰りの京都の学会。
たまに乗る新幹線。

学会に行くのに
朝からビールを飲むわけにも
いきませんが、
帰りの新幹線ではビールと駅弁。

今回の内科学会。
研修医、医学生のための
特別シンポジウムがありました。

なんと、新鮮なことでしょう。

年齢が重なり、経験を積むと
妙に保守的になるものです。

明日の医療を担う
若きヒポクラテスたちの発表に
大いに刺激を受けました。

ちくしょー。若いっていいな。

まだまだ、向上心を持って
もっともっと勉強をしなければと

オヤジになった万年研修医は
新幹線の中でビールを飲みながら、
心を新たにして帰ってきました。

日曜日だからでしょうか。
家族連れの多い車内で
一人で飲むビール。

友だちと一緒に飲んだり、
家で飲むビールも良いですが、
こうして車窓を眺めながら
飲むビールもまた良いものです。

ういー。



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2012.04.16 Mon l つぶやき l COM(0) TB(1) l top ▲
ドクターフリッカー

今日、4月15日は
忘れもしない開院記念日。

いよいよと言うか、
とうとうと言うか、
10年目に入る節目です。

とは言うものの、
今日は日曜日で診療はありません。
これから京都に行きます。

春の京都は桜が
素晴らしいですが、
花見に行くのではありません。

日本内科学会の講演会に
出席するためです。

今日、15日の日曜日までの
開催ですが、
出席は日曜日の一日だけ。

開業医の辛いところです。

秋から冬にかけての
消化器病学会週間や
肝臓学会東部会にも出席予定。

日程上、やむなく
12月7日の金曜日は臨時休診の
予定です。

おっと、朝の新幹線で行くので
今日はこの辺で。

それでは、行ってまいります。



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2012.04.15 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

やっと春めいたと思っていたら
今日はまた天気も悪く
肌寒い陽気に逆戻りです。

桜は咲きましたが
なかなか春爛漫とは行きません。

昨日、夜の7時過ぎ、
急に頭がクラクラして身体が
揺れているような感じがしました。

働きすぎで疲れているのかと思いましたが
めまいじゃありませんでした。

福島県、茨城県で震度4の地震です。

インドネシアでは11日に
大きな地震があったばかり。

地球レベルでの
地殻変動が活発化している
今、この時に

何が根拠か知りませんが
関西電力大飯原発3号機、4号機の
安全性を経済産業大臣が
「最終的に確認」しました。

お隣の共和国が
長距離弾道ミサイルを発射しても、
政府は事態の把握もままならず
アメリカや韓国の報道が頼みの綱。

件の共和国には
長距離弾道ミサイルを成功させる
科学のレベルはないと
タカをくくっているのかも知れませんが

ないも同然の根拠で
原発再稼動は「妥当」と
閣僚たちが判断するわが国も
よその国の科学レベルを
笑っている場合ではありません。

春だというのにいつまでも
お寒い日々が続くわけです。



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2012.04.14 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
DSC_0809.jpg


ご存知「燃えよドラゴンズ!」。

1974年、
中日ドラゴンズが優勝したとき
元中日のピッチャーで
当時、中京圏では人気タレントだった
坂東英二さんが歌ってヒットしました。

いや、ヒットしたと思いますよ。
東京でも買うことが出来ましたから。
当時、500円のドーナツ盤です。

翌年は赤ヘル軍団、広島カープの初優勝で
惜しくも連覇とはなりませんでしたが、

ドラゴンズは終盤までペナントを争って
「燃えよドラゴンズ!V2」も
発売されました。

歌うは「ハヤシもあるでヨ!」の
南利明さん。

「燃えよドラゴンズ!」は
正式な球団歌や応援歌ではないそうで、

歴史を遡ると
あの古関裕而作曲の
「ドラゴンズの歌」なる球団歌が
出てきます。

1950年、歌うのは
「ああ、栄冠は君に輝く」などで
有名な伊藤久男さん。

どんなに勇ましいかと期待して聞いたら
何と言いましょう、牧歌的な曲でした。

1978年には
星野仙一、鈴木孝政、
藤波行雄、田尾安志、大島康徳の
5選手をバックコーラスに
朝倉隆さんという方が
「勝利の叫び」を歌いましたが

ファンにもほとんど
知られていません。

1997年、本拠地が
ナゴヤドームに移転した時には
「嵐の英雄(ヒーロー)」を
ボニージャックスが歌いました。

これも定着したとは
いい難いでしょう。

で、結局今でも歌われる
「燃えよドラゴンズ!」は
何度もリニューアルされて
最近はアニメソング界の兄貴こと
水木一郎さんが絶叫しています。

「燃えドラ」と水木一郎。

致命的にミスマッチだと思いますが、
ま、そんなことはどうでも良いことです。

はー、昨日も読売に負けましたか・・・。

とにかく勝敗に一喜一憂で
気が休まらない日が続きます。



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2012.04.13 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

昨日、母校の帰り道、
医師会に寄りました。

4月になって出さなければいけない
書類を提出に行ったのです。

その後、在宅医療を
中心に診療を行っている先生と
いろいろ、お話しする時間がありました。

大学病院に勤務しているとき、
20年近く前ですが、

週半日だけ町田の病院の
在宅医療をお手伝いしていた
時期があります。

一人で軽自動車を運転して
午前中、4~5軒の患者さんの
お宅を回るのです。

気管切開のカニューレや
鼻から胃に入っている
チューブの交換をしました。

患者さんの自宅で
一人で交換するのは
色んな意味で緊張したものです。

奥さまが患者さんのお宅。

二人暮しでいつも、
ご主人が出迎えて下さいました。

鼻から経管栄養のチューブが
入っていて、今は話すことも、動くことも
出来ない奥さま。

その晩、奥さまが倒れられる
数時間前にご主人と些細なことで
激しい口論があったそうです。

お伺いする度に
口論したことを悔やまれるご主人。

いや、夫婦ですから
たまには口論くらいはするでしょう。
でも、ご主人にとっては
奥さまとの最後の「会話」が
口論になってしまったのです。

そして、奥さまの食事の注入から
着替えから、何から何まで
全てご主人自ら、なさっていました。

まだ、当時は一般的でなかった
「胃ろう」をご提案しました。

奥さまのお顔から
胃に入るチューブがなくなり、
すっきり、きれいになられたのを見て
ご主人が涙を流されていました。

「胃ろうの功罪」は
今、多く議論されています。

ただ、大事なのは
議論ではなく、胃ろうを持つ方と
介護をなさる方の気持ちです。

誰しも生きるということは
いつかは死ぬということ。

あまり、難しく考えたくありませんが、
忘れてはいけないことです。



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2012.04.12 Thu l 医療 l COM(0) TB(1) l top ▲
ドクターフリッカー

暮らしが豊かになると
幸せになると思いがちですが

「原発問題」一つとっても
話は単純ではないことは明白ですし、
人間の欲望は上限がありません。

そもそも、欲望は生きるため、
あるいは子孫を残すための
生物の本能でもある訳です。

科学が自然に、医学は病気に
挑戦し続けて、人間の欲望を
昇華させて努力した結果、

人間の寿命も
飛躍的に延びました。

新薬の開発も含め、
高度先進医療は
一部の人びとには
多大なる恩恵をもたらしています。

10年前には
治らなかった病気が
治るようになっています。

しかし、全ての人が科学の
恩恵に与れるわけではありません。

難しいのはここら辺です。

自分が恩恵に与れない存在と
分った時点で
周りは見えなくなります。

幸せなひとが
妬ましくさえ思えてきます。

日本に住んでいると
考えられない悪環境の下でも
笑顔で暮らしている人がたくさんいます。

地球規模で見ると
伝染病や食料飢饉で多くの命が
消えていくところもあります。

空腹のときには
おむすび一つで幸せに
なることが出来ますが、

ご馳走が並んでいれば
誰もおむすびなんかには
振り向きもしません。

幸せはその時に持っている
「豊かさのモノサシ」によって
だいぶ、変わってきます。

10万円を手に入れて
次は100万円が欲しくなるのではなく、

今ある10万円に感謝できれば
幸せになれるかも知れませんが、

そこがなかなか難しいのです。



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2012.04.11 Wed l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

レム睡眠とノンレム睡眠が
あることはご存知ですか。

レムとは
Rapid Eye Movementの略で
いわゆる目玉がきょろきょろ
動いている睡眠です。

レム睡眠は浅い睡眠と
言われていますが
夢を見るのは多くは
レム睡眠の時のようですから、
起きたときに、はっきり夢のイメージが
残っているのは眠りが浅いとき
目覚めたということなのでしょう。

逆に夢を憶えていなかったり、
無理矢理、起こされる時は
シャットダウンしている脳を
強制起動させる訳ですから
気分も良くはありません。

睡眠のサイクルは
90分単位とも言われていますので
睡眠時間はその倍数、

450分、7時間半くらい
眠れれば快適だと思いますが、
なかなか難しいところです。

「眠れない夜」はみなさんも経験が
おありだと思いますが、いかがでしょう。

ベッドの中で何度も寝返りをうったり
枕を逆さまにして見たり、

眠れない、眠れない・・・と
眠っていないつもりで
うなされながら、はっと気が付いて、

時計を見たら午前5時。

なんてこと、ありませんか。

はっと気が付く訳ですから
きっと眠っているのでしょうが
何とも損をしたというか、モヤモヤします。

逆に現実にはあり得ないような夢を
見たときは妙に頭がスッキリしています。

あー、ちょうどいいところだったのに・・・。

夢の続きをもうちょっと見たかったな
と言うような時は
レム睡眠で眠りが浅くなっている時で
起きるのにはちょうどいいのかも
知れません。



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2012.04.10 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

「de novo」B型肝炎が
注目されています。

「de novo」とは
ラテン語で「再び始まる」
という意味。

映画タイトル風に言えば
「B型肝炎の逆襲」
と言ったところでしょうか。

ウイルスはB型肝炎ウイルスに限らず、
ひとたび、感染すると
容易なことでは身体から
出て行きません。

子どもの頃にかかった
「水ぼうそう」のウイルスが
何十年も経ってから
「帯状疱疹」として「復活」することは
よく知られています。

過去にB型肝炎ウイルスに感染した方、
はっきりと肝炎になっていなくても
身体の中にB型肝炎ウイルスが
入ったことがある方は

肝細胞の遺伝子の中に
B型肝炎ウイルスの遺伝子が
組み込まれるのです。

でも、今までは
ウイルス遺伝子のかけらが
肝細胞に残っていても
肝炎を起こさない程度なら
問題視はされていませんでした。

こうしたB型肝炎ウイルスの
過去の感染者は血液検査でも
ウイルスの存在を示す
HBs抗原や遺伝子検査で陰性だからです。

でもウイルスは肝細胞の中で
密かにその遺伝子のかけらを
作り続けてます。

一方、医学が発達して
今まで治らなかった白血病や
悪性リンパ腫と言った病気も
抗がん剤や免疫を抑制する薬の
進歩によって治療が期待出来るように
なってきました。

さて、ここで厄介なのが
身体の中に密かに残っていた
B型肝炎ウイルスのかけらです。

抗がん剤や免疫抑制剤によって
身体の免疫の働きが低下すると

それっとばかりに、かけらから
一気呵成にウイルスが大増殖して
劇症肝炎になる危険性があることが
分ってきました。

「B型肝炎の逆襲」、
「de novo」B型肝炎の脅威です。

抗がん剤や免疫抑制剤は
白血病や悪性リンパ腫のみならず
近年、発達著しい臓器移植や
関節リウマチなどの自己免疫疾患などにも
その使用範囲が広がっています。

B型慢性肝炎の患者さんは
B型肝炎ウイルスの存在が明らかですから、
こうした薬を使用するときには
あらかじめ抗ウイルス薬を予防的に
服用します。

しかし、自覚症状のないまま
B型肝炎ウイルスが肝臓に
潜んでいる場合、

そうとは知らずに
抗がん剤や免疫抑制剤を
投与すると大変危険です。

現在は抗がん剤、免疫抑制剤の
処方時に過去のB型肝炎ウイルス感染を示す
HBc抗体の検査を行うことが
ルーチンとなりつつあります。

医学の進歩で
浮上する新たな問題点にも
足元をすくわれないようにしなければ
いけません。



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2012.04.09 Mon l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲
モクレン

一昨年は3月に
たくさん花が咲いた
自宅の片隅のモクレン。

昨年はなぜか一つも
咲きませんでした。

今年もダメかなと
思っていたら
4月になってようやく
少し咲いてくれました。

普段、何も手入れをしていない
モクレンですが、
こうして花を咲かせて
心を和ませてくれます。

つぼみもあるので
まだもう少し咲いてくれるかな。



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2012.04.08 Sun l つぶやき l COM(0) TB(1) l top ▲
ハイセイコー

♪ 誰のために 走るのか
    何を求めて 走るのか

  恋に別れが あるように
    この日が来るのが恐かった
 
  ありがとう 友よ
    さらば ハイセイコー ♪♪

競馬のことはよく知りませんが、
なかなかの名調子、
「さらばハイセイコー」です。

昭和49年。

プロ野球界では長嶋茂雄が引退し、
競馬界ではハイセイコーが引退し、
一時代の終わりを告げました。

ハイセイコーは
ドクターフリッカーが
小学生時代を過ごした大井町から程近い
地方競馬「大井競馬場」の出身。

昭和47年に中央競馬に移籍し
大活躍して一躍人気となりました。

歌っていたのは確か、
ハイセイコーに乗っていた
騎手の方で本職の歌手ではありません。

典型的な昭和歌謡ですが、
あの当時はテレビやラジオから
流れる音楽はみんなこんな感じでした。

競馬好きな方にとっては
たかが競馬、されど競馬でしょう。

去年の震災と原発事故の影響で
競馬場のスタンドが損傷し、
放射性物質に汚染されたため、
レースが取り止められていた「福島競馬」。

先月26日に修復、除染作業を終え、
今日、4月7日に「競馬」が再開するそうです。

福島での競馬復活。

復興の道のりはなかなか
険しく、長いですが、
これも、確かな一歩なのだと思います。



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2012.04.07 Sat l つぶやき l COM(0) TB(1) l top ▲
ドクターフリッカー

ジャストシステムって
あのワープロソフト「一太郎」の
会社ですよね。

マイクロソフトの「ワード」なんか
もともと日本語向けじゃありません。

やっぱり、日本語は
日本の会社のソフトが一番と思って
学会の原稿や論文も
みんな「一太郎」で書いてました。

そんな「一太郎」のジャストシステム。

その優れた日本語解析能力を駆使して
昨年からセルフサービス型の
アンケートシステムを構築。

大規模なリサーチが容易に可能になる
「Fastask」なるものを展開しています。

いや、よく分りませんが
大きなプロジェクトには
市場調査は欠かすことは出来ません。

さて、いつものことながら
前置きが長くなりました。

その「Fastask」のモニタを使った
「Facebookの利用状況に関するアンケート調査」
の結果がジャストシステムから
発表されました。

じゃじゃじゃん。

Facebookを利用して、
ストレスを感じたことがあるかという質問に
約7割が何らかのストレスを感じると回答。

いや、衝撃ですな。

Facebookでの
「無理に作っているような感じ」
「ネットと現実での振る舞いが全く違う」
「自分を良く見せようとしている」
「キャラを作っている」
などの書き込み、投稿が
ストレスの原因として挙げられています。

いや、耳が痛い話ですな。

そりゃ、誰でもよく見られたいと
思うのが人情です。
ついつい、自慢話が
多くなるのも無理からぬところです。

実際とは違う、
理想の自分を演じている友人や知人に
違和感を抱いたとの回答が
多かったそうですが、

そもそも、ネットって
そういうものでしょ。



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2012.04.06 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

昨日の午後に
2件、広告記事の取材をお願いしました。

開業当時からいろいろな
宣伝広告を行ってきました。

電柱看板から始まって
駅の看板やバスのアナウンス、

さらにはタウン誌や
フリーペーパーの広告記事まで
いろいろお付き合いを
させて頂きましたが、

最近になって出稿する
メディアはだいぶ選別するように
なりました。

別に広告としての
「費用対効果」とかを
細かく分析した結果ではありません。

ただ、気の合うメディアの方には
長くお世話になっています。

患者さん、来院される方に
伝えたいメッセージや
診療所の特色を知って頂くためにも
それは有意義だと思うからです。

実際、看板や広告は
かなり「自己満足」的な
ものではないかとも
認識、自覚しております。

大体、ひと昔前は
町医者たるもの宣伝なんて
むやみにするものではないとさえ
言われていた時代もあります。

しかしながら、
看板も出してみると
それはそれでなかなか
いい感じです。

実際、自分の写真とかが
雑誌に載ってみると
何かまた微妙にくすぐったいのです。

自分の思い出作りをしている訳では
もちろんありませんが、
何年かして、もう一度見たとき、

自分自身と診療所の
成長を感じることが出来るような
広告記事は記録としても
残していきたいと思うのです。



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2012.04.05 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

昨日は午後から
大変な暴風雨となりました。

急速に発達した低気圧。

午後5時半には
東京羽田で風速30メートルを
記録しました。

交通機関にも
大きな影響がありました。

退社時間を繰り上げる
会社も多かったようです。

夕方、横浜市内では
保土ヶ谷区を中心に
広い範囲で停電のニュース。

嫌な記憶が甦ります。

待合室のモニターは
テレビニュースに切り替えました。

患者さんもさすがに少なかったですが、
診療終了はいつも通りの午後6時半。

暴風雨のピークのなか
スタッフは帰ることになりました。

「春の嵐」としては
いささか度が過ぎる
台風なみの暴風雨。

いっそ、台風と呼んでも
いいじゃないかと思いますが、
台風はあくまで
熱帯低気圧の発達したもの。

寒気と暖気から
発生する温帯低気圧が
日本海で急速に発達しても
それは台風ではありません。

発達した温帯低気圧を
「爆弾低気圧」と呼ぶそうです。

初めて聞きました。

自然にはまだまだ知らない
現象があります。



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2012.04.04 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
SunHeights

一浪の末、
何とか大学に入学して
一人暮らしを始めました。

1K、いわゆる六畳間に
キッチンがあるアパートです。

バス、トイレ付きでしたが
何故かトイレを通過しないと
お風呂に入れない
不思議な間取りでした。

プッシュホンは
すでにある時代でしたが
黒のダイヤル電話を引きました。

当時の電話番号、
まだ、憶えています。

用もないのに
あちこちにかけては
夜中まで長電話をしました。

「ちょっと、
 トイレ行ってくるから待ってて」。
いったい何を話していたのでしょう。

ラジカセと実家にあった古いテレビを
もらって持って行きましたが、
空っぽの本棚だけが立派な部屋でした。

医学部に進学していた
高校の先輩から、教科書が多くて
本棚はすぐ足りなくなるから、

出来るだけ大きいのを
用意した方が良いと言われて
それだけは新調したのです。

世田谷街道沿いの
アパートでトラックが走ると
よく揺れました。

「サンハイツ」という
そのアパートは親父が
探してきてくれました。

駅からは遠いし、
近所に飲食店も少ないし、
何でまた、こんなとこかなと
少々、不満でしたが

19歳の春では
親の気持ちなんて
かけらも分っていなかったなと
思い出します。



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2012.04.03 Tue l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

開業した9年前の4月。

保険指定医療機関の認可に
合わせて開院は
4月15日でしたが、

4月1日、予てから予定していた
職員トイレと内視鏡洗浄器置き場の
増設工事を朝から始めました。

工務店のトラックが来て
職人さんが仕事に取り掛かろうと
しているとき、
 
「継承開業」だったので
前の院長先生の患者さんが
知らずに何人も来院されてしまいました。

前の医院は一旦閉院する旨は
前々から告知して
頂いていた筈なのですが、

「4月15日から新たに開院します」と
申し上げても、

「何?今日、休診なの?先生は?」とか
「今日で、飲み薬がないんだけど」と
おっしゃる方がたくさんいて

工事の職人さんが
忙しく出入りして、電気ドリルが響く中、
来院された患者さんには
やむを得ず「保険外」で注射や処方を行いました。

薬価も何も知りませんし、
電子カルテもまだありませんので
全て、無料、持ち出しです。

さらに前の院長先生の私物が
診療所内にヤマのように残っていて、
処分するものと前院長の自宅に戻すものの
選別、整理にも大きく時間をとられました。

4月以降は他人が借りて
新しい診療所になるのだから、
あらかじめ、前院長が整理しておいてくれるだろう
などという考えは大甘でした。

開業を前に正直、
暗澹たる気持ちになったものです。

その為、大掛かりな内装工事はおろか、
最低限と思って予定していた
壁の塗りなおしも結局断念。

大学の後輩や医局の秘書さんが
開業祝いに訪ねて来てくれましたが、
電子カルテの設置さえも
ままならない雑然とした診察室や
閉まらないトイレの個室のドアをみて
言葉少なに帰って行きました。

今にみてろ、とまでは思いませんが、
こんなところでくじける訳には
いかないぞと、自分を鼓舞することで
精一杯でした。

最近、新規開業される先生は
小ぎれいなクリニックで「内覧会」を行い、
胡蝶蘭に囲まれて華々しく、
ご開業されますが、本当に羨ましいと思います。

そんなドタバタで始まった
ドクターフリッカーの開業。
それでも9年、頑張れました。

見た目も大事でしょうが
要は医者の仕事が
ちゃんと出来るかどうかです。

開業10年目、初心に帰って
今日からまた頑張ります。



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2012.04.02 Mon l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

4月1日、日曜日です。

有名なエイプリルフールですが
別に今日のブログも
特別なネタは仕込んでいません。

日曜日ですから
今日、結婚式とか挙げる方も
いらっしゃることでしょう。

花嫁さんがお色直しから
帰ってきたら別人になっていたとか、
ありそうなネタですが、

冗談はスマートに
やらないと返って逆効果ですから
難しいところです。

さて、昨晩は久しぶりに一人の夜。

診療終了後に
ゆっくり、レセプトチェックして、
電子カルテの「法改正」への
対応を確認してから
深夜に帰宅しました。

そう、早く帰って
プロ野球観れば良かったかなと
少し後悔しましたが
どっちにしてもデーゲームでしたから
夜、早く帰っても関係ありませんでした。

結果は川上投手が6回無失点の好投で
開幕2連勝と幸先のいいスタートです。

さて、今日もボヤボヤしていると
ドクターフリッカー2世のご帰還です。

夕方にウルトラマンの映画に行く
約束をしていますので
午前中は散髪に行こうと思います。

あれれ?
じゃ、今日も野球、
観れないのかな。



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2012.04.01 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲