
もちろん地震が大きな原因です。
そして「想定外」の津波があったことも。
しかし、
それまで国の威信をかけて
推進していた「原発政策」では
なかったのですか。
東北電力の女川原発は
大丈夫だったのに
なぜ、東京電力の福島第一原発では
炉心融解が起きたのでしょうか。
なぜ、炉心融解が
止められなかったのか。
なぜ、非常用ディーゼル発電機が
作動しなかったのか。
古かったからですか。
電力会社の危機管理に
問題があったからですか。
国は適正に電力会社を
統制していたのですか。
今でも横浜でも給食用の食材に
基準値異常の放射性物質が
検出されたと報道されていますが、
拡散した放射能は
どこまで拡がっているのでしょう。
復興、復興と言っているだけで
瓦礫の処理さえ自治体の足並みが
揃わないのはなぜなのでしょう。
こうした問題の検証が
主権者たる国民に全く見えてきません。
事故の解明も済んでいないのに
事故を起こした電力会社が
電気料金を上げるだとか、
寝言は寝てから言って欲しいものです。
政府は政府で
一体、何に使っているのか
分からない税金を勤労者から
散々、取り上げておきながら
土下座外交で近隣諸国には
大盤振る舞い。
あげく小手先の内閣改造で目くらましで
消費税をあげようとは何ごとでしょうか。
電力不足は深刻です。
しかし、街のまばゆい
ネオンを見て下さい。
24時間垂れ流されている
くだらないテレビを見て下さい。
電気は貯められないから、
関係ないのだと言いますが、
それにしてもではないでしょうか。
NHKあたりが率先して
もっと「節電」を呼びかけて
「大河ドラマ」や「大相撲中継」、
真夏の「高校野球のテレビ中継」を中止して
民放も平日の正午から夕方まで
テレビ放送を止めてみたらどうでしょう。
24時間テレビとか、27時間テレビとか
もう、本当にがっかりと言うか、うんざりです。
起きたことの検証も
十分に行わず国の主権たる国民に
ろくな説明もしないのは
戦前の日本から全く進歩がありません。
何が民主主義でしょうか。
電気が足りないから
やっつけ仕事で帳尻を合わせて
原発を再稼動させるのが
政策というのなら
資源が足りないから
大陸や南方に攻め入って
領土を拡大しようとした
戦前の政策とまるで一緒です。


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