
与党も野党も
現職の国会議員のセンセイがたが
「勝ち馬」に乗るにはどうればいいかと
右往左往している有様ですから
まったく頼もしい限りです。
こんな国会議員ばかりだから
都政を放り投げて知事を辞めた方や
地方都市の市長に過ぎない方たちが
国会議員を差し置いて「日本を救う」とか
息巻くのも仕方がないのでしょうか。
今は政局をどうのこうのではなく
「復興」を最優先に団結して国政を
行うべきでなのに
復興予算はデタラメに使って
来年からは「復興増税」とか
冗談も休み休みにしてもらいたいと思うのは
ドクターフリッカーだけでしょうか。
10月も終わり。いよいよ晩秋です。
なにがハッピーハロウィンなのか
さっぱり分かりませんが、
欧米文化を楽しく
取り入れて景気が良くなるなら
それはそれで良いかも知れません。
今日は水曜日。
しっかり、内視鏡検査を行って
月末を締めくくりたいと思います。


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昨晩は医師会内科医会と
地域中核病院との連携勉強会。
進行役を仰せつかっていたので、
診療終了後、電子カルテのバックアップや
日報点検もせずにかけつけました。
19時15分、開始。
すべり込みのセーフです。
肝胆膵領域の
難度の高い外科治療についての
特別講演を拝聴しました。
消化器領域、特に消化管領域は
内視鏡検査の診断能力の向上や
EMR(内視鏡的粘膜切除術)に加えて、
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)が開発され、
早期がん治療の目覚ましい進歩に
目を見張ります。
一方で肝胆膵領域は
早期発見が困難な場合も少なくなく、
進行した悪性疾患では
外科治療の加えて術前、術後の
放射線療法、化学療法と
集学的な治療を行わなければなりません。
開業医となった現在は
自分が直接、進行がんの治療に
携わることはありませんが、
前線の実地医療を行う上で
高難度手術の最先端の現況を知ることは
極めて有意義なことでした。
秋から冬にかけて
勉強会や学会が多くなります。
気持ちを引き締めて
学んだことを日常診療に
フィードバックしたいと思います。


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昭和の野球漫画。
巨匠、水島新司の名作です。
特に「あぶさん」。
初期の5巻くらいまでは
珠玉の名作ぞろいです。
急に読みたくなって
まとめて5冊買ってしまいました。
ついでに「野球どアホウ伝」。
こちらは短編集で全5巻。
「一体、どこにしまうの!」と
叱られていますが、
今や、漫画はほとんど
処分してしまっているので
10冊くらいは許して欲しいものです。
ま、いい歳をして野球漫画でもないと
解っているのですが、
ベッドに入ってからパラパラめくると
古き良き「昭和のプロ野球」が蘇り、
心地よく眠りに付くことができるのです。
あー。やっぱ、いいな。


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10月最後の週末となった
昨日の土曜日。
インフルエンザの予防注射も
立て込んで、お待たせしてしまった
患者さんもいらっしゃいました。
申し訳ありません。
もう少し、手際よく診察できないものかと
自分でも思いますが、
診療、診断の王道なしと言いますか、
無駄を極力省いても
欠かすことの出来ないことも
あるのが実際のところです。
忙しくても、何でも
「心を込めて」をモットーに。
けして、診療が遅い
言い訳ではありません。
とっぷり暮れた夕刻に
やっと一息ついて
缶コーヒーを飲みながら
郵便物を整理していたら
はずみで缶がひっくり返って
机の上がコーヒーまみれにになって
あろうことか、ズボンまで
びしょびしょになってしまいました。
夜、コーヒーまみれのズボンで
ひとりで机と床を拭く中年医師。
なんともわびしい情景ですが、
しばらく診察室が
コーヒーくさいかも知れません。
余計な仕事が増えましたが、
こぼしたのが冷たいコーヒーで
良かったです。ホント。


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少し先の予定ですが、
12月の臨時休診について
お知らせいたします。
日本肝臓学会東部会のため、
12月6日木曜日は午後休診、
12月7日金曜日は終日休診いたします。
ご不便をおかけいたします。
当初は12月7日のみ、
教育講演会のため休診の予定でしたが、
一昨日に12月6日の夕刻に
評議員会開催の通知がありましたので
急きょ、同日午後も休診いたします。
12月の休診は心苦しい限りですが、
しっかり勉強してまいります。
学会での講演会や評議員会も
肝臓専門医として重要なことですので
ご理解いただけるようお願い申し上げます。
2日続けての出席ですが、
開催は品川ですので残念ながら
宿泊の予定はありません。


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昨日はプロ野球のドラフト会議。
いきいきした若人の
コメントが踊る中、
ロートルな話題ですみません。
中日ドラゴンズの
投手コーチの権藤さんが
退団することになったそうです。
秋季練習の話もされており、
当然、留任かと思いましたが
電撃退団となりました。
球団代表によれば
モリミチ監督の意向もあっての
退団だそうです。
一体、何を考え、どこを見ているのか
わからない球団の方針です。
はっきり言えば
今シーズン、2位に食い込んで
クライマックスシリーズで
最後までジャイアンツと戦えたのは
落合前監督に鍛えられた選手と
投手起用を任されていた
権藤コーチの手腕によるものです。
過去にも権藤コーチは
近鉄時代、仰木監督との確執が
取りざたされましたが、
1998年の横浜を日本一に
導いた手腕をみても
指導者として優れていることは
論を俟ちません。
契約が切れる再来年の
ポスト高木を見据えての
首脳陣のテコ入れだそうですが、
さっぱり意味不明です。
若いコーチに権藤コーチから
コーチングを学ばせるのが
本当ではないでしょうか。
「瞬間湯沸かし器」を
たしなめるコーチがいなくなっては
ベンチの中で周囲の選手が
逆に冷め切ってしまうのではないかと
今から来シーズンが心配です。


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寒暖の差が激しいせいか、
風邪が流行っています。
インフルエンザもちらほらですが、
咳と鼻水を訴える方が増えています。
マイコプラズマやRSウイルスも
例年より早く流行しているようです。
一昨日から
ドクターフリッカー2世の
体調も今ひとつ。
発熱はないものの
咳と鼻水でけっこう辛そうです。
そう言えば、
お母さんも先週、咳をしていましたから、
感染したのかも知れません。
水曜日は早く帰れるので
家族揃っての夕食が慣例となっていますが、
それでも昨晩はチャーハンが食べたいと
言っていたので心配はないでしょう。
テーブルにチャーハンが出たところで
医師会の「学術講演会」があったことを
思い出しました。
食べずに行こうかと思いましたが、
空腹に負けて5分でチャーハンを平らげ
医師会の会議室までクルマを飛ばしました。
いや、普段、患者さんに
「食事は良く噛んで、ゆっくり」などと
言っていますが、
チャーハンって急いでかき込んで食べると
すごく旨いんです。
講演会のテーマは「慢性腎臓病」。
今年、改定された診療ガイドラインを
中心に実地医療に役立つ内容を
山形から新進気鋭の准教授をお招きして
大変分かりやすくお話して頂きました。
帰る頃になって
胃に妙なモタレ感が出てきました。
やっぱり、かき込んで食べるのは
身体には良くないですね。


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10月も残り1週間。
空も高くなり、夜は星が良く見えます。
朝、玄関を出たときの
冷たい空気は季節が確実に
冬モードになることを感じさせます。
診察や検査のとき、
寒くならないように
空調を調節しているつもりですが、
この時期はなかなか難しいものです。
朝の内視鏡検査など
検査着に着替えて頂くときは
薄着になるので検査室は
比較的室温が高めになるようにしています。
冬の本番はまだ先ですが、
秋の間にしっかりと体調を整えて
寒い時期に備えましょう。
秋の夜長に音楽を聴いたり、
本を読んだり、あるいは勉強したり。
みなさん、お忙しいと思いますが
睡眠時間はしっかりとって
蛋白、ビタミン、ミネラルをバランスよく
食事から摂るようにしましょう。
そして、これから流行が懸念される
インフルエンザの対策については
やはり、予防接種をお勧めします。


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昨日、中日ドラゴンズは
クライマックスシリーズの
最終戦で敗れ、
日本シリーズ進出の夢が
絶たれました。
2012年のプロ野球が
終了した訳です。
最終回、大島のタイムリーで
引退が決まっている英智が
生還したのはせめてもの意地でした。
シーズン全体を見れば
故障者が続出した中で最後まで
日本シリーズ進出を賭けて
ゲームが出来たことは大健闘で
賞賛に値するとは思いますが、
それでも、やはり最終的に
勝つことが出来なければ、
クライマックスに出場しようが、
リーグ戦で最下位になろうが、
基本的には大差ないのがプロ野球の
厳しいところです。
個人的には「ファンのおっちゃん」が
一杯やりながら応援しているような
モリミチ監督の采配は嫌いではありません。
しかし、「ファンとともに」という
スローガンの意味をもう一度良く考えて
来期に臨んで欲しいと思います。
そして、
不可抗力であることも事実ですが
主力選手に多くの故障や怪我人が
出たことはチームとして十分に
検証して頂きたいものです。
山内、大野、伊藤、
若手投手が本当に奮闘した
ファイナルステージ。
この経験をぜひ来期に
生かしてほしいと思います。
精一杯戦った
満身創痍のドラゴンズナイン。
本当にお疲れさまでした。
今は力を出し切ったことを
誇りにして胸を張って下さい。


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昨日は
税理士の先生と月例会。
日曜日と言えど
なかなか完全休暇とは
いきませんが、
それでも近くの
公園の見えるお店で
ランチをご一緒しました。
大学勤務のときには
診療以外の仕事も何かと多くて
開業医になれば
診療に専念できると
思っていましたが、
国民の義務である
「納税」ひとつとっても
自分だけでは処理できないように
なるとは思ってもみませんでした。
最初の2、3年こそ
いわゆる「経営状況」にも
やきもきしていましたが、
ま、「低空飛行」でも
墜落だけはしなければ良いと
開き直ったせいか、
最近は診療所の経営状況が
どんな案配なのか、
すっかり税理士の先生に任せきり、
頼りっぱなしの状態です。
「クリニック経営セミナー」
のような類のダイレクトメールや
ファクシミリがよく届きますが、
今のところ、
院長自ら「経営」に没頭する
余裕はありません。
深まり行く秋を感じながら
ランチを食べて、
とにかく背伸びをしないで
自分のポジションで一所懸命に
仕事をしようと思った次第です。


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昭和18年、1943年の
今日、10月21日に
神宮外苑競技場で
あの学徒出陣壮行会が開催されました。
時どき、モノクロの昔の
ニュース映像を見ることがありますが、
冷たい10月の雨の降りしきる
競技場を行進する出陣学徒たち。
映像は勇ましい音楽と
雄雄しいアナウンサーの実況中継。
純粋で真剣なまなざしで
一糸乱れず進んでいく出陣学徒。
しかし、やがて
画面はズームアウトして
鉄砲を担ぐ学徒の上半身から
地面の水たまりの中に映る
ゲートルの行進へと変わります。
なんと悲哀に満ちた
映像でしょうか。
当時の新聞が
「征け学徒、勝利はその鉄腕に」
「もとより生還を期せず」
などと無責任な見出しで報じる中、
この映像を撮影した
カメラマンの心の中に去来したものは
なんだったのでしょうか。
そして奇しくも一年後の10月21日。
「神風特別攻撃隊」が初出陣し、
戦局はもはや「底なし沼」の様相となりました。
いつの時代でも
矢面に立つのは国民であることを
忘れてはなりません。


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セントラルリーグの
クライマックスシリーズ。
ファイナルステージで
中日ドラゴンズが
まさかの3連勝で王手をかけました。
第3戦は接戦。
4対4の同点の10回表。
谷繁のスクイズ失敗直後の
堂上剛裕の値千金決勝タイムリー。
最後はクローザー岩瀬が
3人で締めてゲームセット。
2007年にやはり
レギュラーシーズン2位から
ジャイアンツを破って
日本シリーズに進出したことが
脳裏をよぎります。
夢よ、もう一度と期待してしまうのは
ファンとしては致し方ありません。
ここに来てポストシーズン、
短期決戦の戦い方を熟知している
ドラゴンズナインは本当に
頼もしいです。
さすがに今日はドラゴンズは満を持して
先発投手はベテランの川上でしょう。
ジャイアンツは澤村かな。
ジャイアンツがこのまま
引き下がるとも思えませんが、
なんとか、あと一つ。
頑張って欲しいと思います。


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「ブレない心」などと
言いますが、
バカにならなないと、
なかなか「ブレない心」を
持つことは出来ません。
こうと決めたら
その為にとことんやる。
軋轢があろうが、
他人にどう思われようが、
そもそも、そんなことは
目的ではないからです。
目的を達成するには
どうするべきか。
常にそのことだけを「ブレ」ずに考え、
他の事なんかには
構っていられません。
ところが、少しばかり
頭が良いといろいろ考えます。
体裁だとか、立場だとか
見栄だとか、義理だとか。
そう、効率なんてものも
時どき、考えます。
仕事でも、何でも
そんなことを考えているうちは
「ブレ」まくっている証拠です。
ドクターフリッカーも
まだまだ頭が良くて困ります。


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♪ どんなにさみしい夜も
やさしい声が聞こえる
にじんだ瞳の中で
小さな未来が生まれる ♪♪
昨日の午前中は
さわやかな秋晴れ。
すがすがしく胃カメラを行い、
母校の外来にクルマを走らせる頃は
怪しい空模様になりました。
外来後、医局で少し談笑して
駐車場に戻る前に
帰りのクルマで飲もうと
缶コーヒーを買いましたが、
小銭入れにたくさんの
五円玉と一円玉が貯まっていたので
あえて自動販売機ではなく
売店で購入。
病院別館から駐車場出るときに
傘がないことを後悔するくらい
雨が降っていました。
びしょびしょになって
乗り込んだクルマでは
とても缶コーヒーを飲む気分には
なれません。
なんだか、ついてないな・・・と
思いながら走らせるクルマのラジオから
山下達郎の「ヘロン」。
♪ 鳴かないでヘロン
雨を呼ばないで ♪♪
お!なかなか、いい選曲。
でも、もう、じゃんじゃん雨、
降ってるじゃん・・・。
と、思いながら、雨の夕暮れ。
学生時代から走りなれた街の
帰途を急いだのでした。


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11月の日曜日に
開催される学会の教育講演会の
申し込みをしようと思ったら、
その日はお母さんの生徒さんたちの
ピアノの発表会だったことに気付きました。
今回は2世は演奏しないので
二人でどこかに出かけようと
約束していたのです。
幼稚園児を連れて
教育講演会はちょっと無理か。
今回は2世との約束が先でした。
ま、仕方がありません。
教育講演会は来年の6月に出席します。
でも、どこに行こうかな。


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石川五右衛門じゃありません。
「嘘つきは泥棒の始まり」のことです。
iPS細胞を臨床応用したと
虚偽の発表をした
研究者?が、昨日帰国して話題になっています。
しかし、数多くの学会発表や論文の中には
うっそ?マジ?と思うようなものも
けして少なくはありませんし、
件の研究者以外にも
遠からずのひとはたくさんいそうです。
ただ、そういった方の発表は
見る人が見れば違和感があるのが
一目瞭然で多くは黙殺されておしまいです。
今回の一件は本人への取材のみで
大きく報道した通信社や新聞社に
むしろ大きな問題があると思います。
テレビやネット、新聞広告でも
医療や健康に関する情報が溢れ返っています。
すぐに「神の手」だの「行列が出来る」だの
医学や医療からかけ離れて、
ろくな取材もしないマスコミの報道姿勢こそ
責められるべきではないでしょうか。
何とか博士や何とか研究所とか
うさんくさいものもたくさんありますから、
ひとの弱みに付け込むような
こうした報道、あるいは広告には
もう少し厳しいハードルが必要かも知れません。
って言うか、医者じゃないのに
患者さんに手術なんか出来るわけないでしょ。
それにしても、
嘘が嘘を呼ぶような見苦しい記者会見、
とても正視に堪えません。
もういい加減に
マスコミが自らの過ちを
かの研究者に転嫁するかの如く
メディアにさらし続けるのは
止めてもらいたいと思います。


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セントラルリーグの
クライマックスシリーズ、
ファーストステージ。
一昨日は快勝した
ドラゴンズですが、
昨日はスワローズに完封負け。
9.5ゲーム差の
下位チームとは言え
レギュラーシーズンの
直接対戦成績は
中日の8勝13敗3分ですから
ま、すんなりとは行きません。
失点は一昨日も昨日も
スワローズのバレンティンの
ソロホームランのみですから、
投手陣は頑張っています。
何よりシーズンほとんどを
棒に振った昨年のMVP、
浅尾拓也投手の復活が救いです。
打線は相変わらずですが、
昨日は「
センター大島」が
4安打の活躍でした。
エース吉見投手は
怪我で離脱したままですが、
今日、勝って東京ドームに
乗り込むことが出来るでしょうか。
あわよくば・・・と
思うのがファン心理でしょう。
高木監督、権藤コーチの手腕と
川上、山本昌、山﨑の
ベテラントリオの奮起に
一縷の望みを賭けたいところですが、
それにしても
ちょっと、山﨑は太りすぎです。


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子どもの頃、
夜店で買ったひよこ。
小さくふわふわのひなが
ピヨピヨと鳴く姿は
本当にかわいらしく
あっという間に我が家の
アイドルになりました。
やがてトサカが生え
ふわふわだったピヨちゃんの身体は
立派な白色レグホンへと成長しました。
ニワトリのエサも食べましたが
カツオ節をかけたご飯も大好物でした。
トサカも大きくなり
くちばしや蹴爪も鋭くなって
じゃれて飛びつかれて
足を怪我したこともありました。
真夜中の「コケコッコー!」にも
閉口しましたが
それでも庭を「コッコッコッコッ・・・」と
歩き回る姿は愛らしく
「砂浴び」が出来ないピヨちゃんを
庭でシャンプーしてやりながら
ニワトリもペットになるのだなと
可愛がっていました。
しかし、転機が訪れます。
飼い始めて1年半。
隣家が火事になりました。
真夜中で叩き起こされ、
ピヨちゃんを抱えながら
不安な気持ちで消防車を待ちました。
火事の後、更地にされた
隣りと我が家の間には簡単な
トタンの塀が作られただけでした。
それが、ピヨちゃんにとって
最大の不幸でした。
庭に放し飼いにしておいた
ピヨちゃんはトタンの隙間から
往来に出て行ってしまいます。
夕方にはまた戻ってくるのですが
外でどうやら歩いている人を
追いかけ回したようなのです。
苦情の電話がかかってきました。
もともと夜鳴きでも相当
近所迷惑だったと思います。
両親がこそこそと何か話していました。
内容は大体、察しがつきますが
あえて気が付かないふりをしていました。
ある日、学校から帰ってくると
ピヨちゃんがいませんでした。
広い庭のある家で
飼ってもらえるように知り合いに
頼んだそうです。
「そうなんだ・・・」。
納得したふりをしました。
その時はそうする以外は
思いつきませんでした。


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10月も早いもので
もう2週間が過ぎようとしています。
インフルエンザの予防注射が始まり、
子供の運動会や裁判所の鑑定書の作成など
あっという間に時間が経って行きます。
インフルエンザ陽性の方も
すでにちらほらいらっしゃいます。
開業医にとっては
忙しい時期になりますが
忙しいときほど丁寧に
仕事をしなければいけません。
患者さんをお待たせするのは
心苦しい限りですが、
患者さんからのサインを
見逃すことは絶対避けなければ
いけません。
古い言葉ですが
「急がば回れ」。
てきぱきと仕事をこなしながら、
見るべきところはしっかり見るように。
この季節。
もう一度、スタッフともども
肝に銘じたいと思います。


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裁判所から手紙が来ました。
交通違反の免停や裁判員の要請では
ありません。
知らない間に
誰かに訴えられたりした訳でも
ありません。
鑑定の依頼です。
公費申請の診断書や
医療要否意見書、
介護保険の主治医意見書とは
ちょっと違う感じです。
「良心に従って誠実に鑑定することを誓います」。
こんな「宣誓書」なんか書かなくたって
いつも良心に従って誠実に
診療も書類作成もしているのですが、
何だか宣誓書を書いただけで
どっと疲れが出てきました。
「事件」と言っても
ドラマで高嶋さんが
「姉さん、事件です」と言う「事件」ではなく、
裁判所が取り扱う事例は
すべからく「事件」と呼ぶそうです。
裁判所と言うだけで
最初から、ビビって腰が引けています。
すごく大変そうな書類ですが、
書けるのでしょうか。


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神戸の学会。
消化器関連学会週間に
出席してきました。
学会週間としての開催は
今年で20回目。
参加学会の中では
日本肝臓学会、日本消化器病学会、
そして日本消化器内視鏡学会。
この3つの学会が所属学会です。
のぞみ号で新神戸へ。
無料シャトルバスでポートアイランド。
会場が広く迷いましたが
一番大事かも知れない
専門医更新の単位登録を済ませて、
汗ばむ陽気の中、
シンポジウムの会場にたどり着きました。
テーマは「C型肝炎治療の最前線」。
18演題と盛りだくさんでしたが、
診療所では使用していない
Telaprevirの現状を
少し垣間見ることが出来ました。
午後は「高齢者のC型肝炎」の
ワークショップ。
なんだか「C型肝炎」ばかりのようですが、
たった1日の出席ですから仕方ありません。
物足りなさはありましたが
宿泊する予定もないので
サテライトシンポジウムは
失礼して会場を後にしました。
まだまだ、勉強しなければ
ならないことがたくさんあるなと
思いながら帰りののぞみ号の中で
飲んだ缶ビールはなぜか
いつもより苦い味でした。



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本日10月10日、水曜日は
神戸で開催される
「消化器病関連学会週間」に
出席してきます。
午前中の内視鏡検査もお休みして
終日休診となります。
日帰りの慌しい参加となりますが、
行ってまいります。


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京都大学iPS細胞研究所所長の
山中伸弥博士が
日本で二人目の
ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
いや。良かった。
おめでとうございます。
目先の営利や出世が
目的ではない研究で
山中博士がノーベル生理学・医学賞を
受賞したのは久しぶりの明るいニュース。
自信を失くしかけている
日本を勇気付ける大快挙です。
科学ではまだまだ
日本はアジアでトップクラスです。
ノーベル生理学・医学賞受賞の博士は
奇しくも同い年。
張り合っても仕方ありませんが、
こちらはせめて地域医療で敢闘賞を
取れるように頑張りましょう。


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10月の連休、
いかがお過ごしでしょうか。
昨日はドクターフリッカー2世の
運動会でした。
一昨日から義父も
訪ねて来てくれましたが、
朝から小雨がぱらつく
あいにくの空模様。
一部プログラムを変更、
1時間遅れで開会となりました。
肩の痛みをおして参加する予定だった
親子競技は残念ながら(?)
中止となりました。
午前中には雨が上がるという
天気予報にもかかわらず、
入場行進が終わった頃、
一段と雨が強くなり、何とか一種目終わって、
さあ、次が出番というところで一時中断。
進むことにも、戻ることにも
いつも決断には勇気が必要です。
お弁当時間を繰り上げ、
天気を見ながら午後1時から再開。
かけっこやリレーは
グラウンド状態不良で延期となり、
午後一番に演技を見事に披露したところで
運動会は終了しました。
いや、ずぶ濡れの先生がたには
本当に頭が下ります。
昨日は午前10時頃には
雨が上がる予報でしたから
中断も苦渋の決断だったでしょうが
英断だったと思います。
皮肉なことに幼稚園から
帰る頃になってから
お日さまと青空が出てきました。
ま、とりあえず
今日は家でゆっくりしようと
思っています。


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♪ 紅い夕焼け 燃える大波
戦い終わって 明日を夢見る ♪♪
横浜市営地下鉄が
サイボーグ009のリメイクと
コラボするそうです。
新しい「009」。
うーーーん。
どうでしょう?カッコいいのでしょうか。
ちょっと複雑な気がしないでも
ありません。
最近の仮面ライダーや戦隊モノも
全て原作は「石ノ森章太郎」。
「サイボーグ009」なんて
まだ幼稚園の頃に白黒で
見てましたから、不死鳥のようです。
これだけ繰り返し
新たなストーリーで
シリーズが復活するというのは
ディズニーを凌駕しているのでは
ないでしょうか。
こうなったらいっそ、
横浜市に頑張ってもらって
みなとみらいあたりに「石ノ森ワールド」とか
テーマパークを作ってもらえないでしょうか。
♪ いつの日か再び みんなでここに立とう
ああ我ら サイボーグ平和の戦士 ♪♪


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「風立ちぬ」。
堀辰雄の昭和初期の小説ですが、
なかなか難しい日本語です。
日頃、簡単な文章しか
読んだり、書いたりしていないと
なかなかこういう小説を
読みこなすことは難しくなります。
で、やっぱり
秋になると松田聖子の「風立ちぬ」を
思い出してしまう訳ですが、
ま、こちらの歌詞も改めて
聴いてみるとさっぱり意味不明です。
浪人していた秋。
少し冷たくなった風に
言い知れぬ焦燥感に襲われながらの
予備校からの帰り道、
中野のブロードウェイで
どこかのレコード屋さんから流れてくる
「風立ちぬ」を聴いたものでした。
それにしても聖子ちゃんカット、
今見ても最強ですね。


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だいぶ日も短くなりました。
10月になって
気忙しい日が続きます。
不活化ポリオワクチンが
9月から開始されていたところに
インフルエンザワクチンも
10月1日からすでに開始しています。今年はすでに横浜、川崎の
北部地域でインフルエンザA型に
罹患された方もいらっしゃいます。
散発的な発症のようですので
このまま地区全体に
大流行するとは思いませんが、
インフルエンザワクチンも
希望される方は早めの接種を
お勧めします。
当院ではインフルエンザの予防接種は
予約制ではありません。
診療時間内に直接、
診療所においで頂ければ接種いたします。
時間によって混雑する場合が
ございます。
ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、
ご協力とご理解の程を
よろしくお願いいたします。


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ドラゴンズのスーパーサブ、
外野のスペシャリスト
英智(蔵本)選手の引退が決定。
いつ頃でしたか、シーズンオフに
野球選手の運動会みたいな番組で
ホームベースからセンターの外野フェンスまで
直撃する120mの遠投を披露していましたが、
その強肩はまさにレーザービーム。
再三、守備でチームを救う活躍で
2004年にはゴールデングラブ賞も受賞。
玄人好みな打撃と
人をくったヒーローインタビューも
印象的でしたが、
抜群の野球センス卓越した身体能力。
引退はまだ早いとも思います。
昨年、エース級の活躍だった
マキシモ・ネルソン投手も
来シーズンの構想外となり退団。
キャンプの時、「実弾」持参で来日して
書類送検されたのは一昨年のことでしたか。
シーズン終了を待たずして
ドミニカに帰っていきました。
この季節は去り行くヒーローが
多く感傷的にさせられます。
まだクライマックス・シリーズが
残っていますが
レギュラーシーズン2位のドラゴンズ。
3位のスワローズとは
極端に相性が良くないので
セカンドステージで東京ドームに
乗り込むことが出来るかどうか。
大変心配なポストシーズンです。


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1960年、
「日米安保反対」のデモ隊が
国会を取り囲んでも、
時の総理大臣、岸信介は
「今日も後楽園球場は満員だ」と
うそぶいたそうですから
当時の政治家はさすがに
腹のくくり方が違います。
もし、どじょう総理がデモ隊を眺めながら
「今日も総選挙で秋葉原は満員だ」
などと言ったら、その場で国会が
解散総選挙になるでしょう。
今は「原発反対」のデモに
政権与党の元首相がしゃしゃり出て
絶叫しているそうですから
時代も変われば変わるものです。
しかし、そんな陳腐なパフォーマンスに
騙されてはいけません。
国民が「安保反対」で過激に活動して
自己陶酔していた結果はご覧の通りです。
今、まるでフリーマーケットにでも
行くかのように子ども連れで
デモに参加される方もいますが、
「30年後原発稼働ゼロ」と言ったそばから
青森県大間町の原発工事が
再開しているのが現実です。
民主主義と言っても
格差社会では「民意」は一つでは
ないのです。
マスコミの偏向報道や一時の感情に流されず、
真相、本質をしっかり見極めることが出来るのか、
今、国民一人ひとりが
問われているのだと思います。


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「火遊びは危険である。
だが、火遊びをしなければ
本当の炎の熱さを知ることは出来ない」。
人間ですから自信が
なくなることがあります。
今までやってきたこと、
全てが間違っていたような、
そもそも、自分は
医者には向いていないのではないかと
思うことさえあります。
別に火遊びをしたい訳では
ありません。
ま、苦労知らず、熱さ知らずで
人生を渡っていければ
それに越したことはないのでしょうが、
何ごともやって見なければ
分からない苦労があるでしょう。
そうした「苦労」を知ることが
「炎の熱さ」を知ることならば
苦労してみるのも生きているうちは
良いんじゃないかなと
自分に言い聞かせています。
え?この名言ですか?
ええ、
今さっき、ドクターフリッカーが
思いついた迷言です。


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