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ドクターフリッカー

「Lancet」のオンライン版に
新しいC型肝炎の治療が掲載されました。

NS5Bポリメラーゼ阻害薬であるSofosbuvirを
ペグインターフェロンα2a+リバビリン療法に
併用した臨床試験の結果です。

第2相試験では
インターフェロンが効きにくい
遺伝子1型のC型慢性肝炎の初回治療で
治療終了後24週時点での著効率は
治療期間12週間の群でも89%と高く、
治療期間24週間の群の著効率89%と
遜色がなかったというものです。

治療期間が大幅に短縮出来るのは
患者さんにとって朗報です。

医学の進歩には目覚しいものがあり、
後になればなるほど優れた治療が
研究、開発されて行くのも事実です。

その一方で、今、敢えて
治療を始めた方が良い場合もあります。

その理由はC型慢性肝炎は
時間とともに進行していくからです。

進行した慢性肝炎、肝硬変に近づくほど
治療が難しくなることもまた事実なのです。

今現在のC型肝炎の状態と、
実施可能な治療の効果と副作用を
しっかり見極めなければいけません。

焦らず、しかし時期を逃さず、
そして治療の選択を誤らないということです。

患者さんの社会的な背景、仕事や家庭のスケジュールを
医者も把握しなくてはいけませんし、
患者さんも治療の内容と踏み切る機会について
しっかり理解する必要があります。

C型肝炎に限ったことではありませんが、
医療は患者さんと医者のチームワークが大切です。



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2013.03.26 Tue l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲