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ドクターフリッカー

今日で4月も終わりです。

新年度になり、新しい環境に
皆さん、慣れたでしょうか。

心なしか胃腸の調子が今ひとつの
患者さんが増えているような気がします。

「5月病」などと言う言葉もあります。

気を緩めすぎてもいけませんが
緊張の持続には限界があります。

手は抜かないで、頑張り過ぎず。

オンとオフを上手に切り替えて
リラックスしてやって行きましょう。



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2013.04.30 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

顔色の悪い患者さん。

ここ数日で急に食欲がなくなり、元気がないそうです。
最初、ご家族は認知症をご心配されていました。

眼瞼結膜を見ると真っ白。
これは、まぎれもなく貧血の所見です。

夕方だったので血液検査を緊急で行い
診療終了までお待ち頂いて上部内視鏡検査をしました。

幸い、胃や十二指腸には出血源はありませんでしたが、
血液検査で極度の貧血と血小板の異常低値が確認されました。

血小板が3,000?!
血小板はふつう、15万とか20万が基準値で
10,000以下になることなどめったにありません。
集中治療室で全身管理が必要な病態です。

その日は休日前の夜。

基幹病院に転送の依頼をしましたが、
長く待たされたあげく「満床です」。

そういうこともあるでしょう。
長く待ったのはベッドを何とかしようと
してくれていたのかも知れません。

そう考えて、気を取り直して
不安そうなご家族の前にしながら
今度は隣の区の総合病院に電話をかけました。

「落ち着け」と自分に言い聞かせながら聴こえる
呼び出し音さえ、異様に長く感じます。

やっと救急外来につながり、直接、経過を
お話をさせて頂いて受け入れてもらうことになりました。

ただし、救急車による搬送が条件。

救急要請して、10分後に救急車が到着。
救急隊員に状態を説明して
さらにもう一度、転送搬送依頼書の
「転院搬送の条件」と「転院理由」と「緊急性の有無」と、
同じようなこと何回も記入して、

さあ、出発かと思いきや
なかなか、救急車は走り出しません。

搬送先への確認と言うことですが、
とっくに病院への受け入れは承諾済みですし、
すでに到着してから15分、救急要請してからは、
もう、30分以上も経過しています。

たまりかねて、
「あの、なんで確認に、そんなかかるんですか?」
と、救急隊の方に尋ねると

今、確認取れたので出発しますとのことで
ようやく救急車が動き出したと思ったら、

隊員の方が救急車から降りてきて
「あの、3,000って、何の数字ですか?」

全身の血液が逆流しそうになりながら、
「血小板だと言ったでしょ!
 だから緊急の救急要請なんですよ!」と
こちらもついついエキサイトしてしまいます。

満床だった基幹病院も受け入れてくれる総合病院も
もちろん救急隊の方々もみんな、懸命なのですが、
数十分が何時間にも感じました。

急いで、しかし、丁寧に。

診察だけではなく、転院のマネジメントも
特に緊急を要する時こそ、落ち着いて
一層慎重に、そしてかつ、迅速に行わなければなりません。



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2013.04.29 Mon l 医療 l COM(1) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

ゴールデンウィーク。

昨日の土曜日から前半の3連休が
始まった方も多いでしょう。

今年は真ん中に火、水、木が入って
なかなか「大型」にはならないかも知れませんが、
それでも前半3連休と後半4連休とで
「2度おいしい」感じのゴールデンウィークです。

ま、そうは言っても
今日は「休日急患診療所」の当番医。

先々週の日曜日の内科学会の日と
交代してもらった振り替えです。

世の中、持ちつ持たれつと言ったところでしょうか。

お昼のお弁当は何だろうと
そんなささやかな楽しみに期待しつつ、
張り切って行って参ります。



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2013.04.28 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
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病院や診療所に行くのと
ショッピングやレストランに行くのでは
全く気分が違います。

お洒落して買い物をしたり、
友だちとおいしいものを食べに出かけるのは
考えるだけで楽しくなりますが、

やりたくもない健康診断でケチを付けられて
行きたくもない病院に行かなければならないのは
思っただけでどんよりして来ます。

両手にいっぱいショッピングをして帰るのは
充実した気持ちになりますが
いくつものお薬をたくさん袋に入れられて
持って帰るのは憂鬱です。

気持ちは良く分るのですが、かと言って
あまりに「受身」一辺倒なのも良くありません。

検査も治療も二人三脚。

医者だけではなく患者さんも足を前に出さなければ
進んでいくことは出来ないこともあるのです。

気持ちよく二人三脚でゴールイン出来るように
努力したいと思います。



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2013.04.27 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
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強い風が吹く今年の春。
それでもようやく気温は上がって来ました。

今日の関東地方は上空に寒気が入るため、
積乱雲が発生して午後からは
雷雨やひょうなどが降る可能性もあるという予想です。

移ろいやすい春の空は女心だったか、
それとも男心だったかは忘れましたが、

ま、人生晴れる日もあれば
雨も降る日もあると言うわけです。

思いつめると、どうも考えも煮詰まって
今のことしか考えられなくなりますが、

心はいつも突き抜ける青空に
光り輝く太陽を持っていたいと思う知命の春です。



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2013.04.26 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
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昨晩は夕方6時から「送別会」。

パートとは言え、6年半の長きに渡って
診療所を支えてくれたナースが
4月いっぱいで退職することになったのです。

彼女が来てくれた頃は
診療所もまだまだ雑然としていました。

いろいろとアドバイスをもらって
6年半の間にナースの業務も
ずいぶん系統的に整理され、
仕事がスムースになりました。

朝8時からの内視鏡検査の介助も
週2回、きっちりサポートしてくれました。

今や、「重鎮」の彼女が辞めるのは
院長としては、まさに断腸の思いですが、
それはそれ、これはこれということで、

本当にささやかですが、
スタッフみんなで集まって
今までの苦労をねぎらって
新たな「旅立ち」を祝福したという訳です。

後任のスタッフはまだ未定ですので、
しばらく残りのスタッフへの負担が増えることが、
かなり心苦しいのも事実です。

なかなか微妙な事態ではありますが、
院長がしっかりしていれば
必ず、何とかなる、いや何とかするしかありません。

スタッフとの出会いも一期一会。

後のことは心配しないで
ここで仕事をしたことを誇りに思って
これからを頑張ってください。

6年半、本当にありがとうございました。



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2013.04.25 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
20130423.jpg

昨晩は「オヤジの会」。

気心の知れたひとたちと
気の置けない会話をしながら
飲むビールは格別です。

花を添えて下さった若い女性の方々、
長々と暑苦しい話にお付き合い頂いて
ありがとうございました。

少し脚色された昔の武勇伝から、
人生に対する姿勢の話まで
熱く語れるのが「オヤジの会」。

ま、それなりに
みんな苦労を重ねて来たからこそ、
そんな話も共感し合えるというものです。

まだまだこの先にも
修羅場が待っているかも知れませんが、
心の炎はまだまだ燃えています。



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2013.04.24 Wed l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲
空から見た都筑区

まるで区役所にあるような
立派な航空写真。

港北区や青葉区の一部も含めた
都筑区全景の写真です。

貼り合わせではなく一枚の紙に
プリントされたものです。
紙のサイズとしては
「A0」というヤツでしょうか。

特別に分けて頂いたものですが、
入れるフレームがなくて
ほったらかしにしていました。

やっとでかいフレームを買って
入れてみるとなかなか立派になりました。

おお、よく見ると診療所も小さく見えます。

本当は待合室に飾りたいのですが
あまりにでか過ぎて場所がありません。

院長室の壁一面を覆う
「空から見た都筑区」。

しばらくの間、昼休みは
「空から見た都筑区」を眺めて
雲の上からお昼を食べる気分に
浸ることにします。



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2013.04.23 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
20130420-1.jpg

昨日は税理士の先生と
ランチをご一緒して頂きました。

ついでと言ってはなんですが、
息子のバースデイケーキも注文しました。

小さなケーキに
7本のろうそくを立ててもらいました。

誕生日当日には何もしなかったので
ま、数日遅れの「お誕生会」です。

小学生になって、はや2週間。

体操服とかにちゃんと一人で
着替えているのか心配です。

自分が7歳の時は
もうちょっとしっかりしていた気もしますが
記憶が茫漠としていて良く思い出せません。

とにもかくにも
それなりに元気に通学しているようなので、
ま、良しとしましょうか。

税理士の先生にも急きょ参加して頂いた
即席の「お誕生会」。

お時間を取らせてしまい
申し訳ありませんでした。



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2013.04.22 Mon l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

4月も20日を過ぎたのに
冬のような陽気が続いています。

天気もぱっとせず、
昨日の午後から冷たい雨。

せっかくの日曜日ですが、
午前中は溜まっている公費の
医療要否意見書を書かなければなりません。

常日頃、書類は溜めないように
心がけているつもりですが、

昨日は夕方から少し立て込んで
診療終了が8時近くになってしまいました。

あまりに疲労困憊してしまったので
書類は今日の午前中に
まとめて仕上げることにしたのです。

土曜日の残業となりましたが、
スタッフも頑張ってくれました。

午後は税理士の先生と月例会。

自転車操業の零細診療所で
いつも税理士の先生には心配と苦労を
かけっぱなしな訳ですが、
今日も経営だけではなく人生の羅針盤のような
深いお話が聴けるでしょうか。

先週は学会の講演会で
来週は休日急患診療所の当番。

日曜日とは言え、なかなかのんびりと
過ごすことは出来ません。

何を今さらと言う感じですが、
「寅さん」のタコ社長の言っていた

「いいか、寅、お前なんかにな、
 中小企業の経営者の苦労がわかってたまるか!」

というセリフがしみじみと
よく解るようになりました。



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2013.04.21 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
木村荘八 新宿駅-2

先日の日曜日。

内科学会の講演会で
有楽町へ行った帰りに東京駅に立ち寄ると

東京駅ステーションギャラリーで
「木村荘八展」を開催していました。

木村荘八生誕120周年だそうで、
このチャンスを逃す手はないと
迷わず900円払って入館してきました。

木村荘八は昭和初期から戦後にかけて
活躍した画家。

おそらくゴッホなどの影響も
受けたのでしょうか、力強い筆使いで
光と影の描写に息を呑みます。

そうかと思えば永井荷風の小説の挿絵など
さらりとインクの水彩で粋に描きあげる
繊細さも持ち合わせています。

古きよき、昭和初期の東京の風俗。
この「新宿駅」と題された油彩画は
賑やかな駅の雑踏の中に吸い込まれるようです。

記念に絵はがきを一枚購入。

岸田劉生の「赤土と草」や
椿貞雄の「砂利の敷いてある道」など、
周辺の画家たちの作品も展示されていて
久しぶりに絵画鑑賞でぞくぞくしました。

1時間半ほどかけて
大変濃厚な時間を過ごして
充実した気分で新幹線で帰宅。

これでも高校時代は美術部部長。
いつか、時間が出来たら
また油絵をじっくり描いてみたいと思います。

いや、もちろん、
内科学会の講演会もちゃんと聴いて
勉強をして来ましたよ。



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2013.04.20 Sat l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

介護保険が導入されて13年。

高齢化、核家族化を社会全体で支えるための
介護保険だったはずです。

介護の現場では携わる人びとの
必死の努力が続けられています。

その一方で、独居の方、老人夫婦の世帯、
障害者や認知症老人をかかえる世帯では

被介護者はもちろん、
介護者も疲弊しきって十分に機能していない
ことも少なくないのが現状ではないでしょうか。

住み慣れた我が家で最後まで過ごしたい。

誰しも思うことですが、
現在の住宅事情や核家族化している
社会では実現が難しいことも事実です。

科学として医学が進歩することと
実際に受けることが出来る医療は
錯覚しがちですが異なるものです。

厳しい医療財政の中、
公的な医療保険だけで享受される医療は
今後どんどん制限されるかも知れません。

医療と介護の狭間で
行き場をなくしている方も多いのです。

これからは高齢化社会。
介護のニーズは増えこそすれ減ることはないのだと、
雨後の何とかの如く参入する事業者も後を絶ちませんが、

一部の業者のような事業としての利益追求ばかりだと
介護保険事業はいずれ破綻するでしょう。

人間、最後の時をどうやって迎えたいか。

ひとりひとりが「死」と言うものを
正面から見据えて
「自分の死に方」を考えなければいけない
時代かも知れません。



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2013.04.19 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
炭酸水

仕事中の水分補給に
最近、「炭酸水」を飲んでいます。

「スパークリングウオーター」とか
言うとかっこいい感じですが、
ま、普通の「炭酸水」です。

医者があまり饒舌なのも
いかがなものかと思いますが、
無口過ぎてもいけません。

病状や治療のご説明をしていると
結構、咽喉が乾くのです。

もちろん、診療している最中に
ペットボトルを口にしたりは出来ませんが、
患者さんが診察室を出られた後、
一口、咽喉を潤すのが習慣です。

今まで、お茶を飲んでいましたが、
適度にお腹も膨らんで空腹感も和らぎますし、
炭酸による整腸作用も多少はあるかも知れません。

何と言っても炭酸の「シュワッ」とした
爽快感がたまりません。

ちなみに炭酸水を飲み過ぎても
二酸化炭素で血液が酸性(アシドーシス)に
なることはあり得ません。

身体の酸性、アルカリ性は
呼吸によって調節されています。

逆にアルカリイオン水を飲んでも
体質がアルカリ性なるわけではありません。

炭酸水でもアルカリイオン水でも
おいしく飲めば身体に良いのです。



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2013.04.18 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

今日は水曜日。

午前中の内視鏡検査を終えたら
午後は中学校で内科健診です。

もう、春恒例の健診の季節かと
時間の経つ早さには驚かされます。

一年なんてあっという間ですね。

そう言えば、校医を仰せつかった時、
中学一年生だった友人のお子さんは
もう大学2年生。

そりゃ、歳も取りますわ。

その後、夕方からは
雑誌広告の取材の予定です。

老けた顔写真にならないように
中学生の元気をもらってきましょうか。



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2013.04.17 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
11周年

昨日はたくさんの方から
お祝いのお言葉をいただきました。

華麗なフラワーアレンジメント、
真っ白な胡蝶蘭も届きました。

感謝の気持ちで胸が一杯になりました。

診療を支えてくれるスタッフ、
処方せんを調剤してくれる薬局、
医薬品情報をいち早く伝えてくれる製薬メーカー、
医薬品を滞ることなく調達してくれる卸業者さん、
電子カルテメーカーのサポート、
内視鏡やレントゲン、超音波装置のメンテナンス、
診療所の懐事情を相談できる税理士、
近隣の好敵手のクリニック、

そして、家族。

こんな小さな診療所でも
実に多くの人びとに支えられて
仕事をしているのだと改めて実感しました。

大学病院の15年間も、開業の10年間も
いつも自分ばかりが孤軍奮闘しているように
思いがちですが、それは、思い上がりというものです。

そう言えば開業した日にも
たくさんのお花を頂戴しました。

今でこそ待合室に飾られたきれいな花を
感謝の気持ちでじっくり見ることが出来ますが、

11年前は不安で一杯で
頂いたお花を見る余裕もありませんでした。

石の上にも3年と言いますが、
何とか10年間、しがみつくことができました。

これからも自分の仕事をしっかりして、
しぶとく、満20年、満30年(?!)としがみついてでも
地域医療に貢献して行きたいと思います。

本当にありがとうございました。



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2013.04.16 Tue l ひとこと l COM(0) TB(0) l top ▲
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4月15日。

2003年に開業して
診療所は今日で満10歳になりました。

思い返せば10年間、いろいろありましたが、
まだ、感慨に浸っている場合ではありません。

昨日も内科学会の講演会に参加して
進歩する医学についていくには
さらなる精進が必要だと痛感しました。

専門である消化器内科、肝臓内科はもちろん、
内科領域全般にわたって勉強したことを
しっかり患者さんに還元出来るように
努力して行く所存です。

今日から11年目。
これからもよろしくお願いいたします。



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2013.04.15 Mon l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

やっと日曜日になりました。

気温も上がって穏やかな春の日になりそうです。

絶好の行楽日和ですが、今日は一日勉強の日。
「日本内科学会講演会」に参加してきます。

一昨日の金曜日からの開催ですが、
なかなか休診に踏み切れず
最終日の今日、日曜日のみの出席です。

今日は「休日急患診療所」の当番でしたが
医師会事務局にダメもとで尋ねてみたら、

再来週の連休に当たっている先生が
やはり、都合が悪く困っているとのことで
今日の当番と交代して頂きました。

連休の「休日当番」も気が進みませんが、
この際、あれこれ贅沢は言えません。

さ、9時からのシンポジウムに間に合うように
早めに出発いたします。

家内と子どもは別の用事で出かけるそうなので
帰りは一人で銀座でも行こうかな。



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2013.04.14 Sun l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

平凡な生活の中での急な病気。
不安でいっぱいになります。

出来れば負担のかかる検査や治療は
回避したいのは医者も同じ気持ちです。

しかし、時期を逃す訳には
行かないこともあるのです。

連携している病院のドクターも
誠心誠意、必死でサポートをしてくれます。
どうぞ、信頼して下さい。

こらえきれず涙がこぼれるとき、
そのあふれる気持ちを伝えることも大切です。
心の中の不安や思いを全て話しましょう。

ゆっくり、瞼を閉じて
今まで見た景色、今まで聴いた音楽、
そして、今まで出会った人びとを
思い浮かべてください。

自分はひとりじゃないと気付いて、
前に進めるはずです。きっと。



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2013.04.13 Sat l ひとこと l COM(1) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

「かぜ」という病気はありませんが、
一般に「かぜ症候群」といわれる
発熱、咽頭痛、鼻水などの原因は
多くがウイルス感染だと考えれられています。

少し前に話題になったRSウイルスなども
ありふれた「かぜ」の原因です。

ですから、巷を賑わしている
「風疹」や「はしか」、
あるいは「インフルエンザ」でなくとも
抵抗力の落ちたひとには
「かぜ」は感染する可能性はあります。

「寝冷え」は感染しませんが、
身体が冷えたことをきっかけにして
ウイルス感染を起こしていれば
その「かぜ」はうつる危険がある訳です。

「かぜ」を引いた時、
仕事や学校を休んで安静にするのは
かかった本人の体力を回復させるだけではなく、
不必要に周囲への感染を防ぐ意味があります。

もちろん、そう簡単に仕事を休むことが
出来ない方が大多数だとは思いますが、

それでも、むやみやたらに医療機関をはしごしたり、
取っ替え引っ替え、風邪薬を服用する前に、

しっかり、身体を休ませて、免疫力を回復することが、
「かぜ」を治す一番の近道なのです。



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2013.04.12 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲
マリアンナ外来

昨日は今年度最初の母校の外来。

定刻にやや遅れて到着し、
ナースからは
「忘れてるのじゃないかと心配しました」と
言われました。

母校の非常勤外来も11年目で
すでにホームと言うより、
アウェイ感が漂っている「東外来」。

まだ、心配してくれる人がいたのかと
感激しましたが、
よく考えてみれば、心配されたのは
自分ではなくて患者さんでした。

帰り道、先月、紹介した患者さんが
入院されている他の病院に立ち寄り、
お顔を拝見してきました。

総合案内で病室を伺い、
面会申し込みをするわけですが、

病院とか診療所とかは
いつも白衣や診察着を着て
わが物顔で闊歩しているので、

私服でよその病院内を歩くと
これまた、微妙なアウェイ感に襲われます。

経過は順調とのことでひと安心。

「わざわざ・・・」とお礼を仰って頂きましたが
本当に通り道に立ち寄ったに過ぎないので
こちらがかえって恐縮してしまいました。



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2013.04.11 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

時どき、患者さんから伺います。

「お薬をジェネリックにするように
 手紙がきました」。

拝見すると健康保険の発行元の保険者から
「ジェネリックに変更すると
 月額○○円、年間で○○○円の
 ご負担を減額できます」という内容のお手紙です。

患者さんのご負担もそうですが、
保険者の負担、医療費の抑制が目的です。

最近ではこのジェネリック、
医薬品だけではなく家電製品にも波及しているようで
大手家電メーカーと遜色ないノーブランドの
激安のテレビやオーディオ、コンピュータ商品が
人気のようです。

洗濯機や冷蔵庫も長く使うというより
消耗品として安くて新しいものを
どんどん買い替える風潮だそうで
そこにジェネリック家電の普及の秘密があるようです。

修理にもお金がかかりますし、
新しいものの方が省エネだったりしますからね。

アメ横とかで売っている
有名ブランドそっくりの腕時計も
ま、ジェネリックと言えばジェネリックですし、

そのうち、自動車とかもジェネリックが
出てくるのでしょうか。



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2013.04.10 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

言葉は言霊。

心のこもっていない上っ面だけの言葉では
人の心は動きません。

挨拶は生活の基本です。

心のこもった挨拶が出来なければ
コミュニケーションも上手く取れません。

診療が終わって申し上げる
「お大事に」というご挨拶。

電子カルテを見ながら
申し上げる場合も少なくありません。

けしておざなりにしている訳ではなく、
検査項目や処方内容を
モニターで確認しているのですが、
やはり「儀礼的」になりがちです。

挨拶は相手の眼を見なければいけません。

日々是反省です。



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2013.04.09 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
20130407-2-1.jpg

♪ 包丁一本 さらしにまいて~
    旅に出るのも 板場の修業 ♪♪

さて、息子は「勉強部屋」で
早速、勉強(?)の雰囲気を味わっていました。

気持ちだけはすっかり小学生ですが、
まだまだ修行が足りません。

「あとはみっちり 勉強の修業をつんで
  一人前の小学生になることや。
 な、こいさん。待っててや。ええな、こいさん」。

こいさん?、「こい」って名前は
変わってるなと調べてみると

上の娘さんは「いとはん=いとしいひと」。
真ん中の娘さんが「なかいとはん」で
三女の娘さんが「こいとはん」。

それが省略されて「こいさん」となったそうで、
「こい」という名前ではありませんでした。

転じて関西では良家の末娘を
「こいさん」と呼んでいるそうです。

昔の歌謡曲、特に生まれる前くらいの
クラッシックなものになると歌詞もなかなか難しく
いろいろ勉強になりますが、

休みの日にリビングで口ずさんでいると
家族が何だか不機嫌になるのは何故でしょう。

「ちょっと、何なのその歌!
  いつ覚えたの?!」

さあねえ・・・。生まれた時から
子守唄代わりに聴いてたからねえ・・・。

♪ 待ってて こいさん 哀しいだ~ろが
    ああ~あ 若い二人の
      想い出にじむ 法善寺
        月も未練な 十三夜~ ♪♪

息子にもいつの日か、「こいさん」が現れて
旅に出る日が来るのでしょうか。



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2013.04.08 Mon l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲
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♪ トイレには
   それはそれは
    キレイな女神さまがいるんやで ♪♪

午前中は風が強いものの
晴れ間も見えた昨日の横浜ですが、

午後から降りだした雨は
夜半過ぎから本格的な豪雨となりました。

今朝はようやく雨も静かになって、
ほっと一息というところです。

4月、最初の日曜日。

明日から学校が始まる
春休みの学生の方も多いでしょう。
新学期の準備は出来ていますか。

自分は家族そろって
過ごせる休日に感謝して、

今日はまず手始めに自宅のトイレ掃除でも
一所懸命にやってみようと思います。



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ドクターフリッカー

今日は息子の入学式。

晴れて小学1年生になりますが、
天気のほうは午後からは荒れ模様の予報です。

入学式が終わるまで、
何とかもってくれると良いのですが。

人生は雨もふれば風も吹くわけです。
これからの6年間、
人生の雨や風に負けないように
心も身体もしっかり鍛えて欲しいものです。

まだまだ先が長いですが、
よく遊び、よく学べ。

充実した小学校生活を送った後、
中学生になる頃はどんなに生意気になっているのかと
今から楽しみでもあり、心配でもあります。



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ドクターフリッカー

さて、今日は4月5日。

何てことない春の一日ですが、
西暦2013年4月5日は

暦の数字が「0」から「5」まで
全て異なっているという特別な日です。

同じように全て数字が違う日は
1987年6月30日以来のことで
26年ぶりの「快挙」。

ま、今年は2013年ですから
4月以降は同じように数字が異なる日は
たくさんあるわけですが、

26年ぶりと言うことに価値(?)がある
のでしょうか。



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2013.04.05 Fri l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
葉桜2

昨日は内視鏡検査は
患者さんに検査に来て頂くのが
申し訳なくなるような強い雨と風。

気温も低く検査を行う部屋は
真冬なみに早めに暖房のスイッチを入れて
暖かくして患者さんをお待ちしました。

午後は地域ケアプラザ。

途中、満開だった桜も雨ですっかり散って
寒そうに枝が震えていました。

4月だというのに薄ら寒く
連日の悪天にうんざりでしたが、
今日はやっと雨も気温もあがるようです。

厚手のコートも脱いで
ようやく、春本番でしょうか。



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2013.04.04 Thu l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

あの菅直人さん。
来年からは高校の歴史の教科書に
載ることになりました。

一昨年、3月11日の
東日本大震災と福島第1原発事故の
政府の対応に不手際があったと
教科書に記載して高校で歴史教育を行うそうです。

あんまりと言えばあんまりではないでしょうか。

「震災処理の不手際もあって
 菅内閣は同年8月に総辞職に追い込まれ、
 かわって野田佳彦が組閣した」。

「菅内閣は放射能汚染の情報を
 十分に国民に開示しなかったことや、
 復興計画の立案と実行が遅れたことから、
 国民の批判を浴びて倒れた」。

物事を側面からしか見ていないし、
復興を遅れたのは非常時だというのに
内閣に非協力的だった野党の責任も
問われるべきです。

別に菅さんを応援しているわけでも
支持しているわけでもありませんが、
あまりに近視眼的な記載で
これじゃ、日本の歴史教科書はやっぱ、
問題あるわな、と思わずにはいられません。

薬害エイズ問題のとき、
厚生省が絶対無いと言い張っていた
生物製剤課長の「秘密」ファイルを
白日の下に引っ張り出したのは
時の厚生大臣、菅直人さん。

確かに頑固でスタンドプレーが
目立つところも無きにしも非ずですが、

少なくとも原発事故とエネルギー問題は
一内閣の失政などということが
スケープゴートにされてはいけないと思います。



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2013.04.03 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

「ミスター」と「ゴジラ」の
ダブル受賞となる国民栄誉賞。

いや、良い選択だと思います。
野球人気もまだまだ捨てたもんじゃありません。

何ごとも功績と言うものはなかなか
モノサシでは測りきれませんし、
表彰基準があいまいなだけに
だれが、いつ表彰されても異論は
必ず出るわけです。

ノーベル賞の山中伸弥教授は
文化勲章も受賞しましたが、

こちらは文部科学大臣が文化庁に設置される
文化功労者選考分科会を諮問して推薦し、
内閣府賞勲局で審査したうえ、
閣議で決定されるそうです。

国民栄誉賞は勲章ではなく
総理大臣の表彰ですから
総理大臣があげたいと思ったときが
タイムリーと言うことなのでしょう。

でも、石原裕次郎や手塚治虫が
受賞していないのに少し違和感もあるかな。



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2013.04.02 Tue l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲
ドクターフリッカー

今年の4月1日は区切り良く月曜日。

4月1日生まれのひとは
早生まれだとご存知でしたか。

普段、生まれた日を誕生日として
お祝いしていますが、
民法では誕生日が年齢の起算日で、
誕生日の前日に一つ歳を取るということに
なっているそうです。

ですので、4月1日生まれの方が
満6歳になるのは3月31日。

新1年生になるのは4月2日生まれの
お子さんからという訳です。

区切りよく4月1日生まれから
一緒の学年にすれば良いと思いますが、
なかなか法律は難しいですね。

さて、新年度を迎えて新たな環境で
仕事や勉強をする方も多いでしょう。

診療所も開業して11年目に突入。

そんなつもりはありませんが、
慢心や油断、あるいは惰性が
知らず知らずのうちに出てきているかも知れません。

「自分の仕事は何か」ということに意識を持って、
今日からまた、出直す覚悟で頑張りたいと思います。



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2013.04.01 Mon l 意気込み l COM(0) TB(0) l top ▲