
診療時間が終わってから電話が鳴ります。
出てみると某医療機器メーカーの方でした。
半年以上前から機械の不具合を
問い合わせているのですが、
はっきりした答えも出してくれないまま
担当者だけはしょっちゅう代わります。
預かっているソフトを返したいので
今から行って良いかということです。
ま、こちらも直ぐに帰宅するわけでもないので
待つことにしましたが、
そのソフトは不具合の原因かも知れないと
半年前に前任の担当者に預けたものです。
しばし待つと前任の担当者と
現在の担当者と二人でやってきました。
「長らくお借りしていましたが
このディスクには異常ありませんでした。」
異常ない?
それじゃ、この不具合の原因は何?
ディスク、ちゃんと調べたの?
「いや、まだはっきりした原因は不明です。
ディスクにはちゃんとファイルが保存されていました。
一度、技術のものに事象を確認させたいので
日程の調整をしたいのですが・・・。」
ふー。
最近、歳をとったせいか、
瞬間湯沸かし器のように怒り狂うことがなくなりました。
あのさ、このソフト持ってったの、去年の12月だぜ。
それから、どんだけ時間たったと思ってるの。
こっちはさ、その間ずっと、
不具合に対処しながら毎日毎日検査やってんだよ。
そりゃ、ディスクにファイルは入ってるよ。
問題なのは、それなのになんで不具合が生じるかってこと。
それを調べてなきゃ意味ないじゃん。
ソフトに異常がなければハードの問題じゃないの?
何のための保守契約なの?
今からそんな仕事をしていたら、信用なくすよ。
若い兄ちゃん二人にとくとくとお説教。
日が暮れる頃になって急に降りだした雷雨。
日中の気温が上がったせいか、
・・・夕方の天気は不安定です。


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