
大学が行った降圧剤の大規模臨床試験。
降圧剤のメーカーがこの薬は良いですよと
言っても客観性がないからわざわざメーカーではなく
大学の権威のある教授センセイが主導してその有効性を検証、
その立派な研究成果を正式な「原著論文」にして発表しました。
ところがメーカーの社員がなぜか研究チームに入っていて
自社の降圧剤に有利な結果になるように
データを改ざんしていたことが発覚しました。
なんとメーカーの社員だったひとは
薬事法違反(虚偽広告)容疑で逮捕。
でも、論文書いたのは筆頭著者である
権威のある教授センセイじゃないのでしょうか。
筆頭著者に論文の最終責任があることは
あの「STAP騒動」でサンドバッグのように叩かれている
ユニットリーダーの事件からもお分かりでしょう。
メーカーのひとを研究チームに入れて
その人が持ってきたデータをうのみにして
あるいは言いなりに?論文を書いて発表しながら
知らなかったじゃすまないと思うのです。
製薬メーカーだけが営利至上主義の象徴のように
報道されて、群がっていた医者や学会はだんまり地蔵。
だから医者は無責任だって言われるんですね。


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