今から37年前の今日、11月21日は
プロ野球のドラフト会議の前日でした。
前年、クラウンライターライオンズに
指名されていた「怪物」江川卓投手。
入団を拒否していましたが、
交渉権はドラフトの前々日までという
規約の「盲点」をついて、
この日、ジャイアンツは
江川卓投手の電撃入団会見を行いました。
ジャイアンツがボイコットした
翌日のドラフト会議では
阪神タイガースが江川卓投手を指名。
ジャイアンツの主張する
「空白の一日」が認められる筈がないと
当時、思ったものでしたが、
結局、コミッショナーの「強い要望」で
江川投手はジャイアンツに入団したのでした。
代わりに阪神にトレードされたのが
小林繁投手。
無理を通せば、道理が引っ込むと言うことを
まざまざと世間に見せつけた「江川事件」でしたが、
当の本人が、一番苦しんだだろうなと
今となっては思えます。
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