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3月末で営業終了を予定していた
「グランドプリンスホテル赤坂」。
通称「赤プリ」が4月以降
被災者の方々の
一時避難施設として
名乗りを上げました。
6月には解体作業が始まるので
2ヶ月間の限定ですが
原発事故で避難している方々に
客室約700室を開放し、
約1,600人を受け入れるそうです。
なかなかの「英断」です。
正式には4月以降は「赤プリ」では
なくなるのでしょうが、最後の「仕事」です。
丹下健三氏設計の
超モダンな高層建築。
もちろんルームサービスを
オーダー出来るわけでも
ないでしょうが
避難される方々にとっては
つかの間であっても
心が安らぐひとときになって
欲しいと思います。
一方、東京ディズニーランドに程近い
浦安市の住宅地では
液状化現象による家屋の損傷と
ライフラインの断絶によって
未だ日常生活に大きな支障を
来たしています。
首都圏から近く
新興住宅地ということからも
ここ、港北ニュータウンと重なります。
浦安市民は東北地方での
被災者の方々を慮って
泥土の中、何も言わずに立ち直ろうと
懸命に努力しています。
浦安市も被災地です。
しかし、容赦なく「日常」が
やってきます。
そういう中で
停電の家から泥だらけの街の中を
「仕事」のために出勤する人も
大勢いるのです。
国でなければ出来ないこと、
自治体でやらなければいけないこと、
また、一人ひとりがするべきことは
本当は何なのか。
これを間違えないようにしたいと
思います。