

↑↑共感して頂けたら、クリックお願いします。
結婚した頃、
サボテンを買いました。
みかんくらいの
小さなサボテンです。
ほったらかしにして
水もろくにあげませんでしたが
数年経ってから突然
花を咲かせてくれました。
少しずつ大きくなって
みかんの上にもうひとつ
みかんが乗っかるような、
そう、雪だるまみたいな形に
成長しましたが、
度重なる引越しの中、
鉢が割れてしまったのが
きっかけで枯れてしまいました。
しばらく、サボテンなど
忘れていましたが
昨日、ドクターフリッカー2世が
サボテンを買ってきました。
おお、まさに昔ウチにいた
あのサボテンと一緒です。
ま、サボテンなんて
みんな一緒なのでしょうが。
どこで聞いたのか、
「サボテンはねー、
人間の言葉が解るんだよ。
だから、毎日、
話しかけなきゃいけないんだ」そうです。
名前は「サボちゃん」。
がっかりするほど当たり前の名前です。
リビングで
「おやすみー。サボちゃん」と
言いながら、寝室に行く2世。
おい、おとーさんに
「おやすみなさい」は?!
「ああ、おやすみなさい」。
ああ、じゃないよ。ああ、じゃ。
いつか、また、
このサボテンも花を咲かせて
くれるでしょうか。