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ドクターフリッカー、
進歩がありません。
ご高齢の患者さん。
いつも、しっかりお話されます。
昨日は、診察してご本人と相談のうえ、
少しお薬を変えました。
お会計も終わって、
一緒にいらしゃったご家族が
処方箋をもって薬局に行かれました。
もどっていらっしゃいましたが、
処方箋はお持ちのままです。
「つよい薬は飲ませたくないんです。」
とご家族。
「いや、これは
さっきも、ご本人に申し上げましたが
つよいとか、よわいとかじゃ、
ないんですよ。
お薬の効きかたが違うのです。」
とドクターフリッカー。
「だって薬局でつよい薬って言われたんです。」
はー。
ドクターフリッカー、
思わず薬局に電話して
「つよい薬って、ご家族に説明したのですか?
無責任な説明はしないでください!」
と言い放ち、
返す刀で、
「ご本人が、お薬の変更はいやだと
おっしゃっているのですか?
そうでなければ、いまは、
こちらのお薬にした方が良い
と思います。
もし、飲んでいて体の調子が悪い様子があれば
すぐにお出でください。」
と半ば強引に
そのまま、その「つよい」薬を処方しました。
きっと、
患者さんのご家族は納得されていないでしょう。
なぜ、ニッコリ笑って、
納得していただくまで
説明が出来なかったのでしょう。
立て込んでいるとか、
理由になりません。
薬局のかたも
きっと、不愉快な思いをされたことでしょう。
昨晩は、
あまりの自分の器の小ささに
うんざりしました。
ドクターフリッカー、
猛省すべきです。
処方されたんでしょう?
あなた様が悩むことではありません。
患者さんのお身内や薬局スタッフは
所詮、ドクターからすれば素人さんです。
医師には決断を下すためのすべての権限が
与えられています。
どうかご自分を責めないでください。
私の親も高齢ですが、いざと言う時は
あなた様のようなドクターに託したい。
けっこう、患者さんの向こうにいる見えない人に対して一生懸命説明している自分がときどきいます。
先生がベストと思ったならそれでいい? 私は違うと思います。次の診察まで、不信感を募らせながら薬を続けるのは薬の中断に繋がるし、ドクターと家族のやりとりを見て、不安になるのは患者さん御本人です。
感情的なやりとりからは、傷は残っても何も得られません。薬剤師もドクターも、この出来事から学ぶべきことは、たくさんあったのではないでしょうか?
ごめんなさい。私の書き方が悪かったです。
もちろん薬剤師さんも処方のプロです。
ただ、最終的に責任を負って最悪の場合、
犯罪者になってしまうのもドクターなのだと
言いたかったのです。
フリッカー先生がお一人で悩んでおられるようだったのでつい、先生お一人の責任ではないですよと
申し上げたかったのです。
解かりますよ、先生のその時の気持ち。
ご本人と相談して決めたのに、薬局の方の一言で家族が不安におもわれる・・・
う~ん、個人的に思うには、薬局の方の言い方の問題ではないでしょうか?
薬剤師さんは薬のプロですし、再度の薬の処方の確認の意味でも安心しております。
でも、もし疑問や「つよい薬」と何か処方に不安があるならば、患者さんに説明する前に処方したドクターに確認するのが筋ではないでしょうか?
「つよい薬」と言えば誰でも不安になると思います。
「つよい薬」と説明するよりも、きちんとのみ方・副作用を説明し、何かあったら受診するようすすめるほうがいいと思います。
もと3内ナース
おやおや、ずいぶんと盛り上がってきました。先生、これは、もう一度話題として出した方がよさそうですよ。
このような話は医薬分業と弊害の一つかもしれませんね。特に最近のようにジェネリックが幅をきかせてくると、いっそう問題は多くなりますね。
薬剤師さんはジェネリックという薬が、実際には同等の効果を出さない例がいくらでもあることをご存じでしょうか。また、ジェネリックメーカーは経費削減で、医者に対する情報提供はほとんど皆無という現実も。どんな副作用が出ているかなんて、彼らはしったこっちゃないんですよ。
それと、もう一つ「強い薬」という表現。なにをもって強いと判断するか、これは大変に難しい。
主作用が強いのか、副作用が強いのか、またつの強さを測る尺度は?
薬の効き方は人によって違いますから、本当に少ない情報から説明するのは難しいことだと思います。医者も薬剤師も、一般論から離れて、よりその個々の患者さんに対しての説明ができれば一番いいんですけどね。
私も薬剤師という資格を持っている者ですが多少考えの相違を感じます。
すべての薬剤師の意見とは取らないで下さい。後発医薬品がゾロ(ジェネリックなどと洒落た名前で呼ばれる前)と言われている頃から調剤をしていますが私個人としてはメーカーのMRも来ない。問い合わせをしても「先発メーカーに聞いてください」などと言う薬を信頼していません。自分が安心して服用出来ない薬を患者さんに薦める事が出来るでしょうか?
ただ最近は会社の方針でジェネリックに変えて下さいという要望も増えてきました。その場合は出来るだけ信頼の出来るメーカーに変えて差し上げるのですが心苦しさを感じます。国が推奨するから仕方が無いのでしょうが・・
愚かで知識も経験の無い一薬剤師の暴言をお許し下さい。ただ亜沙郎様のコメントには納得出来ない所があるのは本音です。
自分が言いたかったことは、今回の改定から、医者の○×と関係なくジェネリックへの変更が可能になったため、より医者の意図した効果が出なくなるケースが生じるかもしれないということです(もちろん、大多数のジェネリックは問題は無いのかもしれませんが)。
自分の場合は、特にリウマチ薬を処方していますので、薬を使う場合、副作用のモニタリングにより気を遣います。ジェネリックは、まったく情報収集・提供が行われていないといっても過言ではありませんので、安いからと言う理由で薦められると大変困る。
でも、薬剤師の方も同じように考えている方がいることがわかって、なんか安心しました。
もとのDr.Flickerの話からはずれてしまいましたが、医者が意図したことが、きちんと関係者に伝わるか、そしてそこから適切なフィードバックを得られるかということが、いかに難しいかということをあらためて感じる話です。
軽快な文章に、
毎日の更新を楽しみにしていました。
今日の文章を読んで、
ますますファンになりました。
進歩がありませんと書いていますが、
反省しているということは進歩していることだと思います。
これからも診察に、ブログに、頑張ってください。
なにかあった時は、
真っ先に先生の病院にお世話になろうと思います。
亜沙郎様
貴殿の意見を見るまでは信じられなかったのですが、未だに薬局から病医院へのフィードバックが行われていない実態を知り驚きました。
ご立腹なのはもっともです。
以前Drがコレステロールの薬を処方している患者の検査値が下がらないので不思議に思い投薬をした薬局に問い合わせた所、ジェネリックに変更していた。という話を聞いた事があります。
問題点は変更した薬の名前(メーカー)をDrにフィードバックしていなかった事です。
信頼関係が成り立たなければ医薬分業は出来ないと思います。
私も医療従事者の一人として今回のブログの内容の重さを実感しました。薬に対する説明もさらに慎重にそして患者さんが不安にならない様に投薬をしなければ再認識させられました。
しかし医療費抑制の為に「お偉いさん」が絶対に服用しないであろうジェネリックを推奨する日本という国はこれから・・