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Duffy

札幌の住宅街に
ヒグマが出没しているそうです。

クマはクマでも
ダッフィーやプーさんではなく
ヒグマです。

これがアザラシとかカルガモなら
微笑ましいニュースですが
ヒグマとあっては
ただ事ならない大事件です。

北海道警はパトカーを配備。
厳戒態勢のもと小中学校は
クマよけの鈴を鳴らしながら
保護者同伴の登校と集団下校を実施。

すでに玄関のガラスを割られる
被害も出たり、観光のキャンセルなど
経済にも影響があるようです。

もともと、おとなしいと
言われているクマなのに
なぜ、わざわざ人里に
降りてくるのでしょうか。

むしろ、本来なら
クマが住むべき領域に
市街地が拡大しているのでは
ないでしょうか。

かわいらしい動物、
従順な動物は人間に
受け入れてもらえますが、

人間より大きく、力がありすぎる
というだけで動物は人間によって
虐殺されることさえあります。

たとえ、それが人間の一方的な
都合によるものであっても。

別にドクターフリッカーは
動物愛護団体とかの回し者では
ありませんが、

人間にもクマにも
被害が出ないうちに事態の収束
されることを祈ります。

スペインでは人気の
闘牛士が牛の角に刺されて
重傷を負うという
痛ましい事件もあったようです。

しかし、ヒグマにも牛にも
罪はありません。
全ては人間の勝手な都合です。

罪深きもの、汝の名は・・・。
と言ったところでしょうか。



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2011.10.12 Wed l つぶやき l COM(1) TB(0) l top ▲

コメント

クマ
はじめまして。横浜出身の道民の者です。
いつも楽しく愛読させていただいております。
今回のヒグマ出没の原因は、ヒグマの秋の主要な食糧であるところのドングリ類の凶作が原因です。
通年通りの作柄ならヒグマは市街地へは出没せず、住み分けはきちんとできています。
本来動物のいるべき場所への人間の進出という推論はよく用いられますが、今回においては必ずしも正しいとは言い難いのではないかと感じます。
虐殺されるのは力ある動物ばかりではありません。
公衆衛生上問題があるという理由や建物へ加害するという理由で、カラスやネズミやシロアリという力弱い動物たちが都会でどれだけ駆除されていることでしょうか。
同じネズミでもハムスターは駆除対象にはなっていません。

動物も種として増えすぎれば生きるために他の動物の領域を侵すことを厭いません。
ヒトもまた動物です。
増えすぎて、その種と繁栄を維持するために、動物らしく他の動物の領域を侵しているだけなのではないでしょうか。
結果、地球規模で影響を与える存在にはなりましたが、所詮、地球以外では生きてゆけない生き物です。
全ては地球という巨大な生命体に起きている諸症状のひとつにしか過ぎず、ヒトが上から目線で、動物保護だ、領域侵犯だ、とおっしゃる方には、少しだけおのれもまた動物なのだ、ということを思い出していただけるといいな、と思っています。
都会に住まう方にはわからないかも知れませんが、地方の人々は常に野生動物と共存して生活しています。
また共存の努力もしています。
カモシカによる傷害、シカやイノシシやエゾシマリスやタヌキやキツネによる食害、病害、アブ、ハチ、ツツガムシ、謎の虫、あらゆるものが日常生活に登場しますし、それもまた日常の一部として受け入れられています。
札幌は都会なので騒ぎになりましたが、私の住まう十勝の田舎ではヒグマ出没はニュースにもなりません。
ヒグマの都合に合わせて子供たちの遠足の予定が組まれたりしています。
ありがちな都会の人の安直な感傷のように感じられて少し残念でしたので、思わずコメントしてしまいました。
お気に障ったら申し訳ありません。
2011.10.15 Sat l おふおふおふおふ. URL l 編集

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