第一外科実習

大学に入った頃、
なかなか医学の授業は
始まりませんでした。

21世紀の今は
1年生から白衣を着て病院に行って
積極的に医療現場での実習を
何がしか行うようですが、

20世紀の医学部は
入学当初は一般教養の単位が
たくさんありました。

別に教養も
身につきませんでしたが
1年生のときは、
医学部らしい講義は
辛うじて「医学概論」という名の
学長自らの「お説教」だけでした。

昼ごはんなんかは
学食が混んでいる時には
大学病院の売店や食堂に
行くのが便利ですが、

学生の身分では
むやみに病院内に立ち入っては
いけない雰囲気でした。

2年生の終わり頃になって
ようやく基礎医学が始まり、
3年生でやっと臨床医学の講義に
たどり着いたのです。

5年生になると
臨床実習として医者と同じような
格好をして病院に入ることが
出来るようになります。

1年生のとき、
5年生の先輩に
「先輩、まるで医者のようですね」と
軽口をたたいたら、

「センセイと呼べ」と
叱られました。

今考えると、滑稽ですが、
1年生のときの5年生は
白衣が眩しくて
本当に天上人のようでした。

ですから、1986年、
自分が5年生になった時は
白衣を着れる嬉しさで

わざわざ、ワイシャツとネクタイを
買いに行きましたが
これも、今考えると失笑です。



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2012.04.25 Wed l 思い出 l COM(0) TB(0) l top ▲

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