ドクターフリッカー

麻酔科が専門のお医者さんが
172本もの論文を捏造したと
麻酔科学会から調査の結果が
発表されたそうです。

1991年から2011年までの間に
レベルの高い雑誌に投稿して
受理された論文です。

本当だとしたら
年間8本強のペースで捏造論文を
書き上げていたことになります。

学術論文ですから
科学的な裏づけと結論のオリジナリティが
明確でないとなかなか一流の雑誌には
掲載してもらえません。

捏造するにしても
それはそれで大変な仕事量です。

しかし、大学に勤務していると
良いか悪いかは別として
論文の数と掲載された雑誌だけが
「業績」として評価されるのも現実です。

少なくとも10年前はそうでした。

手術が上手であったり、
診断能力が優れていたり、

患者さんから人望があったり、
医局の雑務を黙々と処理したり、

そうしたことはなかなか数字として
医者の評価には繋がりません。

臨床に長けていると言えば
聞こえはいいですが、
それだけではなかなか
「肩書き」は上がらないのです。

「ラットしか手術したことのない外科教授」
とかいう都市伝説などは
こうした大学医学部の実情の一端を
揶揄しています。

ドクターフリッカーは
大学院には進まなかった、
と言うか、進めなかったので、

「院卒」なんかに負けるものかと、
ま、当時はそれなりに必死に
研究をして論文を書いたものです。

やはり、大学院に進学しなかった
後輩たちとも一緒に研究して
彼らも一応の結果を出しました。

だいたい研究は
一人でやる訳ではないので
本来は捏造なんかしようと思っても
出来るものではないはずです。

時どき、学会誌を読んでいると
個人の施設、開業している先生の
論文が掲載されていることがあります。

研究だの、論文だの
すっかり、過去のことになっている
ドクターフリッカー。

まだまだ、努力が足りません。



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2012.07.04 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲

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