ドクターフリッカー

救急車の音に続いて
内線コール。

「先生の患者さんが・・・」。

先生の患者さんって
鬼の首を取ったかのように
救命センターからの呼び出し。

暗い廊下を通って
自動ドアを開けて
センターに入る。

やけに蛍光灯がまぶしい。

先生の患者さんって言われたけど
見覚えのない患者さん。

どうやらイレウスのようだ。

カルテの履歴を見ると
ああ、初診がオレだったんだ。

でも、胃の手術で外科に転科して
その後の経過はずっと外科で診ているはず。

「外科の当直、コールはしたの?」
と、ナースに訊ねるが
「外科は今、緊急オペ中です」とのこと。

術後イレウスだな。
下部は検査しているんだっけ?
たしか、内科病棟は満床だったな。
どこかにベッドを探さないと。

それにしても何で
こんなに蛍光灯がまぶしいんだろ。
それにずいぶん暑いな・・・。

今からイレウス管挿入か・・・。
朝になるな・・・。

と、思ったところで
汗をびっしょりかいて目が覚めました。

開けていた窓のカーテンの隙間から
夏の朝の日差しが
ベッドに当たっていました。

ふー。

麦茶でも飲むか。



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2012.08.18 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲

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