fc2ブログ
Sherlock Diseases of the Liver

言わずと知れた
肝臓病学のバイブル。

Sherlock先生の
「Diseases of the 
 Liver and Biliary System」。

これを精読せずして
肝臓病を語るなと先輩の先生に言われ
医者になって3年目の頃、
週一回、朝の7時から
輪読会をしていました。

その当時はまだ「8版」。

昨年の4月に
最新の「12版」が発刊されたので
久しぶりに購入して
昼休みや暇なときにぱらぱらと
読むと言うよりは眺めていました。

ふと、何だか自分が書いた論文と
ずいぶん似た内容が
記載されてるなと気付いて、
見るともなく引用文献を確認してみると、

お?おおおおお!

引用文献

引用されていた文献は
紛れもなく15年前の「我が原著」でした。

今までも原著や症例報告が
論文に引用されることはたまにありましたが
いわゆる成書、教科書に
引用されたのは初めてのことです。

開業医となった今、
昔の論文が何に引用されようがされまいが
まったく日常診療には関係ありませんが、

医者になって25年。

ほんの数行の引用ですが
高名な教科書に引用してもらったことは
青春のささやかな勲章です。

目立たない地味な研究も
少しは報われたでしょうか。



↑↑共感して頂けたら、クリックお願いします。
2012.09.12 Wed l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲

コメント

コメントの投稿












       

トラックバック

トラックバックURL
→http://fleaflicker.blog120.fc2.com/tb.php/1673-2f5c30f8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)