HelicobacterPylori

本来、「慢性胃炎」と診断するには
胃粘膜に炎症があるのかどうか
確認するべきなのでしょうが、

現在は胃粘膜がただれて起きる
いわゆる古典的な「胃炎」も
胃の動きが悪くなって起きる
「消化管機能障害」も

さらには精神的なストレスや
単なる暴飲暴食が原因の症状でも
「慢性胃炎」として
治療されているのが現状です。

こう書くと、
診断がいい加減なようですが、
「慢性胃炎」という病名は
内視鏡検査などが普及する
ずっと以前から汎用されていたので

健康保険では
胃もたれや胃の痛みがあれば
いちいち、バリウムを飲んだり、
内視鏡検査をしなくても
「慢性胃炎」と診断して胃薬を
処方することが出来るようになっています。

今年の秋に製薬メーカー数社が
ヘリコバクター・ピロリ除菌の
保険適用の対象に「慢性胃炎」を
加えるように申請しました。

ヘリコバクター・ピロリ菌は
消化性潰瘍の主因とされるだけでなく
発がんにも関与していることが
明らかになっていますが、

現在の健康保険では
ピロリ菌の除菌を行うには
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の他は
胃MALTリンパ腫、
早期胃がんの内視鏡的手術後などに
その適用が限られています。

50歳未満でピロリを除菌した方が
それ以上の年齢で除菌をした人に比べて
胃がんの発生率が低いという
報告もありますから

胃に何か症状がある方が
「慢性胃炎」の診断をきちんと行って
早い段階からピロリ除菌を行うことが出来れば
消化性潰瘍の予防はもちろん
胃がんの予防も期待できると思います。



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2012.11.06 Tue l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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