
一昨日午後と昨日。
臨時休診でご不便をお掛けいたしました。
おかげさまで
評議員会と教育講演会に
出席することが出来ました。
一昨日の評議員会は
これと言ってお役に立っている訳でもなく
末席を汚しているだけですが、
高名な先生がたとお話出来て大変刺激になりました。
昨日の教育講演会は
B型、C型のウイルス性肝炎から
非アルコール性脂肪性肝障害の最新理論、
薬剤性肝障害の診断など
非常に盛りだくさんでお腹がいっぱい、
やや消化不良気味です。
しかし、大きな病院だけではなく
小さな診療所の肝臓専門医にも
役立つ講演が目白押しでしたので
うたた寝をする暇もありませんでした。
おそらく、この2、3年の内に
C型肝炎の治療は大きく変わるでしょう。
インターフェロンが効かない
IL28Bの遺伝子多型性の問題も
解決されるかも知れません。
期待が大きい一方で
現在、高齢化によってタイムリミットの
患者さんへの対処の難しさを痛感します。
また、単純にして奥が深い脂肪肝。
メタボな医者に「やせなさい」とか
言われたくないでしょうし、
生活習慣病の一つとしてしっかり位置づけて
まずは、ドクターフリッカー自分自身の
生活習慣の改善が必要です。
薬剤性肝障害は大学で
学生に講義を行っているテーマで
知識の整理がしっかり出来ました。
その他、肝細胞癌の内科的治療、
肝移植、門脈圧亢進の治療など
帰りの電車の中では「知恵熱」が出ましたが
大変、有意義な学会参加でした。
今日からまた、がんばって診療します。
よろしくお願い致します。


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