てっさ

ふぐを初めて食べたのは
何時だっただろう。

少なくとも子どもの頃、
家族と食べた記憶はない。

天ぷらが好きだった
親父にとってふぐは好物では
なかったのかも知れないし、

中学生の頃、
人間国宝だった歌舞伎役者が
ふぐを食べて命を落としたりしたので
敬遠していたのかも知れない。

当たると死ぬという意味から
ふぐのことを「てっぽう」とよび、
ふぐのさしみが「てっさ」、
ふぐのちり鍋は「てっちり」だという
ウンチクだけは親父から聞いた。

社会人になってから
福岡の学会に行ったときに
ふぐ料理の店に連れて行って
もらったのが最初だと思う。

「てっさ」を一枚ずつ食べていると
ふぐの味と言うより
ポン酢ともみじおろしの味が
口の中で広がった。

「ヒレ酒」と言うものも
確か飲んだはずだが
下戸の自分にはその風味は
良く分らなかった。

先日、親父の法事のとき
久しぶりにふぐを食べることにした。

息子が「てっさ」を5、6枚ずつ
まとめて食べる。
まるで、寿司を食べるように
しその葉っぱで丸めてあっという間に
平らげてしまった。

「ふぐってボク好き」。

昔は今ほど簡単には
ふぐは食べることが出来なかったと思う。

今日、2月9日は「ふぐの日」。
気軽に安全にふぐを食べられる。
いい時代になったものだ。



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2013.02.09 Sat l つぶやき l COM(0) TB(0) l top ▲

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