ドクターフリッカー

今月中にも販売される見込みであった
生活習慣病の期待の星、

「抗肥満薬」の薬価収載が
中医協で見送られて
審議が継続されることになりました。

消化酵素のリパーゼを阻害して
腸管から脂肪の吸収を抑制して
体重を減少させるという「抗肥満薬」。

臨床試験ではプラセボと比較して
統計学的に有意差があったとされますが、

服薬して1年以上経過した
最終評価時での体重変化率は
プラセボ群-1.10%と比較して
「抗肥満薬」群では-2.78%。

実際の体重変化量は
プラセボ群で-1.01kgと比較して
「抗肥満薬」群では-2.31kg。

折りしも厚生労働省から
2011年度の国民医療費が38.6兆円で
過去最高と発表されました。

高騰を続ける医療費。
困窮する健康保険の財源。

そんなご時世、
統計学的に有意と言われても
薬を1年以上服用しても
1キロちょっとしか差がないのでは
薬価収載に「待った」がかかるのも
ま、仕方がないのかも知れません。



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2013.11.15 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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