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ドクターフリッカー

ダクラタスビル・アスナプレビル併用の
経口2剤によるC型慢性肝炎の治療が
当院でも始まりました。

まだ、2週間服薬して頂いただけですが、
特に副作用はなく順調な滑り出しです。

インターフェロンの時のような
発熱や倦怠感は全くないようです。

油断は大敵ですが、
やはり治療する患者さんにとっては
治療に伴う苦痛が軽減されるが
何よりのメリットです。

20年前、大学病院で週3回、
インターフェロンを注射している患者さんに
「先生、飲み薬で何とかなるように早く研究して下さい」
と何度となく言われました。

まだ、医者になって数年の自分は苦笑しながら、
だまって聞くことしか出来ませんでした。

肝炎、肝硬変、肝臓がん、食道静脈瘤など
臨床の現場で肝炎ウイルスとは
ずいぶん場数を踏んで、格闘したつもりでした。

ペグが開発される前にもインターフェロンの
ベータとアルファのコンビネーションを工夫したり、
常に患者さんとともを念頭に治療をしてきました。

しかし結局、飲み薬を開発したのは
言うまでもなく自分ではありません。

20年前、自分に対して
切実な思いを訴えていた患者さんたち。

残念ながら「待望の飲み薬」は
間に合わなかった方も
いらっしゃるのが現実です。

自分の無力さと非力さを自覚し、痛感しながら、
せめて最新の知識をしっかり勉強して
今後の診療に当たって行こうと思います。



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2014.10.10 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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