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ドクターフリッカー

健康診断や人間ドックで
腫瘍マーカーの検査を受ける方が
いらっしゃいます。

オプションの検査で
癌の診断に役立つと説明されれば
つい、やりたくなるのが人情です。

驚くのは健保組合の健診などでも
α-フェトプロテインやCEA、CA19-9など
腫瘍マーカーを検査している場合があります。

しかし、残念ながら
肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がんなど、
頻度の高い臓器腫瘍の早期発見には
腫瘍マーカーは役に立ちません。

前立腺特異抗原(PSA)でさえ、
前立腺がんのスクリーニングとするのは
泌尿器科の専門の先生の間でも意見が
わかれるところのようです。

もちろん、桁違いに高値であれば
がんの可能性が高い訳ですが、
それはすでに相当進行しているがんです。

腫瘍マーカーの多くは
がん以外の良性疾患でも高値になることがあります。

また、腫瘍マーカーが陰性のがんもありますから、
血液検査だけで安心してしまうのも危険です。

「マイクロRNA」という物質の
種類や量を測定して精度を上げた
がんの早期診断を行うことも研究されていますが、
まだ実用化はしていません。

腫瘍マーカーはがんの治療効果を見たり、
治療後の再発などをモニタリングするのには有効ですが、

がんの早期発見には目下のところ、
レントゲンや内視鏡、超音波検査などの
画像検査をきちんと行うことが欠かせないのです。



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2014.11.10 Mon l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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