ドクターフリッカー

インターフェロンを使わないで
直接的作用型抗ウイルス薬で
C型肝炎を治療する
いわゆる「インターフェロンフリー」。

まるで、今までの四半世紀
肝臓専門医の苦労が
何だったのかと思うくらい

当院で導入された患者さんの皆さま
順調に治療が進んでいます。

インターフェロンを使用しないことで
発がんがどこまで抑えられるのか、
あるいは、抗ウイルス薬に対して
ウイルスの耐性変異は大丈夫か、など、

まだ、今後の十分な検証は必要ですが、
まずウイルスの増殖を抑えることが
肝炎進行を抑止する上で
何より重要である以上、

経口薬によるC型肝炎治療が
今までになく有効で、かつ副作用の面でも
優れていることは論を待ちません。

実際、インターフェロンの
肝がん抑制効果を期待して
治療をしてきたにもかかわらず、

ウイルス消失に至らなければ
発がんは抑止できなかったのが事実です。

今、にこやかに治療が進む患者さんと
お会いする度に、

ほんの数年の差で新薬の恩恵が
受けられなかった多くの患者さんたちの
顔を思い出してしまいます。

順調な経過にほっとする同時に
25年間の無力さを痛感するときです。



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2015.02.17 Tue l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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