
学生時代を思い出して下さい。
授業を抜けて
チャラチャラ遊んでいたのに
真面目に最前列で授業を聴いていた友だちに
「ノート、コピーさせてよ」と
軽薄に頼んでいたあなた。
あなたは知らない間に
多くの人に悩みと葛藤を与えていたのです。
そして、そう言われて、
いいよと笑顔で答えていたあなた。
精神衛生上、それは非常に危険です。
何故なら、その時あなたは
「ッざけんな!てめーがサボったんだろ」と
かなりの鬱憤を潜在意識に
溜め込んでいたはずです。
はっきり断るのには強い気持ちが必要で、
我を通すのは大変な苦労がいるのです。
中にはノートを見せることを断った途端、
「何だよ、ワガママな奴だな」と
逆ギレされかねません。
でも、人は誰でも
ノートを借りる自分と貸す自分と
ふたりの自分を持っていると思います。
自己中な自分も、偽善的な自分も、自分は自分。
そこに気付くかどうかが、大事なところです。


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