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最近のお薬はPTP包装のシートがほとんどです。

PTPとはpress through packの略で
錠剤やカプセルを押し出すシートです。

以前はシートの割線が
縦にも入っており1錠ずつに分けることが
出来たと記憶していますが、

最近では横にしか割線は入っておらず、
2錠単位でしか分けることが出来ません。

1錠ずつにするとシートごと
誤飲してしまう人がかなり多くいたからです。

そんな間抜けなことを、と思っているあなた。

人間、ついやうっかりは誰にでもあるものです。
けして、他人ごとではありませんよ。

実際、大学病院時代、救急センターで
飲み込んでしまったシートを
ずいぶん胃カメラで取り出したものです。

最近、2錠までにしか分けられなくなったシートを
ご丁寧にハサミで1錠ずつに分ける方がいらっしゃいます。

で、やっぱり間違って飲み込んでしまうのです。

ハサミで切ったシートの角は鋭角で
胃カメラでそのまま引っ張り出すと
食道や咽喉を傷つけてしまいます。

オーバーチューブと言う太目のカバーを挿入して
粘膜を傷つけないようにしなければなりません。

食道や胃内にあればともかく小腸まで入ってしまったら、
もはや取り出すことは困難ですが、小腸穿孔の危険もあります。

お薬をシートを切って1錠ずつに分けるのは
ぜったいに止めましょう。



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2015.11.06 Fri l 医療 l COM(0) TB(0) l top ▲

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